概要
【エテーネの民】の巫女で、【シンイ】の祖母。66歳で、好物は【ハツラツ豆】。【エテーネルリング】を装備している。
「バア」さんを反対から読んで「アバ」だろうか?ちなみに秋田弁だと「あば」とは妻、母を指す。
Ver.4.4のストーリーでシンイと【賢者ホーロー】の関係が明言されたため、ホーローとは夫婦関係であることがほぼ確定となった。
人物
【カメさま】のお告げとしてエテーネが滅ぼされる事を話し、主人公たちに【テンスの花】を取りに行かせた。その後【冥王ネルゲル】の襲撃で命を落とす。
ドラクエ10を初めてすぐ、カメさまに【主人公の兄弟姉妹】とともに乗っている姿が見られるが、これは主人公が見ている夢である。
このとき、主人公はカメさまに乗れないと言うが、理由を聞く前に目が醒めてしまうため分からずじまいになる。
Ver.1.0
魂だけの存在となって主人公がエテーネの村に戻るのを待っていた。テンスの花を使ってカメさまを天馬の姿に戻し、主人公を逃がした。
ネルゲルの闇の炎輪に巻き込まれたのか逃れられたのかは不明。
Ver.2.4
【悠久の回廊】の最初のエリアにて登場。前述の理由が「主人公が別の時間を生きていること」であったことが3年越しに明かされた。
Ver.3.4
【ブオーンの体内】にあるものの中に名前のみ登場。赤い野菜と黒い野菜は食べ合わせが悪いことを教えてくれる。
Ver.4.2
クエスト【故郷は遠きにありて】で彼女の写真を撮るために悠久の回廊を再訪するが、察しのいい彼女によって帰り道は省略される。
幻影のはずなのに現在の状況を(おぼろげながら)把握するとは流石といったところ。
Ver.4.5前期
【時獄の迷宮】のイベントで登場。5000年前から転移してきた主人公を発見する場面を目撃する。
また、クエスト【約束の夜明け】をクリアすると村の南西(【カメさま】がいた台座の傍の崖下)に霊体で現れる。
話しかけると【エテーネルリング】の由縁を語ってくれる。
オフラインモード(現・【さまよえる錬金術師】)
幼少時のアバが登場。約6歳。年老いた【エルバ】から巫女を受け継ぐべく儀式を受けていたが、儀式の内容が厳しいのか本人のものぐさな性格のせいなのか体力が弱ってしまい、長らく停滞していた。
救世主こと【主人公の兄弟姉妹】が錬金で作った【ふしぎな豆】を食べると瞬く間に復活し、あっという間に儀式を終わらせてしまう。
無事、巫女となったアバは救世主をエテーネの民として迎えることと、ふしぎな豆をハツラツ豆として育てるよう告げた。
そして、主人公の兄弟姉妹の素性を見抜き、自身の祈りにより彼(彼女)の思いを遠く離れた場所にいる主人公へと届けるのだった。
この一連のムービーの際、「アバが苦しんでいる」という話はありながら最初は本人が姿を見せず、ふしぎな豆を届けに来た時に現代と同じ姿の老女が出てくるが、名前がエルバとなっており、プレイヤーが混乱しかかったところで後ろから幼いアバ本人が出てくるという、ミスリードを織り交ぜた真相解説となっている。
オフラインモードをプレイしていた人の多くはこの瞬間に初めて「過去に来ていたんだ」と思ったことであろう。
かつてホーローからラブレターをもらったが、手紙をボトルに入れて海に流してしまったという。
それらしいボトルレターが後に【リリオル】に拾われている。
なお、DQ11の冒険の書の世界で登場するエテーネの村では、この話の直後ごろの彼女の姿を見る事が出来る。
その際の英語版でのアバの英名は「Tenda」である。