【ホラービースト】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:46:50

概要

DQ6、DQ9、DQ10に登場するモンスター。
背中に大きな翼を持ったピンク色の悪魔。
「ホラー」だからかDQ6では悪魔とされているが、「ビースト」からかDQ9からは獣系として扱われている。
英語版での名前はgrrrgoyle。
 
色違いには【ストーンビースト】【ヘルビースト】【ウィングデビル】【リビングスタチュー】などがいる。

DQ6

【アモール北の洞窟】のボスとして登場。
洞窟の最奥の宝箱に潜み、宝箱をあけた【イリア】に取りついた化け物。
化け物に取りつかれたイリアは相方の【ジーナ】を襲い、ジーナがとっさに反撃したことでイリアは気を失った。
一方のジーナは相方のイリアを殺めてしまったという後悔を抱えたまま、アモールに住み込みで働くようになった。
実はイリアは一命をとりとめていたが、洞窟を脱出して1人旅立ったため、2人は離れ離れとなる。
なおこの事件の数十年後、洞窟は地震によって塞がれてしまったため、現実世界のホラービーストがどうなったのかは謎。
【夢の世界】では洞窟の奥地に健在で、イリアと死闘を繰り広げているところへ主人公たちが乱入し、戦闘となる。

戦闘

イリアとの戦闘しているところに乱入すると強制的にエンカウントするので、戦闘前の準備は手前で行うこと。
3段階のローテーションで行動し、(【メダパニダンス】 or 爪を振り下ろす)→(【まぶしいひかり】 or メダパニダンス)→(通常攻撃 or 爪を振り下ろす)といずれも半々で選択される。
打撃ではHPの低い仲間を集中攻撃してくるのだが、それよりもとにかく恐ろしいのがメダパニダンス。
混乱してしまうと【主人公】【ハッサン】は完全に使い物にならなくなるため、唯一混乱に完全耐性を持っているミレーユの行動が鍵を握る。
混乱中にホラービーストを攻撃してくれることもあるが、ほとんどミスする仕様なので、実質無駄行動である。
しかも、まともに攻撃したときでも眩しい光によって幻惑させられているとやっぱり当たらない。味方への誤爆も当たらなくなるので、本当に混乱が解けない。
つまりミレーユの生死がパーティーの死活問題に直接関わると言ってもいいので、回復はこいつを最優先で。
同士討ちに備えて最初に自分に【スカラ】をかけるのも忘れずに。
また【ルカニ】も効くので、主人公が正気なうちにできれば2回かけておこう。
 
スカラが全員に行きわたれば、同士討ちも怖くない。
混乱したら弱い武器に変更するという手もあるが、【装備技】の影響でスカラが切れるのでやめたほうがいい。
 
なお、こちらのメダパニ系(【ほしのかけら】)は効かない。
倒すとたまに【てつのつめ】を落とす。

リメイク版

ミレーユの混乱耐性がなくなり、こんらんに関しては運ゲーになった。
一方で混乱がターン経過で切れるようになったため、付け入る隙はある。
 
職業なしで戦うため、できることは三つ。

  1. スカラで硬くして味方の攻撃でやられない様にしておく。
  2. 混乱のない最初の段階でルカニを2回かける。
  3. あとは回復をこまめにして運に任せて戦う。

ただ素早さがかなり高いため、こちらの呪文より敵のメダパニダンスが先に発動することもある。
奥の手として、混乱中は武器を弱いものに付け替えて同士討ちのリスクを減らすという技もある。
 
ただし、SFC版と比べると人間キャラへのメダパニがかなり通りにくくなっているため、SFC版と違って1発で前列2人が混乱なんて事態はほとんど起こらない。
プレイヤーのリアル運次第だが、よほど運が悪くなければ、普通に勝てる。

漫画版

こちらでは、ジーナとイリアを共倒れさせただけでなく、【きりさきピエロ】と共謀して、
ボッツとハッサンを共倒れさせようと狙っていた。
その際、中立のミレーユに化け、ボッツを唆してハッサンに攻撃させようとする。
 
だが、ハッサンも正気に戻りミレーユの援軍が来たことで本性を現した。
岩石でできたモンスターとなっており、目から怪光線のように【メダパニ】を放ってくる。
最後は、人の心を弄んだことがボッツの怒りに触れ、鋼鉄の剣で斬り倒されている。

DQ9

宝の地図(氷マップのB・Aランク)に出現。上述のとおり【獣系】に分類。
ちなみに色違いの【ヘルビースト】【ウィングデビル】が悪魔系、【リビングスタチュー】が物質系に対して、
色が違うだけで、系統がバラバラという珍しいケースである。
前半のボスからクリア後の強豪ザコへと大きな転身を遂げた。
通常攻撃や暴走する可能性のあるマヒャドで攻撃してくる他、
こちら全体を高確率で1回休みにする【おぞましい鳴き声】をあげる。
さらに500前後のダメージを喰らう痛恨の一撃まで放つ。
メダパニダンスこそ使わないものの強敵に変わりはない。
 
モンスターリストによれば、人の恐怖心が魔物になったものだという。
風属性の攻撃が有効なのでストームフォースを使うか、秘伝書クラスの強力な全体攻撃を使って手早く片付けたい。
50%程度の確率しかないが、【ザキ系】も効く。使ってみるのもアリ。

【スーパーリング】【エルフのおまもり】を装備して、休み系に耐性を付けておきたいところだ。
通常ドロップは【いのちのいし】、レアドロップは【うらみのほうじゅ】

DQ10オフライン

【ジュレリア地下廃坑】【謎の地下迷宮】に生息。
暴走しやすい【マヒャド】【にらみ】【テンション下げ攻撃】を使う。
通常ドロップは【大きなうろこ】、レアドロップは【イエローアイ】

Ver.2

真の【リンジャハル海岸】にも生息。

DQ10オンライン

レーンの村外伝クエスト【終わりの声】で討伐対象だったが、のちに【どれいへいし】に緩和された。
詳しくはこちらを参照。

DQM3

【悪魔系】のBランク。
野生では出現せず、悪魔系と魔獣系の系統配合、【ヘルビースト】【ドルマージュ】の特殊配合で生まれる。
 
特性は【こんらん攻撃】【こんらんブレイク大】(Lv20)、幻惑ブレイク大(Lv40)。
Lサイズ化で【1~3回行動】【背水の陣】【ぐるぐるボディ】(Lv60)も習得する。
所持スキルは【アイスバーン】
 
【ヘルクラッシャー】との配合で【ムドー】が生まれる。

ウォーク

メインストーリー7章6話でボスとして登場。8章5話から9章4話まであまり見かけないザコとして出現する。本作では【悪魔系】
凍える吹雪やメダパニダンス、マヒ効果の睨みなどを使いザコはマヒャドも唱える。
 
こころの色は黄でコストは96。
黄色のこころにしては力も素早さも高水準で、斬撃・体技、ドルマ属性特技ダメージアップとヒャド、混乱耐性アップを持つ。
 
2023年1月20日からは、金曜15時からの48時間限定の「覚醒千里行」がスタート。
凄まじく強化された出現モンスターを倒して宝珠のかけらを入手し、2000個集めることで宝珠1個に交換できる。
これを4回分繰り返し、目的地到達報酬の1個と合わせた計5個を使用することでグレードSのこころを覚醒させることができる。
こいつ自身とめったに枠のグレムリン以外は共通でドルマ系が最も有効な属性になる(この2体も等倍)。
全般に斬撃が有効。秘剣・霞断ちやブラッディースクライド、月影の大鎌あたりが有効打になる。
眠りやマホトーンなどの状態異常を使う敵が多い。ここでのこいつの使うにらみは石化になっているのも注意。
 
覚醒後のコストは122にアップ。
HPと力が特に増加し、加えて獣系、怪人系へのダメージが増加する。

ドラけし!

期間限定のムドー&レックピックアップドラポンから排出されるドラけし。
星3の緑属性で、スキルは円形範囲の敵の攻撃をしばらく封じるメダパニダンス。
イベント「ふたつの世界とムドーの島」ではアモール周辺のボスで、ドラけしにはイベント特攻がついているがステータスが低いので意味が無い。