【コロシアム】

Last-modified: 2024-03-28 (木) 03:58:24

概要

円形の闘技場のことを指す。語源は古代ローマの円形闘技場「コロッセウム」(Colosseum)。
ここでは施設及びコンテンツとして登場するコロシアムについて解説する。

DQ2(FC・MSX・MSX2版)

【デルコンダル】に存在する。
ゲームをクリアするためには、ここにいる【キラータイガー】を倒して【デルコンダル王】から【つきのもんしょう】をもらう必要がある。
リメイク版では「スタジアム」という名前に変わった。

DQ4

【エンドール】の城の裏手にある闘技場。
城の両脇の入口から入り通路を先に進んでいくといったん屋外に出て、その先にコロシアムの建物がある。
第ニ章の武術大会優勝後(凱旋時)と第三章では、入口が兵士により塞がれていて入場できない。

二章

【武術大会】の会場であり、【アリーナ】【エンドール王】の頼みにより出場することになる。
 
1階部分はただの入り口で狭いスペースしかない。
2階に上がると正面に受付があり、右奥の上り階段はスタンド席に通じている。
受付左手に選手控室の入口があるが、エンドール王から出場の依頼を受ける前や、アリーナが死んでいる場合は入れない。
 
スタンド席からは選手同士が戦っている姿が見られ、数多くの観客がスタンドを覆い尽くしている。主人公たちが動けるのは階段と周辺の4マス分のみ。
観客たちはスプライトで描かれている通常の【住民】とは全く別のグラで、マップチップとして描画することでハード上の制約を受けずに大量に表示することを実現している。話しかければ台詞は出るが、こちらを振り向いたりしない。
また、スタンド席をよく見るとなんと端っこの方に【スライム】の姿が確認でき、これのみスプライトで描かれている。
舞台では、FC版ではいつ見ても武闘家と戦士のNPCが試合中で、前者はちょうどアリーナの対戦相手と同じNPCである。
動きをよく見ると戦士が逃げ回って武闘家が追いかける場面が多く、どうやら武闘家が優勢のようである。
恐らくその武闘家がこの試合を勝ち抜き、次にアリーナの挑戦を受けるものと解釈できる。
このスタンド席には天井判定があり、ルーラやキメラの翼では脱出できない。
なお武術大会も場所としては同じフロアで行われているはずだが、試合中のアリーナはキメラの翼を使っても不思議な力で引き戻され、キメラの翼も消費されてしまうという違いがある。
 
控室には道具屋、宿屋、教会(【おいのりをする】【おつげをきく】はできない)が利用できる。まぁ、教会を利用することはほとんどないだろうが。
道具屋には第二章でのアリーナ最強武器【てつのつめ】【やくそう】が売っている。
また、裏口もあるためすぐに城から出ることもできるが、ここは2階のはずなのに飛び降りるような描写も無く、すんなりフィールドに出る。崖に建てられた建物なのだろうか?
控室の階段は舞台に通じており、上ると問答無用でイベントが発生してすぐに試合が始まるので注意。試合に負けた場合は控室で復活する。
 
なお、スタンド席にいるときは王も【モニカ】姫も姿が見えないが、アリーナが出場するときはいつの間にか出席している。
彼らは日中の平時は玉座の間にいるので、いつもコロシアムにいたら不自然だからだろう。

五章

【ボンモール】の王子【リック】とエンドールの王女モニカの結婚式が執り行われている。
控室は新郎新婦専用になっているため主人公たちが入ることはできない。従って舞台にも上がれない。
スタンド席にはわけのわからないヤジを飛ばしている人がいるほか、二章でもいたスライムが相変わらずいる。
観客も魔物に慣れているのか、【へんげのつえ】で魔物に変身していても群衆に話しかけたときの台詞は変化しない。
ちなみに画面の端でわかりにくいが、正面の席には王が2人並んでおり、【ボンモール王】も出席していることがわかる。

リメイク版

城の両脇の通路を進むと下り階段があり、地下通路を経てコロシアムの受付にたどり着く。このためFC版と違い、受付のあるフロアが1階となっている。
 
スタンド席の移動できるスペースが大幅に広がり、北側以外の三方から観戦できるようになった。
話しかけられるのはスタンドの通路に立っている観客のみであり、これらは通常の住民と同じグラフィックである。
周囲の観客も汎用の住民と同じグラフィックになったが、PS版ではDQ7のグラフィックをそのまま流用しているのか、若い男の服の色が赤になっている(一般の若い男はDQ4では青紫色の服)。
残念ながらスライムはいなくなってしまった。

DQ10オフライン

【娯楽島ラッカラン】に存在する。
【バトルマスター】の職業クエストシリーズ【仮面のバトルマスター】の受注・進行場所となる。
対戦の行われる場所は「闘士の間」という名称がついた独立したエリアになっており、上記シリーズの第4話【バトリンピック・決勝編】において【バルケス】【ブリギッテ】【闘士セインズ】と、武闘家の職業クエスト【ヤーン 涙の鉄拳】【超天道士ヤーン】と戦う。

Ver.2

DQ10オンラインにおける対人戦コンテンツはオフラインであるため非採用。代わりにオリジナルコンテンツである【バトルファンタズム】の会場となる。

DQ10オンライン

ネットゲームではおなじみのPvP(対人戦)コンテンツとして登場。
一部の武器はコロシアムでのみダメージボーナスの効果があるが、コロシアムオープンが遅れたため、ごく一部を除いて死にステータスとなった。
詳しくはこちらを参照。

DQM1

【しあわせのとびら】【さそいのとびら】以降の旅の扉で特殊フロアとして登場する。
3連戦が1セットで他国のモンスターマスター(実際はこちらのパーティーレベルに合わせた野生モンスター)と戦い、2セット目から景品を貰うことが出来る。
最低でも1セットは戦わねばならず、持ち物がいっぱいになった時点で強制的に終了となる。
10セット目までは戦闘中に利用できるアイテムが貰えるため、手持ちに空きを作りながら戦えるが、
11セット目以降は種や本、メダルなど、戦闘中に利用できないものばかりくれるので、無限には戦えない。
ここのモンスターは他国マスター同様仲間にできるため、必要なモンスターがいたら肉を投げるといい。
野生モンスターではあるのだが、強力なモンスターへの繋ぎになるモンスターが結構出やすく設定されているので、配合を頑張りたいならぜひ利用しよう。
基本的にはストーリー中の扉で会える野生モンスターが中心なのだが、クリア後の扉でしか野生では会えないモンスターも出る事があり、彼らにクリア前に会えるチャンスの場所である。
また、貰えるアイテムの杖や本は(特に旅の扉内の道具屋で)高額で売れるため、金策にとても役に立つ。
戦闘に使う個体が個体なら、約20分で50000Gを稼げることもある。
【図書館のとびら】【メダルのとびら】でこのフロアが比較的出やすくなっている。
補足でこの2種の扉のスペシャルフロアはコロシアム以外だと教会と道具屋の3種のみとなっている。
アイテム欄の空きを作るのが面倒に思う人は高額で売れるアイテムが溜まったらわざと降りて道具屋を出すのを狙い、そこで賞品を売却、欄を空けてからまたコロシアムを出すのを狙う、というやり方でも良い。
中でも教会が一番出やすいが、地味にコロシアムで受けるダメージの回復ポイントとして利用できるのでありがたい。
ただし、リセットを繰り返す場合は【たびのしおり】がいくつか必要になるためアイテム欄が埋まりやすいので注意。
注意点としてセットを勝ち抜くと相手のパーティが前回のセットより一層強くなる事がある。
最終的にはクリア後に行ける系統ごとの扉最下層の連中が出てくるようになる。
【ひとくいそう】【ロックちょう】なんかはまだしも、【グレイトドラゴン】【メタルドラゴン】【はぐれメタル】なんかが湧いてくるようになるため、まだ中盤あたりのパーティだと返り討ちに遭う可能性もある。特に【みなごろし】【まじんぎり】を使えるモンスターが出てきてしまうとそれが起こりやすい。
危険だと思ったら中断して下へ降りよう。余談だが、はぐれメタルはご主人がいるにも関わらず、何故か見捨てて逃げ出してしまう。それでもクリア前に戦えるほぼ唯一の手段なので、できれば倒しておきたいところだ。
出るのは【しはいのとびら】の野生個体と同じであり、攻撃力450以上かつ、【しっぷうづき】等、はぐれメタルを倒すのに役立つ特技を仕込んだモンスターを連れていくと良いだろう。

バトルロードビクトリー

【竜神町】の中心にコロシアムセンターがあり、大会が開催されている。
基本職限定の「フレッシュマン大会」と上級職限定の「マスターズクラス大会」があり、大会で勝ち抜くことでゲームが進んでいく。

トレジャーズ

DQ4の【コロシアムの土】が、お宝として登場。
解説では、負けた者が思い出にコロシアムの土を持って帰っていたという噂があるという。
高校野球で敗れた球児が甲子園球場の土を持ち帰るのと同じ習慣があるのだろうか。


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