【パラメータ】

概要
変遷
- Ver.6.3

概要

パラメータ（parameter）とは、数学における媒介変数やプログラムにおける引数を指す英単語。
ゲーム用語としては主にキャラクターの能力値を指す。
また、ステータス（status、元は地位・状態などを指す）という言葉も、状態変化の発生状況などを指すことが多い（例：他の作品では状態変化をステータス異常と呼ぶ場合がある）ものの、能力値の意味で使われることも少なくない。
　
本作のパラメータの公式の定義としては、「メインコマンドウィンドウ」の「つよさ」から確認できるキャラクターの能力値や装備に設定されている数値を指す。装備を詳しく見る際にもパラメータ変化と明記されている。
一方、ステータスの公式の定義としては、戦闘時などに表示される情報（レベル・HP・MP・状態変化アイコン）のことを指す。
ただし、公式サイドであってもバージョンアップにより更新されたプレイガイドページではステータス表記になっているところが多々ある（例：プレイガイドの女神の木の説明ではステータス強化になっている）。
　
なお、日本のゲーマーの間ではパラメータでもステータスでも能力値を指すものとして大体通じるため、厳密な使い分けを意識する必要はほとんど無い。
ただし、各種計算の引数に使われる能力値などはparameterと訳し、リアルタイムで変動する現状を表す状態変化の発生状況などはstatusと訳すのが言葉の原義には近い。
事実、英語圏向けにゲームのローカライズを行う時などは、能力値をstatusにすると誤訳を招く恐れがある。
そのためか、制作側の事情としては「ローカライズ時の混乱を避けるために最初から適切に使い分けておこう」ということで、徐々に能力値のパラメータ表記が定着していった模様。
本作は英語圏へローカライズされていないが、参考としてローカライズされているDQ9、DQ11、FFXI、FFXIVもゲーム内はパラメータ表記である。

パラメータを増減させる効果について

本作では、状態変化やコンテンツの条件によってキャラクターのパラメータに直接補正がかかる時、ほぼ全てのパラメータにおいて以下の計算式が使われる。
基本的に、パッシブスキルおよび基礎効果・できのよさ補正を除く装備効果の分は割合増減の影響を受けないと覚えればよいだろう。
　
なお、ここで言う基礎値とは、キャラクターの職業とそのレベルによって定められる基本値（転職画面で表示される数値、仲間モンスターの場合は代わりに種族・転生回数・レベルで決まる）を指す。
攻撃力・守備力・おしゃれさの場合は、それぞれちから・みのまもり・みりょくの最終値を基本値とする。
よって、攻撃力を計算する際に「攻撃力に対するパッシブスキルの分」は攻撃力割合増減の影響を受けないが、「ちからに対するパッシブスキルの分」はちからの枠＝基礎値の一部として扱われ攻撃力割合増減の影響を受ける。

最終的なパラメータ＝A×（1＋割合でパラメータを変化させる効果の合計）＋B＋固定値でパラメータを変化させる効果の合計

A＝基礎値＋装備の基礎効果・できのよさ補正＋種・宝珠・女神の木補正

B＝装備の錬金効果・輝晶効果・合成効果・セット効果＋パッシブスキル

敵サイド

敵サイドにはHP・MP・攻撃力・守備力・おもさ以外のパラメータが設定されていないらしく、公式ガイドブックにもこの5項目以外記載されていない。
そのため、物理攻撃系を除いた敵の行動（味方が使うとダメージや成功率の基本値が魔力やきようさに依存する呪文・特技など）は、使用者ごとに基本性能を個別設定することで調整が図られている。

つよさ項目一覧