【ホーくん】

Last-modified: 2024-02-11 (日) 11:03:23

概要

リメイク版DQ5における、仲間になった【ホークマン】の1匹目の名前として初登場。
その後、3DS版DQ8において追加の【スカウトモンスター】としても再登場した。

DQ5(リメイク版)

リメイク版DQ5における、仲間になったホークマン。
SFC版発売前には雑誌などで【おばけキノコ】たちと共に仲間になるとされていた一種だが見送られ、PS2版にてようやく仲間にすることができるようになった。
しかし、仲間モンスターとしての評価は低い。
色違いの【ガーゴイル】は不思議のダンジョンシリーズで圧倒的な強さを誇ったが、こちらは見かけ倒しもいいところである。

仲間になる確率

1匹目2匹目3匹目
1/321/641/128

仲間になったときの名前

1匹目2匹目3匹目4匹目
PS2版ホーくんタカオとびきちナオキネ
DS版タカビー

覚える呪文・特技

ステータス

Lv素早さ身の守り賢さ運のよさ最大HP最大MP経験値
初期49080653610198125843
途中10101120794211611719152609
20120163915113521560468793
最大3015022511070160295851016239

耐性

強度属性
無効ラリホー
強耐性ザキ・麻痺、メダパニ、マホトラ、毒
弱耐性ギラ・炎、イオ、バギ、マヌーサ、マホトーン、ルカニ、休み
無耐性メラ、ヒャド・吹雪、デイン、メガンテ・体当たり

解説

初期ステータス・成長テーブルを【オークキング】から流用してアレンジしている。
素早さが終始異様なまでの伸びを見せるが、その他の能力は今ひとつ。
特にLv15までのHPの低さが弱点。Lv16以降はなかなかの伸びを見せるが、それでも大した量にはならない。
特技も大したものは無く、覚えられても困るタイミングでバギマやルーラを覚える。
バギクロスの習得はLv25と遅く、覚える頃には耐性持ちモンスターが多い時期。
 
またレベルアップの遅さもオークキング譲りで、最速加入させて普通に進めると、だいたい魔界突入~本編クリア頃にレベル15くらい。
つまりHPが伸びないままラスボス戦まで来てしまうことになり、その時のHPはおよそ120~130ほどとあまりに低い。
この時点で覚えている特技の中でも使えるのは精々ベホイミくらい。どうしろと。
一方で流用元のオークキングは同じLv15でもHPは250を超え、ザオリクやベホマラーといった有用な特技を覚えている。
 
こいつを含む悪魔系の【装備グループ】のモンスターは、仲間になる確率や出現範囲の狭さ、加入時期の遅さなどの関係で【メッサーラ】以外は微妙な面子が揃っているのだが、その中でも文句無しに最弱を誇る。
素早さ以外の能力は見るべきものはないので、使うのは趣味の領域だろう。
最終武器が【きせきのつるぎ】止まりなのだが、そもそもそんな終盤にスタメン攻撃要員として起用することはないだろう。
同僚の【アームライオン】ともども、仲間にするために【デモンズタワー】でわざわざ粘る価値は皆無。
 
DS版では仲間になったときはバギを覚えているものの、一度電源を落とすとバギがスカラに変わってしまうバグがある。スマホ版でも修正されていない。
初期に覚えている呪文とレベルアップで覚える呪文に差異があることで起こっている模様。
【ガップリン】にも同じようなバグがあり、やはりあちらもスマホ版で修正されていない。直す気が無いのだろうか。
こいつが仲間になる頃にはバギの威力なんてたかが知れているので、有益なバグと言えなくもないが、リメイク版DQ5ではスカラも弱い。
しかも、【ようせいのけん】を入手すればスカラは誰でも使えてしまう。
このような面でも、このモンスターの不遇な状況がうかがえる。
 
なお、上記のバグを含めて彼が覚える特技は【主人公】も全て覚えられる。
正直、主人公を差し置いて彼を使う理由はあまり無く、そういう意味でも恵まれていない。
 
ただしそんな不遇な彼も、すんなり仲間になったのであれば、【メタル狩り】要員としては使えなくもない。
【デーモンスピア】による即死、【やいばのよろい】【はめつのたて】による反射ダメージ、レベル11で【ほしふるうでわ】装備でカンストするすばやさ……と、どれを取っても【メタル系】を狩ることに特化した性能を持つ。
ただし、コイツ自体はデモンズタワーで勧誘可能だが、肝心のデーモンスピアが入手できるのはクリア目前。
その頃までは【どくばり】【まじんのかなづち】を装備したキャラの方が効率的なので、青年時代後半の大半を、ただ馬車枠を圧迫するだけで過ごすことになる。
しかも、毒針が2900Gなのに対し、デーモンスピアは25000Gと非常に高額で、こいつが仲間になるリメイク版では必中判定もないため、毒針の完全上位武器でもなくなっている点も微妙(むしろメタル狩り目的では下位互換)。
とは言え、デーモンスピア+刃の鎧+破滅の盾という組み合わせを行える仲間の中で、すばやさが最も抜きん出ているという点がポイント。
クリア目前まで我慢すれば、【メタルキング】狩り要員の候補には入る。
【エスターク】を撃破するまでは一品物の星降る腕輪をあえてこいつに持たせるほどの愛着があれば、の話ではあるが。
 
ちなみに、リメイク版は8人枠のうちスタメンが4人になったため、馬車枠は4人に減少。
馬車枠4人をすべてメタル狩り専門という構成にすると、育成枠を作れないため、スタメンがメタル狩り要員を兼ねるというのが理想。
その点では終盤のスタメン起用には到底耐えられないほど貧弱な彼は、ますます微妙な立場となる。
 
どうでもいいが、素早さ以外の能力が微妙というと【テリー】を彷彿とさせる。
DQ5の敵のホークマンやSFC版DQ6のテリーは【回避率】が高いという長所があったのだが、ホーくんにはそれもない。

オープントレイ技を使用した場合

【オープントレイ技】ではデモンズタワーのシンボルエンカウントを利用して幼年時代のうちに仲間にできる。
その時点では圧倒的な初期能力の高さを誇り、即戦力として活用できる……のは確かなのだが、ここで彼を仲間にするには主人公のレベルが23は必要。
主人公自身+他の仲間モンスターが同じくらいのレベルまで育っているなら、ホーくんの「初期能力が高い」というアドバンテージは相対的に低くなってしまう。
おまけに同じ場所に同じ条件で仲間になる【オークキング】がいるので……。
 
ただしこの場合、【ルーラ】係として生きる道があるのが救い。
オープントレイ技を使って重婚&全仲間キャラ保持を目指そうとすると、フラグを満たす(あるいは折る)ために世界各地を飛び回らなければならない。
ここでルーラを使える仲間は、必須でこそないがいると非常に便利なのだ。
(主人公のルーラ修得イベントは正規のタイミング以外で起こすとフリーズの危険がある)
またルーラがあれば【まほうのじゅうたん】も簡単に回収でき、さらに楽になる。
 
幼年時代で仲間にでき、かつルーラを修得できる仲間モンスターとしては他に【ネーレウス】もいるが、そちらと比較するとホーくんはルーラの修得レベルが若干遅れるものの勧誘するのは遥かに簡単&戦力としてもホーくんの方が優秀なので、ルーラ係として抜擢するならこちらがオススメ。
上手くやれば没メッセージも見られるぞ。

DQ8(3DS版)

ホークマンのスカウトモンスター。

通り名・出現位置等

通り名天空の狩人
種族ホークマン
出現位置川沿いの教会北北東
出現条件Aランククリア
出現時間いつでも
所持アイテムモンスター金貨

ステータス

攻撃力素早さ守備力最大HP最大MP戦闘参加
ターン
MIN886576190260.9
MAX28513720362543

解説

【アスカンタ】西北西の海に面した場所の近くに出現する。
【はげしく斬りつける】【バギクロス】【突撃】を使う芸達者。
通常のホークマンは使用できないバギクロスに加え、全体的になかなか高いステータスを持つのでチームに加えてもいいが肝心の出現条件がバトルロードAランク優勝というのが遅すぎる。
複数回行動でも出来れば話は違っただろうが、残念ながら後述する相性や必殺技目当てでの起用を除き高ランクのバトルロードでは戦力にしづらい。
そもそもこいつが起用できる限界であろうランクAは、スカウトできる時点で既にクリアしているのだ。
守備力無視攻撃の突撃は【黒鉄の巨竜】【追憶の魔人】にもダメージを通すが、根本的な問題としてこいつがヤツらの攻撃にまともに耐えれるはずもなく、よしんば当てたとしてもダメージは60~70程度と低いので玉砕覚悟にしても狙う価値がない。
 
リメイク版の追加スカウトモンスターなので、例によってステータスはHP2倍を除けば初期段階では敵の時と同じ。ただしホーくんの場合かなり早熟であり、Lv50にもなれば全ステータスが最大まで成長する。
 
【鳥系】3体で揃えれば、不足しがちなすばやさを補える。使う場合はリメイク前にもいた【ホークル】や、今回のリメイクで追加された実用的な【バルチャ】【メッキー】などと組んで使っていきたい。
また、【ニコライ】【ヴェーダ】【トキ】のいずれかと組むことで、必殺技【地獄の竜巻】を使うことができる。
発動できるメンバーの中ではトキに次いで強いので、使用する際はぜひスカウトしてチームに加えておこう。

バトルスキャナー

2017年5月19日~封印の暗黒神編終了までの間、アプリ限定の地図「鳥人の地図」で獲得できる。
通常のホークマンの強化版だが、【ソードフライヤー】【死のカラステング】ほど強くない。