MHXで登場したスキル。
連続で攻撃をすることでバフ効果(内容は作品によって異なるため後述)を得る。
目次
概要
MHX(X)
- スキルポイント+10で連撃の心得が発動する。
その効果は- 1発攻撃を命中させれば5秒間会心率+25%
- 効果中に攻撃を命中させれば持続時間を更新できる(再度5秒になる)
- 1発目の攻撃から効果を維持したまま4回持続時間を更新することで更に会心率+5%
- 名前の通り攻撃のヒット数に応じて会心率が上昇するスキル。
最大まで上昇させれば合計会心率は30%とかなり高い。
しかも『連撃』というスキル名の割には条件がかなり甘く、
「2発目から会心率+25%の効果」 を得ることができる。- そのため双剣や片手剣など連続攻撃を持つ武器の方が恩恵を得られやすいが、
2ヒット目でも十分な上昇力なのでハンマーや笛などの鈍重な武器でも扱うことができる。
ただし、さすがに溜めることによって初撃に重きを置く大剣とは相性が悪い。こちらは抜刀会心を利用しよう。
- だがエリアルの踏み付けも攻撃回数に含むことが確認された。
そのため、エリアルスタイルならば大剣などの武器種とも相性が良い。
実質会心率+25%(+5%)上昇スキルである。
- ボウガンは貫通弾や散弾だとしっかり1ヒットごとの判定になるので即座に30%まで恩恵を受けられる。
こちらも実質見切り+3と同じ効果を得られていると考えていい。
弓に関しても重射矢を除いて複数ヒットの攻撃なのでこちらも即座に火力を上げられる。
見切り側には隼刃の羽飾りがあるため、見切りより手軽かと問われると微妙なところだが。
- MHXXに於いて隼刃の羽飾りのG級版と言える防具が無かったため、
防御力を高める場合、スキルの軽さにおいて連撃の方が一歩上を行く事となった。
- そのため双剣や片手剣など連続攻撃を持つ武器の方が恩恵を得られやすいが、
- 競合しやすいスキルとしては、先述した見切りは勿論のこと
発動条件が厳しい代わりに会心率+50%を得られる弱点特効、依然として強力な効果を持つ挑戦者等も挙げられる。
連撃の心得は確実性が高いため、相手の肉質や自分のプレイスキル等の諸条件に合わせて使い分けよう。
- 上記スキルとの併用も勿論可能であり、またその場合、
高会心率を活かす超会心の採用も視野に入ってくる。
これらの会心スキルに加え、片手剣ならば会心・混沌の刃薬を併用すれば、
会心率100%超会心すら容易に達成できてしまう。
実現した場合、実に物理火力1.4倍という超絶強化である。
- ところで先述の通りエリアルスタイルの踏みつけ跳躍も攻撃にカウントされるが、
では『攻撃』とはどこまでの行動を指すのかというと、実はその範囲はかなり広いことが判明した。
チャージアックスの解放の爆発も攻撃回数に含まれるし、
操虫棍の狩技、蟲纏いの蟲たちは勿論、ダメージの無い印弾にまで連撃の心得は発動する。
どころかキックやシャドウ、武器を使わない攻撃も対象なのだ。それだけに留まらず、
石ころやブーメラン、こやし玉に捕獲用麻酔玉にペイントボールといったアイテムにまで反応する。
一方で閃光玉や音爆弾、各種タル爆弾は対象外になっている。
基本的に「ハンター自身から放たれた判定(ダメージの有無は問わない)」に反応すると思っていいだろう。- よって初撃を入れる前にこれらの行動を挟めば最初から会心率UPの状態で戦闘を進められる。
99個持てる石ころやペイントボールが実用的と言えるだろう。
- よって初撃を入れる前にこれらの行動を挟めば最初から会心率UPの状態で戦闘を進められる。
- 注意して欲しいのは一発目の攻撃には一切適用されないということ。
1回目:0%、2~4回目:25%、5回目以降:30%であるため、
例えば5回攻撃し、その後効果が切れてしまうと1回当たりの平均会心率は(0+25*3+30)/5=21%となる
効果を持続させればさせるほど30%へ収束するが、10回攻撃してもそれでもまだ平均は約25%止まり。
エリアルの場合はダメージ判定のない踏みつけで初回判定を稼げるため問題ないが、
普通の攻撃によって連撃を発動させる場合はあまりに途切れるようだと効果が見た目よりも大きく落ちる。- 弓の連射矢の場合も、敵に最初に到達する1本目の矢にモーション値が集中しており、
1射目に於ける効果はほぼ期待できないため、文字通り矢継ぎ早に攻撃する必要がある。
- 弓の連射矢の場合も、敵に最初に到達する1本目の矢にモーション値が集中しており、
- MHXで発動する防具はゼクス(S)シリーズとEXジンオウシリーズ、
二つ名イャンガルルガの隻眼シリーズ、忍・天/海シリーズ、桐花/三葵シリーズ、
イベントクエストで手に入るEXクシャナシリーズの6つ。- また装飾品は連撃珠【1】、【3】があり【3】の生産にはアマツマガツチ素材が必要となり作製はかなり遅い。
- MHXXにて新しく登場した防具、ネセト一式はスキルの恩恵で
スロットが3あるお守りに3スロ4ポイントの装飾品を付ければ10ポイントに到達できる。
本体にも3スロ2箇所に4ポイントの装飾品を付ければ10ポイントになるため、
この防具に限り見切りより発動条件と効果の有用性はこちらが大きく上を行くことになった。- また、青電主シリーズが超会心を含む混合スキルの青電主の魂と連撃を両立しているため、こちらもおすすめ。
一式装備で飛燕も発動するため、前述のエリアルスタイルとの相性は特に良い。
しかし、二つ名最強クラスの青電主と連戦する必要があり、
レア素材の放電棘も大量に必要なため、相応の労力がいる。
- また、青電主シリーズが超会心を含む混合スキルの青電主の魂と連撃を両立しているため、こちらもおすすめ。
MHR(:S)
- ライゼクスが登場しなくなってからは見なくなって久しい連撃スキルだったが、
MHRiseにてまさかのクシャルダオラ武器の百竜強化「鋼龍の魂」として復活。
その後MHR:Sでライゼクスの復活に合わせてかやや仕様変更して連撃スキルが復活。
- 持続時間が3秒に短縮されているがXXの頃よりも発動条件が緩くなっており、
投げクナイや麻酔玉は勿論、タル爆弾や音爆弾、閃光玉でも発動するようになった。
毒けむり玉は1個で最大3回ヒットするので毒蓄積ついでに狙うのもあり……かもしれない。
- 溜め連続攻撃、粉塵型、共闘型など猟虫行動でヒット数を稼げる操虫棍に
高出力状態の追撃でヒット数が実質倍加するスラッシュアックス、
高圧廻填斬りや斧強化状態の一振りで一気に最高値に持っていけるチャージアックス、
鉄蟲糸響打と三音演奏で双剣並みの手数を叩き出せる狩猟笛の4種が好相性。
鋼龍の魂
- 効果は1発当てると会心率+25%、その後4発当てるとさらに+5%される。
スキル枠を使わずほぼノーリスクで会心率を底上げする強力な百竜強化となっている。- 同武器には会心率強化もあるが、そちらが+6%~8%ということを考えると破格としか言いようがない。
- クシャルダオラの武器は属性値が高く物理性能が低い調整となっているため、属性会心と相性がいいものの、
スキルなしでは会心率が30~40止まりであることや属性会心の下方修正から使われることはまずない。
- MHR:Sでは、鋼魂竜珠【3】という百竜装飾品として続投しているのだが、
効果は1発で会心率+5%、攻撃を続けるとさらに+10%(合計15%)と大きく弱体化してしまっている。
各種特効の破○竜珠【2】の存在を考えると火力面では物足りず、
基本的には達人芸の補助用という位置付けになるだろう。
詳しくはこちら。
連撃
- MHX時代の連撃が「鋼龍の魂」で実質復活していたこともあってか効果が変更されており、
攻撃を続けると攻撃力と属性値が上昇するというものになっている。持続時間は鋼龍の魂と同様の3秒。
- 1発攻撃を加えると攻撃力、属性値共に+5され、そこから4回持続時間を更新すればさらに強化される。
3段階のスキルとなっており上昇量はLvによって異なる他、武器種によっても違いがある。
以下の表を参照(表記は 攻撃力 / 属性値)。効果がMHXX時代と全く異なるが、武器種 1発 さらに4発 Lv1 Lv2 Lv3 双剣 +5 / +5 +5 / +1 +7 / +3 +10 / +7 ボウガン +3 / +1 +4 / +2 +5 / +3 弓 +3 / +1 +4 / +3 +5 / +5 上記以外の武器 +5 / +3 +7 / +5 +10 / +10
属性武器を担ぐ分においては純然たる総ダメージ強化のスキルとして機能する。
持続時間が短いためある程度の手数が無いと活かせないのは変わらないが、
幸い本作では大剣も含めて手数に富む手段を採用できるため、
プレイスタイル次第ではあるが全武器種で起用できる可能性がある(無論相性の良し悪しはある)。
- 手数が多い武器では実質Lv2スロット一つで攻撃力+10、属性値+8というコスパの良さも見逃せない。
Lv3の強化も最大で攻撃力+15&属性値+15と大きいが、そこまで上げるかは防具スキルや武器種次第か。- 双剣とボウガン以外ではLv3で物理と属性が同じ上昇値となる。
上昇値が同じである場合は基本的に属性の方が実際のダメージアップの幅は大きいため、
このスキルはどちらかというと属性寄りのスキルになったと言える。 - 連続ヒットを狙いやすい双剣やガンナーに関しては、そのままの強化だと強すぎる為か効果が下げられている。
- 当然各種属性攻撃強化スキルとは併用可能で、驚くほどの属性値を実現することも可能。
属性と言えば本作では伏魔響命が強いが、リスクと引き換えであるあちらに対し、
ノーリスクで機能するこちらと属性攻撃強化の組み合わせだけで属性値100を超える武器もあったりする。
腕に自信がある、体力減をカバーする手段があるなら併用するのも面白いだろう。
- 双剣とボウガン以外ではLv3で物理と属性が同じ上昇値となる。
- 無属性武器や状態異常武器では連撃の属性値UP効果は反映されないため、
双属性の双剣やエスピナス亜種武器を除くと純粋に攻撃力だけが強化される。
前述の通りコスパは割と良いスキルであり、
状態異常武器を担ぐ場合防具との噛み合わせで連撃がくっ付いてくることは多いので無駄にはならないが、
装飾品やお守りでLv3まで狙うかは一度熟慮したほうがいいかもしれない。
- 汎用性の高い優良スキルだが、Ver.11時点では装飾品が存在しないのが難点で、
付与されているのはゼクスシリーズ、怒天シリーズ、冥淵纏鎧シリーズなどに限定されていた。
傀異錬成で付与されることはあり、比較的付けやすいスキルではあるが運が絡む。
このため搭載しようとすると防具が呪い化しがちであったが、
この点もあってLv1のコスパの良さを活かすという運用が生まれたともいえる。
しかし、Ver.12で装飾品の連撃珠【2】が実装。
激戦区とは言え付けやすいスロットレベルで、ライゼクスとタマミツネ希少種を狩猟できれば出やすい素材で作成可能。
Lv1を発動させる、Lv2をLv3に上げるといった程度なら発動難易度は凄まじく低下した。
さらにVer.14では連撃珠II【4】も登場し、Lv4スロットでも無駄なく活用できるようになった。
MHNow
- MHWorldに連撃はなかったが、効果はMHRiseに近いものとなっており、
会心率ではなく攻撃力が上昇するようになっている。
一定時間内に攻撃を10ヒットすることで4秒間攻撃力が上昇し、
その4秒の間に攻撃を1ヒットさせるだけで効果を持続できるので本家作品よりもかなり条件が緩い。
効果量は- Lv1:攻撃力+5%
- Lv2:攻撃力+10%
- Lv3:攻撃力+15%
- Lv4:攻撃力+20%
- Lv5:攻撃力+30%
- 最大の特徴は攻撃力が乗算で上昇するということである。
無条件で攻撃力を上げるスキルに攻撃や属性攻撃強化があり、
他に条件付きで乗算で攻撃力を上昇させるスキルは攻めの守勢、逆恨み、火事場力、不屈
などがあげられるが、いずれも常時発動させるのは困難である。
対して、連撃は発動さえしてしまえば攻撃をヒットさせるだけで効果を持続させることができるため、維持が非常にしやすい。
しかし、当然ながら連撃できなければ効果の維持どころか発動すらできない。
この連撃の発動・維持が可能か否かで差が開いており、特に大剣は実用性のある乗算の火力スキルは存在しなかった。- 現在では漂移錬成の抽選スキル限定ではあるが「ジャスト巧撃」の登場により、
大剣などの手数の少ない武器でも乗算系スキルを活用できるようになった。
- 現在では漂移錬成の抽選スキル限定ではあるが「ジャスト巧撃」の登場により、
余談
- MHXでは、ディノバルド、タマミツネ、ライゼクス、ガムートの4匹が総称として四天王と呼ばれている。
このスキルはそのうちの一頭であるライゼクスの防具のゼクスシリーズの半固有スキルとして扱われている。
矢継ぎ早に攻め立ててくるライゼクスらしいスキルといえるだろう。- 他の四天王の持つスキルと比べても汎用性が高いためか、連撃のスキルポイントを持つ防具は
ゼクスシリーズ以外にも結構な数が存在するので、そこそこ付けやすいスキルと言えるだろう。
- 他の四天王の持つスキルと比べても汎用性が高いためか、連撃のスキルポイントを持つ防具は
- MHXでは弱点特効の効果が「肉質45以上の部位を攻撃した際に会心率+50%」というMHP3仕様に戻っている。
どちらも会心率を10ptで底上げする火力スキルであるが、うまい具合に棲み分けがされている。- 会心率の補正値では弱点特効に軍配が上がるが、
こちらは相手の弱点部位以外を攻撃した場合一切の補正を得られない。
そのためにどこを普段攻撃するのか、或いはどこを攻撃する場合が多いのか決めてからスキルを選択したい。
- リーチの短い片手剣や双剣においては、他武器が弱点特効を付けるモンスターにおいても
その弱点特効適用部位が高い位置にある場合、弱点特効を付けない選択肢が最適解である場合が多い。
- また、ヒット数で稼ぐ貫通弾運用のボウガンや貫通矢運用の弓においては、
弱点特効適用部位が存在してもそこを占める割合が攻撃箇所の中で少ない場合にて
弱点特効スキルを選ばないことが効率よくダメージを与えられることもある。
- 一方連撃は補正値では劣るものの、連続ヒットの条件さえ満たせば相手の肉質に関係なく効果が得られる。
そのため、弱点特効が機能しづらい前述の場合において相性が良い。
また単純な物理火力の底上げ以外にも、会心撃【属性】と組み合わせることで、
固い肉質の相手にも無理やり物理ダメージと属性ダメージを底上げして押し切る運用も可能となる。
使用する武器やそれに合わせるスキルを吟味することでいっそう輝かせることが出来るだろう。 - 会心率の補正値では弱点特効に軍配が上がるが、
- 当然だが、連撃効果を切らさないことを意識し過ぎて逆に被弾していては元も子もないので注意。
同様に、肉質が柔らかい部位を狙える状況に気づかず目の前の固い部位に連撃、
などといったことでは会心が出たところで大したダメージは稼げない。
- MHF-Zでも、このスキルと良く似た効果を持つ「幕無」スキルが2017年7月5日に登場。
こちらは攻撃を一定回数当てることで会心率が最大+50%まで上昇し、
一定時間攻撃を当てられないとリセットされる。
当初の仕様では連撃とほぼ同じ、会心率強化を得られるのみであったが、
MHFの環境では魅力に欠ける可能性があることが最終調整段階で発覚し、
実装から1週間後の7月12日にて、会心ダメージの強化効果も追加された。
会心ダメージの強化効果は、メインシリーズで言えば最大で超会心と同じ補正が得られる。
関連項目
防具/ゼクスシリーズ
システム/会心率
スキル/達人
スキル/幕無 - MHF-Zに存在する、似た特性を持つスキル。
スキル/加速再生 - 同じく継続して攻撃することで効果が発生するスキル
スキル/属性加速 - 同上
武器/クシャナ武器 - MHRiseでは百竜強化によって、本スキルとほぼ同じ効果の「鋼龍の魂」を付与できる。