概要
- 状態変化やスキルによって発生する特殊効果。通常近接攻撃を無効化した上で反撃する能力。
- 仲間モンスターの【やみしばり】が習得するパッシブスキル。1項のカウンターが発生するようになる。
【きょくげい】スキルで習得する「たまにカウンター」についても併せて記載する。
1項のカウンターについて
近接通常攻撃(痛恨の一撃含む)を回避しつつ反撃でダメージを与える能力。他のRPGのカウンターは「攻撃を当ててきた相手に反撃する」ものも多いが、本作のカウンターは「当たる前に迎撃する」ものである。
カウンターの基本ダメージは通常攻撃(ツメなど複数回攻撃するものは1撃目)と同等で、【テンションアップ】の影響を受けず、【打撃完全ガード】や【ダメージ完全ガード】で無効化されない。
キャラクターの素のカウンター発動率は0%だが、後述するカウンター系パッシブスキルの習得や【武闘家の証】の装備をすると、それらに応じた確率でカウンターが発動するようになる。
【カウンター可能】【アクロバットスター】などの状態変化によってもカウンター率を上げられる他、【天地のかまえ】の実行中はカウンター率が100%となる。
また、【カウンターブースト】を習得するとカウンター時のダメージが増える。
ただし、基本的に通常攻撃にしか発動しないため、特技や呪文を多用する相手にはほぼ機能しなくなってしまう。
また、ムチや弓といった遠距離武器の通常攻撃に対してもカウンターが出来ない点には気を付けておこう。
一部、カウンター可能な特技が確認されている。*1
以前は複数属性を持った状態でカウンターすると、ダメージ計算時に持っている属性の数だけダメージ計算を行うというバグが発生していたが、Ver.2.4.0fで修正された。
本来、複合属性によるダメージを計算するときは含まれる属性の中で最も効きやすい属性の倍率を取るのだが、バグ発生中のカウンターは
- 弱点属性を複数含む場合、その倍率を全て掛け合わせる
- 炎氷風雷土闇光の中で、弱点属性よりも左に軽減属性がある場合、その中で一番左にある属性の倍率を弱点による倍率に掛ける
という複雑怪奇極まりない状態となっていた。
例を挙げると、
- アポカリプス+ストームフォースで風・雷・闇・光属性を得た状態で全属性2倍(全属性等倍にフォースブレイク等)の相手にカウンター→弱点属性を全て掛け合わせ風2倍×雷2倍×闇2倍×光2倍=16倍(本来なら2倍を1回だけ掛けて2倍)
- アポカリプス+アイスフォースで氷・闇・光属性を得た状態で氷0.5倍、闇0.75倍、光1.3倍の相手にカウンター→氷軽減と光弱点を掛け合わせ氷0.5倍×光1.3倍=0.65倍(本来なら光弱点のみを適用し1.3倍)
- アポカリプスで闇・光属性を得た状態で闇1.3倍、光0.5倍の相手にカウンター→闇弱点が光軽減より左にあるので闇弱点のみを適用し1.3倍(本来と同じ)
となる。
条件が難しいとはいえ、1番の例を満たせば通常攻撃の16倍、カウンターブースト(カウンターダメージ1.5倍)を習得した武闘家なら24倍と、カウンター一発でライガークラッシュを遥かに凌駕するダメージ倍率となっていた。(この時、フォースの効果による通常攻撃ダメージ1.1倍の補正がかかっていたかは不明)
フォースブレイク併用時のダメージが飛び抜けているが、実際にはフォースブレイクを使わなくても全属性弱点のファラオ・ゴルならやはりダメージが大幅にアップする。
一方で有利な属性で計算する仕様が機能していないために、2番の例のように相手の耐性次第ではダメージが逆に下がってしまうこともあった。
2項のカウンターについて
【カウンター】-【ライフスティール】-【ソウルイーター】-【冥府のひかり】-【暗夜の灯】
・【きょくげい】スキル
【ボケ】-【ツッコミ】-【タップダンス】-【キラージャグリング】-【ハッスルダンス】-【エンドオブシーン】-【ゴッドジャグリング】-【たまにカウンター】
・【きあい】スキル
【ためる】-【心頭滅却】-【不撓不屈】-【おたけび】-【めいそう】-【ためる弐】-【無念無想】-【カウンターブースト】-【ためる参】
仲間になったやみしばりが習得する【パッシブスキル】。冥府の邪法スキル7ポイントで習得する。
発動率は検証が必要だが、おおよそ10~20%程度ではないかとされている。
名称は異なるが同じ効果を持つスキルをきょくげいスキル140ポイントで習得可能。
きあいスキル140ポイントで習得できるカウンターブーストでもカウンターが可能である。両方とも(専)スキルなため習得してもそのスキルを持つ職業以外では発生しない。
やみしばりのものよりもカウンター率が低くなっており、5%以下ではないかとされている。
【武闘家の証】も同じ確率と思われる。
いずれも習得していれば特技等を使わなくとも常に発生する可能性があるため、特に通常打撃を多用する相手であれば確率分だけ生存率が高まると言える。
他作品での扱い
アクロバットスターや天地のかまえ初出のDQ9から登場。
詳しくはこちらを参照。