技・魔法/【ダークファイガ】

Last-modified: 2024-03-30 (土) 10:39:44

闇の力を利用した魔法。そのため主な使い手はリク
ファイガと名が付くが無属性やダーク属性であることが多い。
この技はFFからの流用ではなくKHのオリジナルの魔法であるが、後に「クライシス コア ファイナルファンタジーVII」にて逆輸入が行われた。


KH

本作ではアンセムに肉体を乗っ取られたリク(キーブレードを手にしたリク)が使う技。
左手に力を込め、勢いよく腕を突き出して相手を追尾する紫色の火球を撃つ。
ダークタイプの攻撃なので、しっかり対策しておきたい。
こちらの攻撃に対するカウンターとして使ってくる。

  • 「甘いな…」

イベントシーンでも同様のものと思われる技を使用しており、リクがホロウバスティオンキーブレードが使えなくなったソラに向かって放ち、グーフィーが間一髪のところででかばっていた。

  • この時の火球は青白い色をしている。

直後の戦闘では使用せず、この時点ではソウルイーターを使った技しか使用しない。

KHFM

ファイラなどの属性魔法を当てると必ず使用するようになった。
リクに魔法攻撃は一切通用しないが、ダークファイガを跳ね返すとダメージを与えられる。
そのため、ダークハンド状態中など直接殴りに行く余裕はないが遠距離から魔法を当てる余裕はある…くらいの時にあえてファイラを当て、ダークファイガを誘発して跳ね返すことで比較的安全にダメージを与えることが出来る。
何より絵面がキャッチボールみたいになるので見ていてやたら面白い。


通常攻撃でも強制反撃でも使ってこなくなったため、無効にされること承知でわざわざ魔法を当てなければ一切見ることがない技になってしまっている。
上述の通り跳ね返し戦法自体は有用だが、ダメージ効率はかなり悪いため、よほど攻撃力が低くなければ普通に殴った方が早いし、ノーダメ狙いでもストライクレイドカウンターなどといった選択肢もあったりする。
後にリクの代名詞的にも扱われる技だが、本作に限ってはかなり影が薄かった。

COM

左手から青白い火球を放つ無属性のストック技。以降の作品でもリクが使うダークファイガの色は青白いもので統一されている。
リク=レプリカが使用してくるほか、リクもDモードになると使うことができる。
要求されるカードの値は16~25。威力倍率は×8.0。モーションはKHIと同等。
性質はソラのファイア系と同様で、爆発するエフェクトがあるがダメージが入るのは直撃した1体にのみ。

Re:COM

ソラのファイア系の性能に合わせて追尾能力が上がっており、より優秀な技となっている。

KHII

謎の男(アンセムの姿をしたリク)がソラとの戦闘の際に使用。
を振りながら回転するように身体を捻って溜め動作に入ると同時に刃のような闇のオーラを自身の周囲に振るい、その後左手から一気に複数の火球を放つ。
近くにいると剣と闇のオーラによるダメージも受けてしまう。技のタイプは剣が物理、闇のオーラと火球はダーク。

「溜め動作中同時に攻撃も行う」、「複数の火球を撃つ」という点で通常のリクが使っていたものよりも強化されていることが分かる。

存在しなかった世界では、イベントシーンでカイリナミネの前に立ちはだかったサイクスに向かって一発の火球を放っている。
持っていたウェイトゥザドーンをその場から消し、腰を落として低い位置に構えた右手から発射している。溜め動作の際に少しだけ左手も右手の近くにかざしているので、他作品における気弾を発射する技のように見える。 
とっさに両腕で防ぎ、宙返りをして衝撃を受け流すサイクスだったがその間に距離を詰められて胸倉をつかまれ、壁に押し当てられている。


このようにリクの代名詞と言わんばかりに登場してきたダークファイガだったが、仲間になった際は使えなくなっている。闇の世界の住人ではなくなったからだろうか?
似たような技で「ダークオーラ」というアクションアビリティを習得しているが、技の性質こそ似ているもののこちらは火球というよりは光弾に近く、溜め動作無しで連続して一気に発射する、という点も異なっている。さらに言うとこれまでの作品でリクが使用してきた同名の技である「ダークオーラ」の要素もない為、ダークオーラという名のダークファイガのような新技とでも言うべきか。

KHIIFM

新たに追加されたロクサスとの戦闘シーンで使っている。
この時の服装は目隠しに黒コートである。KHIやCOMでは闇に囚われた姿、KHIIではアンセムの姿の時に使っていた技だったが、通常時でも使えるようだ。

Days

ストーリーモードで最後に戦うこととなるリクが使用。命中した際、花属性耐性が低いと暗闇状態になることがある。
弾を放つ攻撃に武器攻撃を織り交ぜた「浮遊弾」という技も使う。アルティマニアに掲載されているそれぞれの技の説明文によると、ダークファイガは「闇の火球」を放つ攻撃、浮遊弾は「闇の光弾」を放つ攻撃だとされている。

ミッションモードで操作できるリクは、「ファイア」、「ブリザド」、「エアロ」などといった弾を撃つ魔法を発動する際、ダークファイガを使っていた時のように左手から魔法を放つ。溜め動作の代わりにクルっと一回転してから発射する。

BbS

テラ専用のまほうコマンドとして登場。
基本的な使い勝手はファイア系と同様だがファイガより威力が高く、リロード速度が遅い。
また、耐性を持たない敵を暗闇状態にする効果ももつ。

  • ダーク属性なのでファイアアップが乗らず、最終的には威力が逆転する。名前負けしている感は否めない。

コマンドチャージでは、ファイガ+ダークヘイズorブラックアウト合成可能。
ブラックアウトはレイディアントガーデン宝箱から手に入るため、入手難度は低め。


ヴァニタスも同名の技を使用してくるが、こちらは炎が黒みがかった橙色のような色をしており、放たれた後しばらくすると火球が分裂しターゲットの全方向に向かって高速で飛んでくる。
テラとヴェントゥスの場合、前方向の火球をリフレクトガードで防いでも背後から命中するため、アクアリフレクでないとガードで対応するのは難しい。


両者ともリクとは異なり火球をキーブレードの先端から発射する。

  • テラ「燃えろ!」
    ヴァニタス「行けっ!」「Go!」

coded

ホロウバスティオン後編のデータ・リクの姿をしたバグが使用。
4方向に発射する。

3D

リク専用のマジックコマンドとして登場する。
今作のリクはファイアやブリザドを拳からではなくソラ同様キーブレードから撃つようになり、ダークファイガも例外ではない。
そのせいで特にダークファイガはこれまでのものより演出が地味になったという声も…。

  • KHIからあった特徴的な溜め動作がなくなったのが演出的な面では大きいところか。その分動作の隙は小さくなっているが。
  • イェン・シッドの言うようにリクもキーブレードを我流で使っていたため今回から使い方を改めたのだろうか。

技の性能自体はBbSのヴァニタスが使っていたもののように弾が5発に分裂するようになっている。ただし威力は直撃と変わらない。(6.0≒1.2*5)
BbSと異なり、与える状態異常はバーン。
高威力、追尾性、短い硬直に追加効果と実は凄まじい性能を持つのだが、汎用性では劣るからかバルーンほど話題にはならない。
火球はリクが過去に放っていたものと同じで青白い色をしている。


アンセムも第2形態で同名の技を使用してくる。
巨大化した怪物が両手を上げて無数の火球を降らしてくるものと、横に振りかぶって2つの火球を飛ばしリクに当たる少し前に分裂するものの2種類がある。
一部のドリームイーターもリクと同性能の技を使ってくるが、技名が「D・ファイガ」に変わっている。フリックラッシュの技名表示の文字数を減らすため省略表記にしたものと思われる。

χ

マジックタイプSR以上のカードのアビリティとして登場。
紫色の火球を放ち、ダメージを与える。
基本的にはファイガと同じモーションだが、ヒット時の爆発はファイガよりも若干大きくなっている。
本作には属性違いのダークブリザガ?ダークサンダガダークエアロガ?も登場し、さらに色違いのウィキッドフレイムという技も登場している。

KHIII

3Dから引き続き、リクが使用する技として登場。
プレイヤー操作ではデビルズタワー2戦目(ブレイブハート装備時)で使用可能。
「たたかう」を使ってコマンドのゲージをMAXにするとシチュエーションコマンドが現れて発動できる。
モーションも3Dと同じくキーブレードの先端から蒼白い火球を放つ。火球はその場で16個の小さな弾に分裂し、高速で敵を追尾する。
誘導性・弾速共に凄まじく、相手が地面に潜っていなければほぼフルヒットが見込める。
最大の強みはその威力倍率。全弾命中時の合計値は驚異の16.0
一戦目で使用できるダブルデュエルの倍以上という凄まじい数値。
相手の待機中に狙いすまして使う必要はあるが、一瞬でHPゲージが2~3本まとめて蒸発する様はなかなか爽快。
アクアのレインボーシャワーやロクサスの通常攻撃ほどぶっ飛んだ公式チートとは言えないものの、十二分に強力。

  • 共闘時は0.4*16=6.4まで低下する。

ヴァニタスも使用する。低速で進む巨大な火球を放った後、5つの小さな炎に分裂して追尾してくる。
斜め上に飛んだ弾はこちらの背後を取ってくる上時間差で押しかけてくるため、ガードでの対応は非常に困難。
そのかわり、大火球のうちに通常攻撃を当てることでも弾を消すことが可能。
特にアクアなら距離を離して振れば突きになるため狙いやすく、その上ヴァニタスの硬直はかなり長いため、この方法で消したほうがアタックチャンスを取りやすい。
本作における数少ない「通常攻撃で弾いたほうが戦いやすい」ケース。

KHIIIRM

追加シナリオ「Re Mind」にて、ダーク・リク&シグバール戦でリク操作を選択すると、KHIIIと同じ条件でシチュエーションコマンドとして発動可能。
高威力は健在だが、敵が人型ボスのためフォーム値がやや溜めにくい事に注意。
また、リク専用のシュートフローとしてダークファイガに似たダークディバイドが追加されている。


再現データのヴァニタスも使用する。
本編で使っていたものと見た目は同じ。だが、高速で飛ばしたかと思ったら超低速で飛ばしたり、かと思えば至近距離にワープしてから放ったりなど、フェイントをかけまくってこちらを翻弄してくる。
HPが半分を切るとワープ斬りも織り交ぜてくるので始末に負えない。

  • 極めて瞬時の判断を求められるが初動1個飛ばしの時がワープ斬りを織り交ぜてくる方。初動低速1個高速1個飛ばしの時がダークファイガのみなのでそれで見分けられる。

MoM

リクのアビリティとして登場。
遠距離にいる敵に火球を放つ。


パーティー「DDD」のリーダーとしてのリクは3D衣装のためこの技のモーションも3Dに準じている。
ただしダブルプレイモードのリクはKHIの衣装で装備もソウルイーターなのだが、モーションは「DDD」のリクと変わりないため、ソウルイーターからダークファイガを発射する初めての光景が見られる。