【幻界王の首かざり】

Last-modified: 2023-12-11 (月) 23:53:32

概要

強さを低下する
攻撃から身を守る
不思議な首かざり
部位基礎効果
首アクセさいだいHP+45 しゅび力+25 おしゃれさ+5
各弱体系耐性+50%
売値合成効果
5000GさいだいHP+3さいだいHP+5
伝承合成各弱体系耐性+10%各弱体系耐性+15%
-各弱体系耐性+20%各弱体系耐性+25%
レア度
A--

詳細

【真・幻界諸侯】の討伐報酬。「幻界王」はこの5体の主であるデスタムーアと関係のある言葉だろうか。
最大【HP】【大地の大竜玉】並みに大きく上がるほか、守備力も大きく上がり、更にこれまで微々たるものしか上げられなかった弱体系耐性を大きく上げる。
【ラッキーペンダント】の上位アクセサリーでもあるが伝承合成は不可能。
 
合成によってこの装備だけで弱体系耐性を100%にすることも可能。25%が2つ付けば100%に達するので、後1つはHP+5を付けることで合計HP+50(大地の大竜玉と同等)にできる。
これだけHP上昇量が多いならば耐性100%を捨ててHP理論値を目指すのも視野に入る。
よって、合成の完成形は基本的に耐性2枠+HP1枠でHP50&弱体系耐性100%か、HP3枠でHP60&弱体系耐性50%の二択となる。
なお、弱体系耐性を狙う場合、90%まで付けば水宝珠「鉄壁の各弱体系耐性」(最大12%)込みで100%に到達可能なため、完成一歩手前でのつなぎとして覚えておきたい。
ベルト枠が縛られるため実用性には欠けるが、一応【輝石のベルト】(最大14%)も含めれば、75%の時点で100%を達成することもできる(つまり耐性1枠+HP2枠でも達成可能)。
どちらにしろ、耐性が中途半端のままHPを盛るぐらいだったらこれ単体で耐性100%にして宝珠やベルトに汎用性を持たせる方が良いので、合成指針としてまずは25%×2じゃなくても良いので耐性を100%にし、25%が二つ付いてからHPを狙うと良い。
 
こちらの【パラメータ】も大きく上昇しているVer.5.5後期時点ではパラメータ低下の効果は馬鹿にできず、またそれらの攻撃を仕掛けてくる敵も多いため、それらに対処する必要性が無くなるという意味ではかなり強力なアクセサリーとなる。
しかしながら、装備部位が首というのが最大のネックである。
首は即死級攻撃を防ぐ【金のロザリオ】に、集団、連撃系に強い【竜のうろこ】、火力上昇の【ラストチョーカー】【智謀の首かざり】ととにかく余裕がない。
竜のうろこはHP理論値がHP14+被ダメージ軽減30であり、単段攻撃に対しても44HP相当の耐久力を持つことを考えると、50~60という高いHP補正も実際のところはあまりアドバンテージになっておらず、多段攻撃を含めた耐久や攻撃力補正のおまけも考慮すれば耐久アクセとしてあちらに勝てる要素はかなり乏しいと言わざるを得ない。
一応、単段攻撃への耐久に絞って考えれば6~16、特に物理系単段攻撃については守備力の差も含めて20~30程度の差が付き、その差で耐えられるか否かが変わるというのであればこちらを優先する理由は生まれるが、現状ではそこまでギリギリのラインが提示されるコンテンツはない。
 
よって、耐久や火力を多少犠牲にしてでも弱体耐性を優先したい場面でこそ有効なアクセとなる。
例えば、【邪神の宮殿】では通常攻撃に全属性耐性低下効果があるボスが多く、特技にも属性耐性低下やパラメータ低下系の状態変化を伴うものが多いため非常に有用。
【万魔の塔】【三の災壇】【五の災壇】においても、頻繁に飛んでくる【ディバインスペル】等の弱化呪文を無効化できるため、完全制覇狙いにおいては一考の余地がある。
その他、ボスの弱体系攻撃が多いVer.6.0メインストーリーや、【ダークキング】【破壊神シドー】【コロシアム】【モンスターバトルロード】などでの使い道が考えられる。
【機神の眼甲】のように実装直後は出番が少なかったが、バージョンが進むごとに使いどころが徐々に増え、刺さるコンテンツにおいては有無で快適さが段違いになる程強力なアクセになってきたと言える。
 
Ver.6.4で実装された【ガーディアン】被ダメージ軽減100【天光の護り】を使えるので竜のうろこの優先度が他と比べると下がり、またHPの残量によって威力が変動する【ブラスターフィスト】によりHPを優先するのも現実的であるため、このアクセサリーとの相性は良好である。

弱体系耐性について

各弱体系耐性とは、【攻撃力低下】【守備力低下】【おもさ減少】【行動間隔延長】【ブレス耐性低下】および「耐性低下」のグループに属する状態異常(【攻撃呪文弱体化】【呪文耐性低下】【全属性耐性低下】【○属性耐性低下】【状態変化耐性低下】)への耐性である。
低下や減少と名の付く状態異常全てに対応しているわけではなく、【守備力ゼロ】【与ダメージ減少】【被ダメージ増加】【移動速度低下】などは対象外。
 
Ver.6.4までは、特技によっては弱体系耐性を100%にすることで同時に発生する状態異常を防ぐことができていたが、Ver.6.5前期で状態異常の挙動が修正されたことで防げなくなった。
また、ブレス耐性低下は元々弱体系に含まれない状態異常であったが、同時期の修正で弱体系扱いとなり本アクセで耐性を付けられるようになった。

余談

2021年8月18日の【ドラゴンクエストX TV】でこのアクセの紹介が少しだけ行われたのだが、その時のアイテム説明は「悪い効果にかかりにくくなる不思議な首かざり」だった。
この説明文は【まもりのたて】の「悪い効果から自分の身を守る」と似通っており、実際の実装内容に対して正確ではなかったため、実装までに説明文の修正が行われたが、修正した旨を公表していなかったということで、実装当日の22:45~23:00に緊急メンテナンスが行われ、「重要なおしらせ」による周知の他、おでかけ便利ツールのオーグリード大陸のふくびきとDQXショップでの【クローバーのカギ】の販売が翌朝6:00まで一時的に休止される事態となった。
また後日、実装当日の6:00~22:45にオーグリード大陸のふくびきやクローバーのカギ入手で消費したふくびき券、ジェム、ショップポイントについて補填がされることになった。