スキールニル

Last-modified: 2023-09-13 (水) 01:42:38

◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【スキールニル】 ◆殺◆

登場エピソード

 

「世界はクソだが、俺はニンジャだ。なんでもできる。俺がお前を守る。だから、お前は俺に仕えろ」


人物

  • ソウカイヤのニンジャ。アルビオン(ヤブハチ)の兄。登場エピソード時点では既にニンジャスレイヤーにスレイされており、回想に登場するのみ。
  • ニンジャスレイヤーにスレイされてきた数多のサンシタニンジャの一人であり、弟からも「組織の力を傘にきて、好き放題やってきた屑野郎」と言われている。ZBR中毒者。

外見

  • 劇中では「焦茶色装束の偉丈夫」と描写されている。

元ネタ・考察

  • スキールニル(Skirnir)は北欧神話の豊穣神・フレイの召使の名で、「輝く者」を意味する。詩篇「スキールニルの歌」では、フレイの代理として求婚の旅に赴く姿が描写されている。

ワザ・ジツ

  • 特に描写されていないが、力量は一般的なソウカイヤのモブニンジャと同レベルと思われる。
  • スリケンを使用する描写がある。

ストーリー中での活躍

「これが……これが今回のソウカイヤ・ミッション詳細……ハーッ……そしてネタバレだ……」
  • 「ライズ・アゲンスト・ザ・テンペスト」で、実弟アルビオン(ヤブハチ)の回想に2度登場。
  • ソウカイヤの何らかのミッションの情報を持っていたために死神に目をつけられ、自宅で追い詰められる。秘密を全て暴露し、自身の弟が路頭に迷うことを訴えて命乞いをするも、そのままスレイされてしまった。
    • この光景を真後ろのオシイレ・クローゼットから目撃したヤブハチは、その生涯をニンジャスレイヤーへの復讐に捧げることになった。
  • アルビオンとヌノメとの会話シーンでも回想で登場。ZBR中毒で身勝手な屑として弟からは冷ややかな目を向けられながらも、弟のために正装を用意して一緒に記念写真を撮る、死の瞬間にまで弟の行く末を心配するなど、「唯一の肉親」への情愛には真実味があった。家族が大事。

一言コメント

「ほら、笑え。ヤブハチ。笑えよ。コメントはずっと残るんだ」
  • 「取るに足らぬサンシタの屑ニンジャ」だったが、心には愛があった。愛があったからこそアルビオン=サンは復讐鬼となり、しかし心にはどこか迷いが残った。オヒガンで兄弟睦まじくあれ -- 2016-06-08 (水) 13:26:57
  • 完璧な兄だったり、逆に本当にすくいようがないクズだったらアルビオンはああはならなかっだろう…どうしようもない身勝手な物ではあったが、確かな弟への思いがそこにあったのだ…故に… -- 2016-06-08 (水) 14:27:45
  • まことショッギョ・ムッジョな… -- 2016-06-08 (水) 15:03:20
  • 神々の使い走りをしている人間である神話のスキールニルが、なぜこのニンジャに名づけられたのか実際奥ゆかしい配慮があるのか、それとも単なるボンモーの気まぐれか。ニンジャでありながら、どこか人間臭い情愛を抱え持っていはいるが -- 2016-06-08 (水) 18:53:54
  • ニンジャとしては奥ゆかしくて邪悪でない方・・・とは流石に言えない、言えないが・・・ニンジャになりながらも家族への情を忘れなかった彼は・・・ウム、なんといえばいいのか・・・ -- 2016-06-08 (水) 18:58:07
  • ある意味人間らしいニンジャ、邪悪で身勝手でも、弟への情は歪みながらも残っていた -- 2016-06-08 (水) 19:03:57
  • グリーンエレファントやガスバーナを思い出すな。 -- 2016-06-08 (水) 19:05:22
  • 「屑だ」冷淡なるキリステの一言には如何なる感情があったのか -- 2016-06-08 (水) 19:17:00
  • ↑個人的には「そう思わないとやってられない」といった感じと解釈してますネー -- 2016-06-08 (水) 19:21:56
  • ↑アルビオン=サン自身、自分の復讐を「善良な兄を殺した悪人を制裁しようとしている」という風に安く解釈されたくないのだろう。自分自身の兄への感情に踏み入られたくないし、理解されたくなかったんだろうと思う。忍殺もそうだったが、善悪のために復讐しているのではないのだから。 -- 2016-06-08 (水) 19:29:08
  • 兄弟がニンジャに、そして片方はモータルってところマズダ兄弟を思い出すが他人には邪悪だが弟を大事にしてたところに決定的な違いがあるな…マズダ兄弟のようになってたらヤブハチも復讐を考えなかったであろうところがなんとも言えんわ… -- 2016-06-09 (木) 12:43:43
  • ↑タロの時と違って兄と弟(達)の関係が逆転してるのが大きいかもしれませんね。タロがニンジャになっていたら、ジロやサブロは第二第三のアルビオンと化していたかもしれない -- 2016-06-09 (木) 15:50:24
  • 北欧神話のスキールニルは、妖精か、アース神族か、賢いヴァンル神族かと問われ、そのいずれでもないと答えたという。この為彼は人間であるとされているが、少し考えれば、フェアリーでないというのが、モータルでないことの暗喩であると分かる。神でもモータルでもないならば、ニンジャであったと結論付ける他なく、スキールニル=サンがその名を名乗ったのも自然なことだったと言える。(おかしな目つき) -- 2016-06-15 (水) 21:29:03
  • ↑兄が天狗になっていたらヤブハチ=サンはもはや再起不能であったことだろう。ヤンナルネ。 -- 2016-06-15 (水) 23:10:06
  • ナンバーテン「スキールニル?誰それ?」フジキド「ソウカイヤのニンジャか」この違いの描写が地味にワザマエ -- 2022-03-09 (水) 08:33:38
  • ニンジャとしての実力は取るに足らないサンシタだったのだろうが、フジキドは彼のニンジャネームを覚えていた。イクサの前に互いにアイサツし合うのは、死にゆく敗者から見れば自分を殺した相手の名を知り、同時に殺される自分の名を相手に伝える人生最後の機会。アイサツはイクサの勝敗や実力差以前の段階であり、神聖不可侵なんだと改めて思える一幕であった。ビーハイヴ?知らんな… -- 2023-09-13 (水) 01:42:38