【たいようのかんむり】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 04:58:56

概要

前面に太陽の形の装飾が施された、金色の冠。
いずれの作品でも終盤に手に入り、守備力は兜の中でも高い部類に入る。

DQ5

守備力60で、【主人公】専用の装備。
 
手に入るのは【エビルマウンテン】の山頂を通過した後の滑る床のあるフロア。
つまり、【マーサ】天に召された(=リメイク版では【ゲマ】を完全に倒した)後に手に入ることになる。
何故か宝箱に入ってはおらず、【せいなるみずさし】と並んで野晒しで置かれている。
【ジャハンナ】の住人が「この町を取り囲んでいる水はマーサ様が表の国から持ってきた聖なる水」と言っていることも合わせて考えるに、この二つのアイテムは、エビルマウンテン(【大魔王】)の収蔵品というよりは、マーサの持ち物でありひいては主人公への遺産のようにも思える。
 
装備すると、敵仕様の【メガンテ】に完全耐性(味方キャラとしては唯一)を得られるが、メガンテを実際に使ってくるモンスターは【ばくだんいわ】だけであり、今更関わる相手でもないのでほぼ無意味。
それどころか、【ジェリーマン】が化けた味方の爆弾岩や【ばくだんベビー】が唱えるメガンテは味方仕様であり、対応していない(これは仲間モンスターが持つメガンテ耐性が対応している)。
しかし主人公が装備できる特殊効果を持った兜はこれだけであり(一応【ちりょくのかぶと】があるが人間キャラにかしこさは【死にステ】である)、更にこれ以上の守備力を持った【メタルキングヘルム】は一品物なので、まず確実に主人公の最終装備となるだろう。
 
このアイテムに関する情報は青年時代後半に突入して間もなく、【エルヘブン】のある大陸の北端【最果てのほこら】にて入手できる。が「メガンテもなんのその!」という性能の話は聞けるものの、何処にあるかまでは教えてくれない。上述のようにストーリー進行上ほぼ必ず手に入るアイテムということもあり、正直ありがたみが薄い情報だ。

DQ7(リメイク版)

配信石版【あやしい古城】の初回クリア報酬で一品物。全員が装備可能。
守備力52、かっこよさ35。何故かLvが35以上ないと装備不能。
ただし石版ボスの【スライムマデュラ】をレベル35以下で倒せる人がいたらやり込みプレイヤーとして称えられるレベルなので、装備レベルは実質無いものと思って差し支えないだろう。
 
DQ5同様メガンテを無効化し、さらに【ラリホー】も無効にするが、正直そんなもの無くてもメガンテで死ぬことなどまず無い。
ラリホー無効は非常に有効なのだが、【ザキ】、ラリホー、【メダパニ】【マホトーン】耐性を持つ【フエーゴのかぶと】や、【おうごんのティアラ】【メタルキングヘルム】が優先されてしまうだろう。
一応【ラリホーマ】連発でとても厄介なモンスターはいるにはいるのだが、これで一人だけ対策したところであまり意味が無いので【あやしいきり】等の方が良い。
特に【あんこくきょうてん】【ザラキ】も連発してくるので、ザキ耐性がないのは痛い。
 
なお、キーファが本編中で装備できる頭装備の中では最強。最終的に王子の身分を捨てる彼の最強装備が王冠というのは皮肉なものである。

DQ8

表記は「太陽のかんむり」。
守備力52で、眠りと混乱を完全に無効化する効果がある。【主人公】【ゼシカ】が装備できる。
錬金でのみ入手可能で、レシピは【ドクロのかぶと】+【聖者の灰】
材料となるドクロのかぶとは、【神鳥のたましい】で行ける【神鳥の巣】付近の高台と、クリア後ダンジョンの【天の祭壇】で、合計2個入手可能。
また、太陽のかんむりを【あくまのしっぽ】と錬金することで再びドクロのかぶとに戻すことが可能。

メタルキングヘルムに次ぐ守備力と状態異常耐性を併せ持ち、文句なしに強力な頭防具…なのだが、実際に防具として使われる事はほぼない。
それも、これと【まじゅうの皮】+【いかりのタトゥー】で錬金出来る【ふしぎなタンバリン】のせい。
作中屈指のバランスブレイカーであり、これがあるか無いかで別ゲームになるとまで言われるほど。
そのため、かんむりを入手したら速攻で錬金に回される運命となってしまう。

ただし、一度ふしぎなタンバリンにしてしまうと太陽のかんむりに戻すことは出来ない。
1個目は兎も角、2個目もタンバリンにしてしまうと【ドクロ刈り】が出来なくなってしまう。
やりこみ派の人は、錬金する際はよく考えるように。
まあ、どっちにしろ太陽のかんむりは使われないわけだが。

なお仮にタンバリンを作らない場合、主人公にとっては本編クリア前の頭防具で最有力候補となる。
ゼシカには黄金のティアラがあるが、主人公の竜神のかぶとは本編クリア後、グレートヘルムは効果なし。
そのため一品物のメタルキングヘルムはヤンガスに回し、主人公はかんむりを装備させるとちょうど良い。
竜神のかぶと入手後も、状態異常を使用しない相手に対してなら最終装備にもなりえ、十分に活躍できる性能を持っている防具である。
問題は、タンバリンがそれら全てが些末に感じる程ぶっ壊れていること…。
もしタンバリン縛りで遊ぶ場合は、しっかり防具として活用してあげよう。

個数限定品ながら【売値変動】システムの対象となっており、1個目は37000G、2個目以降は11100Gの高値。
とはいえ、上記通り貴重品のうえに強力なので売らないようにしたい。

3DS版

相変わらずの貴重品だというのに、新入り味方キャラの【ゲルダ】【モリー】も装備可能となってしまった。
 
【写真クエスト】の報酬で完成品を1個入手できるようになっているため、タンバリン2つとドクロのかぶとを共存できるようになったが、そのために必要なスタンプ量は累計267個で最後の報酬。
つまり【エスターク】を倒した後でないと取れない写真も含めてコンプリートする必要があり、どう足掻いても【追憶の回廊】全制覇後にしか入手できない。
 
とりあえずタンバリンを2個作っておき、エスタークまで制覇して最後に手に入れたこれをドクロのかぶとに戻すといいだろう。

DQ9

錬金でのみ入手可能で、レシピはドクロのかぶと×1+せいじゃのはい×3。
守備力は下がって+32。8と同じく眠り・混乱に耐性を持つが、無効では強すぎたからか3割軽減とだいぶ下がった。
【戦士】【バトルマスター】【魔法使い】【武闘家】を除く職業で装備できる。
さらに、【しんかのひせき】×1+【たいようの石】×1と錬金することで上位の【アポロンのかんむり】ができるが、守備力がちょっぴり上がる程度(1ダメージ減るだけ)で耐性は変わらずほとんど相互互換。というか貴重な上に需要の多いしんかのひせきを使うことを考えれば損ですらある。
なのでわざわざアポロンのかんむりにする必要性は無い。
 
DQ5を意識してか、【おうじゃのマント】とカラーリングが合うようになっている。

DQ11

【ロウ】専用のかぶと。うち直しに必要な宝珠は17個。

-+1+2+3
守備力45464850
攻撃魔力30313335
回復魔力
みりょく37384042
眠りガード50%
混乱ガード

 
王者のマントと一緒に装備させることで【着せ替え】が可能な、【おしゃれ装備】の一つ。DQ11Sでのスタイル名は「選ばれし王者スタイル」。
本作でも上位に【アポロンのかんむり】がある。
 
【ふしぎな鍛冶】でのみ入手可能。レシピは【連武討魔行】参の試練の初回突破報酬【太陽王の装束のレシピ】に記載されている。
必要な素材は【マグマの石】×1、【緑の宝石】×1、【なないろのまゆ】×1、【スライムのかんむり】×1
参の試練には6人メンバーが必要になるので、最短入手時期は【カミュ】のスキルパネル解放後になるだろう。
ただこの場合だと7人目の再加入は間もなくであり、また敵のドロップを考慮しなければ緑の宝石となないろのまゆは【ケトス】解禁後の高台のキラキラ、マグマの石は【ヒノノギ火山】で手に入るので、無理して最短入手を狙わなくてもパーティが7人になってからレシピ入手および制作にかかった方が楽である。
 
性能は総じて高く、アポロンのかんむりまでこれオンリーで問題ない。
ロウは複数の状態異常に対応する【メタスラヘルム】系列を装備できないため非常にありがたい品である。
なおデザインをよくよく眺めてみると【ユグノアの王冠】【大樹の王冠】に赤い布部分を足したものであることが判る。
売値は15000G。

タクト

2021年9月30日開催の「ドラゴンクエストVIIIイベント」にて、Sランク防具として登場。「グランドチャンピオンへの道」のクリア報酬。
基本値 : MP+14・しゅび力+8
特殊効果 : 混乱耐性+10%
装備可能タイプ : まほうタイプ・ほじょタイプ・ぼうがいタイプ
錬金候補 : 混乱耐性+10%・ドルマ属性呪文耐性+8%・MP+13・しゅび力+5・かしこさ+5 他