モンハン用語/7733

Last-modified: 2023-03-14 (火) 01:36:47

MHR:Sのプレイヤーの間で使われる、一連のスキル群の略語。
77533、77333など幾つかのバリエーションがある。

概要

  • MHR:Sでは攻撃見切り超会心弱点特効のスキルレベルを最大まで上げると
    攻撃Lv7・見切りLv7・超会心Lv3・弱点特効Lv3」という組みあわせになる。
    このLvを羅列すると「7733」になるのが由来である。
  • これらのスキルは別にMHR:S初出という訳でもなく、
    スキルの仕様が変わって攻撃と見切りを併用しやすくなったMHW以後はやろうと思えば出来た構成であるが、
    この略称がMHR:Sから使われるようになったのは、
    現実的に併用が狙えるようになり攻撃スキルの効果自体も高まった事が理由と思われる。
    • 本作(Rise)の攻撃スキルはLv4以降から攻撃力自体に乗算補正が発生するようになり、
      サンブレイクの最終的な武器倍率はMHW:I末期を超える水準に達する故に恩恵が更に高くなったので、
      MHXシリーズやMHW(:I)のように「最終的に攻撃スキルは捨てて会心系スキルを重視する」必要性がなくなった。
      攻撃スキルが会心系より発動困難という環境なら話は別だが、
      MHR:S Ver.14時点ではむしろ攻撃の方が高レベルを積みやすい。
    • そして本作ではMHW:I末期に匹敵、或いは凌駕するレベルのスキル自由度となっている。
      防具に付いているスキルがそもそも優秀なことに加え、護石や傀異錬成次第で
      スキル一覧が3ページ、下手すれば4ページまで行く程スキルが積みやすくなっているため、
      上記4スキルを併用することさえさほど難しくはなくなっているのである。
      スキル自由度が上がったということはプレイヤーによってどんなスキルを積んでいるかがまるで異なるので、
      もしその装備を他人に文章で紹介しようと思った時、非常に沢山のスキルを羅列しなければならない。
      そこで汎用性が高い火力スキルであるこれらだけでも略す風潮が生まれたのではないかと考えられる。
    • MHR:S初出の火力スキルは伏魔響命狂竜症【蝕】業鎧【修羅】など、かなり癖の強いものが多い。
      対比的に弱点特効以外は癖の少ない7733は「とりあえずで積んで良い火力スキル」として
      纏めて扱われているフシもある。
      いずれにせよこれらは基本火力スキルとなるので、スキル考察の起点とするのに申し分はない。
      特にリスクを背負いたくないハンターや、慣れてない武器種を使う際のスタータースキルとして非常に有用である。
  • 上記4スキルの併用だけならVer.14現在非常に簡単なものになってはいるのだが、
    それを最大レベルまで積み上げ「7733」にするのは現状でもかなり負担が高くなっている。
    特にLv7まであるにも関わらず【2】の装飾品しかない攻撃、見切りはかなり負担が重く、
    7733を実現しても他の火力スキルや快適スキル、斬れ味系スキルが十分な程積めなくなってしまう事も多い。
    その為、7733がマルチの必須条件だとか誰でも搭載していて当たり前とかそういう話では全くなく
    あくまでプレイヤー間の符丁としてこれが用いられているに過ぎない。
    • 前述の通り攻撃は搭載防具が多く、
      Ver.13からはお守りで割と簡単にLv3を引き当てられるようになったのでLv7にするのはさほど難しくないが、
      見切りは搭載防具が限定的であり、攻撃に比べてLv7まで上げることのコスパがあまりよろしくない。
      更に条件付で会心率が上がるスキルも本作では豊富かつ見切りよりコスパが良い*1傾向にある。
      同じ理由で超会心もコストパフォーマンスが比較的低めのスキルであるため、
      これらをカットしたり、或いは攻撃を一番コスパが高いLv4に抑えるなどして
      他の積みたいスキルを積むというプレイヤーも少なくない。
      また、狩猟笛やガンランスと言った、会心が発生しない攻撃の頻度を多くする武器種では
      会心系スキルが重視されない(後者は欲しいスキルが非常に多いので猶更)傾向もあるため、
      7733にするか否かは文字通りプレイスタイルの範疇に留まっている、と言える。
      • もっとも、火力を上げることを考えるプレイヤー(或いはそういうコミュニティ)では、
        7733の全てを切るというのはあまり行われていないので、
        一部のスキルを妥協する場合、対応する数字を置き換えて表記すると一目でどのスキルを妥協しているか分かる。
        たとえば攻撃を4に抑えて他の火力スキルに回す「4733」や、
        見切りを4に抑えて付けやすい渾身で会心率を100%にする「74333」など、
        プレイスタイルに応じて様々な構成で組まれる。……のだが、
        あくまで7733は最大値まで積むことを前提とした略称なので、
        その形が崩れる場合はちゃんとどのスキルを落としたのか説明する必要があるだろう。
  • 亜種として7733に○属性強化Lv5を加えた「77533」もあり、
    属性を重視する武器ではこちらが使われやすい。
    この場合、更に会心撃【属性】まで採用されるかもしれない。
    …と言うか属性のインフレが激しすぎて、属性が総ダメージの半分以上を占める場合は
    超会心ではなく会心撃【属性】による77533となることすらある。
    これに関しては、からくり蛙の龍属性ブレスを喰らうことで
    物理の総ダメージに対する割合を検証することが可能なので
    属性の比重が高い手数武器主体のハンターは、気になったら見てみるのもいいだろう。*2
    属性を徹底強化したら勝手に会心撃【属性】がついてくることもあるが。*3
    • 超会心より攻撃の方がコスパは悪い*4ため、超会心より先に攻撃を切ることも多い。
      もはや7733の原型を留めていないため07533等と呼ばれることはあまりないが。
    • 一部で使用される特殊な例として、「77333」というものも。
      これはランスの用語で、属性強化Lv3…ではなく、攻めの守勢Lv3のこと。
      本作のランスでは7733の各スキルと同格、あるいはそれ以上に攻めの守勢が重要視されているため、
      前述した「汎用性が高い火力スキル」として扱われ、このように省略される場合がある。
  • Ver14で実装された赫耀・暦シリーズの手足を使うことで実現難易度は一気に低下した。
    しかも近接武器を使う上でかなり有用である気絶耐性Lv3も付いてくる。
    先に実装されたリバルカイザー頭ケイオス/ネフィリム胴と組み合わせれば
    傀異錬成も神おま掘りをするまでもなく簡単に達成可能だろう。
    • ただし、該当バージョンは同時実装された新スキルを中心に属性攻撃値がインフレした他
      無属性武器をよく使う大剣は重要スキルが実装され、ほぼ全身が呪われる事態になった。
      そのため相対的に見るのであればこれだけを達成してもあまり派手な強さは感じられないかもしれない。
      前述の通り他のスキルとの兼ね合いも見つつ、プレイスタイルにあった構成を見つけ出したいものだ。

関連項目

モンハン用語/必須スキル
スキル/攻撃
スキル/達人
スキル/痛撃
スキル/会心強化


*1 渾身・抜刀術【技】はLv4装飾品がある。狂竜症【触】は装飾品こそないがLv1で実質見切りLv4相当の会心補正が得られる
*2 超会心と会心撃【属性】の効果の比較として物理:属性で5:4が境目となる。つまり属性ダメージが物理の80%以上に達しているなら、スキルの重さも含めて後者が優れることになる。
*3 火属性重視装備では火属性5+炎鱗2のためにシルバーソル胴+リバルカイザー脚で、氷属性重視装備では氷属性5のためにラヴィーナ脚で傀異錬成にもよるが、会心撃【属性】3に達する。当然この場合、超会心との優先順位を比較する意味は皆無。
*4 攻撃がLv4で1.05倍+7、Lv7で漸く1.1倍+10となるのに対し、超会心は7733の会心率90%で計算すると、Lv3で1.1倍強であり、弱点を殴る前提なら超会心の方が圧倒的にコスパで勝る。