チューニング

Last-modified: 2024-02-03 (土) 01:45:20

湾岸マキシにおいては車両に高性能なパーツを取り付ける・交換することで性能を上げる事を指す。*1

単語そのものの意味としては、

  • ラジオ・テレビの受信器で周波数を同調させること
  • 楽器を調律して音程を正しくすること
  • エンジンなどを整備すること
    という意味で使われる。

ストーリーモードにおいてライバルに勝利するとチューニングポイントが獲得でき、ゲージが満タンに達するとチューニングが行われる。*2
プレイヤーの車両がCELSIOR (UCF10)の場合のみ、チューニングは佐々木元(通称:ガッちゃん)が担当する。名称も「漢のチューニング」となり、一部がどう見ても走りに関係ない、ドレスアップ同然なものとなっている。

チューニングは最大で34段階(STEP34)まで存在し、以下の通りに行われる。
STEP34までチューニングを進める事で晴れてフルチューン状態となり、馬力は最大840馬力まで向上する。

基本チューニング

基本チューニング段階では、一度決めると基本チューニング完了までセッティングは変更できない。そのためあまりに偏ったチューニングにするとストーリーモードが進めづらくなるので注意。*3

  • パワーチューン
    ステップ内容最大馬力性能以外の変化備考
    1タービンキット装着360馬力タービン音が追加、ブーストメーターの装着NAおよびS/C車にのみ行われる。*4
    ブーストコントローラー装着最大ブースト圧が変化するターボ車にのみ行われる。
    エンジン換装エンジン音が変化、ブーストメーターの装着R2にのみ行われる。
    2マフラー交換400馬力マフラーの形状が変化、排気音が大きくなるプレイヤーの車両がGT-R (R35)、NSX (NA1)、NSX (NC1)の場合は、外見は変化しない。
    3エアクリーナー交換420馬力バックタービン、ブローオフ音が追加
    4ECU交換450馬力
    5インタークーラー交換470馬力
    6パイピングキット装着500馬力ブローオフ等の音が大きくなる
    7タービン交換530馬力
    8エキゾーストマニホールド交換550馬力排気音が変化する
    9Egフルバランス取り580馬力
    10ECUリセッティング600馬力
  • ハンドリングチューン
    ステップ内容性能以外の変化備考
    1ブレーキパッド交換
    2純正形サスペンションキット装着
    クリアテール・ウィンカー装着リヤの灯火類が透明なものに変わるプレイヤーの車両がセルシオの場合のみ行われる。
    3ハイグリップタイヤ装着マキシ2までは同時にホイール交換も行われる(純正ホイールも選択可能)。
    4タワーバー装着
    エアサスコントローラー装着車高が下がる*5プレイヤーの車両がセルシオの場合のみ行われる。
    5スタビライザー交換
    ゴールドエンブレム装着社名と車名のエンブレムが金色のものにかわるプレイヤーの車両がセルシオの場合のみ行われる。
    6車高調整式サスペンションキット装着ローダウンされるプレイヤーの車両がGT-R (R35)、NSX (NA1)、NSX (NC1)の場合は、外見は変化しない。
    ムートン内装&エアホーン装着*6プレイヤーの車両がセルシオの場合のみ行われる。
    7LSD(リミテッドスリップデフ)交換マキシ2まではエアロパーツ装着。エアロは各車種1種類のみで、純正状態も選択可能。セルシオでは更に全塗装も行われるが、特に意味はない。
    8ロールケージ取り付けロールケージが組まれる
    ボディ補強プレイヤーの車両がNSX (NA1)、NSX (NC1)の場合のみ行われる。
    ガラススモークフィルム装着窓が黒くなるプレイヤーの車両がセルシオの場合のみ行われる。
    9大径ブレーキ装着
    10軽量化 スポット溶接増し
    スピードショップマッハステッカー前後ウィンドウにMACHのステッカーが貼られる*7プレイヤーの車両がセルシオの場合のみ行われる。*8

実戦チューニング

STEP21到達後は、スタート前にセッティング(車の操縦特性)を変更することができるようになる。
詳しくはセッティングの項目を参照。

ステップ内容最大馬力*9備考
21フロントパイプ交換620馬力
スパークプラグ交換プレイヤーの車両がセルシオの場合のみ行われる。
22オイルクーラー交換640馬力
プラグコード交換プレイヤーの車両がセルシオの場合のみ行われる。
23マフラー交換660馬力プレイヤーの車両がGT-R (R35)、NSX (NA1)、NSX (NC1)の場合は、外見は変化しない。
24ラジエーター交換680馬力
ラジエーターキャップ交換プレイヤーの車両がセルシオの場合のみ行われる。
25サクションパイプ交換700馬力
プラグカバー(カーボン)装着プレイヤーの車両がセルシオの場合のみ行われる。
26エキゾーストマニホールド交換720馬力
大型バッテリー装着プレイヤーの車両がセルシオの場合のみ行われる。
27インタークーラー交換740馬力
アーシング装着プレイヤーの車両がセルシオの場合のみ行われる。
28フューエルポンプ交換760馬力
メッキオイルキャップ装着プレイヤーの車両がセルシオの場合のみ行われる。
29ビッグタービン交換780馬力
ヘッドカバー塗装(赤)プレイヤーの車両がセルシオの場合のみ行われる。
30ECUリセッティング800馬力セルシオ以外の車両は富永公(通称:ジェッティングの富永)が行う。セルシオの場合ガッちゃんが適当に行うらしい。

地獄のチューニング

実践チューニングの完了後(STEP31以降)は、北見淳による地獄のチューニングが行われる。ただし、新たにパーツを追加する描写は無いまま性能が向上する。*10

ステップ最大馬力
31815馬力
32830馬力
33835馬力
34840馬力

関係する称号

2種類存在し、どちらも基本チューニング段階でのみ獲得できる。

称号入手条件
パワーマニア基本チューニング段階においてハンドリングチューンを一切行わずにパワーチューンを完了させる。
ハンドリング主義基本チューニング段階においてパワーチューンを一切行わずにハンドリングチューンを完了させる。

余談・トリビア

  • チューニングを最後まで進めた場合の最大馬力はシリーズが進むごとに上がっている。
    ナンバリング最大馬力備考
    1800馬力(無敗・有敗問わず)
    2815馬力(無敗)/810馬力(有敗)バージョンアップ版のVer.B適用後は走行距離を5000km以上にすれば有敗であっても815馬力に引き上げられる。
    3820馬力(無敗・有敗問わず)
    3DX・3DX+825馬力(無敗・有敗問わず)
    4・5・5DX・5DX+830馬力(無敗・有敗問わず)
    6・6R・6RR840馬力(無敗・有敗問わず)
  • チューニングの作業は、4以降は基本的に全て北見淳(セルシオのみ佐々木元)が担当しているが、3DX+以前のバージョンでは実戦チューニングのみ特定のメーカー・車種ごとに特定の人物がチューニングを担当していた。*11
    メーカー追加チューニングを担当する人物(所属するチューニングショップ)
    スバル山本 和彦(YM SPEED)
    三菱自動車工業大田 リカコ(RGO)
    トヨタ自動車大田 和夫(RGO)
    日産自動車北見 淳
    マツダ大田 和夫(RGO)
    ゲンバラ大田 和夫(RGO)

また、以下の車種においては上述とは別の人物が追加チューニングを担当していた。*12

車種追加チューニングを担当する人物(所属するチューニングショップ)
CELSIOR (UCF10)佐々木 元(SPEED SHOP MACH)
SKYLINE GT-R (BNR32)後藤 元(ガレージACE)
SKYLINE GT-R V-spec (BCNR33)黒木 隆之(FLAT RACING)
SKYLINE GT-R V-specII (BNR34)後藤 元(ガレージACE)
Fairlady Z (S30)山本 和彦(YM SPEED)*13
FAIRLADY Z 300ZX (Z31)原田(グリーンオート)
Fairlady Z 300ZX TWIN TURBO (Z32)山下(山下ファクトリー)
FAIRLADY Z Version S (Z33)山本 和彦(YM SPEED)*14
FAIRLADY Z Version ST (Z34)
180SX TYPE III (RPS13)
Silvia spec.R (S15)
SKYLINE GT-R (KPGC10)
SAVANNA RX-7 GT-X (FC3S)伝説のプライベーター"林"(共同石油)
  • 上記の追加チューニングの仕様は、マキシ1・2と3~3DX+では内容が異なっていた。
    ナンバリング追加チューニングの仕様
    1・210段階の内、前半の5段階は車種ごとの専門のチューナーが、後半の5段階は北見淳がチューニングする。*15
    3~3DX+10段階の全てを車種ごとの専門のチューナーがチューニングする。

*1 逆に性能を下げる事はデチューンと呼ばれる。
*2 ただし、その周回で既にクリア(ライバルに勝利)した話をクリアしてもポイントは半分しか獲得できない。負けると連勝もストップしてしまう。
*3 パワー重視にチューニングしすぎするとコーナーにおいて曲がりにくくなるためC1などのテクニカルコースで不利になりやすい。逆にハンドリング重視にチューニングしすぎすると最高速度が伸びないため、湾岸線などの直線コースで不利になりやすい。ちなみにそのようなチューニングを進めようとすると、北見から逆のチューニングをするよう勧める忠告が聞ける。
*4 NAは自然吸気、初期(ノーマル)状態でターボチャージャーなどの過給機を装着していない車を指す。S/Cはスーパーチャージャーと呼ばれるターボチャージャーとは別の構造を持つ過給機を装着した車を指す。
*5 余談だが、UCF11セルシオははじめからエアサスが付いている。マキシに登場する10の方はコイルサスペンションである。
*6 当然であるが湾岸マキシには内装を見たりクラクションを鳴らす機能は無いため意味は無い。
*7 余談だが、3DX+まではウインドウステッカーと同じ位置にSPEED SHOP MACHと貼られていた。
*8 マキシ2まではネオン管装着。
*9 ここにおける最大馬力は、スタート前のセッティングにおいてチューニングのポイントを全てパワー寄りに振った場合の馬力を指す。
*10 恐らくエンジンの組み直し、組み上げる精度の向上などによる細かな性能向上を狙っていると思われる。
*11 ちなみに3DX+以前は実戦チューニングは追加チューニングという名称であった。
*12 基本的に全て、原作においてその人物が登場していた車種であるため、いわゆる原作再現と考えることもできる。
*13 原作では搭乗していない。
*14 Fairlady Z (S30)同様、原作では搭乗していない。
*15 Z31とセルシオのみ、前半5段階と同じチューナーがチューニングを行う。