RPG作品『モンスターハンターストーリーズ』を原作としたTVアニメ。
各話23分の全75話が制作された。
目次
概要
- 2016年10月2日より、フジテレビ及びその系列テレビ局の一部で放送が開始された。
放送時間は日曜日午前8時30分から。
公式サイトはこちら。
- また、同じくフジテレビが運営する「FODプレミアム・アニメ見放題」などの
動画配信サービスでも配信が行われる(詳しくは公式サイトを参照)。
配信は、最短で各話放送日の正午から開始される。
全サイト共通で、第1話のみ無料で閲覧可能。- 2023年は「Amazon Prime Video」のラインナップに含まれていたが、現在は消えてしまっている。
- モンハンが原作となるアニメは、ぽかぽかアイルー村を題材としたアニメ『ぎりぎりアイルー村』が初作品であるが、
地方局やBS・CS限定であったあちらとは異なり、
こちらはいわゆる「キー局」(地上波)で放送されるアニメになる。
時間帯で言えば海賊アニメやヒーロー特撮の辺りだと思えば分かりやすいだろう。
モンハンのアニメ作品がいわゆるキー局で放送されるのはこれが初である。
- 制作を担当するのはDavid Production社。
過去には『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』の
TVアニメなども手掛けた制作会社である。
- キャラクターボイスはほとんどのキャラクターはゲーム版と同一となっているが、
一部アニメ版独自の声優が担当しているキャラクターもいる。
また、ゲーム版においてはボイスはモンハン語で流れ、それに対し日本語字幕が付く形式だが、
アニメではボイスはきちんと日本語で話される。- また、モンハンと縁のあるタレントが声を演じる完全アニメオリジナルのキャラクターも登場する。
第8話では、ナビルーが一目惚れしたアイルー(毛並みの色の濃さからメラルー?)「モカ」役を、
モンハン好きで知られるタレントの後藤真希氏が、
第9話・第32話ではダン先輩の親友「シルバ」役を、
MHXやMHSTのCMにも出演したタレント・歌手のDAIGO氏が演じている。
M・S (まさかの・出演)
- また、モンハンと縁のあるタレントが声を演じる完全アニメオリジナルのキャラクターも登場する。
- 主人公はゲーム版と同様ハクム村に住む見習いライダーだが、
アニメと言うこともありキャラ設定に関しては「リュート」と言う名の12歳の男の子と決まっており、
ゲーム版のキャラメイクでいうデフォルト状態での見た目という形になっている。
- カプコンTVなどでの紹介によると基本的にはゲーム版の流れに沿う形で話が進むようだが、
一部アニメオリジナルの展開となる部分もあるとのこと。
- 当初は4クール全50話と予想されていたが、新章として第49話以降はアニメオリジナル展開へ移行した。
詳細は省くが、MHSTのエンドコンテンツではアニメオリジナル要素がゲーム本編に輸出されている。
- オープニングテーマ曲は、第48話までは『関ジャニ∞』(現:SUPER EIGHT)の『パノラマ』、
第49話からは『ジャニーズWEST』(現:WEST.)の『僕ら今日も生きている』。
どちらもジャニーズ事務所(現:STARTO ENTERTAINMENT)所属の男性アイドルグループである。
特に『パノラマ』は本アニメのために書き下ろしされたという新曲である。
なお、エンディングは存在しない。- 第29話までと第30話以降では映像とともに後半の詞の編集が変わっている。
また、第29話までの映像でも、第7話からはリュート達の名前の表記が微妙に変わっており、
それまではアルファベットだけだったのがカタカナ表記も一緒に書かれるように変更されていた。
- 第29話までと第30話以降では映像とともに後半の詞の編集が変わっている。
- MHSTの2024年新規移植版の発売に合わせて、カプコン公式YouTubeチャンネルにて、
期間限定で第1話と第2話が無料開放された。
プロローグ
ここは人とモンスターが共存する世界。
モンスターを狩る者たちはハンターと呼ばれた。
そのハンターの世界の片隅に、
モンスターと絆を結び共に生きる者「ライダー」がいた。
ライダーは、モンスターの秘められた力を目覚めさせることが出来る「絆石」を持ち、
絆を結んだモンスター 「オトモン」と密かに暮らしていた。
ライダーの村「ハクム村」に住む少年リュートの夢は、
"世界一のライダー"になること。
12歳になったリュートは「絆石」を授かる儀式を前に、
最初の「オトモン」を自分で見つけようとする。
心優しい幼なじみのシュヴァルと、
同じく幼なじみで好奇心旺盛なリリア、
リュートの相棒でお調子者のナビルーと共に
森の奥深くへと足を進めたリュートは、
そこでリオレウスと奇跡的な出会いをするのであった―─。
「ライダー」と「オトモン」たちの絆を結ぶ物語が、今始まる!
各回の題名
- 一部の題名はメインシリーズのクエスト名から引用されている。
話数 題名 放送日 第1話 絆の力 2016年10月2日 第2話 オトモン誕生 10月9日 第3話 絶対強者 10月16日 第4話 絆あわせの儀式 10月23日 第5話 オトモンレース 10月30日 第6話 金の卵クエスト 11月6日 第7話 ドリンコはママの味 11月13日 第8話 ナビルーの恋 11月20日 第9話 DSZ~ダンとシルバのゼッコーチョー!~ 11月27日 第10話 災厄の予兆 12月4日 第11話 嵐の前 12月11日 第12話 ナルガクルガ襲来 12月18日 第13話 リオレイア誕生! 12月25日 第14話 立ち向かえ!黒の凶気! 2017年1月8日 第15話 旅立ちの日 1月15日 第16話 アユリアの秘密 1月22日 第17話 なぞなぞジイさん登場! 1月29日 第18話 到着!ギルデカラン 2月5日 第19話 急襲!ネルスキュラ 2月12日 第20話 ニクキュー村の伝説 2月19日 第21話 土砂竜ボルボロス!! 2月26日 第22話 砂漠からの救援依頼 3月5日 第23話 角竜慟哭 3月12日 第24話 空の飛竜、陸の飛竜 3月19日 第25話 死闘!角竜ディアブロス! 3月26日 第26話 謎の白い竜 4月2日 第27話 ドヴァン火山の記憶 4月9日 第28話 進め!ナンバーズ 4月16日 第29話 火の海に棲む竜 4月23日 第30話 決別の時 4月30日 第31話 森となり 獣となれ 5月7日 第32話 リュート沈没?空中大決戦! 5月14日 第33話 黒狼鳥の逆襲 5月21日 第34話 レインボービーチを封鎖せよ! 5月28日 第35話 白き竜のタマゴ 6月4日 第36話 マネルガー博士を追え! 6月11日 第37話 ハクム村の危機、再び 6月18日 第38話 小さな花束 6月25日 第39話 試練!蜃気楼の塔へ 7月2日 第40話 撃滅のブラキディオス 7月9日 第41話 ナルガクルガ再び 7月16日 第42話 ナンバーズ、全員集合! 7月23日 第43話 迷いの森 7月30日 第44話 摩訶不思議!幻獣キリンとの遭遇 8月6日 第45話 セリオン山の恐暴竜 8月13日 第46話 誕生!伝説の白き竜 8月20日 第47話 決戦!最凶の黒 8月27日 第48話 白い奇跡 9月3日 第49話 襲来!ブラックライダーズ 9月17日 第50話 強くて危ない謎の奴 9月24日 第51話 空前絶後のナルシスト!?マッド見参! 10月1日 第52話 森の忍者、シャドウ参上! 10月8日 第53話 がんばれ!ドスランポス 10月15日 第54話 アユリアの為に! 10月22日 第55話 雷光のレウス 10月29日 第56話 クールでホットな絆 11月5日 第57話 副隊長はつらいよ 11月12日 第58話 ナビルーおなら大作戦 11月19日 第59話 闇と絆と 11月26日 第60話 オトモンレース、再び! 12月3日 第61話 復活?マネルガー博士! 12月10日 第62話 リュートVSゲイル再び! 12月17日 第63話 アユリア、救出大作戦! 12月24日 第64話 ハクム村の新年 2018年1月7日 第65話 記憶の中の絆 1月14日 第66話 二人のシャドウ 1月21日 第67話 アンヴィスの企み 1月28日 第68話 強襲!鋼の龍 2月4日 第69話 スパイデブリ 2月11日 第70話 アンヴィスというライダー 2月18日 第71話 クシャルダオラの進撃 3月4日 第72話 古龍防衛対策会議 3月11日 第73話 舞い降りる鋼龍 3月18日 第74話 風と雲と歌と 3月25日 第75話 絆 4月1日
データ放送・メディアトリガーplus
- 第2話より番組連動データ放送を実施しており、データ放送に対応している視聴環境の場合は、
アニメ視聴中にdボタンを押すことで豪華景品がもらえるちょっとしたミニゲームに参加することができる。
第48話まで
- フジテレビが提供する、本アニメとの連動してサービスが提供されるiOS・Android向け無料アプリ、
『メディアトリガーplus』というものを使うことで、
ミニゲームに有利となる「オトモンの書」を集めることが出来る…というようなものをやっていた。
メディアトリガーplusも、データ放送に合わせて第2話よりコンテンツが配信されていた。
- データ放送画面では、表示されるルーレットを回して野生モンスターとのバトルを行える。
- ルーレットを回すとパワー・スピード・テクニックのどれかとなり、
見事相手モンスターが苦手な攻撃を出すことができれば大ダメージが与えられる。
ルーレットは3分視聴するごとに1回回すことが可能。
- 見事モンスターを討伐できた場合は、豪華景品がもらえるチャンス。
討伐できなかった場合にも、「ひきわけ賞」に応募することができる。- 画面に表示される応募用キーワードをメモして応募する形となる。
- ルーレットを回すとパワー・スピード・テクニックのどれかとなり、
- 第18話からは、ゲーム版で使用出来るQRコードが毎週配信されている。
- メディアトリガーplusは番組と連動するサービスとなっており、
番組内の音声に反応してオトモンの卵がゲットできるというもの。
オトモンの卵は番組エンディングの「オトモンの書」コーナーの音声に反応し、
オトモンの図鑑カードとなる。- 図鑑に追加されたオトモンは、図鑑カードに記録されているキーワードを
データ放送のミニゲーム内で入力することで、ミニゲームに呼び出すことが可能。
「ライドオン」攻撃が決まれば大ダメージが狙える。 - さらに、オトモンの卵を集めることでデータ連動とは別にプレゼント応募ができる。
- この関係からか、本アニメは地方局のいわゆる「遅れ放送」は一切されていない。
- 図鑑に追加されたオトモンは、図鑑カードに記録されているキーワードを
第49話から
- データ放送画面のミニゲームがリニューアルされ、
双六形式でゴールすれば応募用キーワードが入手出来るという形になった。
メディアトリガーplusは、48話までのコンテンツは残ったままだが使用されなくなった。
ただし応募ページへのショートカットは49話以降でも有効。
- ゲーム版で使用出来るQRコードは引き続き配信されている。
61話からはiOS/Android版にも対応している。
DX絆石
- アニメの放送は低年齢層を筆頭に新規ファン獲得に貢献したが、これに際して関連グッズが登場している。
詳細はイベント・メディア展開/DX絆石を参照。
関連項目
シリーズ/モンスターハンターストーリーズ
イベント・メディア展開/モンハン日記 ぎりぎりアイルー村 - モンハン初のアニメ作品