本田技研工業

Last-modified: 2024-01-28 (日) 05:51:30

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(4車種)


初出車種備考
5DX+NSX (NA1)ドレスアップ・カスタムカラー変更不可能。
5DX+NSX-R (NA2)ドレスアップ・カスタムカラー変更不可能。
ターミナルスクラッチ 12枚目の景品(フルチューン)
5DX+NSX (NC1)ドレスアップ・カスタムカラー変更不可能。
5DX+S2000 Type S (AP2)ドレスアップ・カスタムカラー変更不可能。
6RR+より通常プレイで入手可能。※6R時点では5DX+の時に新規登録権利を得ていた場合、引き継ぎがされていれば6R現在でも新規登録権利が持ち越されている
6INTEGRA TYPE R(DC2)ストーリー/CPU専用車
 

ホンダについて

  • 現在、ホンダ車は全車ドレスアップパーツが存在せず、一切装着もできない。
    • これまでホンダはアザーカーが登場するゲームには原則として車両の許諾を行っておらず、湾岸マキシでも(前身のR・首都高バトルシリーズ含め)5DXまでストーリーのライバルの搭乗車種を他のクルマに差し替えるなどの措置をとってきた。
      満を持して5DX+にてNSX (NA1)とNSX (NC1)が収録される運びとなったのだが、稼働直前に配信されたニコニコ生放送にてドレスアップ不可能である事が判明し、Twitterを中心に怒りや嘆きの声が多く見られた。
    • 当然、プレイヤー側は基本チューンを進めてもマフラー換装やロールケージ*1の追加イベントも起こらず車高調も組まれないが、ストーリーで友也のインテグラにGTウィングが付いていたり、ユウジのS2000にカーボンボンネットやウィングが付いていたりなどの例外が存在する。
  • これには以下の理由が考えられる。
    • ホンダからの許可が降りなかった
      ホンダは違法改造*2には厳しい姿勢を見せており、それを長年崩さないメーカーとして有名である。これはかつて「カミナリ族」や「環状族」などと呼ばれた暴走族に「手軽で、尚かつ値段の安いバイクやクルマ」として広く親しまれ、それ故に事件や事故を多発させた要因にもなった。
      実際に、ホンダ直営チューナーの無限(現 M-TEC)やスプーンホンダツインカム等が暴走族関連で家宅捜索を受けたり、主にシビック等の事故率が多かった事から任意保険料金が高騰したり、スーパー耐久等のレースでホンダワークスが活動を一時自粛したり…と、ホンダにとっては散々な目にあった。
    • 湾岸マキシなりの配慮
      湾岸マキシの特徴とも言えるドレスアップシステムだが、その中には、明らかに違法改造となるエアロパーツ*3があったりする。
      先述のように、ホンダは違法改造には厳しい姿勢を見せているメーカーである。だからこそ湾岸マキシに収録する際には、違法改造にはならない仕様にするべきという湾岸マキシサイドからの配慮かもしれない。*4湾岸ミッドナイトの原作中でも、多数の登場人物から「違法改造・違法行為であることは承知の上」という趣旨の発言がある事を付記しておく。
  • また、湾岸マキシと同じくBNEIがリリースしているスマートフォン向けレースゲーム「ドリフトスピリッツ*5」を始め、他社タイトルでは「頭文字D」シリーズやタイトーの「バトルギア」シリーズ*6、SCEの「グランツーリスモ」シリーズなども実在の公道(およびそれをモチーフにした)コースこそ存在するものの、エアロパーツや車高調設定などのカスタマイズ機能に加え、オリジナルのチューンドモデルまで登場しており、一部では「基準を満たしてアザーカーが登場しなければ、割と容易にOKが出るのでは?」とも言われている。
    • その基準が明文化されている訳ではないものの、多くのタイトルに見られるのがアザーカーを登場させないことに加え「コース上に看板を設置」「公道を舞台としているがレースに参加する車しか走行しない」「公道を封鎖してレースを行っている」という設定。こうすることで「サーキット同様にクローズドコースでレースを行っている」と解釈できるためである。
      「グランツーリスモ」シリーズは「正当なモータースポーツ」「公道セクションは、明確にクローズドなコースとして設定されている」という認識があるため、ホンダに限らず多くの自動車メーカーから許諾を得ている。
    • なお、アザーカーが出てくるPSP版首都高バトルにおいてもホンダ車こそ収録されていないものの「夢見の生霊」というライバルがNA2型NSXカスタムに搭乗しており、撃破するとカスタムカーとしてプレイヤーも購入可能になる。
      またセガの「R-TUNED:Ultimate Street Racing(R改)」にもアザーカーや公道をモデルにしたコースが存在するのにも関わらずホンダ車が3車種収録されているが、これはおそらく「チューニング」ではなく「箱替え」というシステムを採用しているからであると思われる。
      コナミの「レーシングジャム・チャプターⅡ」にもアザーカーが登場かつクラッシュ表現が存在するにも関わらずホンダ車が収録されているが、こちらも「R改」同様チューニング要素が存在しないことに加え、高速道路をモチーフとしたコースが存在しないからとされている。
    • 海外のレースゲームである「Forza Horizon」シリーズや「ニード・フォー・スピード(2015)」でもエアロパーツの装着が可能、なおかつアザーカーが登場する公道レースイベントが存在するが、その許諾基準がどうなっているのかは不明。
      北米ホンダの高級ブランドであるACURA(アキュラ)、及びUSホンダ比較的緩いらしく、そちらからライセンスをもらっているとする説もある。
    • スクウェア・エニックスのアーケードトレーディングカードゲーム「超速変形ジャイロゼッター」には「実在の車がロボットに変形する」というコンセプトが「企業イメージに合わない」という理由から許諾を出していない*7*8
  • 湾岸マキシ6RRにてロゴが変更されたが、ホンダの場合はトヨタ日産のようなロゴの差し替えではなく自動車メーカーとしてのホンダでは無くなったための変更である。
    というのも6Rまでは本田技研工業としてライセンスを所得していたが、ホンダにてコラボレーション/タイアップ事業部が設立。ライセンスの管理やブランドを使用した製品等を手がける事業部のゲーム部門で、6RRからはそちらからライセンスを取得したためである。
    このため、6RまでのEDでは本田技研のロゴとして実車に使われているようなメタリックのHマークを使用していたが、6RRより光沢のないHマークのものを使用。Honda Official License Productという表記も使われることになり、言うなれば本田技研工業株式会社としてのホンダとなった。
    6Rまで使われたロゴ
    HONDALOGO.png
  • 北米版湾岸マキシではNSX (NA1)とNSX (NC1)がアキュラブランドとして登場している。
    Screenshot_20220122-190914_1.png
    北米版バナー(5DX+)でもアキュラブランドとなっている。
    Screenshot_20220122-191703_1_1_1.png

*1 ボディ剛性の強化と搭乗者の保護の為に装着される格子状に組み合わされた金属製のパイプ。湾岸マキシのホンダ車においては「ボディ補強作業」が代替チューニングとして行われる。
*2 道路交通法の規定や道路運送車両法の保安基準に適合しない改造を施している、自動車検査証の内容と異なる状態にある自動車やバイクのこと。例を挙げると、乗車定員が2名であるにもかかわらず5名分の座席が装着されている、マフラーからの音量が規制値をオーバーしている(製造年などにより規制値は異なる)、最低地上高(地面と車体底部までの間隙)が9cm以上確保できていない限度を超えたローダウン、タイヤがフェンダーからはみ出ている、ナンバープレートを瞬時に視認できないよう改造を加えるなど。
*3 そのままでは車検を通らないであろうサイズのフロントスポイラーやリアウイング等。特にカスタムGTウイングは車種によっては明らかに車体からはみ出すサイズに見える場合がある。ちなみに車体からはみ出しているウイングは、保安基準第18条の「自動車の最外側から165ミリ以下」という基準に抵触する。ハイマウントタイプのGTウイングの場合は「ウイングの高さ(車体からウイングの付け根までが)20ミリ以下」の基準に抵触する恐れがある。
*4 ホイールまで純正のみは流石に…という意見もあるだろうが、それについては割愛させていただく。
*5 ちなみにファミ通が運営していたドリスピ攻略wikiでも「アザーカーが登場するゲームに、初めてホンダが許可した!」とかなり話題となったが、実際は後述のように湾岸マキシ5DX+以前にアザーカーが登場するホンダ車収録タイトルがあるため「初めて」という訳ではない。
*6 3からエアロパーツやステッカーなどのドレスアップが可能になり、4からはエンジンや足回りなどのカスタマイズが可能となった。また「3」以降高速道路を模したコースが収録されているが、あくまでもメインの舞台が峠かつアザーカーが登場しないために許諾されていると思われる。
*7 「他社の判断に口出しをする気はないが、自車の車種が『戦いの道具』になるのはさすがにキッズゲームでも避けさせてほしい」とのこと。当時、海外のテロリストなどがいつの間にか日本メーカーの自動車を入手して「攻撃するための道具」にしているのが悪い意味で話題を集めていたなど、上述の暴走族の件以外でもHONDA側に懸念点があったようだ
*8 ただしタカラトミーによるトランスフォーマーでは、メーカーからのライセンス許諾をウリとするシリーズにおいてS2000やシティから変形する玩具が発売されていたケースは存在する。