◆忍◆ ニンジャ名鑑#353 【ワイバーン】 ◆殺◆
アマクダリ・セクト所属。なんらかのバイオテックと関連があり、均整のとれた身体の異様な柔軟性を活かしたカラテで立ち回る。尻尾状のマニピュレーターによる刺突からのサイコ毒素注入で敵を破壊したり自我を弱らせて自白させたりもする。
登場エピソード
「不快かね?マジメ殿」
人物
- アマクダリ・セクトのニンジャ。アクシス所属。
- 非ニンジャに対して侮蔑的かつ嗜虐的な、ニンジャに見られる典型的な性格。
- 杓子定規を通り越してメカ的な「マジメ殿」ことシャドウドラゴンとは明らかに反りが合っていなかった。
- ニンジャスレイヤープラスのN-FILES【レッド・ハッグ・ザ・バッド・ラック】にて、サソリ・ニンジャクランのレッサーニンジャのソウル憑依者であることが明かされた。
外見
- ウェットスーツめいたサイバネ装束と流線型のニンジャヘルムを身に付け、上半身裸で肌は灰色という人間離れした奇天烈な外見である。
- 背中にはバイオサイバネティクスの産物である巨大な尻尾状のマニピュレーターが増設されている。尻尾の先端はサソリめいた針状になっている。
元ネタ・考察
- 名前の由来は、空想上の飛竜であるワイバーンから。同じ空想上の飛竜であるドラゴンよりも小型で前脚を持たない種とされる。
- "wyvern"は中世の英語では"wyver"と書き、尾に毒針を持つとされる。例えば、1821年の『Kenilworth』という小説には"more poisonous than a wyvern"という表現がある。それを踏まえて、後に"viper"(毒蛇)という英語が派生した。
- 上記より、尻尾状マニピュレーターでサイコ毒素を注入する姿から名付けられたと推察できる。
- なお、シャドウドラゴンと違い彼には翼がないので単独飛行は出来ない。代わりにと言っては何だが、シャドウドラゴンにハグされて飛来しエントリーする場面も。カワイイヤッター?
ワザ・ジツ
- 身体改造によるバイオテックの恩恵を受け、さながらドラゴンやワイバーンの源流である蛇めいた非人間的柔軟性を生かした、変則的でアクロバティックなカラテを操る。
- 上半身を真横90度に屈曲させることさえ可能で、さらにその姿勢のままハイキックを繰り出すようなトリッキーなムーブを見せる。
- 南米古代カラテ奥義「アウー・バチゥド」なる大技も見せており、ニンジャスレイヤーをして「実際手強い」と言わしめた。
- また、スリケン使用者でもある。
尻尾状マニピュレーター
- 名鑑にもある彼の最大の特徴でありメインウェポン。伸縮性とカタナとも打ち合える強度を備える。
- ワイバーンの意のまま、自在に動かすことが可能で、薙ぎ払い・刺突などの変則的でリーチに優れた攻撃や、柱上のオブジェクトに尻尾を巻きつけての空中制動を行える。
- 刺突攻撃の威力には特筆すべきものがあり、カラテを漲らせ、コークスクリューめいた回転を加えることで、至近距離ならばニンジャの身体にも大穴を穿つ程の威力を持たせることができる。
- 尻尾を支点に身体を支えることさえ可能で、そこからバネめいた反動を加えて跳躍、不規則軌道の奇襲攻撃を仕掛ける場面も見られた。
- 機嫌がいい時は尻尾がゆらゆら揺れる。動物めいてカワイイと評判。
サイコ毒液
- 尻尾状マニピュレーター先端部の針状機構から分泌される特殊な毒。
- 注入された者は麻薬によるトリップめいた酩酊状態に陥り、自我が弱まって相手の質問にホイホイ答えてしまう。実際有用である。
ストーリー中での活躍
- 「フー・キルド・ニンジャスレイヤー?」では、死んだはずのニンジャスレイヤーを名乗り暴れ回るニンジャの殺害ミッションにスパルタカスと共に派遣されている。スパルタカスから彼にあっさりと捻られてしまった件のニンジャのカイシャクをマルナゲされるが、隙を突かれて逃がしてしまった。
- 「ノット・ザ・ワースト・デイ、バット・アット・リースト・カースド・エニウェイ」では、漏洩したアマクダリの重点プロジェクトに関わる暗黒機密データの回収に従事。不運にも偶然そのデータを手にしてしまったレッドハッグをミョルニールと共に襲撃するも、ニンジャスレイヤーのエントリーを見て一時退却する。
- その後、目的のデータの本来の持ち主であったサヌマを連れてトコシマ区へと向かうレッドハッグのもとへシャドウドラゴンと共に再襲来、彼女を倒してサヌマを拉致する。さらに遅れて駆け付けたニンジャスレイヤーと交戦し、シャドウドラゴンとの連携によってアワヤというところまで追いつめる。しかし一瞬の状況判断の遅れでキンボシを逃し、サヌマも奪還されてしまった。
- なおも追撃を続行し、トコシマ区のデータ博物館にてニンジャスレイヤーとの決戦を迎える。変則的なムーブでニンジャスレイヤーを翻弄したが、最後は渾身のエクストラ・サマーソルト・キックからのアラバマオトシによって爆発四散を遂げた。
一言コメント
- ワイバーン戦はサマーソルトやアラバマオトシといった懐かしい技を見る事ができて本人のワザマエ込みで見応え抜群、ストーリー的にもニュービーにオススメしたい -- 2012-10-27 (土) 23:18:47
- なるほどニュービーが増えたこのタイミングでの訳出はマーケティング的にも大正解ということですね! -- 2012-10-28 (日) 18:38:54
- それも翻訳チームのワザマエか -- 2012-10-29 (月) 02:40:16
- でも直前のミョルニール=サンが実力派オーラを出してたから、どうにも見劣りしてる気がする。…彼も彼でアワワワオワー!に全部もってかれたけど -- 2012-10-29 (月) 02:56:46
- なるほど、スパルタカス配下だから古代メキシコカラテのような技も… -- 2012-12-13 (木) 07:04:20
- 相棒に恵まれない人、脳筋に厨二とかカワイソス -- 2013-02-21 (木) 02:14:44
- 嬉しいと尻尾を揺らし、ダッコ・ハグでエントリーする姿はペットめいててカワイイ。 -- 2013-02-25 (月) 22:30:42
- ワイバーン=サンはなにかのフェティシズムの持ち主であるアトモスフィアがひしひしと伝わって来ますねー -- 2013-02-25 (月) 22:36:37
- 一部で人気があるがネタバレ欄は作られてなかったりする不憫なk・・・ニンジャ。 -- 2013-04-16 (火) 20:55:02
- ハグされて飛行…?フ・クランの発狂事案では? -- 2014-09-05 (金) 18:09:35
- ウドン=サンをマジメ殿と揶揄してはいたが彼自身も上司や同僚に振り回されてるあたり苦労性の気がある -- 2014-12-16 (火) 17:02:00
- 実際強い、かなり強い、デスナイト=サンと互角以上では? -- 2015-03-03 (火) 18:16:22
- あらためて考えるに手負いとはいえフジキドにかなり善戦していた。彼から逃げきったセイジは実際運がいいのでは? -- 2015-03-06 (金) 18:41:54
- 出番が多かったわけじゃないけど、外見・能力は個性的だしキャラも立ってていいニンジャだと思う -- 2015-03-07 (土) 21:58:37
- 改めてこんなに出番が少なかったんだと思えるニンジャ。当時は第三部も未だ序盤で、実際広がりを感じさせる活躍をしていたからと思う。 -- 2015-05-09 (土) 23:47:56
- 書籍版だとあっさりやられてたな… -- 2016-06-01 (水) 16:03:12
- 同一の部で2度も書籍版名鑑に載るって珍しいのでは? -- 2016-06-01 (水) 22:56:28
- 名前や立ち位置が変わった特殊な例を除けば唯一では無いだろうか、一応彼も最新書籍では所属に「中枢」の文字が加わってはいるが、ぶっちゃけミスな気がする -- 2016-06-02 (木) 00:16:59
- 書籍版であっさり退場して思わずツイッター連載版確認しちゃったよ・・・そうだよな、博物館でフジキドと激闘してアラバマオトシだったよな。なんでここ丸々タダシイされちまったんだ -- 2016-06-02 (木) 15:43:00
- 書籍フジキド操作してんの、現行連載版と同じプレイヤーだコレ。書籍ドにはまだ実装されてないけど、ブロッキングからジキ追撃の入力だけ練習してやがる -- 2016-06-03 (金) 12:08:12
- ハードモードな筈では…?激闘のカラテ値がオーバーフローを起こして逆にゼロになりタダシイに至った…? -- 2016-06-03 (金) 15:05:56
- エピソードの焦点の問題だろうか、ワイバーン=サンとフジキドの戦いはそれほど重点すべきポイントでは無いと判断されたか -- 2016-06-03 (金) 16:39:28
- 竜頭が切札の蛇尾を破られたあとは蛇足という判断なのか、アラバマ締めだと同時収録のメイヴェンと決まり手が被るからか -- 2016-06-05 (日) 05:27:20
- ワイバーン=サンにとってもハードモードだったのだろう -- 2016-06-06 (月) 21:39:35
- 物理書籍版のイラスト、思いの外、爬虫類的だった。フジキドとのウィットに富んだやり取りから、もう少し人間っぽいと思ってた -- 2016-06-10 (金) 20:40:53
- あからさまにカブトムシめいた国家権力=サンもいるし多少はね? -- 2016-06-10 (金) 21:40:46
- 本編内に眼光の記述あるけどアニジャウキヨエだとあのメンポから眼みえるのだろうか -- 2016-06-11 (土) 08:13:09
- 三部序盤はカラテ解像度上げ過ぎて冗長になったっつってボンドが言ってたからそのアオリかもしれませんネー。しかし上司に対しての忠実な仕事人アトモスフィアと同列?の相手に対してのフランクぶりの落差がこう…素敵な? -- 2016-06-11 (土) 15:48:06
- 書籍版ではワイバーン=サンはニンジャスレイヤーのジキ・ツキで倒されてるけどTwitter版では違うのかしらん? -- 2016-08-13 (土) 19:20:15
- ワイバーン=サンに関しては珍しく戦闘シーンが大きく削減されているので、Twitter版もオススメしたいところだ -- 2016-08-13 (土) 19:47:40
- データ博物館での激闘は実際すごく見ごたえがあったのだなぁ… -- 2016-08-14 (日) 07:22:00
- ぴっちりスーツかと思ったら上半身裸かよ。 卑猥は一切無い。 -- 2016-09-16 (金) 11:22:53
- そのう、俺の読み落としならいいんだけど、書籍版の博物館のワイバーン戦がまるまるないんだけど、、、 -- 2018-03-04 (日) 03:52:18
- ウキヨエ版のブラックドラゴン=サンの噛みつきが実際🦎めいて怖かったが、彼も噛みつき攻撃してほしかった。 -- 2019-01-31 (木) 13:14:37
- ↑2 書籍版ではその前段階でケリが着いてしまったのですよ。 ; -- 2019-01-31 (木) 15:03:17
- 話の途中だがワイバーンだ!になる前はカタがついたのか。 -- 2020-08-08 (土) 00:15:28
- 名鑑でも「とても強いニンジャ」扱いだが、サンシタでは無い精鋭だったが、ソウルはサソリナンデ!?しかし、体の柔らかさまサソリめいた柔軟性と尻尾が毒針なのもソウル由来プラス、呼びかけでそうなった? -- 2020-09-15 (火) 22:12:22
- リュウなのにサソリなのナンデ・・・・・? -- 2021-06-09 (水) 07:33:27
- ガンマ「ワイのワイバーンや!」 -- 2021-06-09 (水) 14:02:03