MHXより登場した、白兎獣ウルクススの素材をベースとした大剣。
目次
概要
- ドロスボーンソードに白兎獣の素材を投入し、新たに打ち直した大剣。
切り出した白兎獣の腹甲を繋ぎ合わせ研磨した6枚の大振りな刃が特徴。
強力な冷気を宿しているが、持ち手付近を覆う暖かな白兎獣の毛が流出する冷気から使用者を守る。
また、大剣の中でも可愛らしい外観である。
性能
MHX
スノウクラッド
- 下位中盤より作成可能となる氷属性の大剣。
これが作れるようになる頃になると、大型モンスターと対峙する機会もかなり増え、
それに伴ってガララアジャラやジンオウガ、ライゼクスなどの氷属性を弱点とするモンスターも増え始めてくる。
作成できるタイミングとしてはかなり恵まれており、攻略用として作っておいて損は無い一振りである。
なお、スノウクラッドからの派生強化先は無く、最終強化までの道筋は一本なので、
複数本作る必要性はほぼ無い。
- LV6にて最終形態に到達、白兎大剣シャーロットへと銘を変える。
所詮ウルクススは中型モンスター…などと侮るなかれ、その実力は…- 属性持ちの大剣としてはそこそこの攻撃力200、会心率は0%
- 攻撃力の割に比較的高い氷属性40
- デフォルトではそれなりの青ゲージ、斬れ味レベル+1でギリギリ白ゲージが出現
- 残念ながら最初から最後までスロット無し
最終強化に獰猛な氷塊を必要とするので完成までの道程は意外に遠いが、
それなりに苦労するだけの価値はあるだろう。
- 今作の氷属性大剣というと、歴戦の業物ダオラ=デグニダル、久方ぶりに復活した蛇剣【黄金牙】、
笑撃衝撃の新顔巨断・頭刃叉ァーン、ネタ武器の癖に属性値なら誰にも負けないレイトウ本マグロ、
使い勝手は悪いが一撃の重みは半端ではない崩天剣エンテオンカム、
そしてある意味で対になる存在、二つ名武器の黒兎大剣プリンシパルとなかなかに壮観。
この中で白兎大剣シャーロットが売り込めるのは、比較的低めの製作難度とバランスの取れた性能だろう。
決して弱い性能ではないので、スキル構成や戦闘スタイルを考えれば使い続けて行けない事は無い。
どこをどう強化し、どのように運用するかはハンター次第である。己の狩りを、見つけ出せ。
エオストクラッド
- 大雪主ウルクススの素材を使った二つ名版スノウクラッド。
最終強化は黒兎大剣プリンシパル。その性能は- シャーロットと同じ攻撃力200、会心率は少し上がって10%
- シャーロットの半分しかない氷属性20
- デフォルトではそれなりの青ゲージ、斬れ味レベル+1で短めの白ゲージが出現
- 二つ名武器のためスロット無し
手数の少ない大剣のため白ゲージの必要量は少ないものの、
シャーロットのギリギリの白ゲージではあってないようなものだった点を見れば見た目以上に大きな差となる。
また、二つ名武器であるため狩技ゲージが溜まりやすく、
絶対回避【臨戦】による斬れ味維持を行いやすいというメリットもある。
ただし青ゲージ運用の場合はこちらの優位点は狩技ゲージと会心率のみであり、
抜刀術を前提とする場合は会心率の違いもなくなるため、属性値の差で大きく劣るプリンシパルの立場は辛いものになる。
MHXX
白兎雪断シャーロット
- 通常種武器の究極強化。
- 攻撃力310
- 氷属性45
- 会心率0%
- スロットなし
- 素で白40、匠+2で白70と紫20まで伸びる
- バランス型氷大剣として、癖がない性能を誇る。
ただし、本作でこの武器を待っていたのは攻撃力320、素で白20・匠で紫20、スロット3を誇る
ギアノス大剣、咬剣【金剛牙】にどうやっても勝てないという非情な現実だった。- 一応氷属性値や素の斬れ味ではこちらが勝るものの、圧倒的な差をつけてるわけではないうえに、
どちらも大剣にとってそこまで重要な性能ではないのが痛い。
せめて、匠で出る紫ゲージが40あれば匠+1運用でギリギリ差別化は可能だったのだが…。
- 一応氷属性値や素の斬れ味ではこちらが勝るものの、圧倒的な差をつけてるわけではないうえに、
- 究極強化時期はG★4。G★4緊急のバルファルクで確定で手に入る勇気の証XXと、
獰猛化ザボアザギルか獰猛化ドドブランゴ、または獰猛化ガムートから獰猛な大氷塊を手に入れれば
G★4に昇給してすぐに究極強化が可能。
何、超特殊許可級の必殺技を持つ怪物か、相性のいい武器種が極めて限られる難敵か、
G★4の時点ではイベクエでしか戦えない時季外れの強敵の三択を強いられてるって?さて、何のことやら…
対する咬剣【金剛牙】はシャガル素材が必要になるため、G★4後半まで作成できないことから
それまでなら一応の立場はあると言える。
正直殆ど差が無いし、【金剛牙】が完成するまでは断骨大剣で十分とか言わない。
黒兎雪断プリンシパル
- 二つ名武器の究極強化。
- 攻撃力310
- 氷属性30
- 会心率15%
- 二つ名武器特有のスロットなし・狩技ゲージブースト
- 素だと白40、匠+1で白60+紫5、+2で紫30まで延長
- 前作から属性値が良く伸びたことから、癖のないバランス型の氷大剣に仕上がった。
- 通常の抜刀会心運用だと同じ二つ名武器である頭刃叉王の大切断の方が適しているのが悩み所だが、
こちらは素のゲージの長さや会心率からエリアルスタイルの運用に向いていると言えるか。
MHRise
- MHWorldにて初登場以来初めてウルクススがリストラを受け、それと共に姿を消していたが、
MHRiseにてウルクススの再登場と共に復活。
ボーンブレイドIから派生できるので、あらゆる属性大剣の中でも最も早く生産できる点が一つの強み。
- 最終的には白兎大剣シャーロットとなる。
最終強化を完了したその性能は以下の通り。- 大分控えめの攻撃力150
- そこそこ強めの氷属性35
- 安定はしている会心率0%
- 斬れ味は素で青ゲージ持ちだがとんでもなく短い
- スロットはLv1が二つ
- 百竜強化は「攻撃力強化II」「属性強化【氷】II」「鈍刃の一撃」
- 正直、最終強化を施したにしては心許ない性能と言わざるを得ないが、
それもそのはず、上位最序盤で最終強化を迎えてしまい、将来性が早々に断ち切られてしまうのだ。
しかも本作ではこの武器より攻撃力や属性値が優秀な氷属性大剣が発売当初の時点でも複数存在しており、
アップデートによってクシャルダオラまで参戦してきたVer.2.0現在ではさらに肩身が狭くなってしまった。
と言うかスロット以外マグロにすら負けている
- 前述したようにこの武器は上位の最序盤で強化が止まってしまうが、
これは無理やり前向きに考えれば、上位の最序盤で最終形態にまで強化が可能という事である。
その強化難度も運が良ければ上位ウルクススを1頭狩猟するだけで素材が揃う事もあるほど低い。
とりあえず上位装備を一通り揃えたい場合であれば、一考の余地は無くも無いだろう。
しかし、この武器を入手できる時期では氷属性が特別有効なモンスターが少なく時期尚早気味。
悲しいかな本作の目玉要素の一つである百竜強化もいまいちパッとしない。
おまけに氷属性を最大の弱点とするジンオウガやアンジャナフなどが本格的に暴れ出す頃には
他の武器も性能面で本気を出し始める。
いろんな意味でMHX(X)の頃よりも運用が難しくなってしまったと言えよう。
MHR:S
- サンブレイクではXXと同じく「白兎雪断シャーロット」の銘に。
Riseではスロット以外マグロにすら劣っているというあまりにもあんまりな性能であったが、その性能は- 物理寄りの大剣とも並び立つ攻撃力330
- 氷大剣では第3位の氷属性81
- 安定はしている会心率0%
- 斬れ味は素で白。匠で紫が出る
- スロットはLv2とLv1が1つずつに変化
- 百竜スロットはLv3
- 性能が大幅に改善され、とりあえずマグロの下位互換からは脱出した。
ただし氷大剣3位の属性値とはいえ、2位の極光雪剣スノウドロウと1位のマグロは
氷属性値が3桁の大台に乗っており、属性ダメージではさすがに不利。
逆に物理攻撃力ではこちらに分があるので上手く差別化していきたい。
余談
- 「スノウ」は言わずもがな英語の『snow(雪)』、
「クラッド」もおそらく英語だが、『crud(汚いもの、不快なもの)』ではなく『clad(覆いかぶさる)』と思われる。
意訳すると「雪に覆われたもの」と言ったところか。
ウルクススらしく、そして氷属性武器らしい銘と言える。
二つ名武器の「プリンシパル」とはバレエ団のトップ階級ダンサーのことであり、
氷上を踊るように滑りハンターを翻弄する大雪主の動きに合った銘と言える。
決して"プリンシバル"ではない。