目次
始めに
- 当記事ではナンバリングタイトル(メインシリーズ)以外の作品におけるチャージアックスを扱っている。
チャージアックスに関する基本的な事項やメインシリーズにおける概要については
武器/チャージアックスを参照されたし。
MHXR
- 2015年10月28日の大型アップデートで追加された。
メインシリーズとの大きな違いは、高出力属性解放斬りで「与ダメージアップ状態」へ陥らせ、
モンスターへの与ダメージを増加させられること。
先に通常攻撃で「エネルギーゲージ」を溜め、
それを消費する剣モード時の溜め二連斬りを当てて
「与ダメージアップ準備状態」にしておく必要があり面倒だが、
成功させればダメージが通りやすくなるだけでなく、
その際に発生する爆発で追加ダメージを与えることができる。
モンスターの動きを見て溜め二連斬りと高出力属性解放斬りを決めつつ、
(間接的な)火力アップを狙うというのが本作におけるチャージアックスの戦い方となる。- 溜め二連斬りは仮想パッド長押しで発動する固有アクションであり、
溜め中には頭上にゲージが表示され、
それに合わせてパッドを離すことで高威力の斬撃+衝撃波を飛ばせるシステムとなっている。
タイミングを外すと貧弱な斬り上げになってしまうため、
モンスターとの戦闘中でも冷静にゲージを見て、
溜め二連斬りを的確に繰り出していくことが求められる。 - 与ダメージアップ状態を発生させると、その部位から「体力玉」が放出され、
一定時間フィールド上に残留する。
これに触れるとひとつにつき20程度だが体力が回復し、
微弱ながらもPTメンバーへのサポートも同時に行える。
- 溜め二連斬りは仮想パッド長押しで発動する固有アクションであり、
- Ver.7.4では覇玉武器が実装された。
新アクションは「属性解放連撃」と、メインシリーズでもおなじみの「超高出力属性解放斬り」となる。- 属性解放連撃は、溜め二連斬りから完全に置き換わる形で追加されるもので、
仮想パッドを長押ししている間は剣を振るって衝撃波を飛ばし続け、
頭上のゲージが満タンになると特段威力の高いフィニッシュ攻撃を行う。
これにより飛ばされる衝撃波はひとつひとつが与ダメージアップ準備状態付与効果があり、
フィニッシュ攻撃を当てると全部位を準備状態にさせられる。
溜め二連斬りのようなゲージでタイミングを測る要素は無い。
また、フィニッシュ攻撃は与ダメージアップ部位への特効効果がある。 - 超高出力属性解放斬りは、メインシリーズにおけるそれよりもモーションが高速化されている。
それどころか通常の高出力属性解放斬りよりも速く、
積極的に与ダメージアップ状態を狙っていけるようになっている。
- 属性解放連撃は、溜め二連斬りから完全に置き換わる形で追加されるもので、
変遷
- 本作のチャージアックスは、なかなかに波乱万丈な変遷を辿った武器種である。
まず現在で言う与ダメージアップ状態は、当初だと防御力ダウン状態というものだった。
一見すると、モンスターへ与えるダメージが増えるという点で特に違いはなさそうに思えるが、
その実防御ダウンの方はあまりにも補正値が低すぎた。
にもかかわらずその恩恵を得るには、通常の剣攻撃でエネルギーゲージを溜め、
更に準備状態を迅速に複数部位に適用させ、
そしてその効果が切れるまでに属性解放斬りII→高出力属性解放斬りという
隙の大きすぎるコンボを当てる必要がある……と、
簡潔にまとめれば手間・リスクとリターンが釣り合っていなさすぎたのである。
- もうひとつの要因として、斧叩きつけ→属性解放斬りIIというコンボが非常に優秀であったことが挙げられる。
このコンボは、ゲージが足りない状態で高出力を放とうとすると
解放斬りIIで止まってしまうという仕様を逆手に取ったものなのだが、これが高火力な上に武技P蓄積効率も良く、
さらにゲージを全く溜める必要が無い故に連発できるとても強力なものであるため、
わざわざ防御ダウンを狙うぐらいならずっとこれを連打していた方が遥かに強かったのだ。
なお、解放斬りIIを出すには僅かなゲージが必要だが(ゲージ無しでは属性解放斬りは出せない)、
通常の斧攻撃でもその必要分は回収出来る。
以上により、わざわざ剣モードにするだけ無駄という風潮すら蔓延ってしまった。
当時のメインシリーズにおけるスラッシュアックスとは真逆である。
- さすがにこのままではまずいと開発側としても判断されたのか、
Ver.5.3にて防御力ダウン状態から与ダメージアップ状態への変更、
および溜め二連斬りでの衝撃波で準備状態へさせやすくなるよう改善された。
とはいえ、これにより防御ダウン改め与ダメージアップは十分狙っていく価値があるものとはなったが、
解放斬りIIコンボが強力すぎるという点は相変わらずであり、
それでも抜本的な改善は覇玉武器の実装を待つことになる。
- Ver.7.4にて満を持して実装された覇玉武器の新アクションは、
属性解放連撃のフィニッシュで全部位を準備状態にさせられる、
通常の高出力以上に高速化された超高出力属性解放斬りなど、
それまでの問題点を踏まえたと思しき調整になっている。
また、体力玉のシステムが追加されたのもこの時である(先述の通りこれは覇玉武器に限らない)。
これにより、ようやく剣と斧を的確に切り替えて真価を発揮できる設計となったことから、
プレイヤーからの評価も非常に高い。
もっと早くにこうしてほしかったという声もないではない。- ただし、属性解放連撃もやはりゲージ依存であったり、
覇玉武器だと解放斬りIIが超高出力と入れ替わり連発できないこと、
そして解放斬りIIコンボは特に弱体化されておらず依然として一定の性能を保ち続けていることなどから、
今なお非覇玉の方を好む人も一定数いるようであり、
火力面においてもそこそこ長時間の定点攻撃(いわゆる「壁殴り」)ができる状況ならば
解放斬りIIコンボの方が勝ることもある。
もっとも、昨今実装されている強豪モンスター相手ではそう簡単にはいかないことも多いのだが。
- ただし、属性解放連撃もやはりゲージ依存であったり、
MHNow
- リリース時点では未実装だったが、2024年3月の大型アップデート『春景裂く乱入者』にて実装された。
変形合体を主とする武器であるため、操作を簡略化する必要のあるNowへ適応させるのは難しいと思われていたため、
二番手での追加には驚いたハンターも多かった様だ。- できる操作がタップ、スワイプ、長押ししかないため、扱いがおそろしく難しい武器に仕上がっている。
双剣が追加されたときは扱う難易度が高いとされていたが、それを鼻で笑うほど操作がややこしい。
- できる操作がタップ、スワイプ、長押ししかないため、扱いがおそろしく難しい武器に仕上がっている。
- スマホゲームとして簡略化のために仕様のアレンジが入りやすい本作だが、
本武器は操作性を含めて目立ったアレンジが少なく、本編の仕様をほぼ踏襲している。
チャージアックスの特徴である「ビン」「剣撃エネルギー」「ガードポイント」
「属性解放斬り」「属性強化」「(超)高出力属性解放斬り」は、
いずれもMHWorld以降に近い仕様で搭載されている。
- 剣モードではタップで牽制斬り→斬り返し→回転斬りのコンボが発動。
距離が離れている場合は突進斬りが発動し、斬り返しに繋がる。
本家と違う点として、左右ステップが側転回避になっており、斬り返し→回転斬りと繋がる。恐らく片手剣の使いまわし
スライディングからは回転斬りに派生する。
オーバーヒートすると弾かれはしないが与ダメが3割程下がる。
集中スキルでエネルギー回収率が上がるのも本家と同じ。
V74まではスキルの説明文に書き足されていなかったが- 長押しでは溜め二連斬りが発動する。集中スキルで溜めが若干早くなる。
溜め途中or溜めすぎて離すと隙の大きい溜め斬り上げになってしまうので注意。
また、溜め二連斬りの構え中は常時ガード判定が持続している。
要は片手剣やランスの長押しガードと同じである。長押しを解かない限り盾を構え続けられる。
ただし普通に長押しを解くと溜め二連斬りor斬り上げを繰り出してしまうため、
安全に攻撃を当てられる状況ならいいが、
場合によっては左右フリックでの回避キャンセル等で対処するようにしよう。- ガード後にのけぞりが小~中の場合、長押しで(超)高出力属性解放斬りに派生出来る。
また、ジャストガード成功時にはビンが1本溜まるため、それを消費してスムーズに(超)高出力を放つことが出来る。
また、長押し→後ろフリックでチャージが可能*1。チャージ直後にタップで属性解放斬りIに派生でき、
チャージ直後に前フリックで盾突きが発動し、盾突き中に長押しし続ける事で(超)高出力属性解放斬りに派生する。
エネルギーが溜まっていない状態でもチャージモーションが変化しないので、
小型モンスター相手の時などは、盾突きのために開幕チャージが行われることもある。
- ガード後にのけぞりが小~中の場合、長押しで(超)高出力属性解放斬りに派生出来る。
- 長押しでは溜め二連斬りが発動する。集中スキルで溜めが若干早くなる。
- 斧モードではタップで属性解放斬りI~II→3回目のタップで高出力属性解放斬りが発動する。
解放ループがしたい場合、解放Ⅱ後に間を置いてタップすると叩きつけになる。
距離が離れている場合は突進叩きつけが発動し、属性解放斬りIIに派生する。
スライディングからは叩きつけになる。
ビンダメージは、榴弾ビンは武器の物理攻撃力のみで計算し、強属性ビンは物理と属性両方の合計から計算される。
- 長押しで直接高出力属性解放斬りを繰り出せる。
また、長押し→前フリックで属性強化回転斬りを発動できる。
属性強化の時間はビン1本につき10秒、ダメージ補正は斧の斬撃部分が1.2倍、ビン部分が1.3倍となる。
属性強化中はメインシリーズ同様超高出力属性解放斬りを発動可能。
後ろフリックでキャンセルして高出力属性解放斬りにできる。
なお、長押しのままだと属性圧縮の段階でそのまま待機する。
メインシリーズのそれよりも回避キャンセルできるタイミングが多いので、幾らかは隙が少ない。- 縦斬りと斬り上げがオミットされているため、高所への攻撃が本家より不得意となってしまっている。
ランスの上下画面でのタップの使い分けが羨ましい
- 縦斬りと斬り上げがオミットされているため、高所への攻撃が本家より不得意となってしまっている。
- 変形斬りは長押し→前フリックで発動する。
つまり、剣モードは溜め斬り中、斧モードは高出力属性解放斬りの溜め中に前フリックをすることで発動する。
最短入力するには少々コツがいるので要練習。
また、SPスキルボタンタップでも変形斬りが可能だが、エネルギーが溜まっている時に
剣→斧の変形をボタンで行うと、チャージ→叩きつけの派生をGPを挟まずに行う。- 変形時には、SPスキルボタンの武器アイコンも連動し剣と盾が合体し斧に変化するアニメーションが流れる。
モード | 操作 | 発動技 | |
---|---|---|---|
剣モード | タップ | 牽制斬り→ 斬り返し→ 回転斬り | |
長押し→ | 放す | 溜め二連斬り | |
下フリック | チャージ | ||
上フリック | 変形斬り | ||
長押し→下フリック→ | 上フリック | 盾突き | |
タップ | 属性解放斬りI | ||
長押し→放す→ | 長押し+下フリック | チャージ | |
斧モード | タップ | 属性解放斬りI→ 属性解放斬りII→ (超)高出力属性解放斬り | |
長押し→ | 放す | (超)高出力属性解放斬り | |
上フリック | 変形斬り | ||
長押し→放す | 上フリック | 属性強化 | |
下フリック | 高出力属性解放斬り*2 |
- 前述のジャストガードの他に、ジャスト回避に成功してもビンが1本溜まる。
ジャスト回避からは剣モードでは回転斬り、斧モードでは叩きつけが発動する。
- SPスキルは「超高出力属性解放斬り」。
通常と違いビンがあってもなくても消費せずに5本分の爆発が発生する。
そして属性強化の有無で威力は変わらない=強化もされないため、チャージ状態等を気にせずに発動できる。
斧モードでしか発動できないので、剣モードの場合変形が必要。
また、(超)高出力を出すと自動的に変形するため使う機会は少ないかもしれないが、
SPスキルがチャージ済みの場合、SPスキルボタンタップによって剣に変形することができなくなる。
広範囲に攻撃する技のため、位置にもよるがあえてロックオンせずに放った方が
ビン爆発がフルヒットしてダメージが上がるかもしれない。- SPゲージがある時なら、通常の(超)高出力を放って剣に戻る前にSPボタンをタップすると、剣に戻らずにすぐさまSP超高出力を放つことが出来る。
関連項目
武器/チャージアックス
武器/チャージアックス一覧
アクション/属性解放斬り
アクション/変形斬り
アクション/盾突き - MH4Gで追加された新モーション
武器/スラッシュアックス
武器/操虫棍 - チャージアックスと同じくMH4で新登場した武器
システム/ビン
武器種リンク(派生作品) | ||
---|---|---|
切断武器 | 大剣/片手剣/ランス/スラッシュアックス(F)/操虫棍 太刀/双剣/ガンランス/チャージアックス/アクセルアックス | マグネットスパイク(磁斬鎚) |
打撃武器 | ハンマー/狩猟笛/穿龍棍 | |
遠距離武器 | ライトボウガン/ヘビィボウガン/弓 |