【らせん打ち】-【愛のムチ】-【スパークショット】-【しばり打ち】-【地ばしり打ち】-【双竜打ち】-【疾風迅雷】-【極竜打ち】-【バイキルショット】-【悶絶全方打ち】
概要
ムチスキル100Pで覚えられる特技の一つ。
ムチから発する双竜のオーラを敵にぶつけ、通常攻撃の2.0倍のダメージを2回与える。つまり実質的な倍率は4.0倍。
消費MPは8、射程3m、ダメージ上限1999。属性は武器依存。
実のところこの倍率はCT無しの特技としては相当高く、両手剣のCT有りの特技である【全身全霊斬り】に迫る程。
一応多段攻撃だが一発の倍率が高いのでテンションとの相性もそこまで悪くはない。
攻撃が分かれている分、むしろ単発高火力タイプのCT無し特技よりもダメージが見込めたりする。
ドラクエ10が始まって以来最も多く修正がなされた特技の一つである(変遷を参照)。
双竜打ちの極意
1Lvあたりダメージ+5%、Lv6で+30%にアップする。
元々が合計4.0倍の高倍率特技なので宝珠の恩恵もすさまじく、最大強化では合計5.2倍と破格の威力になる。
双竜打ちをメインに戦う場合は必ずセットしておきたい。
宝珠は【プチアーノン・強】、【スターレミング】、【デスケルト】、【あらなわ明神】がドロップする。
双竜打ちの真髄
1Lvにつきテンション時の双竜打ちのダメージが+20され、Lv6では+120にアップする。
ただし、この効果が反映されるのは初段のみ。
宝珠は【ダッシュラン・強】、【スケアフレイル】がドロップする。
変遷
Ver.1.0
DQ8ではゼシカ最強の特技としてその強烈なぶっ壊れ性能を遺憾なく発揮し、DQ9でも弱体化はしたものの未だ強力な性能を誇っていた双竜打ちだが、今作初期の双竜打ちは消費MP12で1.1倍攻撃を2回与えるという凄いマイナス方向にぶっ壊れたものだった。
元々がバランスブレイカーと言うこともあって開発陣も更なる弱体化を、と言うことでこのような調整になったのだと思われるが、これはこれでやり過ぎだと言う意見が多く出たのは言うまでもない。
スキル振り直しも無かったためスキルポイントを100まで振られることも少なく、この段階ではこのスキルを覚えているだけで珍種と認定されてもいい程使用者が少なかった。
そもそもムチは通常攻撃を行うと0.4倍撃の範囲攻撃が追加で発生するため、実質的に2倍のダメージにもなっていなかった…。
前作においては消費10で1.25倍の2回攻撃でなかなかの強技という評価だったので、それを調整しての数値と見れるがムチの基礎性質の変化を完全に見落とした調整と言わざるを得ないだろう。
モンスターでは【妖魔ジュリアンテ】が頻繁に使ってくるので、サービス初期からプレイしている人は双竜打ちというとコイツを思い出す人もいるのではないだろうか。
Ver.1.1
同時期に不遇である様々な特技が上方修正されたが、この双竜打ちは最も強化されたといっても過言ではないだろう。
消費MPが半分になり、通常攻撃の3倍のダメージ(1.6×2)を与えられるようになったのだ。
運営の優しさに全国のムチ使いが涙を流したとか。
単純計算ではタイガークローの次に火力を引き出せる特技とまでに大出世。
しかし鞭を装備できるのは魔法使いや盗賊といった、他に強すぎる攻撃手段を持った職業ばかり。
そのため余り注目を浴びてないのが現実。
念のために言っておくがムチはあくまでも弱くはない。他の攻撃技が強すぎるだけである。
Ver.1.2
ムチを使う職に新たにスーパースターが加わった。
スーパースターが使える特技の中ではもっとも強力な特技なのだが、スーパースター自体攻撃力が高くなく、どちらかと言えばサポートに徹する職であるので、やはり日の目を見ていない。
Ver.1.4
タイガーの威力が下げられたことで徐々に注目を浴びてきているが、ムチ自体がそうとう不人気な武器種なので、やっぱりまだまだといったところ。
だが、タイガーが弱体化された今、問題として挙げられているのは火力ではなく準備時間の長さ。
双竜打ちと【愛のムチ】は準備時間が長いため、DPSが【氷結らんげき】と【渾身斬り】などに完敗してしまっている。
どれぐらい長いかというと、すばやさ次第ではあるが、ピオリムなしで双竜打ちを打ち終わったら即座にコマンド入力可能になるぐらいの遅さ。
運営がどうにかして準備時間を短くしてくれれば、ムチの人気自体も大きく上がるかもしれない。
Ver.2.0
消費MPが5になった。
しかしやはり硬直時間が辛くまだ積極的に使われるには至らない。
Ver.2.1前期
非ガード両手武器のライバルのタイガークローの威力が10%削減と硬直時間追加で、双竜打ちの硬直時間は間接的に若干マシになった。
威力も2.0倍×2に引き上げられた。DPS的には大体互角と言った所か。
Ver.2.1後期
ついに待望の発動時間短縮。竜が襲い掛かるスピードが目に見えて早くなった。
前期の威力UPと合わせてタイガークローを完全に上回る形となり、ムチは盗賊のメイン武器としての使い道が一層強まった。
また硬直が改善されたため、恩恵を受けられなかったビーストモードとピオリムも有用になった。
特にビーストモード発動時の瞬間火力はすさまじいものとなる。
さり気なく2.1後期からフォースが有効になった模様。
同時期にジュリアンテが使用する双竜うちの早さもプレイヤーに合わせて高速化された。
Ver.2.2
タイガーより高いDPSをたたき出せてた結果消費MPが5から8になった。
火力が落とされなかっただけマシだが…。
Ver.2.3前期
会心時の演出がされない現象が修正された。
Ver.3.0後期
【達人のオーブ】追加に伴い、「双竜打ちの極意」が追加された。
なんとLv5でダメージが15%上昇する。元から倍率の高い特技なので大幅な威力アップが見込まれる。
Ver.3.1後期
「武器の異常錬金や武器自体に元から付いている種族特効や属性が乗らない」「輝石のベルトの種族特効や属性も同様に乗らない」という仕様があったが(武器そのものではなく衝撃波で攻撃しているのが理由)、遂にそれらが乗るようになった。
Ver.5.2
【達人のオーブ】の武器別格差是正に伴い、双竜打ちの極意の倍率がLv1につき3%から5%へ上昇。
飾り石相当のLv6も比例で伸びるようになったため、最大でダメージが30%上昇。
宝珠のみでも合計倍率5.2倍、180スキルと組み合わせると合計倍率が5.44倍まで跳ね上がる。
非CT技とは思えない非常に高い倍率となり、下手なCT技よりも威力が出るようになった。
同バージョンでは破格の攻撃力を持つ【妖蛇のムチ】も実装されており、ムチ職の火力が大幅に上がった。
Ver.5.3
準備時間が1.2秒に短縮された。
これまでは【天下無双】と同程度の準備時間だったが、あちらより若干短くなった。使用後の硬直も含めた全体の時間は天下無双より0.7秒程度短い。
使用後の硬直時間は修正されていないので【行動間隔短縮】の恩恵があまり得られない点は変わっていない。
また、まもの使いのムチスキルに「特技の射程距離+2m」が追加されたことで、ある程度離れた位置からも当てられる場面が増えた(【魔女グレイツェル強】の随伴、滞空中の【魔犬レオパルド】など)。