DQ5(リメイク版)
【ブリザードマン】の仲間モンスター。
SFC版では仲間にならず、リメイクにあたり新たに追加された仲間モンスターの1種。
仲間になる確率
一匹目 | 二匹目 | 三匹目 |
---|---|---|
1/64 | 1/128 | 1/256 |
仲間になったときの名前
一匹目 | 二匹目 | 三匹目 | 四匹目 | |
---|---|---|---|---|
PS2版 | ブリザー | ヒエール | こおる | イヨーク |
DS版 |
覚える呪文・特技
ステータス
Lv | 力 | 素早さ | 身の守り | 賢さ | 運のよさ | 最大HP | 最大MP | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
初期 | 4 | 60 | 56 | 35 | 20 | 15 | 130 | 12 |
最大 | 40 | 170 | 128 | 52 | 160 | 40 | 450 | 80 |
耐性
強度 | 属性 |
---|---|
無効 | ヒャド・吹雪、マホトラ |
強耐性 | ザキ・麻痺、ラリホー、毒 |
弱耐性 | バギ、マヌーサ、メダパニ、メガンテ・体当たり、休み |
無耐性 | メラ、ギラ・炎、イオ、デイン、ルカニ、マホトーン |
解説
【海の神殿】内部でのみ仲間にする事が出来るが、加入率が低め。
初期ステータスの一部・成長テーブルは相方である【ほのおのせんし】と同じく、【ドラゴンマッド】の流用。
ほのおのせんしとはMP以外のステータスが全く同じである割に、仲間に出来る時期が遅いのが欠点。
同じブリザードの名が入り、ヒャドや吹雪系に完全耐性を持つ【ホークブリザード】と比べると、【ザラキ】や輝く息を覚えられない点では劣ってしまうが、総合的な能力値と装備できる武器防具の種類の多さではこちらの方に軍配が上がる。
【装備グループ】は炎の戦士と違い、【ピエール】などと同じグループEと重装備の出来るタイプのため、強力な武器さえ装備させればそれで戦う事は出来る。
【ふぶきのつるぎ】を装備させるとイメージ的にも戦闘力的にも一石二鳥だ。
終盤にかけては、【イブール】、【ゲマ】(3回目)、【ミルドラース】(第1形態)の輝く息が強力なので、場合によっては盾役としても使えなくもない。
力も最終的には170で止まってしまうものの、しばらくは力の成長が遅いピエールや男の子よりも高くなるため、【エスターク】戦でも活躍させることは十分に可能である。
ちなみにエスタークに特に有効なラリホーマと吹雪の剣装備を両立しているのはこいつだけである。
しかし狭い出現範囲や加入率の低さに加え、吹雪の剣アタッカーとしてみれば【アンクル】に見劣りする事も災いし、あまり日の目を見ることのないモンスターであると言える。暗いところにしか出ないし。
最大の欠点は特技が微妙なこと。
まず、仲間になった途端に敵の時には使えていたはずのヒャダルコと凍える吹雪を綺麗さっぱり忘れている。
加入直後ならこれらの技が使えれば雑魚散らしとして有用だったのだが、代わりに引っ提げてくるのが今更感満載の冷たい息ではどうしようもない。
それらはレベルを上げれば再修得するものの、ヒャダルコはともかく凍える吹雪は修得レベルがあまりに遅すぎてやはり今更である。
そして【マヒャド】・【かがやくいき】・【ザラキ】といった高位の呪文・特技も覚えてくれず、何もかもが中途半端。
同じ氷系仲間モンスターである【イエティ】はマヒャドを、【ホークブリザード】は輝く息とザラキを覚えるのだが……。
唯一覚える高位呪文であるラリホーマだけは有用なので、ブリザーが戦闘時にとる行動は殴るかラリホーマを唱えるかだけになりやすい。
複数攻撃をしたい場合は下手に特技を使うより、【みなごろしのけん】や【はかいのてっきゅう】を使わせた方がいいだろう。いずれもクリア後の入手となってしまうのがネックだが。
余談だが、彼に話し掛けるといつも「ふうっ 暑いなあ……。」とぼやいている。
しかも何故か、【ほのおのよろい】を装備可能。大丈夫なのだろうか?
ブリザードマンは【みずのはごろも】が装備できず炎の鎧が装備可能で、炎の戦士はその逆となっている。
一応、炎の戦士は【ほのおのブーメラン】や【ほのおのたて】を、ブリザードマンは吹雪の剣や【みかがみのたて】を装備できるので、イメージ通りの装備をさせることもできる。
当然だが炎系の防具を装備しても耐性的に恩恵が得られないのでやめておこう。これは【キラーマシン】などと同様である。
鎧は弱点補強用に【まほうのよろい】か【ドラゴンメイル】、あるいは汎用性の高い【しんぴのよろい】あたりが無難なところか。
イオ系とバギ系は装備品的にも割とどうしようもないが、HP成長率は悪くないので耐えてなんとかできるだろう。
ちなみに2匹目に付けられる名前【ヒエール】は、スラもり1での彼自身の名前からきている。
4匹目の名前、イヨークはVジャンプ読者にはお馴染みのイヨク青木こと伊能昭夫(2010年から【月刊Vジャンプ】編集長)が由来だが、出版社的な大人の事情からかあるきかたでは「イヨークって何だ?」と書かれていた。