組み合わせることで、猛る獣が
現れる鋼龍の双剣。放たれる
威圧感が獲物に恐怖を与える。
(鋼氷狼牙)
銀世界に息づく猟獣の魂が、
鋼龍の魂と呼応し生まれた姿。
これ即ち鋼氷狼牙が強化形態。
(ルプス=ダオラ)
MHRiseで初登場した双剣。鋼龍クシャルダオラの素材から作られる。
目次
概要
- 過去のシリーズでは、強化に一部鋼龍素材を使うハイツインダガー系統や、炎龍素材を併用したツインネイル系統、
そして古代の石像を元に鋼龍を模して作られた罰当たりな一品鋼龍の石双剣系統といったものはあったが、
純粋にクシャルダオラの素材から作られた双剣というのは、メインシリーズでは意外にもこれが初めてである
(派生作品を含めれば、MHFの剛種武器である鋼龍双系統が以前より存在していた)。
また、この武器が登場した事で、クシャナ武器はメインシリーズにおける
全14武器種のコンプリートを果たすこととなった。- なお、この武器が登場した事でツインネイルは炎王龍派生に変更された。
押しつけられたとか言ってはいけない
ただし、あちらにも鋼龍素材を使うという点は変わっていない。
- なお、この武器が登場した事でツインネイルは炎王龍派生に変更された。
性能
MHRise
- Ver.2.0アップデートからクシャルダオラと共に実装。一発生産でのみ製作可能。
- 初期段階の鋼氷狼牙Iの性能は
- 心許ない攻撃力160
- 氷双剣ではトップの氷属性29
- 斬れ味は素ではそこそこの長さの青とやや短めの緑
- 会心率・防御力ボーナスは無し
- スロットはLv2×1
- 百竜スキルは「攻撃力強化II」「会心率強化II」「鋼龍の魂」を付与可能
- 上位まで強化可能な氷双剣には、他に物理寄りのベルゲルブリザードや鈍器運用適性の高いグレイス=ソウルがある。
特に、後者は属性強化【氷】IIIを付ければ属性値でも逆転されてしまう。
こちらには手数武器の特性にマッチした鋼龍の魂があるが、
それでも攻撃力の低さは気になるので、その辺りをスキルでフォローしたいところ。
- Ver.3.0アップデートから強化先のルプス=ダオラが追加された。
強化には天彗龍特殊個体の素材が必要。
- ルプス=ダオラの性能は
- やはり心許ない攻撃力170
- さらに強化された氷属性32
- 斬れ味は素で延長可能な短い白とそこそこの青
- 会心率、防御力ボーナスは無し
- 安定のスロットLv2×1
- 百竜強化は攻撃と会心がIIIに強化されたが、この武器を使うなら鋼龍の魂が前提なのであまり意味は無い。
- ライバルとしては、Ver.2.0と変わらずベルゲルブリザード、グレイス=ソウルか。
ベルゲルブリザードとは鋼龍の魂で得られる会心率、グレイス=ソウルとは斬れ味が差別化点となるだろう。- 手数が全武器でもトップクラスの双剣という武器種の性質上、
百竜強化に鋼龍の魂をつけた場合は会心率+30%と解釈してもほぼ問題ない。
ここに見切りLv7、オトモの強化咆哮が組み合わさると、部位によらず会心率100%を達成することができる。
とはいえ、斬れ味カバーに剛刃研磨等が必要になることは留意しておこう。
この点でスキルで斬れ味をケアする必要が無く火力スキルを爆盛り可能な鈍器心眼グレイス=ソウルに明確に劣る。
あちらにも詳しいが、スキル構成と護石によってはグレイスが火力で超えてくる可能性も十分高いため、
モンスターと斬れ味を照らし合わせて両方を使い分けるくらいがちょうどいいかもしれない。
- 手数が全武器でもトップクラスの双剣という武器種の性質上、
MHR:S
鋼龍の魂が宿る凍てつく双剣。
風を纏い怒濤の斬撃を操る様は
命を薙ぎ倒して進む暴風雪。
(ウェントゥス=ダオラ)
- MRクシャ素材をつぎ込んだルプス=ダオラ改を経て、最終強化はウェントゥス=ダオラ。
最終強化には鋼龍の靭尾と天彗龍の大背尖甲という、地味に入手が面倒な素材が必要*1。
人によっては古龍の大宝玉の方が楽だったという人もいるのではないだろうか*2。
とはいえ、古龍武器は最終強化に傀異化素材を必要としないため、
耐久力の高い傀異化モンスターを周回しなくて良いというのは利点となり得る。
傀異化素材は1クエストにつき確定で2個以上手に入るので、こちらの方が周回回数は嵩むかもしれないが。
その性能は- かなり強化された攻撃力310
- 氷属性54
- 装飾品スロットLv2、百竜装飾品スロットLv3
- 素紫20。匠で延長可能
- 攻撃力、属性値、斬れ味の全てが高いレベルで纏まっており、火力を出しやすい。
特に、属性値は氷双剣7本中の2位という好成績を叩き出す。 - 紫20では心許ないように感じるが、新たに追加された鉄蟲研糸によって斬れ味維持も格段に容易になった。
攻撃を回避する必要があるが、通常回避の他に朧翔けや鬼人空舞の無敵時間にも適用されるため、発動は思いの外簡単。
加えて、各種斬れ味スキルを発動させれば盤石だろう。
ただし、達人芸運用の場合、百竜装飾品版「鋼龍の魂」は会心率+15%になっているため、注意が必要。 - 百竜スロットもLv3を備えており、各種特効や弱点特効【属性】、鋼龍の魂を状況に応じて使い分けることができる。
また、度重なるアップデートで研磨術【鋭】も発動させやすくなったことに伴い、鬼人激化も選択肢に入るようになった。
鋼龍の魂にも言えることだが、これらで上がる会心率分を他のスキルに回す柔軟性も備わっていると言える。
- 氷属性双剣は他にも極光雪爪スノウクロウやグレイス=クオーレなどがある。
- グレイス=クオーレは匠でも白ゲージが伸びるだけかつ、属性値ではこちらの圧勝。
ただし、物理期待値はこちらが紫の補正込みでも僅差で敗北しており、
スロット3-1という拡張性、長大な白ゲージ、
そしてレア素材が一切不要というお手軽さがウリの物理寄りの快適型。
傀異錬成で属性値がかなり優秀になるため、人によってはどちらを使うかは好みになる。
こちらは紫ゲージのため、物理で食い下がり属性は更に引き離している。
紫ゲージを活かすことがこちらを扱う鍵となるだろう。 - 極光雪爪スノウクロウは氷双剣トップの属性値を持つ属性特化型。
逆に物理期待値はブッチギリでワーストなため、こちらの圧勝。
その他スロットや斬れ味、属性値を考慮しても本武器が一番使い勝手がいいだろう。
と言うのも、属痛竜珠が素で入るため傀異錬成で百竜スロットに回さなくてもいい分、属性値強化をフルに付けられる。
そうなるとスノウクロウを追い越し、属痛竜珠前提での氷属性値は第一位に躍り出る。
更に、余った傀異スロットで攻撃力もわずかながら上げられる。加えて、紫もこちらの方が維持しやすい。
流石は古龍の武器ということか。 - グレイス=クオーレは匠でも白ゲージが伸びるだけかつ、属性値ではこちらの圧勝。
- 属痛竜珠前提での氷属性値が第一位であるため、限りなく多くの精気琥珀を集める際には最有力候補の双剣となる。
真打ちのバルファルクこそ肉質が堅い*6ものの、前座連中は肉質も軟らかいのでそこそこ高い物理も活きるか。
また前座達は、特定部位への攻撃やダメージ蓄積で怒りの強制終了に伴う大ダウンを取れるので匠代わりに付けられる鬼火纏の恩恵も大きい。
- 以上から氷属性双剣として非の打ち所が無い大業物に仕上がったが、制作時期という明確な短所が…かつてはあった。
本来ならMR70でようやく制作可能になるはずの物だったが
イベントクエスト「大兇星」の配信によりMR10から制作可能に。
つまり、氷属性双剣の中で制作可能時期が最も遅かった物が、逆に最も早くに拵えることのできる物となった。
これでは大兇どころか大吉である。
余談
- 武器名や説明文からも分かるとおり、モチーフとなっているのは狼。
それぞれの刃が狼の顎を模した形状で、納刀時に組み合わさる事で口を閉じた狼の頭が現れる。
更に、細身で刺々しい狼の特徴がそのままクシャルダオラ自身の顔にも見えるという秀逸なデザイン。
上位最終強化後の名前にある「ルプス」(lupus)もラテン語で狼を意味する。
一方、MR最終強化の「ウェントゥス」(ventus)は、これまたラテン語で風を意味する単語。
強烈な風を操るクシャルダオラの武器の銘としてピッタリである。
- 上述の通り、MHFではこの武器のずっと前から鋼龍双というクシャル双剣が存在しているが、
実はあちらも形状のモチーフは同じ狼である(あちらは鬣が刃で、柄は口から飛び出している)。
更に剛種~G級覇種武器段階での武器名も「ラファール」「カルム」「タイフェン」「テンペスタ」と、
全て様々な言語で風や嵐を意味する単語を冠しているという点も共通する。
関連項目
モンスター/クシャルダオラ
武器/クシャナ武器
武器/ラファール=ダオラ - 2008年よりMHFに存在している純粋なクシャルダオラ素材の双剣
武器/冷たき月の朱爪 - 氷狼繋がりの双剣。