目次
概要 
- MHW:Iで登場したモンスター、冰龍イヴェルカーナの素材を用いて作られたランス。
気品のある群青色と白色に彩られた、優美な外見の武器。
- 武器の方はスタンダードな円錐状のランスであるが、持ち手付近が群青色に染まっており、
そこから穂先にかけて凍り付いたように白く変色していくのが特徴。
盾の方はカイトシールドのような形状で、上部分に王冠のような意匠が施されている。
総じて非常に美しく、高貴さがあふれるナイスデザインと言えよう。
性能 
MHW:I 
- 骨素材のランス、グランドハルバードIIからの派生強化によって作成することが出来る。
その後の最終強化にはラスボスの素材が必要。
初期形態のアイスランサーの時点でも攻撃力598、氷属性330、素白30と悪くない性能なので、
氷属性が弱点であるラスボス戦に向けて作成しておくのも悪くない選択肢である。
- 最終強化形態の「氷騎エクティス」の性能は、
- 攻撃力621、会心率0%と高い物理火力
- やや低い氷属性360
- スロットはLv4が1つと優秀
- 斬れ味は白40、匠Lv1から紫ゲージ
- レア度12、カスタム強化枠は最大6
攻撃力は氷属性の生産ランスの中ではトップクラスに高く、斬れ味も優秀。
属性値は微妙だが、それ以外はハイレベルにまとまった性能をしていて使いやすい。
Lv4スロットも、ガード性能や攻めの守勢など欲しいスキルが多いランスではありがたい。
物理重視の傾向が強いランスの環境にも合った、良武器と言っていいだろう。
- 物理型のランスとして競合するのは、ベリオ武器のセイバートゥースあたりか。
あちらは攻撃力575、氷属性420、装飾品スロット無しであり、属性以外はこちらが優勢に見えるが、
更に30%の会心率を持っているのが最大の差別化点となる。達人芸運用をする場合など、
スキル構成次第ではセイバートゥースの方が使いやすいこともあるので上手く使い分けよう。
レグルス=ダオラは…まあ…うん…
- 大型アップデート第4弾(ver.14.00)で氷刃佩くベリオロスが追加され、その素材で
セイバーロドスが作成できるようになったが、- こちらと同じ攻撃力621
- 会心率15%、氷属性540
- 斬れ味が素で紫30、匠で延長可能
総合的に見ると、性能としてはほぼ負けていると言ってもいいだろうが、
氷刃佩くベリオロスは特殊個体ということもあって戦闘能力が高く、挑めるようになって
すぐに倒せる相手とは言い難い。装備を十分に整えてから氷刃佩くベリオロスを討伐し、
武器を作成するまでの繋ぎとしては大いに活躍してくれることだろう。
幸いなことに、ジンオウガやラージャンなど、氷属性が有効なモンスターは終盤にも多い。
MHR:S 
- Ver.14からイヴェルカーナの参戦に合わせて実装された。
直接生産によって最終強化形態の氷騎エクティスを入手することが出来る。
- その性能は、
- 攻撃力340、会心率0%と高い物理火力
- やや低い氷属性28
- スロットはLv4が1つ、Lv1が1つ
- 百竜装飾品はLv3
- 斬れ味は素で紫20
- 競合としてはルナガロンのランスになるだろう。差は以下の通り。
- まず攻撃力はこちらが10高いが、属性値は4低い
- スロットはあちらが1-1に対してこちらは4-1
- 百竜装飾品はあちらがLv2、こちらがLv3
- 斬れ味はあちらが紫40、こちらが紫20となっている。
- 氷属性のランスとして見ても使いやすい一品であるが、同時実装されたイヴェルカーナ防具のスキル
「冰気錬成」と関わる「冰気ゲージ蓄積量UP」が新たに備わっており、
これを活用できるかがこの武器の優位性になってくる。
余談 
- ランサー(lancer)とは、「槍騎兵」を意味する言葉である。
シンプルながら、ランスの銘とするにはぴったりの言葉と言える。
- 最終強化名については、古代ローマに存在した騎兵部隊、「エクィテス(eques)」が由来と思われる。
元々は、馬を所持できるほどの財力を持ち、騎馬で軍務を行う富裕層市民を指す言葉であったが、
元老院に所属する貴族と区別するために、貴族の下にいる富裕層といった意味を持つようになった。
国営事業や、属州での徴税請負人となるなど、軍事ではなく経済活動を主に行っていたそうだ。