MH3Gのイベントクエストの一つ。
作品名の記述は一切ないが、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズとのコラボクエストである。
概要
- 矢安宮重清
- おッ…おらの『スタンド』が集めたカメユークーポンが風に飛ばされて、
彩鳥の群れについばまれてしまったどッ!
取り返してくれたら、お礼に少し分けてあげるよォー…しししっ
- 週間少年ジャンプ連載漫画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』(第4部)とのコラボクエスト。
当クエストで、チャチャ・カヤンバ専用のお面「スタンドのお面」の作製に必要な素材
「カメユークーポン」が入手可能。
- かなり特殊なクエストで、最小金冠確定(347.32cm)のクルペッコ通常種・亜種を
それぞれ2頭ずつ狩猟するという内容になっている。
二頭クエストや「同一モンスターの三頭連続狩猟」は数多いが、
2種類のモンスターを2頭ずつ狩猟するという内容の狩猟クエストは非常に珍しい*1。
- 装備制限無しの上位クエストかつ、攻撃リーチが極めて短く体力も低いクルペッコしか出てこない。
そのためHR3時点でも楽にクリアでき、G級装備であれば終始舐めプをしても余裕で勝てる。
だが、体格が小さい分攻撃を当て続けるのが面倒で、対象がちまちまと動き回るため
手数の少ない武器種だと手こずってしまう。
また、正面への攻撃は翼の火打石(電気石)に吸われることが多く、
弾かれて被弾する危険性は少なからず存在する。- ペイントボールやこやし玉を当てにくいのも少々厄介である。
また、些細な問題だが薄暗いエリア7ではクルペッコが背景に溶け込んで見つけにくい。
- ペイントボールやこやし玉を当てにくいのも少々厄介である。
- クルペッコの登場するクエストでは珍しく、狩猟環境が「安定」である。
それ故か、クルペッコも大型モンスターの鳴き真似を行わない。
小型モンスターの鳴き真似や自己強化の踊りは行うが、クルペッコ最大の脅威を封じられた以上、
クリア困難になることはないだろう。
…まぁ、ターゲットが合計4匹もいるので、ある意味当然の調整なのかもしれないが。
モガの森じゃなくて良かった。
相変わらずの超常現象だがクルペッコの剥ぎ取りや落とし物で入手できるアイテムは
「カメユークーポン」のみであり、固有素材は手に入らない(捕獲や部位破壊・基本報酬でなら固有素材が手に入る)。どこにクーポンがあるのだ。- なお、通常のイベントクエストにおけるチケットは確定報酬で1枚、
運がよければ基本報酬で+1~2枚というパターンがほとんどであるため、
必要数の割に1回の挑戦で最低13枚(剥ぎ取り3回×4+確定報酬1枚)も獲得できるというのも
非常に珍しいと言える。
調合分罠を持ち込んで全部捕獲した?知らんな - というよりこのシステムのせいで、スタンドのお面が欲しいだけなら
特にクリアする必要はない。
1頭だけ狩って、あとは3乙して帰るだけでも作成に必要な分は集まるはずである。
- なお、通常のイベントクエストにおけるチケットは確定報酬で1枚、
余談
- MHP3でも、極小サイズのクルペッコと戦闘するクエストが存在する。
「モンハン部・特選クエスト」で極小サイズの通常種と、「JUMP・小兵の狂乱」で極小サイズの亜種と
それぞれ戦闘が可能。また、前者は最大金冠確定のイビルジョーを、
後者は最小金冠確定の極小ウラガンキンを鳴き真似で召喚してくれるため、
チケット入手のためのクエストであると同時に、金冠取得のための救済クエストとしての側面もある。
コラボ要素
- このクエストの依頼人は"矢安宮重清"となっている。
これは、『ジョジョの奇妙な冒険』第4部の登場人物の実名である。
これまでのイベクエや他作品からの依頼人は特徴を記すだけであることが多く、
今回のように実名がしっかりと書いてあるケースは珍しい。
しかし、以前にも「マ)王のクエストなどでは漫画版の登場人物の名前が出ていたりした。
…ただし、矢安宮重清に関しては、愛称である「重ちー」の方が有名なので
名前だけ見て誰か一瞬わからなかったファンもいたかもしれない。- そして、クエストの入手クーポンで作成できる「スタンドのお面」は
彼が使役するスタンド「ハーヴェスト」そのものの見た目になれる。
性能や仔細については該当項目に委ねるが、難易度も加味してファン装備としては申し分ない。 - 因みに、翌週に配信された「黒曜石は砕けない」では、
いつも通り依頼人の名前は明かされておらず、特徴が記されるだけになっている
(ただ、その正体は第4部の主人公である東方仗助本人とみてまず間違いないだろう)。 - なお、「黒曜石は砕けない」では仗助が殺人鬼を追っている事を明かしているのだが……
原作にて重ちーはその殺人鬼に出くわした際、偶然にも殺人の証拠を目撃してしまい
口封じに抹殺されてしまった*2。
そしてこの出来事が仗助が殺人鬼を本格的に追う事を決める直接の動機となっている。
つまり、「黒曜石は砕けない」の時点で重ちーは……
- そして、クエストの入手クーポンで作成できる「スタンドのお面」は
- このクエストのクルペッコが最小金冠確定であるのは、
クエスト名の元ネタの話に出て来る敵のサイズと、矢安宮重清のスタンドのサイズからして、
明らかに狙っているものと思われる。
2頭同時というのはネズミ2匹、4頭もいるのはハーヴェストが群集型だから…というのは考え過ぎだろうか。- 実は「ペット・ショップ」なる正真正銘鳥のスタンド使いもシリーズ内には登場するのだが、
これは第4部ではなく第3部に登場する。
クルペッコとは真逆の属性である氷の柱を使用した攻撃を用いたり、種類自体もクルペッコとはまるで関係なさそうな隼であり
共通点はただ単に鳥であることくらいであろう。
- 実は「ペット・ショップ」なる正真正銘鳥のスタンド使いもシリーズ内には登場するのだが、
- クエスト名である「ハンティングに行こう!」には元ネタがあり、
原作におけるとあるエピソードのサブタイトルに由来している。
ただし、正式な表記は「狩りに行こう!」である*3。- このエピソードは、「敵によって猛毒の針を飛ばす特殊能力(スタンド)を与えられたネズミ2匹を、
主人公の東方仗助(17)とその甥*4である空条承太郎(28)が退治する」というあらすじである。 - だが、このエピソードではコラボお面の元ネタである"矢安宮重清"は登場しない。
クエスト内容自体はジョジョとはほとんど関係ないと言えるが、
極小サイズのクルペッコがどことなくこのクエストで作成できる「スタンドのお面」の元ネタである
スタンド「ハーヴェスト」を彷彿とさせるような気もする…。 - 因みに、コラボ元である『ジョジョの奇妙な冒険』第4部には、
「~へ行こう!」「~にいこう!」といったサブタイトルのエピソードがかなり多い。
- このエピソードは、「敵によって猛毒の針を飛ばす特殊能力(スタンド)を与えられたネズミ2匹を、
- 固有アイテム「カメユークーポン」は、作中で登場する「カメユー(亀友)」というデパートのクーポン券である。
モンハンの世界では異国のお金が希少価値で取引されているため、
カメユークーポン1枚の売値はなんと1000zである。
こちらの世界ではただの紙切れに過ぎないはずだが…。- このデパートでは、100円ごとに1枚貰えるシール「ブルースタンプ」を集めると
現金に換金してくれるというシステムがある。
原作では、道端に落ちている物を捜索・運搬することができる群集型スタンド「ハーヴェスト」を駆使し、
捨てられているシールやクーポンをかき集めてボロ儲けする…というエピソードがある。
スタンドのお面でカメユークーポンを拾ってくるのも、このエピソードに因んだものだろう。 - 因みに、このデパートは「殺人鬼」と称される人物・吉良吉影の勤務先でもある。
ここに勤める吉良の同僚のとある台詞はあまりにも有名。
やめとけ!やめとけ!
- このデパートでは、100円ごとに1枚貰えるシール「ブルースタンプ」を集めると
関連項目
モンスター/クルペッコ
モンスター/クルペッコ亜種
モンハン用語/極小個体
クエスト/週刊少年ジャンプシリーズ
オトモ/スタンドのお面 - このクエストをクリアすることで作成できるお面
クエスト/黒曜石は砕けない - 『ジョジョの奇妙な冒険』とのコラボクエスト第2弾
ゲーム用語/コラボレーション