概要
DQ6で初登場した回復用アイテム。
【やくそう】以上の使い捨て回復アイテムが、入手制限のある【せかいじゅのしずく】くらいしか存在しなかったDQに、新たな戦略を展開するため投入された。
ちなみに、設定として実際にアモール川(滝)の水なのはDQ6系の作品だけで、 それ以外は「伝説の滝(アモールの滝)の名を冠した水」となっている。
DQ6
初登場作品。【アモール】の特産品なだけあって、市販されているのはここの道具屋のみ。
この水を沸かして飲めばたいがいの病気は治るらしい。
価格は120Gで、回復量は60~70。回復量は【ホイミ】以上【ベホイミ】以下。
薬草(価格8G、30~40回復)の約2倍の回復量だが、価格はなんと15倍。
1回分の行動でより多く回復できる、アイテム欄を節約できるという有利点を考えても、あまりにも価格が高すぎる。
そのため、結局買われることは少なく、拾える分だけで賄われる……と思いきや、拾える量も乱用できるほど多くないためにあまり使うことができず、そのうち存在を忘れられて袋の肥やしになってしまうことがほとんどである。
拾える時期の消耗品としては高めの90Gで売れるので、使わないなら売って資金の足しにするのも手。
だが、【ベホイミ】を気軽に使えるようになるまでは、大容量回復としていざというときに役に立つ。
薬草ほど大量に買い込むのはアモール攻略時では金銭的に厳しいと思われるが、序盤~中盤の最大の山場である本気【ムドー】戦に向けて5~6個でも買っておけば活躍の目がある。
一気に攻撃が激しくなるため、ミレーユ・チャモロのベホイミだけでは回復が追い付かなくなってしまう。
そこでアモールの水を買い込むとこで、誰でも大きく回復できるようにすると生存率が飛躍的に上昇する。
特に真ムドー第二形態は非常に攻撃が激しいため、回復手段は多ければ多いほど安心。
主人公とハッサンのうち一人が【ゲントのつえ】、もう一人がアモールの水を目一杯持つことで、ミレーユ・チャモロのベホイミと併せて全員が回復できる体制を作れる。
またベホイミを使える2人もMP温存のため(特に唯一ザオラルを使えるチャモロは)持っておくと安心。
ムドーを倒せば【ダーマ神殿】と【転職】が解放されるため、回復手段も豊富になり徐々にお役御免となる。
ここで遠慮なく振り撒く使い方こそがアモールの水の最大の見せ場だろう。
なお道具屋で恒常的に販売されているのは上記の通りアモールのみだが、【シエーナ】(【マルシェ】)の2回目のバザーにてアモールの水セットを売る商人が現れる。
セット内容はアモールの水3個と【キメラのつばさ】1個で400G。
個別に買うと合計385Gなので若干損をするが、SFC版では道具屋のまとめ買い機能が無いので、何らかの理由でアモールの水を買い溜めしたくなったときには一応利用価値はある。
ドロップでは【あくまのツボ】、【フーセンドラゴン】、【ぶちスライムベス】が落としていくこともある。
DQ8
表記は「アモールの水」。
DQ6以来の再登場だが、本作には【上やくそう】というライバルが存在する。
回復量は引き続き60~70程度で、上やくそうより少しだけ多いが、ぶっちゃけ体感としてはほぼ変わらない。
パルミド、ベルガラックなどで120Gで販売されている。
敵では【スライムベホマズン】(1/128)、【ソードファントム】・【サイクロプス】・【マリンフェアリー】(各1/32)、【ギガンテス】(1/16)が通常枠で、【メラゴースト】(1/128)、【スライム】・【じんめんガエル】(両1/64)、【ホイミスライム】(1/32)がレア枠でドロップする。
他にも様々な場所で拾え、【せいすい】+上やくそうの錬金で作成することもできる。
錬金でなく直接まとめ買いができるという利点はあるものの、やはり値段が高過ぎる。
ライバルとなる上やくそうや【特やくそう】は、錬金が必要ではあるものの、原価はアモールの水に比べて格段に安い。
とにかく金欠になりやすいDQ8のこと、残念ながらアモールの水に回復アイテムとしての出番はないのであった。
一部錬金に必要な素材にもなっている。詳細は以下の通り。
せいすい以外のレシピはどれも有用で、ある程度までなら金策にも使える。
回復アイテムとしてより、錬金素材として活躍させた方が良いだろう。
ちなみに、公式ガイドブックの記述によれば、【ボボンガー】が【一気飲み】で飲んでいる壷の中身はこれらしい。
DQ10オフライン
表記は「アモールの水」。
1人のHPを60~70回復する。
道具屋では60Gで販売されている。
【あらくれチャッピー】、【岩とびあくま】、【グリゴンダンス】、【ダークナイト】が落とすほか、清流の採取ポイントで拾えることがある。
これを使うレシピは以下。
DQ10オンライン
錬金釜で【いやしそう】以上の薬草系を錬成するときにも用いる。
詳しくは【アモールの水】を参照。
DQMシリーズ
回復量は本編シリーズよりもちょっと少ない。
フィールドで拾えるほか、店で50Gで販売されている。
タイジュの国やマルタの国ならともかく、伝説の大陸(IIの世界)でもアモールという名前だけは残るという不思議。
序盤、回復呪文が満足に使えない頃にはボス戦などで役立つ。
1の終盤の扉ではフィールドで高確率で拾えるが、その頃には回復呪文が充実しているはずなのでアイテム欄を圧迫する存在と化してしまう。
拾ったらケチらずガンガン使ってしまおう。売値は高くは無いが、売ってお金にするのも良い。
また敵モンスターに使用して、仲間にする確率を上げるのに利用するのも良い。
ジョーカー2以降
モンスター全員のHPを回復できる。移動中のみスタンバイモンスターにも効果あり。
いわゆる使い捨ての【けんじゃのいし】。
DQMJ2では入手手段の少ないレアアイテムだが、DQMJ2P、テリワン3D、イルルカでは道具屋で購入したりできる、ありふれたアイテムになっている。
ただし価格も更に高騰して、DQMJ2Pでは2000Gテリワン3Dやイルルカでは750G。
フィールド上で拾えるポイントも少なくないので、やはり大量購入は見送られがちだろう。
DQMJ2Pでは販売されている【ピピッ島】に行けるようになるのは表シナリオクリア後なのでいくらなんでも登場が遅すぎる。
さらに同店では1.5倍の値段で3倍の回復量がある【せかいじゅのしずく】が売ってるので完全なぼったくり商品である。
残りHP依存のとくせいがあるので完全な下位互換という訳でもないが…。
トレジャーズ
【お宝】の一つとして登場。
お宝No. | 295 |
レアリティ | ジャンク |
カテゴリー | ヒストリー |
コレクション | どうぐ |
標準価格 | 24,000G |
DQ6で川が赤くなったときの水もある。
星ドラ
☆2のどうぐで登場。回復量は70~。
もっていける数はソロプレイでは9個まで、マルチプレイでは4個まで。