【プリンセスローブ】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 05:07:30

概要

DQ5以降の作品に登場する防具の一つ。
王女のような気品を感じさせる聖なる衣装。
純粋な心を持つ心清き乙女だけが身につけられるという、優美なシルエットのローブ。
初登場時から、プリンセス(王女)専用の装備品というわけではない。
 
いずれの作品でも女性専用の防具であり、守備力・耐性共に上位クラスに位置づけされている。
備わっている耐性は作品ごとに異なるが、どれも強力なものとなっている。
 
また、SFC版DQ5・DQ6とDQ7以降の作品(リメイク版を含む)で、デザインが異なっている。
変遷前のものは純白の美しいドレスであり、【シルクのヴェール】と組み合わせるとウェディングドレスにしか見えない。
変遷後の方は十字架や飾り布をあしらったピンク色のドレスで、文字通り「プリンセス」に似合いそうである。
変遷前・後共に人気の高い防具であり、DQ9を除いて【着せ替え】に対応していないのがなんとも惜しい。
尚、変遷前のデザインはSFC版5の攻略本で清楚かつ神々しく描かれている。

DQ4(スマホ版)

守備力67、売却不可。
炎・吹雪のダメージを40軽減する耐性を持つ。
【女勇者】【アリーナ】【マーニャ】【ミネア】が装備可能。
この中ではアリーナだけが正式な「プリンセス」だが、彼女はこういったヒラヒラしたドレスを着るのは嫌がりそうである。
 
【ドラゴンクエスト ポータルアプリ】のアイテム交換所のポイント交換で得られるコードを入力することで入手可能。
ただし、このポイント交換は期間限定で、今のところ再配信の予定は無い。
また、5章以降のセーブデータのうち1つでしか入手できない。
 
一番のウリは何と言っても5章開始時点で使用可能になるという入手の早さ、実戦投入可能な時期にある。
即加入するミネア or マーニャに装備させるも良し、盾に恵まれないアリーナに装備させるのもいいだろう。
これ1つで【こうねつのガス】以下のブレスを完全無効化、【こごえるふぶき】も0~20ダメージに軽減可能。
これが有るのと無いのとでは、【キングレオ】【エスターク】戦の難易度が大きく変わってくる。
 
今作では割合軽減がほとんどの体防具中で、固定値軽減が可能な物はこれと【ドラゴンメイル】のみである。
【はぐれメタルのたて】と合わせて装備した場合の軽減ポイントはなんと80にも昇り、更に【フバーハ】を併用することで【しゃくねつ】すらも0~5ダメージに抑えられる(灼熱の炎以下のブレス攻撃ならば無効化できる)。
 
ただし、呪文耐性は一切備わっていないため、攻撃呪文のダメージを軽減できずにまともに喰らう点には要注意。
【まほうのたて】【みかがみのたて】を装備可能なマーニャ・ミネアならば、その欠点を補える。
 
【てんしのレオタード】と比較すると、こちらは固定値軽減なのに対しあちらは割合軽減かつ炎熱系呪文耐性も兼ね備えていること。
中級以下のブレスを無効化したい場合はプリンセスローブが優るが、普遍的な防御性能では天使のレオタードに軍配が上がるか。

DQ5

守備力は80で、非売品。売却も不可。
炎、吹雪属性の攻撃で受けるダメージを40ポイント軽減する特殊効果が備わっている。
【ビアンカ】【フローラ】【女の子】と、DS版以降では【デボラ】も装備することができる。
生まれながらのプリンセスである女の子の他、クイーン候補三名も装備可能という王族御用達の防具。
 
【妖精の女王】の宝物庫にて大切に保管していたローブで、一品物。
単体でのブレス耐性は全鎧中最強であり、妻か娘のいずれかの最終装備となるであろう防具。
女の子は【てんしのレオタード】+【みかがみのたて】でバランスの良い耐性を得ることもできるので、
装備可能な盾が少ない+【みずのリング】で呪文耐性を得られる妻に装備させたほうが総合的なバランスは良くなるかもしれない。
 
なお、【おうじゃのマント】【てんくうのよろい】と違い、呪文耐性が一切無い。
これは装備品の耐性が、呪文とブレスで別個だからである。
終盤に使い手が多い【メラゾーマ】【ベギラゴン】【マヒャド】【バギクロス】が直撃してしまうことには留意しておこう。
この点でも、やはり呪文耐性を【みずのリング】である程度補える妻に装備させるのが賢明か。
 
SFC版の攻略本ではビアンカが、PS2版の攻略本ではフローラがそれぞれモデルを務めている。

DQ6

守備力は85、かっこよさは72で、非売品。売却も不可。
デイン系以外の攻撃呪文によるダメージを30ポイント軽減する特殊効果が備わっている。
前作とは逆に呪文に強いがブレスを素通しする性能になっている。
【ムーアの城】の宝箱にて手に入れることができる。
また、これ単体のかっこよさの数値もさることながら、【おうごんのティアラ】とセットで装備すると【ベストドレッサーコンテスト】にて+50という大きなボーナスポイントが発生する。
初見でもボーナスが容易に予想できる上、これは女性専用装備の中では断トツのかっこよさを発揮できる組み合わせである。
この時点でまだスーパードレッサーを獲得できていなければぜひ活用しよう。
 
【ミレーユ】【バーバラ】が装備することができる。
漫画版ではバーバラが、小説版ではミレーユがそれぞれレイドック王子である主人公と明確に恋愛関係が描かれており、特にバーバラは最終的にレイドックで一緒に暮らしている程なので、間違いなく将来の妃候補ではある。
 
ミレーユとバーバラにとっては、これか【ドラゴンローブ】【みずのはごろも】、てんしのレオタード、【しんぴのよろい】が最終装備候補となる。
総合的な防御性能ではドラゴンローブの方が勝っているものの、あちらは一品物な上に、男性やモンスターなど装備可能者も多い。
てんしのレオタードには守備力で劣っている反面、耐性面ではこちらの方が優れている。
しかし、今作でも終盤以降、最強格の攻撃呪文でも大して脅威ではなく、軽減する意味が薄いのが残念。
神秘の鎧の毎ターン50回復効果も捨てがたい。

DQ7

守備力は85、かっこよさは72で、価格は20000G。
デイン系以外の攻撃呪文によるダメージを30ポイント軽減する特殊効果が備わっている。
【天上の神殿】でのみ販売されている。
また、今回も黄金のティアラとの組み合わせで【世界ランキング協会】の「カッコよさ部門」でボーナスポイントが発生する。
 
【マリベル】【アイラ】が装備することができる。
アイラの方は【グランエスタード】王家の血を引いているため、将来的にはプリンセスになるのかも知れない。
 
古代強国の王が、美しい姫を魔物から守るため、職人に織らせたという魔法のローブ。
店で販売されているのは今作のみ。ちなみにそれ以外の性能はDQ6と全く同じ。
購入可能になった時点では非常に優れた性能を誇っているので、一着は購入しておきたい。
ブレス攻撃耐性はないので、【ドラゴンシールド】【プラチナシールド】を一緒に装備すると良い。
ただし、マリベルは後により良い性能のドラゴンローブを購入できるようになり、アイラにはより守備力の高い【王家のよろい】が後に手に入る。
耐性面では王家のよろいよりもこちらの方が優れているので、そこはお好みで。
 
ただしDISC2でのマリベル再加入からドラゴンローブの購入タイミングまでは少し間と【ほのおのせいれい】戦があり、(普通にプレイしていれば)再加入時のマリベルはレベルと装備(と職歴)が貧弱なので、予め1着余計に購入しておくのも良い。

DQ8

守備力は94で、非売品。
デイン系以外の攻撃呪文によるダメージを30ポイント軽減する特殊効果が備わっており、【ゼシカ】のみ装備可能。
とある王家に製法が伝わるローブで、代々の王妃は結婚の際にこれを作り、身につけてきたという。
このとある王家とは【アスカンタ】王家のこと。
【暗黒魔城都市】浮上後に【パヴァン王】からレシピを教えてもらえる。
 
錬金でのみ入手可能。
レシピは【てんしのローブ】+【ひかりのドレス】+【金のロザリオ】
てんしのローブ・ひかりのドレス共に錬金でしか手に入らないことを考えると、非常に手間のかかるレシピである。
特にてんしのローブ作成に必要なみずのはごろもが購入できるのが、【三角谷】なので作成できるのは、空を飛べるようになってからである。
 
DQ4から続いていることだが、終盤以降は呪文よりもブレスの方が遥かに脅威なので、呪文耐性よりもブレス耐性を重視したいところ。
また、通常攻撃や痛恨の一撃が強烈な敵が大幅に増えたのも逆風。回避率が上がる【しんぴのビスチェ】、ブレス耐性に優れるみずのはごろもに、地位が脅かされる。
 
同様に呪文耐性を持つ【はぐれメタルよろい】とは一長一短。
30P固定軽減で弱い呪文を無効化しやすいこちらに対し、鎧は1/3の割合カットで強力な呪文ほど効果が大きい。
入手方法もこちらは錬金を繰り返す、鎧はカジノでの大勝ちと、手間の種類が異なる。
どちらにせよゼシカにとって最重要な?【着せ替え】には対応していないので、その点では需要が下がる。
 
【売値変動】システムの対象となっており、売値は5個までなら36000Gだが、6~10個目では25200G、11個目以降は10800Gにまで値下がりしてしまう。
【スパンコールドレス】を除けば原価30485Gで作れるので、5個までなら儲けが期待できる。

3DS版

やはり女性である【ゲルダ】も装備可能となった。
彼女の場合も守備力や耐性面から、最終装備候補になるだろう。
ただ、【追憶の回廊】まで行ってしまうともはや固定30ポイント軽減など焼け石に水にもならないため、需要は激減する。
 
また、【パルミド】【闇商人の店】で7回目の要求アイテムに追加された。
渡すと【クラシックブレザー】と交換してくれる。

DQ9

上半身用防具の一つ。
守備力は30、おしゃれさは85で、非売品。売却価格は9400G。
装備すると攻撃魔力と回復魔力が20ずつ上昇する他、全ての属性の攻撃で受けるダメージを15%軽減する特殊効果が備わっている。
女性限定装備で、僧侶、魔法使い、旅芸人、魔法戦士、賢者、スーパースターが装備することができる。
クエストNo.054【ゴードンヘッドのスタンプ】の1回目の報酬として入手できる他、錬金でも作ることが可能。
レシピは【ひかりのドレス】+【ロイヤルバッジ】
 
また、この服+【女王のてぶくろ】+【やわらかウール】×2で【クインローブ】を錬金することができる。
 
体防具の細分化に伴い、従来の作品と比較すると守備力は大きく下がっている。
元となるひかりのドレス、ロイヤルバッジ共に錬金でしか入手できず、それらの材料の入手が少し面倒なのがネック。
とはいえ、クリア前に入手することは決して不可能ではなく、早い段階で作成できればかなり強力な防具となる。

DQ11

ローブの一種。うち直しに必要な宝珠は10個。

-+1+2+3
守備力44464851
攻撃魔力19202123
回復魔力19202123
魅力35373941
全属性ダメージ軽減15%

女性キャラ全員が装備可能。
 
【ふしぎな鍛冶】で作成可能。レシピは【王子と王女のヒミツ】に記載。
必要素材は、【シルク草】×3、【せいれいせき】×1、【レッドアイ】×1。
入手時期(異変前)では女性キャラの最強装備候補。
本物のプリンセスである【マルティナ】にとっては異変前唯一の全耐性付き体防具であり、これ以外の耐性付きだと時期的には型落ち装備の【毛皮のポンチョ】くらいしかない。
魅力の上昇値も時期で言えばトップクラスなので、作り次第優先して装備させておきたい。
【ベロニカ】【セーニャ】にとっても攻撃・回復魔力の上昇値が入手時期トップなので是非とも着せたいが、この2人には【まほうの法衣】を買い与えるという選択肢もあるため、男性キャラ用の【プリンスコート】にも使うせいれいせきの数によってこれを作るかどうかを決めると良いだろう。

トレジャーズ

【お宝】の一つとして登場。

お宝No.33
レアリティトレジャー
カテゴリーレジェンド
コレクション伝説の防具
標準価格12,000,000G

タクト

2020年12月31日開催の「ドラゴンクエストVイベント」にて、Sランク防具として登場。「超巨大ボスバトル ブオーン」の報酬。
基本値 : MP+14・しゅび力+10
特殊効果 : マヒ耐性+10%
装備可能タイプ : こうげきタイプ・まほうタイプ
錬金候補 : ドルマ属性耐性+4%・ドルマ属性呪文耐性+5%・マヒ耐性+5%・かしこさ+7・しゅび力+8・すばやさ+5 他