概要
DQMJ2P以降のモンスターズシリーズに登場するモンスターで、同作の真のラスボス。
【ピピッ島】の聖地ブランパレスに陣取って力を吸い取っていた【邪獣ヒヒュルデ】がその力を使って変身した姿であり、四つ目のサルの獣人から四つん這いのおぞましい魔獣になった。ちなみに目は2つ。
間違いなくパワーアップはしているはずなのだが、青白く濁った両目はまるでガラス玉でも嵌めたかのように見開き、あんぐりと開きっぱなしの口からは一切の生気や知性が感じられない。実際うなり声と咆哮しか発していないため、理性(知性?)はキレイになくなってしまったようだ。
なおヒヒュルデはこの姿になる前に「こうなりゃやるしかねえ 奥の手はあまり使いたくなかったが…オレ様の真の姿を見せてやる!!」と言っているため、これこそが彼の本人の真の姿であり自身に変身形態があることは知っていたと思われる。しかしその代償に理性がなくなる事を知っていたのか、単に奥の手=最終手段だからいよいよ後がなくなる事を嫌ったのか、知性がない真の姿を嫌っていたからなのかは不明。
いずれにせよ、「聖地」の力を吸収して強大な力を得た「邪」獣がそれを解放したら理性が吹っ飛んだ魔獣になる辺り劇薬のようなものなのか、相当負担がかかるのだろうか?
背中からはうごめく黒い触手を6本も生やし、両手から黒い電撃の様なものを迸らせ、体はそれに合わせて痙攣するかのように震えているという見るからに危険な雰囲気はもはやサルっぽさすら消えかけており、むしろクモのようにも見える、
その出で立ちはまさに魔界からやって来た怪物のごとし。
由来はヒヒュルデ+ヒドラ(海の生物)だろうか。またはガルマッゾの海外版の名前「Dr.snapped」になぞらえ、「ヒヒュルデだったもの」という意味もあるかもしれない。
ちなみに戦闘モーションでは体技や息などの使用時にやたらと手が伸びる。元々手足は長いが、明らかにそれ以上伸びている。両腕をバネの様に使い、高く飛び上がるという演出も持っており、どうやら伸縮自在の模様。
呪文の際はドルマドンの使用者らしく黒い電撃を全身から迸らせ、斬撃や通常攻撃の時はこの電撃を片手に収束させてから腕を振り回す。
ジョーカー2プロ
敵としてのヒヒュドラード
裏シナリオのラスボス。
ブランパレスの最上階で邪獣ヒヒュルデを倒すと連戦でこいつと戦う。事前に神獣が回復してくれるので、傷ついていても安心。
もし負けてもこいつから再戦できるが、再挑戦時にもこれといってセリフの変化はなく、ヒヒュドラードに近づくと会話イベントが始まる。
飛行船で回復してから【ルーラ】で直接ブランパレス屋上へ行くとか、回復ボトルを使うとかしてHP・MPが万全の状態でも、ご丁寧に神獣が回復してくれる。会話も仕様上飛ばせないので、テキトーにAボタンかBボタンを連打して進めてしまおう。
倒すと必ず【じごくのまそう】を落とすが、今作での装備可能武器は剣と杖なので基本的にこいつ自身には装備できない。
オノを持っている見た目なのにオノを装備できなかった【魔戦士ヴェーラ】程の違和感は無いが何故こいつはじごくのまそうなんかを持っていたのだろうか。
とはいえじごくのまそう自体は珍しい装備なので大切にしよう。
ボスとしてはAI2~3回行動で、
(【獣王げきれつしょう】or【オーロラブレス】)→(【魔神斬り】or【ドルマドン】)→(【におう斬り】or【おたけび】)
の3段階ローテーションで多彩な技を使ってくる。
とはいっても、攻撃力は部下以下。ボスの中でも最初の【イノブタマン】に次ぐ低さ。
そのためにおう斬りはサービス行動も同然。【みがわり】や【アタックカンタ】を貫通してくるのが少しウザい程度。
魔神斬りも二回とも会心が出ても500すら届かないので、この2つの特技はみがメタでもなければ怖くもなんともない。会心封じを入れれば言わずもがなである。
しかし、その他の攻撃は3桁の大ダメージを与えてくる強力なものばかりなのでそこは対策を練らないとかなり危険。
さらに、おたけびがノーダメージながら結構な曲者。単に動けなくされるだけではあるが、何度もやられると攻撃もままならなくなる。
攻撃しようにも【つねにマホカンタ】を張っているので、呪文での攻撃は厳禁。それ以外の攻撃手段を使わねばならない。
おまけにHPは9999もあり、MPの枯渇も望めず【オムド・ロレス】のような穴も無いので長期戦は必至となる。
まさにラスボスと呼ぶに相応しい難敵。とにかくベホマラーなどの全体回復を用いて粘り強く戦おう。
目安として、HPは700前後あればよい。強力なSランクモンスターや、最強化したモンスターを連れていきたい。
アタッカーは【ギガキラー】の特性を持つ【ナイトリッチ】や【ナイトキング】等がおすすめ。単純な火力は【おにこんぼう】の方が上だが、あっちは【強者のよゆう】を持つため、安定性を求めるならこいつらで。ただしマインド素通りな点に注意。
ちなみに裏ボスより行動回数が多く、賢さもエスタークより優れている。魔神斬りの威力は3倍以上違うが。
なおドルマドン以外は全て全体攻撃で単体へのダメージは大したことないため、めいそうなどを持ったギガサイズで挑むとあっさり終わってしまうことも。
仲間としてのヒヒュドラード
???系のランクSS、ギガボディ持ちの3枠モンスター。裏ボス仲間の【魔戦神ゼメルギアス】とは違い、敵の時同様ちゃんと2~3回行動できる。
本作における配合チャートの終着点であり、【邪獣ヒヒュルデ】と【エルギオス】の配合で誕生する。
邪獣ヒヒュルデを生み出すのも殊だが、エルギオスを生み出すのもかなりの労力となる。
それまでの最上位であったオムド・ロレスも惜しみなく使うので、作れたら廃人の域に達するだろう。
ちなみに素材のそのまた素材(【邪神レオソード】、【少年レオソード】、【バルボロス】)が配信&タマゴ限定なので通信無しの入手は不可。というか新規入手自体不可能なので、今から始めるプレイヤーにとっては【キラーマジンガ】、ヒヒュルデ、邪神(闘神)レオソード、オムド・ロレスらと共に実質敵専用とも言えるモンスター。
ステータス面は賢さが1200とかなり高いが、他の能力は平均程度かそれ以下。
…それにしても理性を失ってるはずなのにこの賢さはなぜなのか。理性はなくとも知性はあるとでもいうのか。
特性「つねにマホカンタ」はかなり役立つが、それでも趣味の領域を脱しないと言える。【しょうひMP×2】があるのも痛い。
所持スキルは【大地斬】を覚えられる固有の【ヒヒュドラード】。
ちなみに、呪文使用時に黒い電撃を迸らせるというドルマドンの使用を想定しているような演出を見せるが、彼がドルマをうまく扱える特性を習得するのは次回作以降になってからである。
装備可能武器は杖のほかに剣があるが、どうせ攻撃力はかなり低いので攻撃力上昇以外の効果を持った杖を装備した方がいいかもしれない。
前述通りボスの時にこいつが持っていたじごくのまそうは装備できない。
テリワン3D
特性から「消費MP2倍」が消え、【自動MP回復】(+値50以上)が付いた事で、以前とは逆にMPに困らなくなった。
+25で【ドルマブレイク】も付くので、ドルマ系が有効打になる。
ただ、特性面での充実が図られた結果か能力値は全体的に下がっていて、特にHPは1545と1枠並みしかない。それでも賢さは1200とDQMJ2Pと同じで、それ以上だったモンスターが軒並み下げられているので【マガルギ】などと並んで最高の値になっている。
なし崩しではあるが、こいつ自身の利用価値はわずかに上昇したと言えるだろう。
配合での作り方は前作と同じ。こいつと【竜皇帝バルグディス】の配合で【凶魔獣メイザー】が生み出せる。
また、今回は性別は基本的に♂固定である。
余談だが、発売前に公開されたPVでは【ドラゴンヘビー】に一方的に倒される姿が映っていた。仮にも前作の【裏ボス】なのに…
装備できる武器は変わらないのでやっぱりじごくのまそうは装備不可。
こいつと戦えるイベントもないので、本作のじごくのまそうは再戦時の【魔戦士アルゴ】が隠し持つ。
なおマスターズなどではヒヒュルデが暴れているが、こいつが上位に入っていたことは稀である。
イルルカ
位階789、???系のSSランク。788は【マスタードラゴン】、790は【アギロゴス】。
能力傾向や特性のおおまかな特徴はテリワン3Dと同じ。
装備可能武器は爪と杖。所持スキルは【ヒヒュドラード】。
特性は【ギガボディ】【呪文会心出やすい】【れんぞく(2回)】【つねにマホカンタ】【AI2~3回行動】。
+25で【ドルマブレイク】、+50で【自動MP回復】、【新生配合】で【秘めたるチカラ】。
新生配合を行った際の、基本サイズでの不利な特性のつきやすさは-11。
賢さが極めて高く、呪文会心出やすいも持つ呪文型のモンスター。
つねにマホカンタがあるので逆に敵の呪文には強い。
自動MP回復を活かして粘り、秘めたるチカラを狙うのも悪くない。
おおむね優秀だが、多少の方向性の定まらなさも感じるか。
ドルマ系呪文は単体攻撃で、攻撃力数値も低いので、全体攻撃は何を使わせるか悩むところ。
- ステータス成長率(100Lvアップの基準値)
HP:610 MP:250 攻撃力:404 守備力:520 素早さ:600 賢さ:810 - ステータス上限の基準値(新生配合済み・特性抜き)
HP:1621 MP:444 攻撃力:733 守備力:948 素早さ:1033 賢さ:1440 - ステータス上限の実数値(新生配合済み・ギガボディ・つねにマホカンタ・AI2~3回行動)
HP:1985 MP:622 攻撃力:564 守備力:730 素早さ:795 賢さ:1109
ステータスはトップタイの賢さを持つ賢さ特化。HP・MP・攻撃力が低い後衛タイプ。
耐久面はヒヒュルデに比べて不安な値。
耐性は独特。???系の基本のほか、デイン・ドルマ・ベタン・吹雪ブレス・ザキ無効を持ち、呪文封じが弱点になっている。
呪文型なのに呪文封じ弱点だが、【マホトーン】はつねにマホカンタで効かないので、意外と問題にはならないかも。
上昇幅19(上昇20・下落1)は基本が少ないぶん独自の耐性を多く持つ???系においても優秀な部類。
ヒャドも無効に成長するのと合わせ、水・氷系や闇系斬撃を防げる。火炎系や爆発系の特技に注意。
配合方法は前作までと同じ、【邪獣ヒヒュルデ】×【エルギオス】。
今回は錬金カギの報酬でも入手可能。
ただ???系はSSランクが多いうえ、???系オンリーの鍵は絶対に作れず、どのワードを選んでも必ず別の系統のモンスターが混ざってくる。
こいつが報酬に選ばれるカギを作るには時間も手間もかかり、何より根気や潤沢な資金が不可欠。
先にエルギオスやヒヒュルデを引き当てたのなら話は別だが、単純な期待値は同じなのでできればこいつを直に狙いたいところ。
ジョーカー3
邪獣ヒヒュルデはリストラされたが、こいつは引き続き登場。
ヒヒュルデがいないので配合方法は【デモンスペーディオ】と【闘神レオソード】に変更された。
モーションは【真・災厄の王】のものが流用されており、背中の触手が動かなくなっている。
ちなみにこいつの豆知識にはこのドラクエ大辞典の説明とほぼ同じことが書かれている。
今までは低かったHPが改善され、攻撃力も上がるなど能力のバランスは良くなった。
どうせなら呪文に特化した能力値にしてくれてもよかった気もするが。
ジョーカー3プロ
変身前のヒヒュルデが復活し、配合方法は邪獣ヒヒュルデと【キングモーモン】になった。
因みにキングモーモンはヒヒュルデの椅子の元の持ち主である。
能力に変更はないが、J2Pではこの姿になって理性を無くしたからなのか【バーサー化】の特性を持たされた。
攻撃力が低く賢さが高いこいつとの相性は最悪なので、超生配合で取り除いてしまおう。
ストーリー上でもちょい役として登場。【JESTER】復活後に魔王軍の斥候部隊としてやってくる。その後焦熱の火山のフィールドに1匹のみ徘徊している。
ヒヒュドラードの姿自体は聖地の力を根こそぎ吸い取って後天的に得たものであって本来は大猿のはずなのだが、【魔界】から現れたこの個体が何故その姿でなかったのかは不明。
【アロマ】達のようにあの世から連れてこられた再生怪人なのだろうか?
敵として戦う個体は【ドルマドン】、【絶対零度】、【やけつく踊り】、【まわしげり】を使用してくる。
まわしげりはにおう斬り(全体攻撃&アタカン無視)、絶対零度はおたけびとオーロラブレスといったところか。
一応ジョーカー2プロでボスとして出現した時の技を再現した形になっている。
倒すと【魔王のネックレス】を落とすが、こいつ自体は仲間にならないので面倒なら放っておいても構わない。
ライドした時の移動速度は速い。狂気じみた容姿とモーションでフィールドを駆け回る姿には大怪獣の様な迫力がある。
彼は【ギスヴァーグ】や【オムド・ロレス】と同じポジション(真ラスボス)なのだが、同じポジションの後輩に従わされる先輩とはドラクエのシリーズ作品では珍しいような。
ちなみにDQMJ3Pに至るまで変化前のヒヒュルデより使いやすかった作品は一度もない……弱体化しているのか。
DQMSL
2018年10月27日に実装。地図ふくびきスーパー限定のヒヒュルデの転生先。
???系のSSランク。
リーダー特性は全系統の賢さ+20%&素早さ+10%。特性はAI2回行動、奇怪なオーラ(開幕で発動。体技を反射し行動停止系と封じ系効果を防ぐ)、【秘めたるチカラ】。
特技は破壊の魔砲(敵全員に特大呪文ダメージ)、醜悪な暴風(敵全体に反射不可の風属性特大呪文ダメージを与えて混乱させる)。
新生転生すると特性の秘めたるチカラがしんせいのチカラ(偶数Rの最初に攻撃、防御、素早さ、賢さが1段階上がりMP回復)になり、いきなりリザオリクと最大HP+200が追加。
そして特技は奇襲の邪弾(ラウンドの最初にランダムに6回呪文ダメージを与え、呪文ダメージ減少)、真・ごう慢な構え(素早さと賢さが上がり、次Rで呪文ダメージ2倍。1Tの間通常攻撃と斬撃を反射し、味方全員の呪文ダメージを1.3倍にする)。