◆忍◆ ニンジャ名鑑#0371 【グリーンウィスプ】 ◆殺◆
オニビ・ジツを用いるニンジャ。オニビは質量を持った炎であり、ゆっくりと対象をめがけ、湿った緑の炎で焼き尽くす。セキバハラにはかつて火の神をあがめる放浪の信徒が存在し、苦しむ者をオニビで焼いた。それはいにしえの救済の炎である。
登場エピソード
「ムフムフ、我がジツの湿った炎は優しく致死的。音にも聴こえませぬ」
「救済!キエーッ救済!」
人物
- セトの配下のニンジャ。
- 自身のジツで人間を燃やすことを「救済」と称し、イクサの際にもやたらと救済という言葉を連呼する。
- ニンジャスレイヤーを獲物とする狩りの儀式「ストラグル・オブ・カリュドーン」に入り込んだ「異物」を排除するために編成された討伐チームの一人。儀式の主催者たるセトの陰謀を進めるべく行動する。
外見
- 奇妙な司祭じみた帽子を被ったニンジャ。
元ネタ・考察
- 後述のジツから推測するに、ウィスプ(wisp)の由来は鬼火伝承の名の一つ「ウィルオーウィスプ(will-o'-the-wisp)」だろう。
ワザ・ジツ
- 原理は不明だが、ステルス状態になっている描写がある。
オニビ・ジツ
- 自身の周囲に緑色の炎を出現させるジツ。
- 本人曰く、この炎は「優しく致死的」であり、音にも聴こえないという。
- 炎が飛来する速度はゆっくりだが、相手を炎で取り囲むなど任意に操作することが出来るのが特徴。
- 額の前で印を結ぶことで、炎の燃え広がりを防ぎ、濃縮された炎を相手に執拗に送り込むという芸当も披露している。
ストーリー中での活躍
一言コメント
- 討伐メンバーに彼がいたということは、セト=サンも、アヴァリス=サンの能力を完全には把握していなかったということかな? あるいは、奪われるまでにダメージを与えるくらいのことは出来る(上手く行けば倒せる)と思っていたのか? -- 2022-04-23 (土) 16:26:25
- セト=サンがどこまで知っていたかは不明だが、ジツを奪うには一度食らう必要があるなどは予想できた制約だったのでは。制約の確認ためにカラテ重点とジツ重点の部下を先行させ、奪ったジツの使用と、新たにジツを奪う立ち回りを確認してからハイウェイマン=サンで仕留めるという計画だったのでは。ジツを奪われるリスクと、その過程で制約が把握できるリターンを考えた上での投入ではないか -- 2022-04-23 (土) 17:22:18
- アヴァリス=サンの能力上、読者側からすればもはや歩くワザ・マシンと言える存在になってしまったがジツ自体はかなり強そうだった -- 2022-04-29 (金) 00:22:00
- 彼のニンジャ名鑑により、ニンジャ修道会的な組織は過去にも存在していたことが判明。苦しむ者をオニビで焼く…煉獄の顕現的な発想の宗派だったんだろうか。 -- 2022-04-29 (金) 08:25:28
- 名鑑からするとセキバハラのニンジャカルト教団に所属しててそっから流れてきたのか?信仰対象はカツ・ワンソーに滅ぼされた最初期の使徒であるカ・ニンジャとかだろうか? -- 2022-04-29 (金) 12:03:10
- フィーヒヒヒ!湿った炎でカ・ニンジャを敬い、女子高生と相互熱交換すべし!とかいう変態カルト集団だった可能性が存在する…? -- 2022-04-30 (土) 16:16:54
- 本懐を遂げたみたいな死に様になってるの笑う -- 2022-04-30 (土) 20:13:47
- ダークソウルみたいな雰囲気の名鑑のサンシタ -- 2022-05-04 (水) 03:04:01
- そこそこジツは強いと思うけどカトンは珍しくないよな -- 2022-05-06 (金) 21:07:53
- 湿った消えない火といえばかの古代兵器ギリシア火だがまさかギリシア火の正体は…ニンジャ…! -- 2022-05-16 (月) 00:40:32
- き、救済の青汁の炎… -- 2022-05-16 (月) 08:24:38
- ↑1,2 つまりこうだ! 青汁が、ローマでニンジャで炎! -- 2022-05-16 (月) 21:17:14
- 名鑑見落としてて改めて内容見たらとてつもなくフロム臭がする内容だった。 -- 2024-10-30 (水) 09:52:30
- 追い求めていた救済は、しかし自ら生じた火を奪われ、それに焼かれることで初めて達成された。内なるものを自覚せず、失ってそれに気付く。滑稽だが、それは啓蒙の本質でもあるのだ -- 2024-10-30 (水) 12:54:37