MHR:Sにおける傀異討究クエストの組み合わせのひとつ。
項目名は一番最初に流行したクエスト名となっているが、本項ではそれ以外にも流行を見せた傀異討究クエストについても記載する。
目次
概要
- MHR:SのVer.11.0アップデートで追加された傀異討究クエストは
クエスト内容によって出現するモンスター、フィールド、条件がランダムに決められ、
クリアすると報酬として傀異化素材、精気琥珀、討究コインが貰える。
しかし、モンスターの危険度や狩猟数によって手に入る素材の種類や精気琥珀の数が異なる。
危険度の低いモンスターは精気琥珀の質・量共に悪く、傀異化素材を目的としない限りクリアマラソンでの収集効率も落ち、
危険度の高いモンスターは質・量共に良くなるがモンスターの種類により長期戦を余儀なくされるため時間効率が良くない。
特に精気琥珀は傀異錬成で湯水の如く使い、防具のレア度によって要求される評価値が異なるため
より多くの精気琥珀、特にVer.15.0時点で最高の評価値を持つ精気琥珀・真の多量収集が余儀なくされる。
- そこで、より多くの精気琥珀を集めるために考案されたクエストがマルチにおいて人気を博している。
複数討伐の傀異討究クエストのうち- 傀異化モンスターはEX★5以上。
- 他のモンスターは危険度★9以上。
- 2体以上のモンスターの弱点属性が一致し、属性肉質が柔らかい。
- フィールドが、虹ヒトダマドリがいる上すぐに戦闘に入れる決戦場フィールド、環境生物が豊富でアクセスも良い密林、
そこにしか出現しないモンスターがいる場合は砂原か城塞高地。 - 制限時間25分(単体クエの場合)または30分(2頭クエの場合)
- (力尽きられる回数が4回以上)*1
該当するクエストにプレイヤーが集中するようになった。
強力なモンスターがターゲットとなるので本来は長期戦を強いられるのだが
弱点属性を統一させて武器交換の手間を省き、かつフィールドをアクセスの良いマップにして合流スピードを上げ、
さらに複数討伐と制限時間30分以内のおかげで体力が大きく下がることで時間効率をかなり良くすることができる。
おまけに力尽きられる回数を増やすことで事故時の保険を効かせることで、野良メンバーでの周回時の難易度も緩和できる。
- 後述のクエストの多くは一応ソロでも美味しい組み合わせになってはいるが、
マルチで周回する前提(4人で滅多撃ちにすることで特殊ダウンを容易に奪ったり、ターゲットを分散することでリスクを減らす)
で人気になったものが多く、ソロでは周回効率があまりよくなかったりかなり難度が高いものもあったりする。
逆にソロ(+盟勇)前提で構築されているものもあるので要注意。
Ver.11.x
- 2022年8月10日配信。大型アップデート第1弾。
傀異討究クエストが初めて実装され、同時にEX★5の傀異化モンスターも新たに9体追加された。- これ以前の傀異調査クエストにもEX★1~★4の傀異クエストだけは存在したが、
これ以降は傀異クエストと傀異討究クエストにカテゴリ分類され、メイン要素も傀異討究クエストの方に移行していった。
- これ以前の傀異調査クエストにもEX★1~★4の傀異クエストだけは存在したが、
- この時点でのレベル上限は100。また琥珀も精気琥珀・尖までしか存在しなかった。
ディアバゼ
- 上記の組み合わせの中を模索する中で、一番最初に登場したのが本記事の項目名にもなっているディアバゼである。
ターゲットは傀異化ディアブロスと紅蓮滾るバゼルギウス。
- 両者ともに氷属性が弱点、かつ図体が大きく属性に弱い肉質の持ち主のため貫通氷結ライト、ヘビィとの相性が非常に良い。
罠で拘束してディアブロスをすぐに討伐、その後バゼルギウスを特殊ダウンを駆使して拘束し捕獲か討伐する高速周回が流行。
傀異研究レベルの上限が100だったVer.11時点では、Lv81以降の研究レベル上げクエストとしても見られ
琥珀・レベル上げの面で最高効率を誇るクエストとして非常に高い人気を博した。- とはいえ、互いに強敵に分類されるモンスターではあるので、一撃のダメージは非常に重い。
剣士で挑めば高火力の範囲攻撃で事故が起こりやすく、
ガンナーでは移動攻撃の連発で剣士を悩ませるシャトルランが起きやすい。
トドメにデルクスがとにかく邪魔と、どの武器種にも難儀するポイントが必ずある。
- とはいえ、互いに強敵に分類されるモンスターではあるので、一撃のダメージは非常に重い。
- Ver.12.0以降は後述のナスバゼにプレイヤーが移ってしまったが、
報酬の傀異化した凶角・凶尖角・凶剛角の全てが属性武器の傀異錬成で要求されるため、
凶角系の傀異化素材を収集するために周回するプレイヤーが
ついでに琥珀やコインも集めるために周回するクエストとして見られるようになった。- Ver.14.0以降は更に琥珀効率の良いクエスト群の登場により第一線は退いたものの、
新規プレイヤーや久しぶりに復帰したプレイヤーが研究レベル上げに周回する分には十分有用な他、
ディアバゼ以降の効率周回用の二頭クエストは更に難易度が高く事故要素も多いので、
全体を通して安定感のある二頭クエストとして本組み合わせを周回するプレイヤーは未だに多い。
- Ver.14.0以降は更に琥珀効率の良いクエスト群の登場により第一線は退いたものの、
ドスバギィ単体(Lv91~)
- ディアバゼが主にガンナー向けのクエストだったこともあって、同時期にその陰で剣士の人気を集めたクエスト。
Ver.11.0ではEX★1の傀異化モンスターもLv91以上だと精気琥珀・尖を落とす仕様だった。
- 特にドスバギィは全身の火属性肉質が40で、かつ斬撃&打撃も弱点特効の発動対象。
過去作ではタックル以外スーパーアーマーで対処できる攻撃しかない点が、
「攻撃に夢中だといつの間にか瀕死になっている」として、意外と油断ならない要素と認識されていたのだが、
本作では攻撃で体力を回収できる劫血やられがプレイヤー側に有利に噛み合ってしまい、
結果としてひるみ軽減3と睡眠耐性3さえあればほぼ一方的に殴れる、動くサンドバッグが誕生した。- 1クエストあたりの琥珀効率はディアバゼに劣るとはいえ、難易度が段違いだった為、
安定性や時間効率の観点も含めれば、総合的にはディアバゼの次ぐらいの効率クエストだと見られていた。
胴体の弾肉質が40、かつ遠距離だと跳びかかり攻撃を誘発するのでガンナーとは相性が悪く、
ガンナーなら胴体も弾肉質50のドスフロギィの方が時短になる、
という評価もこの頃からあったが、ほぼ誤差に近いためあまり気にされている風はなかった。
- 1クエストあたりの琥珀効率はディアバゼに劣るとはいえ、難易度が段違いだった為、
- Ver.12.0以降はEX★1~2のモンスターからは精気琥珀・上しか落ちなくなるなど、
より高ランクの傀異化モンスターを狩ったほうが旨味が大きくなるよう報酬に有意な差が設けられたため、
効率周回としては見向きもされなくなり一気に廃れた。- ただし動くサンドバッグとしては依然優秀で、氷結ガンナーにとって動く的であるドスフロギィ共々、
勘を取り戻す為のウォーミングアップ相手や、新武器の実戦投入テスターとしては根強く人気がある。
おかげで皮系の傀異化素材も比較的労せず集まりやすい。
- ただし動くサンドバッグとしては依然優秀で、氷結ガンナーにとって動く的であるドスフロギィ共々、
Ver.12.x
- 2022年9月29日配信。大型アップデート第2弾。
傀異クエストにEX★6モンスター5体が追加され、傀異討究クエストのレベル上限が100 → 120に引き上げられた。
- 最高品質の琥珀はVer.11.0に引き続き精気琥珀・尖のまま。
ナスバゼ
- Ver.12.0で登場した組み合わせのひとつ。
ターゲットは傀異化エスピナスと引き続き紅蓮滾るバゼルギウス。
傀異化モンスターがEX★5からEX★6に変わったので琥珀の質・量が上がったのは言わずもがな、
- ディアバゼ同様に両者とも氷属性が弱点で図体が大きく属性が通りやすい肉質ということで、
またしても貫通ガンナーによる高速周回が流行。
戦法もディアバゼから全く変わらない罠ハメ戦法がそのまま通じるので、装備更新が一切必要ないのもポイント。
手に入る傀異化素材が評価値が高く、属性武器の傀異錬成で使用する傀異化した凶堅殻なのも地味に嬉しい。
フィールドを密林にすることでアクセス性の向上が見込める点もプラスに働き、
ディアバゼ以上の効率を誇るクエストとして高い人気を博した。- が、ターゲットがさらに強力になったために事故率も当然上がっている。
特に傀異化エスピナスの突進攻撃は無対策で被弾すれば一撃死は免れない火力に底上げされており注意が必要。
おまけにエスピナスは傀異鈍化すると肉質が非常に硬くなるので、貫通氷結弾からの切り替えを余儀なくされやすい。
エリアによってはブルファンゴとランゴスタが邪魔立てしてくることもあるのも地味な難点のひとつ。
- が、ターゲットがさらに強力になったために事故率も当然上がっている。
- 傀異化した凶重殻が傀異スロット拡張で必要というのもあり、
Ver.13.0で後述のレイアミツネが登場してもナスバゼを周回するプレイヤーは多かったが、
Ver.14.0では同じ密林でより効率の良いクエストが流行。
件のクエストはVer.13.0の時よりも若干難易度が低く、
傀異化した凶重殻を集めきってしまったプレイヤーが比較的多かったのもあって
ナスバゼは一気に人気が廃れてしまい、時間帯次第ではディアバゼ以上にマッチングしないことも増えてしまった。
ナスフロ
- Ver.12.0で流行したナスバゼの類似クエストで、ターゲットは傀異化エスピナスとまさかのドスフロギィ。
- Ver.12以前、クエストクリア報酬で得られる精気琥珀の質と量は、
メインターゲットである傀異化モンスターのEXランクと、ターゲット数(単体/二頭/三頭)に依存しており、
二頭クエスト(三頭クエスト)でありさえすれば、相方の強さは琥珀量にあまり関係していなかった。
後述するVer.12までのヌシモンスターのハズレ枠扱いも、ここに起因している。- その点に着目し、二頭狩猟の体裁を整えつつ相方に最弱のモンスターを持ってきたのがこのクエストで、
ナスバゼに比べると討究コインの量こそ大きく減るが、難易度も下がり時短にもなる。
オトモをドスフロギィにするのは、密林に登場する中で最も危険度の低いモンスターの1体であり、
かつエスピナスと同様に氷属性に非常に弱い、余った(単発の)氷結弾だけでも倒せるほどに脆かった為。
- その点に着目し、二頭狩猟の体裁を整えつつ相方に最弱のモンスターを持ってきたのがこのクエストで、
- 精気琥珀収集または研究レベル上げを目的としたプレイヤーを中心に流行したが、
Ver.13.0にて取り巻きモンスターのランクも琥珀報酬の質と量に大きく影響するような修正が施され、
低ランクのモンスターを数合わせに狩る旨味が減少した為、以降は廃れることになった。
ラーバゼ
- Ver.12.0で登場した組み合わせの一つ。
ターゲットは傀異化ラージャンと例によっての紅蓮滾るバゼルギウス。
- 今回追加されたEX★6モンスター5体の内、氷属性弱点の個体はエスピナスだけでなくラージャンもいた。
ディアバゼやナスバゼが効率的なら、同じ氷弱点同士ラーバゼだって効率的のはず。
そんな発想から生まれ、実際そこそこ効率的ではあったのだが、ディアバゼやナスバゼほど流行はしなかった。- 理由は小柄で弱点部位が小さいラージャンと属性貫通弾の相性が悪かった為。
一応(単発属性弾の)属性速射ライトや散弾特化型ライト、シールド散弾ヘビィとの相性は良かったが、
「かなり早く狩れる」「安定して狩れる」止まりであり、ハメにより狩猟を完全パターン化するには至らなかった。
- 理由は小柄で弱点部位が小さいラージャンと属性貫通弾の相性が悪かった為。
- ただ言い換えれば、あくまでも属性貫通弾を駆使した高速周回との相性が悪かっただけで、
武器種を問わずソロや野良マルチで普通に遊ぶ分には極めて効率が良い部類。
琥珀は欲しいけど罠ハメまではちょっと…というハンターが楽しむ分には問題なく、剣士を中心に人気があった。- 派生としてラーラー(傀異化ラージャン+激昂ラージャンの二頭)や
ラーバゼラー(傀異化ラージャン+紅蓮バゼル&激昂ラージャンの三頭)といった類似クエストも話題になったが、
統一感がありつつも「かなり効率が良い」止まりで、まだハメを駆使して高速周回する類ではなかった。
- 派生としてラーラー(傀異化ラージャン+激昂ラージャンの二頭)や
- そんなラーバゼだったが、Ver.13.0以降で伏魔響命(貫通)属性ボウガンとは別機軸の『効率』、
狂化奮闘構成の双剣&弓が効率周回の最前線にエントリーして来たことで、数奇な運命を辿ることになる。
Ver.13.x
- 2022年11月24日配信。大型アップデート第3弾。
傀異クエストにEX★7モンスター6体が追加され、傀異討究クエストのレベル上限が120 → 200に引き上げられた。
- 防具の傀異錬成が2種追加され、精気琥珀も新たに精気琥珀・王が追加された。
金レイア単体(1乙/25分/2人以下)
- Ver.13.0配信初期に流行したクエスト。
傀異化リオレイア希少種の単体狩猟に、傀異研究ポイントの獲得量を上げる様々な条件がついたもの。
琥珀もコインも度外視し、最速で傀異研究レベルを上げる為だけのクエスト。
- やる前からそうと分かる苦行を、だけどなるべく早く効率良く、出来れば楽して簡単に。
要するに当時としては研究ポイントが一番多かったEX★7モンスターの中で、自分が一番狩りやすい相手を、
貰える研究ポイントが増える条件を複数個つけた上で周回し、それで時短を図ろうという作戦。- 狩猟時間25分のクエストは貰えるポイント1.35倍に加えてモンスターの体力にも0.9倍の補正が掛かり、
1乙(=1回力尽きたらクエスト失敗)も多大なリスクと引き換えに1.4倍の補正が掛かる。
この二つだけで獲得研究ポイントは1.89倍になり、これに更に参加条件2人以下まで付くとポイントは2.268倍に。
流石に全条件が揃ったクエストは滅多にないが、それでもなるべく条件が良いクエストを、
知人同士で交換し合ったり、あるいはSNSや関連コミュニティ上でやり取りする光景がしばらくの間散見された。 - 二頭クエ、三頭クエも1周で貰えるポイント自体は非常に多いのだが、
二頭以上では狩猟時間25分の条件を選択できない上に、事故リスクも増え、1周当たりに要する時間も当然増える。
それが故の単体狩猟クエストの1乙、25分、2人以下が最短・最速・最高効率という結論である。
- 狩猟時間25分のクエストは貰えるポイント1.35倍に加えてモンスターの体力にも0.9倍の補正が掛かり、
- 事故が少なくて安定化がしやすいという点で、金レイアの踵をひたすら闇討ち散弾で撃ち抜くのが流行ったが、
絶対に乙らないという自信がある上で、激昂ラージャンや紅蓮バゼルをレベリング対象に選ぶハンターも少なからず居た。
この辺に関しては個人個人の得意不得意や、得意武器との相性などもあっただろう。- SNS等では、爆速で上がるレベルに歓喜の声を上げ、喜々としてレベル上げに勤しむ声がある一方、
義務感からの反復作業をひたすらこなす者や、単調作業に早々に飽きて愚痴や不満を漏らす者も多々見られた。
いかに理論上の最高効率ではあっても、楽しめないなら損ばかり、何事も程々にという事だろうか。
- SNS等では、爆速で上がるレベルに歓喜の声を上げ、喜々としてレベル上げに勤しむ声がある一方、
- Ver.14.0では研究ポイント上げ要員の座を傀異克服オオナズチに奪われ、一気に廃れてしまった。
ナズチ絡みのクエスト群は素材収集の面でも需要が高く、
素材収集とレベル上げを並行して行える向こうの方が主流になるのは必然的なトレンドではあった。- しかしVer.15.0にて再び情勢が変化。
Lv.251以降の傀異克服オオナズチが赤オーラ化で大幅強化、厄介なモーションを多数習得した関係で、
EX★9はもちろんEX★8の傀異克服古龍達すらもソロでは荷が重いと感じたプレイヤーが、
より安定を取った金レイアや紅蓮バゼルに格を落とし、レベリング用に周回するケースが増える事になった。
- しかしVer.15.0にて再び情勢が変化。
右ミツネ
- Ver.13.0で登場したヌシ・タマミツネと雷属性が弱点の傀異化モンスターを組み合わせたクエスト群。
- ヌシモンスターは固有の素材が上位素材のままのため、それまではハズレ枠として見られていたものの
Ver.13.0以降で登場したヌシモンスターは琥珀の出現数が全モンスターでもトップタイであると判明し、
その中でも密林に出現するヌシ・タマミツネが人気であった。- だが、ヌシ・タマミツネがMRに呼応すべく火力面で凄まじい強化を受けており、
これが事故要因として多くのプレイヤーを悩ませた。
琥珀の出現数を当時の限界まで高めることが可能であったためVer.14.0がリリースされるまでは
上級者による固定メンバーでの周回用クエストとして一部で人気を博した。- 両者とも雷属性が弱点で密林にも出現するので、フィールドが密林のクエストが多く出回っていた。
ただし、リオレイア希少種もコンスタントに傀異鈍化をできなければ
苦戦を余儀なくされるモンスターなこともあり、
レイアミツネは「最高効率だが事故率も非常に高いクエスト」とされ、
安定感と傀異錬成の素材を求めてナスバゼに戻っていったプレイヤーが多かったとか。
- だが、ヌシ・タマミツネがMRに呼応すべく火力面で凄まじい強化を受けており、
「バゼミツネ(バゼルミツネ)」も見られた。
こちらはEX★6のため琥珀の入手効率が落ちてしまうが、それでもレイアミツネとはほぼ変わらない数の大量入手が見込める。
リオレイア希少種の全体的な肉質の固さを嫌った、主に剣士から人気を集めたクエストだったようだ。 - ヌシモンスターは固有の素材が上位素材のままのため、それまではハズレ枠として見られていたものの
(激)ラーバゼ
- Ver.13.0にて登場……というよりも更新された組み合わせで、Ver.12.0で流行っていたラーバゼの「ラー」を、
そのままEX★6傀異化ラージャンからEX★7傀異化ラージャン(激昂)に置き換えたもの。
ネット上で話題に上がる場合、Ver.12.0時代のラーバゼと言えば基本的には激昂していない方との、
Ver.13.0以降でのラーバゼと言えば基本的には激昂している方との組み合わせを指す。少し紛らわしい。
- クエスト自体は単純にラージャンが激昂ラージャンにパワーアップしただけなのだが、
狂化奮闘構成の双剣&弓という新機軸の『効率』の台頭により、この組み合わせの価値も相対的に向上した。- 激昂ラージャンは強敵ではあるが、頭の肉質が常時物理55~67で氷30というのは、
紅蓮バゼルと同等かそれ以上の柔らかさで、他のEX★7モンスターに常時ここまで柔らかいのはいない。
闘気硬化した腕を避けつつ頭に攻撃を一点集中させるのは困難な反面、それが可能なら討伐は非常に早くなる。
- 激昂ラージャンは強敵ではあるが、頭の肉質が常時物理55~67で氷30というのは、
- 一方、もはやそこに居るのが当たり前で誰も疑問に思わない紅蓮滾るバゼルギウス。
クリア報酬の琥珀量こそヌシ・タマミツネに負けてしまったが、圧倒的な狩りやすさは変わらなかった為、
依然として「傀異討究クエストにおける最高のオトモン」との評価は揺らがなかった。
実際少しくらい琥珀が減っても、安定の為にヌシミツネより紅蓮バゼルを右側に欲しがるハンターは未だ多く、
なんならレイアバゼルのような、とにかく紅蓮バゼルと合わせたクエストも多種多様に出回った。- ただし紅蓮バゼル本人が傀異化した場合、柔らかくて狩りやすいのは変わらないのだが、
怒り時の頭と尻尾の爆鱗自爆による特殊ダウン2回がオミットされてしまう為、拘束可能時間が激減してしまう。
それでも数多くのハンターが狩り慣れてるしで凶血集めには誰もがこちらを選んだが、
続くVer.14.0のナズチバゼラーやver.16.0の最終形態とも言えるバルクヌシディアラーバゼでも引っ張り出された辺り、
やはり真価はオトモンとしてにこそあるのだろう。
- ただし紅蓮バゼル本人が傀異化した場合、柔らかくて狩りやすいのは変わらないのだが、
Ver.14.x
- 2023年2月7日配信。大型アップデート第4弾。
傀異クエストにEX★8モンスター4体が追加され、傀異討究クエストのレベル上限が200 → 220に引き上げられた。
- 最高品質の琥珀はVer.13.0に引き続き精気琥珀・王のまま。
クシャミツネ
- Ver.14.0で登場した組み合わせの一つで、右ミツネの流れの延長で初期に人気を博したもの。
ターゲットは傀異克服クシャルダオラとヌシ・タマミツネ。
- 互いに雷属性が弱点で、密林に出現するのでフィールドが密林のクエストが多く出回っている。
傀異錬成で大量に要求される破傀の龍骨・堅龍骨、おまけに古龍の大宝玉もかき集めながら
琥珀の出現数が全モンスターでもトップタイのヌシモンスターをお供にしているということで高い人気を博した。- ただし、傀異克服古龍とヌシモンスターを相手取るので難易度も当然高い。
劫血やられが一切発生しない組み合わせなのも悩みどころの一つ。
後述するナズチ○○が注目されて知名度が集まると共に、それと入れ替わる形で徐々に数を減らしていった。
現在でも不人気とまでは行かず、鋼龍の破傀玉も集めたい時や武器種によってはこちらの方が需要があるが、
最高効率クエストとしての乱獲人気一位の座は下記のナズチと愉快な仲間達に譲った形。
- ただし、傀異克服古龍とヌシモンスターを相手取るので難易度も当然高い。
ナズチゴア
- Ver.14.0で登場した組み合わせのひとつ。
ターゲットは傀異克服オオナズチと渾沌に呻くゴア・マガラ。
- 互いに火属性が弱点で、
案の定密林に出現するので密林がフィールドのクエストが多く出回っている。
傀異克服古龍のうち、なぜか体力が低めに設定されているオオナズチをターゲットにすることで時間効率を確保するほか
傀異錬成で大量に要求される破傀の龍骨・堅龍骨、
おまけに古龍の大宝玉もかき集められるクエストとして高い人気を博している。
特定部位を複数作成して傀異錬成を回すプレイヤーが多いケイオス/ネフィリムシリーズの素材集めもできるのも地味に嬉しい。- ただし、仮にも傀異克服古龍と危険度★10のモンスターを相手取るので難易度も当然高い。
オオナズチは火属性装備に欠かせない炎鱗の恩恵を1つ上げてLv3だけで対策が完了するが、
高火力のカウンター行動を連発してくる点が地味に厄介で、
劫血やられが一切発生しない組み合わせなのも悩みどころのひとつ。
Ver.14.0時点で流行りの狂化装備を無対策のまま使用して猛毒とスリップダメージのリカバリーが追いつかない、
対策しても、オオナズチのカウンター行動や、渾沌ゴアの苛烈極まる攻撃で力尽きるケースが後を絶たない。
そしてナズチはひたすら火属性で燃やせばいいが
渾沌ゴアは弱点部位がかなりシビアなので熟知していないと回転効率が劇的に悪化する。
総じて、これまでのクエストに比べて見返りは格段に高いが、難易度も格段に高いクエストとなっている。
- ただし、仮にも傀異克服古龍と危険度★10のモンスターを相手取るので難易度も当然高い。
ナズチアシラ
- Ver.14.0で流行したナズチゴアの類似クエストその1。
ターゲットは傀異克服オオナズチ、そうして意外や意外なヌシ・アオアシラの二頭。
- でありながらも注目され人気を集めたのは、それらを差し引いてなお選ぶ利点があるから。
そもそもこのクエストが見いだされた経緯として、上記のナズチゴアの周知が進むにつれ、
「マルチかつ錬度の高いハンター4人がきちんとした打ち合わせを経てでないと安定した高速周回が難しい」
「特に渾沌ゴアの拘束が安定しない、ソロだと肉質の渋い渾沌ゴアを安定討伐できない」
といった難点も浮き彫りになり、妥協案としてよりソロでも簡単かつ安定した効率周回が模索された事情がある。- 共通して火属性に非常に弱く、また狩猟フィールドが城塞高地の場合、
ヌシ・アオアシラはほぼ確実に樹液沼のあるエリア13に配置される為、開幕直後の狩猟が大幅に安定する。
城塞高地は密林と比べ、フィールドが広大で通路も多いので移動時間が長くなりがちだが、
オニクグツ、泥玉コロガシ、雷毛コロガシ、ボムガスガエルといった強力な猟具生物が多数配置されており、
実力に不安のあるプレイヤーでも時間を割いてそれらを集めることで狩猟を安定させやすい。
ヌシアオアシラが西端オオナズチが東端という酷いパターンもあるが。
- 共通して火属性に非常に弱く、また狩猟フィールドが城塞高地の場合、
- 属性ヘビィでの周回が最も効率が良いと紹介される事が多いナズチゴアと違って、
こちらはVer.14.0で更に強化された狂化奮闘双剣、
もといそこから繰り出される螺旋斬・鬼人突進連斬との相性での紹介が多い。
奇しくもMHP2G時代、火属性双剣4人にズタズタに切り刻まれていたナズチが再現される形となった。
- 変わったところだと、上記のナズチゴアと混ざったような、
メインが傀異克服オオナズチに、お供がヌシアシラと渾沌ゴアという3頭クエストも発見されている。
火属性弱点の欲張りセットとでも言わんばかりの組み合わせだが、
城塞高地では渾沌ゴアの配置場所が北側に固まっている事から、
あまり普及はしていない。
ナズチバゼラー
- Ver.14.0で流行したナズチゴアの類似クエストその2。
ターゲットは傀異克服オオナズチ、激昂したラージャン、そしてやっぱり紅蓮滾るバゼルギウス。
紅蓮バゼルは乱獲される運命にあるのだろうか。
- 弱点が火属性と氷属性で分散してしまっているが、フィールドは当然のごとく密林なのでアクセス・合流ともに容易。
傀異討究クエストの三頭狩猟は、最初は傀異化していない2体しかフィールド上に存在せず、
片方の狩猟後に傀異化した個体が3体目のモンスターとして登場する仕様の為、
属性武器でもバゼルとラージャンを倒してからキャンプで着替えてナズチ、の流れを作りやすい。- 武器種による得意・不得意の差が激しく、特に途中の激昂ラージャンと貫通ガンナーの相性が悪いため、
どちらかと言えば剣士で回すことが推奨されるクエストとなっている。
ナズチアシラ同様、動画サイト等では属性特化双剣で効率周回する立ち回りの紹介が多い。
三頭狩猟になったことで時間効率は悪化したが、クリアするだけで琥珀・王が90~100個ほど手に入る。 - が、ナズチゴア同様に劫血やられが一切発生せず、3体とも攻撃力が底上げされているので
すこし回復を怠ればあっという間に力尽きてしまう。
これまで以上に気を引き締めた狩猟が要求されるが、そのぶん見返りは過去最高レベル。
- 武器種による得意・不得意の差が激しく、特に途中の激昂ラージャンと貫通ガンナーの相性が悪いため、
- Ver.15.0のリリースが迫る中という何とも不思議なタイミングで流行ったクエストで、
動画投稿サイトやSNSを中心に情報が拡散された。
また、Ver.15.0で新たに傀異化素材を使うマカ錬金「傀異錬金術」が解禁されることが発表され、
精気琥珀を使うのか、傀異化素材を使うのか、マカ油が使えるのか、多くの考察が飛び交う中
「とりあえず精気琥珀と破傀の堅龍骨を集めておこう」と考えるプレイヤーが多かったのも理由のひとつに挙げられる。
ナズチ単体(1乙/25分/2人以下)
- Ver.14.0で流行したナズチゴアの類似クエストその3。
傀異克服オオナズチの単体狩猟に、傀異研究ポイントの獲得量を上げる様々な条件がついたもの。
つまりVer.13.0初期に流行した金レイア単体のオオナズチ版で、
金レイアと違って低体力で肉質が柔らかく、殴れる箇所が多くて特殊ダウンも狙えるため
他のモンスター達を差し置いて周回の格好の的となった。
- あくまで傀異研究レベル上げを目的としており、他のオオナズチ絡みのクエスト達とは毛色が異なる。
ナズチバゼラー同様に、最前線のプレイヤーの多くが研究レベルを最大値にしたVer.15.0のリリースが迫るタイミングで
急速に流行を見せたクエストで、その理由が「次のアップデートでレベル300まで拡張されそうだから」というもの。
Ver.12.0→Ver.13.0への移行時にレベル上限が120→200と80も引き上げられたことから、
220→300と一気に引き上げられることを警戒した一部のプレイヤー達が突如としてクエスト収集を開始、
結果としてアップデート実施後のレベル上げ用として、プレイヤー間での配布が盛んに行われることとなった。- Ver.15.0で新たに追加される「傀異錬金術」では傀異化素材を使う事が事前に発表されたため、
それに向けて精気琥珀よりも傀異素材を集める事を重視したプレイヤーが、
多頭クエストよりも単体の方が傀異素材効率が良い事を利用してナズチ単体を周回する場合があった。
Ver.14時代に一番人気だったのはフィールドが密林、次点でフィールドが城塞高地のもの。
- Ver.15.0で新たに追加される「傀異錬金術」では傀異化素材を使う事が事前に発表されたため、
- 結果的にはVer.15にてLv.300までのレベル上限解放およびEX★9ランクの追加が行われたのだが、
オオナズチより高ポイントのEX★9モンスターはサンブレイク最強とまで評される傀異克服バルファルクか、
武器や戦法によってはそのバルファルク以上とも言われる傀異克服シャガルマガラしか選択肢がない。
そのためVer.15でも基本的にオオナズチは研究レベル上げ対象として人気がある。- ただしVer.15では同時に決戦場タイプの狩猟フィールド3種も追加された為、
Ver.14時代に人気だったフィールドが密林や城塞高地のものは数を減らし、そちらが主流になりつつある。
フィールドが決戦場タイプのクエストが出現しだすのはLv.181以降ではあるものの、
Ver.15以降は研究レベル220までは補正でレベルがすぐ上がるようになった為、そこまで厳選もされない。
- ただしVer.15では同時に決戦場タイプの狩猟フィールド3種も追加された為、
- 一方でクエストLv.251以降の傀異克服オオナズチはアイコンが赤オーラ化。
それ以前までは一回限りの特別な個体と思われていた傀異クエストEX★8の方の強化個体に変化した影響で、
人気はあれど、Ver.14時代ほど効率周回するならナズチ絡み一択という状況でもなくなっている。- 赤オーラ化していなくても既に十分強い傀異克服バルファルクや傀異克服シャガルマガラと違い、
赤オーラ化による元からのテコ入れ度合では、全克服古龍の中でも屈指の魔改造ぶりを見せる為、
武器種によっては「それまで楽に狩れていたのにいきなり安定しなくなった」という現象が発生する。
幸いEX★8の傀異克服古龍から入手できる「破傀の龍骨」類はLv.221で重龍骨に、
EX★9の傀異克服古龍から入手できる「破傀の龍血」類はLv.241で濃龍血に変化するので、
Lv.250までのレベリング相手とする分にはVer.14以前までとさほど労力は変わらない。
そこから先は個人の好みや得意不得意で、このまま狩り続けるか別の相手に切り替えるかになるだろう。
- 赤オーラ化していなくても既に十分強い傀異克服バルファルクや傀異克服シャガルマガラと違い、
Ver.15.x~Ver.16.x
- Ver.15は2023年4月20日配信。大型アップデート第5弾。
傀異クエストにEX★9モンスター2体が追加され、傀異討究クエストのレベル上限が220 → 300に引き上げられた。
- 傀異化素材を使うマカ錬金が2種追加され、精気琥珀も新たに精気琥珀・真が登場した他、
高レベル帯限定の要素として、狩猟フィールドが「塔の秘境」「獄泉郷」「闘技場」のクエストが出現するようになったり、
狩猟対象が四頭のクエストが登場するようになったりと、これまでに前例のなかった要素が多数追加された。- 全体的な傾向として、モンスターの移動が発生せず虹ヒトダマドリでステータスの底上げが容易にできる
決戦場フィールドのクエストが人気を博しており、特に狭いが傾斜がなく猟具生物が一通り揃っている塔の秘境、
猟具生物がいないが柵があり一部モンスターの大技が発生しなくなる闘技場のクエストで募集されている事が多い。- なお、決戦場フィールドの場合、登場するモンスターは制限時間に関係なく体力が5%増えるので
決戦場フィールドの制限時間25分、30分のクエストでもそれなりの長期戦を求められることがある。
- なお、決戦場フィールドの場合、登場するモンスターは制限時間に関係なく体力が5%増えるので
- 全体的な傾向として、モンスターの移動が発生せず虹ヒトダマドリでステータスの底上げが容易にできる
- その他、研究レベル300に到達したヘビーユーザー向けの腕試し要素として特別討究という高難易度コンテンツも実装された。
- 細かい部分で言えばヌシ・ディアブロスがLv.201以降、ヌシ・ジンオウガがLv.241以降出現するようになる。
どちらも傀異マカ錬金用の傀異マカ油を出すので、特に前者は注目されている。
また、傀異克服古龍が一定レベル*2以上でオーラを纏った傀異クエスト仕様の強化個体に変化するようになった。
よって、一回限りの腕試し個体と見なされていたオーラ個体を相手に周回することになった。
- Ver.16は23年6月8日配信。本作における最後の大型アップデートである。
ボーナスアップデートと位置づけられているので傀異調査レベルの上限UPなどはされていないが、
これまで最大2頭しか出現しなかった決戦場フィールドにも三頭クエストが出現するようになった。
当アプデで追加された原初を刻むメル・ゼナもイヴェルカーナや通常のメル・ゼナと同じ様に
取り巻きとして登場する様に。
- また、防具の傀異錬成に「スロット特化型」が追加されている。
こちらは1回の錬成に最大で480Pも消費するので、
Ver.15では少々持て余し気味だった精気琥珀・真の需要が大きく増加することに。
ナズチカーナ
- Ver.14.0で流行したナズチゴアの流れを汲むクエスト。
Ver.15.0からイヴェルカーナが登場するようになったために実現した組み合わせ。- 火属性弱点の古龍2体の組み合わせであり、どちらも破空竜珠が有効。
オオナズチは言わずもがなとしてイヴェルカーナは全身に弱点特効【属性】*3が通る。
オオナズチは猛毒対策さえすれば比較的戦いやすく、
特殊ダウンもあるイヴェルカーナとの組み合わせは効率的に周回しやすいが
範囲攻撃の頻度が増加したオーラ個体との戦闘に慣れていない場合、
思わぬ苦戦を強いられやすくこれまでの個体より事故率は高い。 - 火属性弱点の古龍2体の組み合わせであり、どちらも破空竜珠が有効。
- 慣れてさえしまえばソロでもマルチでも比較的回しやすく、
周回スピードに対してポイント・討究コイン・琥珀の入手量も上々のため、
特に傀異研究レベルのレベル上げで人気が高い。
コインに関しては他の組み合わせが少々どころかかなり難度が高かったり面倒だったりするので、
Lv.300にしてからもそれなりに需要はあるクエストと言えるか。
- なお、目的地を虹ヒトダマドリがいる決戦場フィールドにしておくことで
オオナズチの舌攻撃による花粉の奪取を封印できる。
ただし、イヴェルカーナとの連携攻撃には注意が必要。
闘技場なら分断柵によって分断し、塔の秘境ならオニクグツでイヴェルカーナをオオナズチにぶつけ*4、
獄泉郷ならクグツチグモの操竜でオオナズチの動きを止めるといいだろう。- 闘技場以外なら操竜待機状態のオオナズチに乗って、イヴェルカーナにトドメを刺すこともできる。
盟勇と行く場合は、オプションですぐに乗ってもらう設定にすると確実か。 - また決戦場フィールドのため、分断柵や睡眠でオオナズチを足止めをしない限り
イヴェルカーナの剥ぎ取りは不可能だと思った方がいい。
- 闘技場以外なら操竜待機状態のオオナズチに乗って、イヴェルカーナにトドメを刺すこともできる。
バルクカーナ、シャガルカーナ
- ナズチカーナの派生型。
オオナズチのかわりにランクが1つ上のバルファルクやシャガルマガラを組ませたもの。- この2体も火属性が弱点なうえに、最高ランクなぶん報酬とポイントはさらに豪華になる。
(ただし、バルファルクは龍やられ攻撃を行う上、龍気活性状態になると属性弱点が前脚のみとなる。) - ただし、いずれもオオナズチ以上に手強い実力者であるため、効率的に周回できるかどうかはハンターの腕が試される。
Lv.271以上の強化個体の場合にはなおさら。
- この2体も火属性が弱点なうえに、最高ランクなぶん報酬とポイントはさらに豪華になる。
バルクフロギィ
- Ver.15.0で登場した組み合わせの一つ。
ターゲットは傀異克服バルファルクと初期環境ぶりのドスフロギィ。
フィールドは斜面が無く、オニクグツとイロヅキムシがいるついでに夜景が美しい塔の秘境が人気。
傀異錬金術および武器の傀異錬成で大量に使う破傀の濃龍血集めを目的としたクエストで、
精気琥珀・真は出るものの取り巻きがドスフロギィのため効率は非常に悪い。- 属性偏重の環境が加速したVer.16.0以降では
遅延要素大技の彗星を発動不能にできる闘技場が人気。
- 属性偏重の環境が加速したVer.16.0以降では
- ドスフロギィをお供に付けることで複数狩猟補正でバルファルクのHPを下げつつ、
ドスフロギィを捕獲してクエストクリアすることで帰還までの時間を短縮することが目的の組み合わせ。
火力役には以前からの紅蓮バゼルハメで用いられていた氷属性貫通ヘビィを用いることができるため、
装備の流用がしやすい。
- 複数討伐のおかげでモンスターの体力を大きく落とすことができているものの、
ただでさえ最強クラスと名高い傀異克服バルファルク、しかもLv.271以降はオーラを纏った強化個体となるので
やられる前にやらないと途端に全滅してしまう危険性が非常に高い。
また傀異克服バルファルクは通常時こそ属性の通りがいいものの
怒り、及び傀氣脈動状態では殆どの部位で属性が通らなくなるため
流行りの貫通属性弾で倒す場合は冗談抜きで討伐まで完全に動かさずにハメて倒し切れなければ詰みになってしまう。
一応そうなったらキャンプで武器を持ち替えれば済むといえば済むのだが周回という目線では好ましくはない。
総じて、サポート役・DPS役とで役割分担と緻密な打ち合わせを行う必要があり
Ver.13.0時点のレイアミツネ同様に事前打ち合わせが可能な固定メンバーでの周回を前提としたクエストとなっている。
- Ver.16.0以降では狂化奮闘双剣の台頭もあってガンナーによる周回の必要性が薄れたこと、
怒り、及び傀氣脈動状態でも唯一属性の通りが良い前足に張り付くことが容易であること、
ダメージソースとなる螺旋斬を連打できる状態を作れば体力削りで非常に有効と様々な要因が重なり
固定メンバーでなくともしっかり対策すれば周回しやすいレベルにまで難易度は落ちたものの
それ以上に気軽に周回できるクエストが増えたことが重なって人気は低い。
ヤツカダキ(亜種)Lv300
- Lv.300の傀異討究クエストを自分で受注してクリアすることで
サンブレイクの最終コンテンツである特別討究クエストが手に入るが、
そのためのLv.300クエストをひたすら効率よく集めるためのクエスト。
- 傀異討究クエストは部位破壊、採取ポイント、サブモンスターの狩猟で手に入るが、
このうち部位破壊を高速でこなすことがこのクエストの主目的。
ヤツカダキ及び亜種は足を部位破壊することで形態変化を行うが、2~3つ破壊すると残りの足も破壊される。
また、形態変化で足の部位が復活するため、ヤツカダキが倒れるまで何度でも部位破壊ガチャを試行することができる。
通常のヤツカダキならEX★3及びEX★4、亜種ならばEX★5及びEX★6のクエストが手に入る。- 通常種はEX★2以下とEX★5以上、亜種はEX★4以下とEX★7以上のクエストが出現しないため
出現しない範囲のランクのクエストを求める場合は採取帰還マラソンをした方が良いだろう。
- 通常種はEX★2以下とEX★5以上、亜種はEX★4以下とEX★7以上のクエストが出現しないため
- 事前打ち合わせの上行うのであれば、密林でガルクに乗って
草むしり採取マラソンの方が効率的であるが、
ヤツカダキならば探索せずに狩猟だけで片が付くため、野良マルチでも嫌な顔をされずにクエスト集めに勤しめる。
やることは部位破壊マラソンのため、採取ポイントがとても少ない決戦場フィールドでも安定周回が可能。
- 欠点は全体的な肉質が渋く、全モンスター中最高の体力を誇る相手となること。
その体力はLv.300ソロで通常種は14万、亜種は13万5000と、通常種はトビカガチと並ぶトップ2、亜種は3位に入る。
肉質も亜種は多少マシな分類に入るが、通常種は特にガンナーを悩ませる箇所が多い。
ヤツカダキは移動を伴う攻撃や範囲攻撃が多く、亜種になると更に範囲攻撃の数が増えるので
武器種によってはとても厄介なモンスターに早変わりするため、打ち合わせなしでは長期戦は免れない。
傀異化モンスター単体(25分/決戦場フィールド)
- 傀異錬金術「覇気」「円環」の実装により需要が急増した、傀異化素材集めクエストの決定版。
そもそも琥珀やコインを考慮せず特定の傀異化素材だけを狙って集めたい場合、
単体狩猟の25分クエストが最も効率的というのはこれ以前のアップデートにおいても同様の話だったのだが、
今回、「傀異研究レベルの上限は300」と公式からも明言されたのを受けて、
ゴールであるLv.300のクエストにおいて、これまでにない傀異化素材の大放出が行われることになった。
- 剥ぎ取りや部位破壊での入手数こそ一律40%かつ1個のまま変わらないものの、
クエスト追加報酬の枠で貰える傀異化素材の数が、Lv.299以下とLv.300とでは天と地ほどに違いを見せる。
参考までにLv.300のクエストをクリアした際の報酬量は、
EX★1~4の傀異化素材は、最上位の素材が11~14個、上位の素材が7~10個
EX★5~7の傀異化素材は、最上位の素材が8~11個、上位の素材が5~8個
EX★8~9の傀異化素材は、最上位の素材が8~11個、上位の素材が3~5個
いずれの場合もLv.299までのクエスト追加報酬と比べて、報酬量が一気に1.5倍近く増えている。- Ver.14.0以前だと、そのアップデートで追加された最新かつ最上位の傀異化素材に関しては、
上限Lvのクエストをクリアしても、クエスト追加報酬で貰える分はせいぜい1~3個が関の山だった。
そんな過去の例と比べれば、正しく破格の大盤振る舞いになっている。 - 一方で、精気琥珀の入手量はLv.261~Lv.300及び特別討究でもほとんど変わらない。
よって、上記の傀異化素材は不要で、ただ精気琥珀だけを集めたい場合は、
レベルをLv.261に(傀異克服古龍の場合はLv.271まで)下げて周回するのがよい。
- Ver.14.0以前だと、そのアップデートで追加された最新かつ最上位の傀異化素材に関しては、
- Ver15.0以降は傀異討究クエストに決戦場タイプのフィールドが出現するようになった。*5
闘技場・塔の秘境・獄泉卿の3種類で、いずれも対象モンスターとのタイマン戦になる。
複数のモンスターが出現する場合は、体力をある程度減らすと次のモンスターが出現する仕様。
決戦場フィールドではモンスターの体力が1.05倍になる為、決して全面的に有利とはいえないものの、
エリア移動とヒトダマドリ集めを短縮でき、野良モンスターによる妨害が発生せず、
戦闘地形の大部分が平坦なので、クリアタイムを短くする上で効率がいい事から人気が高まった。- 本アップデートでは傀異マカ錬金のガチャチケットになる傀異化素材の需要が激増。
琥珀やコインでは賄えない、上位・最上位素材を求めるハンターが一気に増えた形となる。 - 効率面での人気筆頭は、やはりEX★9の傀異克服バルファルクと傀異克服シャガルマガラ。
どちらもLv.271以上は赤オーラ個体となり、モーションや行動パターンが更に凶悪化するのだが、
報酬の破傀の濃龍血が傀異錬金術にて評価値200、つまり1個でマカ錬金1セット分になる。
1周で傀異マカ錬金ガチャチケット10~15回分、護石にして50~75個分にもなる。
もちろん精気琥珀の効率も単体クエの中ではトップクラスであり、
その悪魔的な強さにもかかわらず、Lv.300指定のランダム救援では高確率で単体狩猟(決戦場)に遭遇する。
どちらもソロで何周もするには重たすぎる相手、できればマルチのタゲ分散に頼りたい思惑もあるのだろう。 - 周回のしやすさでは傀異克服オオナズチの単体狩猟(25分/3~4乙/決戦場)も人気なのだが、
報酬の破傀の重龍骨が傀異錬金術にて評価値160なため微妙に1セットに届かないことと、
Lv.251以上からの赤オーラ個体の凶悪化が著しいため武器種によっては以前ほど楽に狩れないのもあって、
Ver.14時代の大人気に反し、遭遇率的にはバルファルクとシャガルマガラに思った以上に押されている。
それでもLv.300ランダムに潜ると2回に1回はナズチかバルクかシャガルの単体、というぐらいには多いが
- 本アップデートでは傀異マカ錬金のガチャチケットになる傀異化素材の需要が激増。
- またそういった効率周回とは別に、EX★1~7の傀異化モンスターに関しても、
決戦場フィールド3種が追加された事や、特別討究という効率度外視なお楽しみコンテンツの実装もあって、
フィールドが決戦場のものに更新しつつ単体25分のLv.300クエストを集め直す動きが広まっている。
傀異研究Lv.300到達後は討究クエストのレベルの上がり方に大幅なブーストが掛かり、
Lv.261以上でも1回のクリアで10強、Lv.221~260でも20強、それ以下では40とか50という具合で、
凄まじい速さでクエストレベルが上がるようになる為、揃えるのもそこまで苦ではない。
- 全コンプまでは拘らない場合でも、EX★1~7モンスターから得られる傀異化素材に関しては、
2~4つある選択肢の内、自分が最も狩りやすいモンスターのLv.300クエストを1つは確保しておきたい。
特に武器の傀異錬成において傀異スロット拡張、攻撃力強化、属性強化に使うものは、
別の武器種に興味を持った際、五属性の武器を揃える等で一気に大量消費する可能性がある。- これまでのアプデ同様一定レベル以上では手に入らない下位の傀異化素材が一番不足する、
という問題だけは解決していないが、研究Lv.300ともなると討究コイン量も相当な供給過多になっており、
Lv.300ともなれば金のたまご、プラチナのたまごが供給過多気味に手に入り、迅錬丹は周回クエストがあるので
よほど大量に必要なのでもなければ、迅錬丹やたまごに換えたい欲を抑えてコインの暴力で解決した方が楽ではある。
- これまでのアプデ同様一定レベル以上では手に入らない下位の傀異化素材が一番不足する、
- どの武器を使うにしても必要となる、傀異スロット拡張で使用する下位の傀異化素材は
傀異化した甲殻(Lv1で2個、30枚)、傀異化した凶鱗(Lv2で3個、100枚)、
破傀の龍骨(Lv6で2個、400枚)の3つである。
交換レートが低い甲殻はともかく、幸いにも周回対象となるモンスターがいなかった凶鱗は
あまり持ち合わせがない人が多いのではないか。
また、Ver.14でナズチを周回していたプレイヤーならば余っているかもしれない龍骨についても、
これだけが欲しいならばLvを下げた対象の単体クエストへ行った方が早い*6ため、
目的に応じて直接入手しにいくか傀異研究所で交換するか決めよう。
- 上述の通り、特別討究の元となるクエスト生成においても
「移動が伴わず、虹ヒトダマドリで容易にステータスを最大にでき、4乙以上なら事故対策でなお良い」と
超強力なモンスターを相手取るには申し分ない条件のクエストを用意することができるので
素材集めのついでに特別討究用のクエスト集めを兼ねているプレイヤーも多い。
- モンスターにもよるが、3種の決戦場フィールドはいずれも一長一短。
運よく複数の決戦場フィールドを手に入れたら自分の好みや都合にあったものを選ぶとよい。- 闘技場はプレイヤーの有利になる環境生物が翔蟲1匹以外は存在しておらず、
単体クエストでは分断柵もまず役に立たない。あとMAP奥の段差も地味に面倒くさい。
一方で柱を一時的な盾として使える、開始後即座にモンスターと交戦できる、という明確なメリットがある。
また、傀異克服バルファルクに限り、長い時間手出しできなくなる強化彗星を封印できるという更なるメリットも。
- 塔の秘境はネムリガスガエルとオニクグツ、そして2セットのイロヅキムシと、
上手く使えば相手をとことん拘束できる手段がある。
更に翔蟲も2匹おり、BCには一撃死を防いでくれるヌリカメがいる。
MAP自体も傾斜と段差がほぼ存在しないため人気が高い。
一方でエリア間移動に少々手間がかかる、MAPがかなり狭いので広範囲攻撃やホーミング突進などを避けにくい、
(逆に言えば追いかけっこになりにくい)といった考慮点もある。
- 獄泉郷はMAP自体がかなり広く範囲攻撃をよけやすいが、
突進を多用してくるモンスターだと追いかけっこになりがち。
また、環境生物も回復ミツムシやカモシワラシなど生存に有利なものがある一方で、
それ以外は拘束にはあまり向いていないものばかり。
一応唯一足場に水の流れているマップなので、火属性やられを頻発しやすいモンスターを相手取るには多少便利か。
正直塔の秘境や闘技場に比べ人気は低いが、前述の通りここにしか出てこないモンスターもいるので、
どこに何があるかぐらいはチェックしておくとよいかもしれない。
- 闘技場はプレイヤーの有利になる環境生物が翔蟲1匹以外は存在しておらず、
- また、これらの決戦場フィールドに共通する事として、
たとえ専用BGM持ちのモンスターであってもそれぞれのフィールドのBGMで固定されてしまうので、
同じ曲ばかりで聞き飽きてしまうという所が悩ましい部分でもある。
唯一、傀異克服シャガルマガラだけは塔の秘境と獄泉郷のBGMに上書きされる事はない。
なので、敢えて汎用フィールドを選ぶという者達も中にはいる。
塔秘境バルク単体25分
- 決戦場単体クエストのうち、より傀異錬金術・覇気の素材集めに特化したもの。
評価値200の破傀の濃龍血が得られる傀異克服バルファルクと傀異克服シャガルマガラのうち、
バルファルクの方は非怒り時の属性肉質がほぼ20~25のため、非怒りのままなら属性貫通弾のダメージ効率がすさまじく優秀。
しかも決戦場フィールドのうち塔の秘境はハメ周回にお誂え向きの環境生物が豊富。
イロヅキムシ二つに雷属性を付与してオニクグツ・操竜で余すことなく使うことでスタンを2回稼ぎ、
さらに麻痺弾・睡眠弾・ネムリガスガエルで非怒りのまま動きを止め続けることで
伏魔属性貫通ヘビィボウガンによる2~3分レベルのパターン化されたソロでの高速周回がほとんどPSいらずで可能となる。
これは琥珀・錬金どちらをとっても凄まじい効率のため、バルファルクの塔秘境25分は最優先で手に入れたい。- 単体クエスト故に、討究コインだけは集まりづらい。
バルク単体を回せるようになった後も何かしらの得意な複数タゲクエストを用意しておくといいだろう。
- 単体クエスト故に、討究コインだけは集まりづらい。
- 睡眠弾・麻痺弾・電撃弾の3つが運用できる属性貫通弾ヘビィならどれでも実行可能なのだが、
素の火力が370ある凶刻【時雨】がやりやすいだろう。
また、最低限効率のいい属性貫通の通し方くらいは覚えておかないと操竜待機状態に持ち込めず、
傀氣脈動状態にもつれ込んで属性貫通がほとんど通らなくなってしまう。
塔秘境バルクの周回動画はいろいろ出回っているため、しっかり勉強してから臨もう。
- ハメなしで普段使い用の周回クエストにすることも可能だが、
シャガル程ではないとは言えバルクも相当な強敵のため、余程上手くないと効率は数倍落ちる。
この場合闘技場との比較となり、あちらは彗星による遅延がないこと、
こちらはオニクグツにより一方的な攻撃チャンスを得られることが差別化点か。
彗星に関しては、あるいは逆手にとって立て直しの機会とするのもいい。
- 盟勇の操竜はイロヅキムシがある方角に優先して突進するため、任せていても雷属性やられは問題なく取れることが殆どである。
たまにあさっての方向に駆け出したりするのはご愛嬌。
自分で操竜して当てるのが一番確実だが、猫火事場を発動させるまでが早くて麻痺弾を撃つ時間が必要だったり、
スキル等の問題でダメージがいまいち不足気味だったり操竜がめんどくさかったりする人は任せても問題ないだろう。
塔秘境バルク茶ナス
- 上記のバルク〇〇系列のクエストとは違い、ハメ周回に特化したクエスト。
塔秘境バルクの精気琥珀・討究コイン集め性能を強化した形となる。 - 傀異克服バルファルクのハメ周回はその性質上睡眠弾・罠をあまり必要としない上に、
貫通水冷弾自体もかなり余裕を持って討伐できるため、
余った弾でもう一体水属性弱点のモンスターをハメ狩猟することが可能。
そこで選ばれたのが精気琥珀・真が入手可能、強敵だが水属性の通りが圧倒的でハメに適した茶ナスということである。
茶ナスの琥珀自体はカーナや原ゼナと比べると低めなのだが周回難易度に圧倒的な差があるため、
腕試し抜きの効率重視PT周回となればこのクエストが一番時間効率が良いだろう。
シャガルゼナ
- Ver.16.0以降、スロット特化型傀異錬成の追加に合わせて登場した精気琥珀集めクエストの決定版にして
本ゲーム中最高難易度を誇ると言っても過言ではない傀異討究クエスト。
ターゲットは傀異克服シャガルマガラと原初を刻むメル・ゼナ。
制限時間30分、フィールドは塔の秘境または闘技場が選ばれることが多く、互いに龍属性が弱点となる。
破傀の濃龍血集めで乱獲対象となっていた克服バルクは龍属性が全く効かないので今回はターゲットに選ばれなかった。
- 最大の特徴は精気琥珀・真の入手量。
クリアすれば60個超えは当たり前、運が良ければ約70個もの精気琥珀・真が手に入り、
1回のクリアでスロット特化型20回分を確保できる。
要求レートが480Pと非常に高いスロット特化型で理想の傀異錬成を狙う場合、琥珀の消費量もバカにならないため
3つ使うだけでスロット特化型が回せる精気琥珀・真を少しでも多く集められるクエストとして急速に需要が高まった。
- 問題はその難易度にある。
最高効率となるLv.300なのは当たり前として、
相手はMR180で解放されるモンスターと本ゲーム最後の追加モンスター。
使用する武器次第では名実ともに最強の座に君臨する克服シャガルと、
ハメ周回をしようにも血氣蝕烈状態にならないと体力が途中で減らなくなる仕様の影響で
ハメ戦法の完走が難しい原初メル・ゼナを相手取るだけあってその事故率は非常に高い。
おまけに克服シャガルが合流するタイミングが血氣蝕烈状態になる手前のため、
2頭揃う頃には地獄絵図が待ち受けている。
- 幸いにも互いに弱点属性が同じなので武器交換の手間が無いこと、
原初メル・ゼナの体力が素で低めに設定されていること、
危険地帯に入りづらい双剣や猛攻を無傷で受け止めやすいランスといった
相性の良い武器を担ぐと多少楽になりやすいこと等難易度を下げる要素は多いが、
それでも尚MHR:S屈指の高難度ペアであることに変わりはない。
総じて凄まじい難易度と引き換えに精気琥珀の見返りも非常に多い、腕試しと周回を兼ね備えた周回クエストと言える。
バルクヌシディアラーバゼ(氷統一)
- Ver.16.0以降に出回り始めたクエストで、ディアバゼの究極版。
氷属性が弱点のモンスター4頭が相手となるため「氷統一」とも呼ばれる。
傀異化素材、精気琥珀、討究コインを満遍なく集めることを目的としたクエストにして
ハメ等の高速周回の手段を用いない場合、本ゲーム中最長の討伐時間を誇ると言っても過言ではない傀異討究クエスト。
ターゲットは傀異克服バルファルク、ここで出番が来たヌシ・ディアブロス、最強の武器としても使える激昂したラージャン、
そしてあまりにオトモンに選ばれすぎて討伐数ランキング3位に君臨してしまった紅蓮滾るバゼルギウス。
最後の最後までオトモンとしての需要は消えなかった
フィールドは砂原固定、制限時間も50分固定となる。
- Ver.15.0で4頭討伐のクエストが解禁されたが、
上記の通り傀異化素材を集めるだけなら単体25分決戦場フィールドで良く、
精気琥珀はシャガルゼナを始めとする高難易度クエスト、討究コインは研究依頼をこなせば良かったため
ただでさえ時間が掛かる4頭討伐クエストは基本見向きもされなかった。
が、Ver.16.0でスロット特化型傀異錬成が追加、
武器の傀異錬成で使う傀異化下位素材はコインで賄う環境から特に変わらず、
「どうせなら全部集められて効率の良いクエストを周回した方が時間は掛かるけど楽」と考えるハンターや
一通りのコンテンツをやり切って暇つぶし先を求めていたハンター達によって4頭討伐クエストの開拓が進められた。
その結果、全モンスターが氷属性を弱点とし、且つ相応の危険度を持つため精気琥珀も討究コインの効率も良いということで
克服バルクにヌシディアといつものオトモン2匹を組み合わせられるクエストが発見され、じわじわと普及していった。
- 剣士が事故りやすい紅蓮バゼル、貫通弾と相性が悪い激ラー、動き回るヌシディア、
傀氣脈動状態になると属性の通りが悪くなる克服バルクとどの武器種でも難儀する点があり難易度は高いものの、
4頭共に氷属性の弱点肉質が柔らかい時間が長くなりやすいため
武器交換の必要が無く他の4頭討伐クエストと比べて圧倒的に周回しやすい。- 幸い、砂原にはオニクグツが二匹もいるので
鬼火纏と併せて駆使すれば、難関のヌシディアをもハメることが可能。
- 幸い、砂原にはオニクグツが二匹もいるので
- 「ディアバゼ」と言いつつ実際には対象となるモンスターがこれら以外から選出される事も多かった中で、
最後の最後にまた「ディア」と「バゼ」が揃うのは偶然というべきか必然というべきか……- 更に余談だが、ヌシディアはかの鏖魔の(デチューンはされているが)モーションを引き継いでいるので
バルファルクと併せて「ダブルクロス」の再来でもあったりする。
- 更に余談だが、ヌシディアはかの鏖魔の(デチューンはされているが)モーションを引き継いでいるので
- 烈禍襲来アマツマガツチと交互にソロ周回した場合
意外にも琥珀とゼニーのバランスが整う。*8
ただし、濃龍血やカムラポイントのストックがないと枯渇しかねないのには注意が必要。
ゼニー不足を感じるなら特別討究で報酬金を2倍にしつつ*9後述の3頭にシフトするかプラチナのたまごの売却でどうにかなる。
クエストクリア~再出発までの回数を相対的に減らせる点もあり、総合的な効率は非常にイージャン高いと言える。- ソロ0乙が前提だが、本特別討究3:烈禍アマツ2の比率だとゼニーもカムラポイントも黒字になる見込みとなる*10。
この特別討究に盟勇を連れて周回するなら参考されたし。
- ソロ0乙が前提だが、本特別討究3:烈禍アマツ2の比率だとゼニーもカムラポイントも黒字になる見込みとなる*10。
- 4頭クエストは決戦場フィールドが不可能なため
ver16以降において本記事に入れられたクエストで
唯一の通常フィールドにおける組み合わせだったりする。
このため、ヒトダマドリを集めるか否かという問題が発生するデメリットがあることには注意。
上記のゼニーとカムラポイントとの釣り合いのこともあるのでそういう意味でもソロの方が気楽と言える。
また実利とは関係ないものの、各々の狩猟BGMが聴けるのはある意味通常フィールドにおける最大のメリットとも言える。
なお、優先順位はバルファルク>ヌシディア(砂原汎用)>その他2頭である。
下記二種は聞き飽きたであろう闘技場もしくは塔のBGMとなる。
バルクラーバゼ(3頭氷統一)
- 上記の氷統一クエストの派生形で、4頭のうちヌシディアが外れたもの。
最初に紅蓮バゼル、次に激昂ラージャン、最後に克服バルクの順で出現するクエストが多く出回っている。 - Ver.16から決戦場型フィールドの3頭討伐クエストが出現するようになったことで、
属性統一の3頭クエストが4頭クエスト以上に一定の需要を得るようになった。
その中でも弱点属性の氷属性がとことん効く上記3頭に白羽の矢が立ち、
逃げられることがなく虹ヒトダマドリですぐにステータスMAXにできるほか
合流の危険性がある代わりに拘束手段が多数存在するハメ周回の聖地塔の秘境、
分断柵が使用可能で克服バルクの強化彗星が発動しなくなる闘技場のクエストが多く出回ることになった。
4頭に比べれば精気琥珀、討究コインの効率は落ちるものの、事故要素になりやすいヌシディアとデルクスがいなくなり、
クエストクリアまでの時間効率ではこちらが上なので、濃龍血集めに注力する場合はこちらが選ばれる傾向は強い。- 盟勇を連れている場合、途中で二頭目が合流する仕様を逆手に取って
ラージャン入場と重なるタイミングで紅蓮バゼルを操竜待機に持っていった場合
盟勇に乗らせることでラージャンに対するハメまがいの行為も可能。
似たような手口で、バルファルクにラージャンをけしかけることも可能である。
- 盟勇を連れている場合、途中で二頭目が合流する仕様を逆手に取って
- また、Lv.221を超えていれば他人のLv.300クエストに参加できるシステムを活用した研究レベル上げクエストとして
オーラ個体化するLv.251以降のナズチカーナを相手にしたくないプレイヤーや
Lv.261到達前の時点で濃龍血を集めたいプレイヤーから高い支持を受けている。
ただし、単純にレベル上げだけを目的とした場合は、後述のバルバゼに軍配が上がる。
バルバゼ(塔の秘境/2乙)
- 上記の氷統一クエストをさらに発展させたクエスト。
フィールドは環境生物の有無から、塔の秘境が選ばれる傾向が強い。 - 特殊ダウンが闘気硬化中の頭攻撃に限定され、機動力もあって攻撃を狙いにくい激昂ラージャンを除外し、
克服バルクと倒しやすさから筆頭オトモンと化した紅蓮バゼルだけに絞っている。 - 傍から見れば、琥珀、コインの効率を落として高速周回を重視したと思うだろうが、
これまでの氷統一との違いは、研究レベル上げに重点を置いているところにある。- 次回作モンスターハンターワイルズが発表されたものの、発売まで1年以上もの期間があった。
発売までの間、既存シリーズに触れるためにサンブレイクで事前学習を考えたユーザーや、
せっかくだから遊んでみようとアイスボーンから渡ってきたユーザーが一定数おり、
そういった新規ユーザーのための終盤レベル上げクエストとして一部のコミュニティを中心に出回るようになった。 - ここで重要なのが、力尽きられる回数が2回にされている点。
力尽きられる回数が少ないほど研究レベルの経験値に補正が入り、より多く貰えるようになることは
レイア、ナズチの25分1乙2人以下で周知の通りだが、1乙だと事故ったときのリカバリーが効かないということから
効率は落ちる代わりに事故対策として2乙指定のクエストが広く出回ることとなった。
- 次回作モンスターハンターワイルズが発表されたものの、発売まで1年以上もの期間があった。
余談
- 傀異討究クエストの類似システムであるMH4Gのギルドクエストでも
特定のモンスターをターゲットにひたすら周回するプレイヤーは多く、
その最たる例として右ラー、バサラー、蔦ランがある。
「右ラー」におけるラージャンの立ち位置が「ディアバゼ」における紅蓮バゼルと似ている点も含め、
既視感を覚えたプレイヤーは多かっただろう。
- Ver.14.0で研究依頼の仕様が変わったことで、最高レベルのディアバゼ系統を周回し続けたら
勝手に討究コインが集まっていた、というケースが増えた。
特定のレベルを超すと下位素材が出なくなってしまう傀異討究において、
上位素材・最上位素材を集めつつ討究コインで下位素材を回収できるのは意外と重要で、
武器の最終強化、武器の傀異錬成、そしてVer.15.0で登場した傀異錬金術に使う素材集めもできる点が
ディアバゼ系統にプレイヤーが集中する理由のひとつとなっている。
- ターゲットモンスターが軒並み貫通弾と相性がいいこともあってか、貫通ガンナーで参加するプレイヤーは多い。
しかしVer.13以降は傀異討究クエストにも盟勇を連れていけるようになり、ソロで盟勇2人の方が早い場合が増えたほか
剣士の方が戦いやすいモンスターがターゲットのクエストが流行することも増えたため、
貫通ガンナーで参加するプレイヤーの数は少し減ったが、
「貫通ガンナー以外お断り」の周回部屋が建てられることもあり、かつて見たことがある光景は今も繰り返されている。
中には、貫通ガンナーでもシャトルランを誘発しやすいライトではなくヘビィ、
特に属性武器のインフレに伴う属性貫通弾の使用を強要される場合もあり、
ディアバゼが流行した当初は
「属性貫通ガンナーじゃないという理由でキックされた」という報告が散見されることもあった。- Ver.14以降は近接の属性火力が激増したため、マルチにおいても少なくとも属性貫通弾一択ではなくなった。
双剣の使用率No.1が灼熱のタイヤなのと、
Ver.14以降の人気が火弱点モンスターだらけなのは無関係な事ではないだろう。
- Ver.14以降は近接の属性火力が激増したため、マルチにおいても少なくとも属性貫通弾一択ではなくなった。
- 記事名の「ディアバゼ」を始めとし、度々
サンドバッグターゲットにされ
当然のように「バゼ」と略されるバゼルギウスは、
氷が良く通る紅蓮滾る方であり、危険度の条件を満たせず属性の通りも特殊個体ほどでない*11
通常個体が話題にあがることはない。例外は雷弱点で揃えられることが必要だった上記の「バゼミツネ」くらい。
通常バゼルの入った傀異討究クエストを手に入れて「○○バゼだ!」と勘違いした人もいるかもしれない。
関連項目
システム/傀異調査クエスト
システム/傀異化
アイテム/精気琥珀
システム/傀異錬成