【大地の竜バウギア】

Last-modified: 2024-04-07 (日) 21:59:01

概要

クエスト【盾となる者】のボス。オーグリード大陸の地底に眠る紺色の【キングリザード】。魔神に等しき存在で、一度目覚めれば地震で大陸を海に沈めるといわれる。
【もえさかる炎】【はげしいおたけび】に加え、キングリザード系のおなじみ【竜眼】で打撃か呪文の完全ガードを貼る。
 
設定的にも重要で、忘れられた書庫にバウギアのことを書いたらしき本がある。それによると美人な娘に一目惚れし誘拐したが、「竜の血が滾る日」に恐慌状態になり殺してしまい、我に返った際に慟哭し眠りに就く。以後4000年間、100年に一度目覚め娘を攫い愛し、殺すという負の連鎖を繰り返してきた、というもの。
なお、出現場所は【オルセコ高地】・竜のねぐらだが、【古オーグリード】では「守護竜のねぐら」となっている。1300年前は悪竜ではなかったのだろうか。
 
今まではまめちしきにて悪竜と書かれ、集落の話が記載されていたが、Ver.4(時期不明)にて更新される。
それによるとどうやら伝承には様々な説があるようで、どれが真実かは未だ明らかなものとなっていない。なお、更新前の1ページ目にあった悪竜という表記は、古代竜というものに変わっている。
 
さらに【バブドル集落】で読める本によると、【バウギス】という雄の竜と対を成す雌の竜であり、バウギスは悪しき心を、バウギアは正しき心を持ち、彼らがにらみ合うことでオーグリード大陸の均衡を保っていたが、バウギスがとある娘に恋をし優しい心を手に入れたのに対し、バウギアは人に裏切られ、人を憎む悪しき竜へと変貌したとのこと。
忘れられた書庫の本や、【廻るカルマ】での生け贄の伝承とそれぞれ照らし合わせると矛盾する点が多いが、これも伝承が幾つもあるためであろう。
 
【フェスタ・インフェルノ】で解放される【常闇の竜レグナード】のまめちしき3ページ目によると、かつてレグナードと戦い敗れたことがあり、以来レグナードを兄貴分と慕っていたらしい。
ここからバウギアもまたレグナードと同じく、神話の時代から存在した竜(【いにしえの竜】)であることが判明した。

攻略

他の職業クエボスよりもかなり強く、実装当時は扉の前にサポート連れパラディンの死体がごろごろ転がっていた。
412という【天魔クァバルナ】を超える高い攻撃力から繰り出される通常攻撃やこの系統でおなじみのもえさかる炎など、そもそものスペックが強ボス並の強さを誇り、更に竜眼がサポート仲間と非常に相性が悪いという点にある。
【呪文完全ガード】だった場合はツメスキルの【ゴールドフィンガー】で吹き飛ばせばいいが、当時【打撃完全ガード】に対応できる手段は存在しなかった。
当時はまだ僧侶サポも頭が悪く、死者蘇生より生きてる人のHP回復優先なので範囲攻撃を連発されると蘇生呪文を使ってくれる暇がない。付け加えてはげしいおたけびは転倒効果つきな上に、サポは当然範囲外に逃げたりできないのもその原因だった。実は自分はパラディンで挑まなくてもよいので、僧侶になって回復させていけばサポのみでもわりと倒せたりする。
 
戦闘前に【ジェニャ】【ズーボー】の命もかかっているので、頑張って勝てれば感動もひとしおである。

  • ステータス
    HP:9781
    攻撃力:412
    守備力:288
    おもさ:765

ボスとしての遍歴

Ver.1.3

レベル上限解放と【零の洗礼】で打撃完全ガードが消せるようになったことで、難易度はかなり下がった。

Ver.1.4

【ドラゴンガイア】が実装。挑戦機会は希少かつ高額(18万G以上)であったため、練習として挙動が近いコイツのリプレイをして実戦の段取りを確認するPTも多かった。

モンスターバトルロード

チーム名「竜たちの追憶」(報酬○倍の黄文字)でキングリザード、【ファラオ・ラー】と共に登場。

活躍

【ジェニャの未来】(Ver.4.5後期)

第2話「廻るカルマ」にてついにその過去が明かされた。
元々は南オーグリードを拠点にした大陸の守り神であったが、数百年前にゴモルに子竜をさらわれた怒りで邪竜に変貌し、幾度となく地震を起こすようになった。その結果、怒りを鎮めるために100年に1度バブドル集落の娘を生け贄として差し出すようになったという。
また、博愛の碑となったパラディン達は、過去にバウギアから生贄を庇った結果呪いを受けた者達であることが判明した。石化とは【パラディンガード】を使い過ぎた代償ではなく、バウギアの呪いによるものであったのだ。
この悲劇が何時起こったかは明言されていないが、前述通り1300年前はまだ悪竜では無かったとされている。もしかするとこの悲劇が起きたのは900年前であり、バウギアの地震の影響でオルセコ王国が滅んだ可能性も捨てきれない。【アストルティア秘聞録】では4000年前と記載されているが誤植の可能性が高い。
また、【バウギアベビーの像】を隠し持っていた。
なお100年前の生贄は【キンザ】だったが、この時もキーボーというパラディンに阻まれており、少なくとも200年は生贄なしで過ごしていたことが明らかになった。
また、この経緯から【黄金のパラディン】はバウギアと戦うことを望んでいない。
 
前述の職業クエストでズーボーに1度は撃退され大人しくなっていたが、「廻るカルマ」にてジェニャと黄金のパラディンを付け狙うゴモルの幽霊が動き出したことで再覚醒。ゴモルにトドメをさし、さらに怒りと悲しみにより大陸の各地で地震を発生させる。
そして次話で【大地の怒竜バウギア】として主人公達と決戦を行い死亡した。
 
なお、決戦の前にバウギアは「心あるオーガよ。我が身は大地の怒りに満ちておりオーグリードを滅ぼすまで止まらない。せめてそなたたちの手で眠らせよ」という発言をしており、自らの暴走が不本意なもので倒されることを望んでいたとも解釈できる。
憶測の域を出ないが、オーガを滅ぼすための工作を幾度となく試みている【戦禍の邪神】の存在を考えると、子を失った悲しみに暮れているところを彼に付け込まれて暴走させられたと想像できなくもない。
また、怒竜バウギアの図鑑2ページ目には、「古い伝承によると大地の竜には雄竜と雌竜の2体がおり、それぞれ悲劇的な末路を辿ったらしい」という記述がある。
 
悪しき心を持ったバウギスは優しい心を手に入れたと話されているが、実はバウギアのような末路になっていたのだろうか…と思われたが、Ver.7.0で新しい事実が判明した。