週刊ヤングマガジン

Last-modified: 2025-07-04 (金) 08:07:34

講談社が発行する週刊漫画雑誌。1980年6月23日創刊。略称は「ヤンマガ」「週刊ヤンマガ」「YM」「週刊YM」。
発売日は毎週月曜日。掲載作品の単行本はヤングマガジン系列専用の総合レーベル「ヤンマガKC」より刊行されている。

本ゲームのベースとなった原作漫画「湾岸ミッドナイト」シリーズが連載されている雑誌でもある。

  • 厳密には連載開始当初はヤンマガではなく、小学館の週刊雑誌「ビッグコミックスピリッツ」にて不定期連載を開始。しかしその後作者である楠みちはる氏とスピリッツ編集部との間で作品に関する意見の相違が露呈した*1ため、初期の数回のみを掲載しただけに留まった。その後ヤンマガに連載の舞台を移し、1991年に連載を再開した。
    単行本1巻「零奈(3)」までがスピリッツ掲載分と思われる。
  • 第2部『C1ランナー』は最初からヤンマガに掲載。3、4部に比べて無印シリーズとの連続性が強く、このゲームのストーリーでも再現されている『FDマスター編』の後編に近い*2側面も持つというかアキオ・悪魔のZがほとんど登場せず、実質的に1部メンバーサイドの主人公は荻島*3。荻島とその周囲の人物以外だと新規キャラ側主人公・ノブと木村のとった行動の流れからか、大田親子の出番も多い。ストーリー完走済のプレイヤーも一度読んでみるといいだろう。
  • 第3部*4「銀灰のスピードスター」はスピリッツ掲載だったが、第4部「首都高SPL」はまたヤンマガに戻っている。

他にも湾岸ミッドナイトと同じくクルマ・走り屋を題材にした作品としては「ライバル作品」として度々名前が挙がるとは言うがけっこう「両方とも読んでるし好き」って人は珍しくないノヨ あんまりヨケーなこと言わんようにナ関東地方の峠を舞台とした「頭文字D」、1990年代前半ごろの大阪環状族*5を描いた「ナニワトモアレ」などが連載されていた。
2017年から頭文字Dの続編として「MFゴースト*6が連載されており、完結した現在は頭文字Dシリーズ第3部となる「昴と流星(すばるとすばる)」の連載予定が告知されている。

また3月17日は「漫画週刊誌の日」*7という事もあり、偶数年では【ヤングマガジン】【ヤンマガ読んだ?】、奇数年では【ヤンマガ読者】【マガジン買います】といった日付称号が手に入る。


*1 『C1ランナー』単行本12巻に楠先生からの事情説明が掲載されている
*2 wiki内や公式サイトの登場人物紹介の荻島の項で触れられている、チューニング雑誌『GTカーズ』を本格的に復刊させる話、というのがすごくざっくりしたあらすじ。時々SNSに貼られる「悪い意味で加齢して楽しめなくなっただけで、今のクルマも十二分に面白いと思います」というやりとりのやつはこっちが出典
*3 ちゃんとアキオの走行シーンはある。またブラックバードもがっつり本筋に絡む
*4 ただし『C1ランナー』『首都高~』ほど「無印湾岸を読んでないとわかんない」描写はなされず、なかば単発の作品に近い面もある。『首都高~』も十分独立した作品ではあるが。どちらかというと世界観のみ同一にして新作を描いているとするべきか。…そのせいで一部の3・4部まで読んでいる読者の一部からは「アキオもまた悪魔のZで事故死した」なんて解釈もある
*5 リンク先の「環状族」項目にもうすこし踏み込んだ作品紹介あり、参照してほしい
*6 最初期は同じ世界観なのかどうか曖昧にされていたが、後に明確な続編作品なのが明かされた。アニメ版では前作(※『ARCADE STAGEシリーズ』とキャスト陣が共通になっていた、プロジェクトDの話までやった方。リメイク映画三部作は宮野真守)で藤原拓海役を務めていた三木眞一郎がナレーションを担当、1stトレーラーの時点で高橋啓介の登場が明かされていたなど最初から続編なのを明かしてプロモーションが行われた。実際にはプロジェクトD編の人物とスピードスターズメンバーを中心にものすごくたくさんの『イニD』キャラが出演する。あちらのファンもしている人はぜひ確認してほしい
*7 同社の『週刊少年マガジン』が創刊された日でもある。