【ブリザードマン】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:24:13

概要

DQ4などに登場するモンスターで名前の通り冷気を操る魔の戦士。
【ほのおのせんし】の上位種で、色違いのボス級モンスターに【ゆきのじょおう】がいる。
また、闇の力を操る【ダークファンタズマ】(初出はDQMSL)、緑の炎の【ジェイドウォリアー】も登場している。
 
DQ10では強化版の【氷の従者】【ブリザード】の強化版(【こごえる魂】)と揃い踏みした。

DQ4

【魔神像】にのみ出現する。
【海鳴りのほこら】でも他の敵を引き連れて登場するように設定されているが、出現率設定は謎の0%。
開発段階で調整のために削除するところを、下手にいじってバグが発生することのないよう、確率を0%に設定することで結果的に出現しないようにしたものと思われる。
 
炎の戦士より後から遭遇することになるモンスターだが、攻撃力と守備力は炎の戦士より低い。
通常攻撃やヒャド系は使わず【こおりのいき】を吐いてくる。
それだけならただのザコだが、怖いのが【ザキ】【ザラキ】を多用してくること。
名前と攻撃の凶悪さだけならDQ2の【ブリザード】の正統な後継者。
が、DQ4では仲間も対処法も多く、出現場所が限られているためインパクトは先代に比べ格段に下。
【ベギラゴン】さえあれば一掃できる。メラやバギにも弱いので単体ならメラミでもぶつけておこう。
デインやイオには弱耐性がある。
落とすアイテムは【ふしぎなきのみ】
経験値は286と、炎の戦士の2倍以上。
 
【格闘場】では、炎の戦士・【はぐれメタル】と対戦する。
FC版では、はぐれメタルに炎の戦士と2人がかりでブレス攻撃し、炎の戦士に【ザキ系】が決まればまずまず勝てる。
が、リメイク版ではメタル系にブレスが効かなくなり、通常攻撃をしない特性のためこいつの勝利は絶望的に。
倍率低いけど孔明の罠(というか設定ミス)だから賭けないように。
 
なおFC版【公式ガイドブック】によれば「炎の戦士とは対極に位置する氷の化身」だそうだが、【種属】は炎の戦士と同じ「炎人属」である。
 
余談だが、前作DQ3でヒャド系や吹雪といった冷気系攻撃が確立されたこともあって、【ひょうがまじん】【スノードラゴン】といった氷系モンスターはいるもののザキ系を使うようなことはなくなった。
つまり「氷系=ザキ系」の流れは一度途絶えたことになる。にもかかわらず、こいつがまたそれを復活させることになった。以後、氷系モンスターとザキ系の関係はシリーズを通して続いていくことになる。

DQ5

【海の神殿】にのみ出現する。
本作ではヒャダルコと凍える吹雪という全体攻撃が得意なザコ敵となり、代々の即死魔ブリザードとしての称号は【ホークブリザード】に譲った。
即死攻撃が無くなったとはいえ、この時点での冷気の全体攻撃は脅威。
前作とは異なり、単純に高火力で攻めるタイプになったがこれはこれで手強い。
この時点で軽減できる耐性防具はほとんどなく、人間は元より仲間モンスターでもヒャド・吹雪系に高い耐性のあるモンスターは多くないので、モタモタするとダメージが嵩みやすい。
ピエール大先生も冷気には無力であり、初来訪時には風神の盾で凍えるふぶきを10軽減するのがやっとで、ヒャダルコはそのまま食らってしまう。
少なくとも海の神殿に登場するモンスターの中では最も火力が高いので、即死攻撃がないからと言って舐めてかからないこと。
幸い見た目通り炎に弱く、ヒャド系以外全て素通しなので、【かえんのいき】【イオラ】などのコンビネーションで簡単に蹴散らせる。
【ほのおのツメ】による打撃も非常に効果的。
適正レベル帯ならばピエールやコドラン、ゲレゲレなどは概ね先攻できるので、さほど苦戦はしないが、レベルが20代前半だったり、鈍足なメンバーを主力に使っていたりすると先に動かれてダメージが嵩む可能性が高い。
プレイヤーのレベリングのスタイルやパーティ構成次第で印象がガラッと変わるモンスターの一種だろう。
 
落とすアイテムは【シルクハット】
 
SFC版【公式ガイドブック】などでは「氷人属」に修正されている。
 
リメイク版では相方のほのおのせんしと同じく仲間にできるようになっている。
詳細は【ブリザー】を参照。

DQ10オンライン

Ver.3.2より登場。登場時期が遅いためかかなり強く、かがやくいきやマヒャデドスを使う。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

異変後の【シケスビア雪原】や北西の海に出現。3DS版では【名もなき地】【ネルセンの宿屋】東の小島の内、1つだけ完全に外海に出ている島)にも出現する。
ザキや【ヒャダルコ】【ラリホーマ】、こごえるふぶきを使用してくる。
ドロップアイテムは【こおりのけっしょう】。レアが【ロイヤルチャーム】である。

強ver

【ネルセンの迷宮】に出現。共通して【勇者の試練】・奈落の冥城に生息。PS4版等では屋外(西側)に昼のみ。
【マヒャド】、ザキ、ラリホーマ、【かがやくいき】を使ってくる。が、MPがマヒャド一回分しかなく、MPが切れても呪文を唱えてくるのを止めない。
3DS版等では女神像のすぐ先におり、ほのおの戦士・強と共に3~6体の集団で出現する。
しかしHPが450程度しかないため、【ベロニカ】が十分に育っていれば【イオグランデ】でほのおの戦士共々一撃で消し飛ばせる。
その割に経験値が3036とかなり多めなので、一戦あたり1~2万弱の経験値を稼げる。
ここでは莫大な経験値を持つ【メタルキング】・強がお供についてくることがあるため、【スペクタクルショー】を使用しない場合は最終盤のレベリングスポットとして絶好の場所である。

DQMシリーズ

同シリーズではなかなか出番がなかったが、DQMJ2以降の作品で相方・ほのおのせんしと共に登場する。

ジョーカー2プロ

自然系Aランクと何気なしに優遇されており、位階配合で作れる自然系の中では同じく大抜擢を受けた【ウパソルジャー】に次いで2番目に位階が高い。
敵としては断崖の洞窟を抜けた直後のフロアに出現。
周りの敵に比べ一ランク高めの能力に加え、氷の息とザキを使う難敵。
自然系の例に漏れずマインド系が弱点なので、何とか動きを止めたいところ。
そうでなければ集中攻撃で一気に倒してしまいたい。
ランク相応にスカウト率も上がりにくいので、スカウトするにもザキ耐性を上げてそれなりの準備は必要である。
 
能力値はHPが高め。他は良く言えばどれも安定、悪く言えば中途半端。
見た目通りに素で【ヒャド系のコツ】を持っていて、最強化すると【ヒャドブレイク】も身に付けるので、これらを軸に戦うのが妥当か。
【いきなりマホトーン】も持っており、呪文使い相手に効けば完封の可能性も。
前述の通り位階配合で作れる他、ホークブリザード×【じごくのもんばん】でも作れる。
また、相方との配合で【デュラン】を作れる。
所持スキルはイメージ通りの【吹雪】

テリワン3D

なぜか物質系に移籍し、ランクもBになった。
また「いきなりマホトーン」はそれ自体がオミットされたのであえなく没収され、特性はスタンダードボディ、みかわしアップ、ヒャド系のコツになった。
【ぜっかいの扉】に野生のものが出現するが、配合方法は前作と同じなのでそっちで工面しよう。相方との配合でデュランが作れるのも変わっていない。
追加特性は+25でヒャドブレイク、+50でときどき白い霧。「ブリザード」だけに地吹雪のイメージなのだろうか?
 
性別比率は、♂が25%で♀が75%という特殊なもの。炎の戦士は逆に♀が少なく、♂が多い。
この点は【フレイム】【ブリザード】も同じだが、これではブリザードマンではなくブリザードウーマンである。

イルルカ

引き続き物質系Bランク。
野生では現れないが、配合方法や使い道は今までと変わらない。
スキルも「吹雪」。
【新生配合】で受け流し、メガ・ギガボディ化でAI1~3回行動、ギガボディ化で先手ハンターを習得する。

DQM3

物質系のCランク。
野生では出現せず、【ブリザード】【ベレス】の配合で生まれる。
 
特性は【みかわしアップ大】【ねがえり】(Lv20)・【氷結ブレイク大】(Lv40)・【1~3回行動】(Lサイズ)・【氷結のコツ】(Lサイズ)・【スヤスヤボディ】(Lサイズ・Lv60)。
所有スキルは【アイスバーン】
 
【シーゴーレム】との配合で【スノーホムンクルス】【アンズー】との配合で【ホークブリザード】ができる。

スラもり1

【メラゾマ火山】のボスを務め、【ヒエール】の名でほのおのせんしの【モエール】と共に登場している。
氷系のダンジョンがなかったとはいえ、炎に弱いこいつを仲の悪いモエールと一緒くたにして火山地帯に配置し、しかもそれが原因で負けてしまうあたり、しっぽ団の鬼畜かつ間抜けぶりが垣間見える。
倒すと【ふぶきのつるぎ】を落とす。

バトルロード2

第3章から登場。
ステータスはHP:672 ちから:86 かしこさ:40 みのまもり:43 すばやさ:82。
使える技は「氷のやいば」と「こごえるふぶき」。
前者は氷の剣で敵1体を攻撃。元ネタは前述のヒエールか。
後者は氷の息で敵全員を攻撃。
 
まさしく炎の戦士の氷版といった所だが、こっちの方が能力はわずかに上。
戦士と組むと、氷のやいばの代わりに「氷のじゅばく」が使える。
この技は両手から冷気を放ち、敵全員に氷属性のダメージを与え、素早さを下げる。
 
炎の戦士とは職業相性が正反対なので、一緒に組んでもあまり効果が無い。
融合杖の賢者と炎の戦士で必殺技【パルプンテ】も狙えるが、職業相性による能力上昇も無いので、あまり使えない。

ウォーク

2019年12月~2020年1月のイベント「伝説のおせちを探して」でボスとして登場し、以降は各地に強敵モンスターとして登場。
2020年8月に復刻もされた。
 
こごえる吹雪やマヒャドの全体攻撃を多用するうえ、ラリホーマやザキなども使用する。
特にラリホーマで眠らされると攻撃にも回復にも不自由するので、まもりのたてで防ぐか速やかに解除したい。
 
また、2022年1月はフィールドのイベントスポットで単体で出現する。
この時は特に強くなくこころも落とさないが、まれにアイスフライと共に出現する事がある。
イベントで使用するまほうのろうそくが入手できるので、見つけたら倒しておきたい。
 
こころは紫色でコストは65。
MPと攻撃魔力が高く、高グレードのものはじゅもんダメージ(特にメラ系とヒャド系)を上げる。

タクト

2020年12月31日開催の「ドラゴンクエストVイベント」にて登場。
物質系のBランク、ぼうがいタイプ。
とくぎは【ラリホー】/「凍結の息」/【ヒャダルコ】

ダイの大冒険

【バーンパレス】にいる魔界の怪物の一員として複数登場している。
「明かされた空白の巻」2P目右下には、炎のような髪の毛のものとツンツンに逆立った髪の毛のものが同じコマ内に描かれており、それぞれほのおのせんしとブリザードマンと考えるべきだろう。
その後もブリザードマンらしきツンツンヘアーはいるものの、ほのおのせんしらしき方が圧倒的に目立っており、描かれているコマも多い。
ツンツンヘアーが分かりやすいものとしては、「明かされた空白の巻」の「これだけの数を相手に てめえ一人で持ちこたえられるわけがねェーぜッ!!!」と喋っているコマと、「地獄からの生還者の巻」における【ヒム】の「死んでもっ…!! 死にきれねええっ…!!!!」のすぐ隣のコマがある。
【ヒュンケル】に倒されなかった個体も、最終的にはヒムによってバーンパレスからまとめて叩き落され全滅したとみられる。
 
新アニメ第75話では、髪型?は同じものの色が付いたため、明確にほのおのせんしとブリザードマンだと区別できるようになった。
しかし「とんだバカだぜ」というセリフがあるのだが、字幕表示した際の話者はほのおのせんし、画面上で喋っている方のカラーリングはブリザードマン、と噛み合っていないミスがあった(原作ではほのおのせんしのセリフ)。

ロトの紋章

【アルス】【アステア】【チノン】【レイアムランド】に闇のオーブを納めに行く際、【ひょうがまじん】と組んで前に立ちはだかり【闇のオーブ】を奪い取るものの、そのせいで異魔神に取り込まれ壮絶な死を遂げた。(しかもその様子は結構エゲつない)

ロトの紋章~紋章を継ぐ者達へ~

【クインゾルマ】によってパワーアップした個体が登場。【ギアガの大穴】の奥底で【リー】を氷漬けにする。しかし凍らせた事で転送が出来なくなった為叱責を受けた挙げ句、【シーザー】による火炎で即死した。