概要
DQ5で初登場した防具。というかどう見ても下着。いわゆる【セクハラ装備】の1つである。
ビスチェ系を装備している間、下半身はどうしているのかは考えないであげよう。
なぜか異常に守備力が高く、その辺の鎧より断然強い謎のアイテム。
当然女性しか装備できない。
現実でも下着メーカーによって販売されている代物だが、当然こんな超防御力は持っていない。
下着の一種であるがゆえに肌触り等を優先した設計になっているので、単純な丈夫さを数値に直せば【ぬののふく】よりも守備力は低いだろう。
その一方で、身体に綺麗にフィットさせることを目的とする構造となっているため、ホックだのコルセットだの何だのと、型崩れを防止するためのパーツは極めて充実している。そのため、(特に着用者以外の者が)この下着を脱がす際には異様に手間がかかる。そういった意味では「守備力が高い」というのも嘘ではない、と思われる。
DQ5
守備力60で、【妖精の村】にて18800Gで売られている。【妻】と【娘】だけが装備可能。
また、青年期後半に【山奥の村】に現れる【カンダタこぶん】を倒すことで手に入れることもできる。
不自然なほどの守備力を誇り、数値では【やいばのよろい】をも凌ぐ。【レースのビスチェ】と同様、一体どういう構造をしているのだろうか?
当然女性専用だが、この時期女性は娘しかいないので、8歳の女児を下着一枚でウロウロさせる馬鹿親がしばしば爆誕することになる。
8歳児だからこそ下着一丁でウロウロしてても問題無いと考えることもできるが、それは幼児が着るような下着を着ていてこそ通る理屈なので…
妻に着せるのも中々アブナいが、娘に着せるのはアブナいの域を超えていると言わざるを得ない。8年かけてやっと会えたのに…こんなのってないよー!!
さらに妻が【ビアンカ】だと、「娘の実家で下着ドロから下着を横取りした挙句、それを孫娘に着せる婿(ダンカン視点)」というシチュエーションになってしまう。
とはいえ、青年時代後半が始まったらすぐに取りに行けるため、後述の【みずのはごろも】が買えるまでのつなぎ、あるいは売却しての資金源としては重宝する。
後に妖精の村で購入できるが、同じ店に同等の守備力を持ち、耐性も優秀な水の羽衣が14800Gで売られているため、買う必要性は皆無と言って良いだろう。
ちなみにこれの売却額は14100Gなので、ほぼそのまま水の羽衣の購入資金として使える。
なお、宿屋にいる踊り子風の女性に話しかけると、「温泉から上がったら着替えが失くなっていた」という情報を聞くことができるので、持ち主はこの女性と考えて間違いないだろう。
ビアンカの物でなくて一安心ではあるが、なぜか入手してもこの女性に返却することはない。
それにしても、大盗賊であるカンダタの部下ともあろうものが、親分がやられた途端に下着ドロに精を出すというのもいかがなものか...。
余談だが、SFC版のころから【フローラ】と結婚すれば水の羽衣が青年期前半に手に入るので、娘に着せなくて済むかもしれない。
また、ゲームブック版にフィラが装備するイラストがある。
なお、リメイク版ではビアンカが嫁でもとある場所で選択肢を誤らなければ水の羽衣が無料で手に入るため、基本的に娘にはこれを装備させるため幼女に下着姿で羞恥プレイをさせなくてもよくなった。フローラか(DS版以降に登場する)【デボラ】なら上記と合わせて二着手に入るので着まわされることもなく、なおさら着せる理由がなくなる。
DQ7
守備力38、かっこよさ45。
DQ6では欠場していたがDQ7で再登場。
DQ5に比べれば弱体化したとはいえ、【はがねのよろい】以上【バイキングアーマー】と同等という謎の守備力は健在。
守備力的には、今回は欠席したレースのビスチェのポジションを担っているとも言える。
【砂漠の城】のタンスから手に入る。
この時点ではマリベルの防具として最高の守備力を持つが、耐性が全くないので、【まほうのほうい】や【まどうしのローブ】を購入済みならばそちらを優先した方が良いだろう。
3900Gで売れるので金策にも有用だが、守備力だけでなくかっこよさもかなり高いためしばらくとっておいても良い。
後に【フズ】や【グランドスラム】で7800Gで販売されている他、なぜか【クリスタルパレス】のタンスからも出てくる。…まさか神の?
しかし主人公のこの行動は一般的に「下着ドロ」と呼ばれるのでは…
入手できる場所が女王や女性の貴賓用のタンスなあたりが無駄に凝っている。
公式ガイドブックのデザインでは肩紐が付いているが、
本来ビスチェはウエストまである肩紐の無い女性用下着のことを指す。
なので、名称とデザインが噛み合っていないことになるが、3DS版でもデザインは修正されていない。
DQ8
守備力44。【サザンビーク】のバザーにて5500Gで売っている。装備できるのは【ゼシカ】のみ。
【はがねのよろい】以上、【ぎんのむねあて】に匹敵する謎の守備力を(ry
守備力は高いのだが、ゼシカの装備で一番重要?な【着せ替え】に対応していないという致命的な欠陥がある。
【あぶないビスチェ】や【しんぴのビスチェ】は対応しているのだが…
相変わらず耐性もないので特に購入する必要はなさそう。
後に控える【ドルマゲス】戦のことを考えれば、多少守備力は低くとも耐性付きの【まほうのほうい】の方が有用だろう。
ちなみに【うさぎのしっぽ】と錬金すれば【バニースーツ】を作れるが、これはバトルロードのランクFの賞品としても入手可能なのでレシピ埋めやコレクション以外での活用価値はない。
DQ9
守備力34。
DQ9の仕様に伴い、ついに着せ替え対応となった。
守備力も【あつでのよろい】に匹敵する(ry
デザインは従来のものから変更され、DQ8・本作のしんぴのビスチェの紺部分を白に、金部分を赤にした色合いになった。
錬金限定アイテムであり、【あぶないビスチェ】+【まだらくもいと】×7+【きぬのローブ】×3で作れる。
ほとんどの場合は入手がクリア後になるが、職業を選ばず装備できるという強みがある。
コレ+【みかわしそう】×7+【天使のソーマ】×3で錬金すると【しんぴのビスチェ】ができる。
なお、DQ9では異性限定の武具が装備可能になる【旅芸人の証】が存在するが、それをもってしてもこれは装備できない。
(もっとも、男キャラがコレを装備してる姿を見たくはないが…)
DQ11
【セーニャ】、【マルティナ】が装備できる服。
うち直しに必要な宝珠は10個。
- | +1 | +2 | +3 | |
守備力 | 44 | 46 | 49 | 52 |
魅力 | 36 | 39 | 42 | 45 |
【クレイモラン城下町】で販売している。価格は5500G。
【聖地ラムダ】でも売られているが、世界に異変が訪れた後にラインナップから消滅する。
女性専用……と思いきや、ベロニカが装備可能者から外れている。
やはり子供では無理なのだろう。色々と。
相変わらず【はがねのよろい】以上、【ぎんのむねあて】に匹敵する謎の守備力は健在だが、セーニャの場合は販売場所が同じところで売っている【まほうのほうい】のほうが耐性面で安心できるうえ、魔力の補強もあってこちらの方が断然お得。
マルティナにとっては魅力が上がるのは考慮に値するものの、これまた同じ販売場所で同守備力かつ安価な【ぶとうぎ】が売っているため、どうせ店売り品を買うならそれらを買った方が無難である。
それ以前に【プリンセスローブ】を作っている場合もあるため、わざわざこれを買う必要はほとんど無いだろう。