MH4(G)のチュートリアルの最後に表示されるテキスト。
同様の仕様は過去作にも存在していたが、MH4での仕様変更でかなり印象に残るテキストとなっている。
概要 
- MH4(G)の旅団クエストにおいては、
登場人物が解説する形で要所にチュートリアルが入り、その最後に
(もう一度聞きますか?)というテキストと選択肢が表示されるようになっている。
…が、チュートリアル毎に決まって無機質なテキストが表示されることに加えて、
選択肢の初期位置が<はい>だったこと、選択肢の表示から動かせるようになるまでの微妙なタイムラグ、
過去作と異なりAボタンで選択肢を実行*1という仕様などが重なり、
単にチュートリアルを読んでいる初心者は勿論、ボタン連打で説明を飛ばしていたら
勢いあまって<はい>を選択し始めから読むことになったプレイヤーたちの前に頻繁に登場したため、
かなり印象に残るテキストとなった。- MH4(G)には探索やギルドクエストなど従来にはなかった仕様が多数存在しており、
モンハン系列自体の初心者も含めたプレイヤーが間違えて読み飛ばさないようにした結果と思われる。
また、チュートリアルとしての側面を持つ台詞の最後にこの確認メッセージが表示されるのは、
新要素や基本要素の解説をストーリーの自然な流れに落とし込んだ結果であり、
「初心者向けのチュートリアルをどうやってストーリーの中に組み込むか」という課題への
解答の一つではある。
ある意味、ストーリー性を重視した4シリーズならではの問題とも言えるだろう。
- MH4(G)には探索やギルドクエストなど従来にはなかった仕様が多数存在しており、
MH4G欧米版での改良点 
- 当時の欧米では日本ほどモンハンは知られておらず、日本以上に丁寧に解説する必要があったため、
(もう一度聞きますか?)の選択肢がなんと80箇所もあった。
その欧米版ではデフォルト位置が全て<いいえ>にされている*2ため、
欧米版プレイヤーがボタン連打で解説ループの洗礼を受けることは回避されている。
カプコン側も面倒だと気付いたらしい- 他にも、キノコ納品や小型モンスター討伐などの複数あったチュートリアルクエストを
キノコ・ハチミツ納品・ジャギィ討伐を一つのクエストにまとめて一回で全て終わるように変更したり
モンスター図鑑ではモンスターの肉質を図解で表示して戦術構築をしやすくさせるなどの調整をして
モンハンシリーズに不慣れな外国人への案内に気を使っていたのだった。
日本版にも逆輸入して欲しかった仕様ではあるが
- 他にも、キノコ納品や小型モンスター討伐などの複数あったチュートリアルクエストを
次作以降 
- 次作のMHX(X)では、「キャラクターによる説明」という形での
クエスト内チュートリアル自体がほとんど削除。
代わりに、ポータブル系列の初心者演習に近い形の訓練クエストが村クエスト内に用意されたため、
必要ならば訓練クエストを受け、不要ならば丸ごとスッ飛ばして村クエストを進めることが可能という、
MH4(G)における「新規キャラのシリーズ経験者も一からチュートリアルを受けることになる」
という手間を解消した仕様となっている。 - 訓練クエスト内では教官が色々な事を教えてくれるのだが、
どうしてもその場面で教えるべきことはゲーム進行を中断して情報を表示する。
また、訓練クエスト中はメニュー項目欄にアドバイスという項目があるため、
そちらで改めて確認することも可能。
教官も「今までの我輩の教えもアドバイスから読み直せる、しっかり活用するのだ!」と教えてくれる。- なお、不必要な人が煩わされる心配がなくなった一方、
全くシステムを理解しないまま上位、G級と上がってしまうプレイヤーも散見されるため、
「チュートリアルが強制ではなくなった」ことについては賛否が分かれている。
開発としては、プレイヤー間の教え合いに委ねたいのかもしれないが…
- なお、不必要な人が煩わされる心配がなくなった一方、
- MHWorldでも同様に、必要なシステムについては文字通り
「チュートリアル」というウィンドウが適宜表示され後でメニューを開いて読み返すことも可能となったが、
ゲーム内ストーリーにおけるチュートリアル的な要素が復活しており、
クエストにおいて、NPCからアドバイスを受けつつゲームを進めていくことができる。
クエスト進行が滞った場合はもう一回NPCがアドバイスしてくれるので、
聞き流して詰んでしまうことはないと思われる。