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ゲーム用語/説明書

Last-modified: 2017-05-18 (木) 00:32:54

「どこで使い方を習った?」
「説明書を読んだのよ。」

パッケージの中に入っているゲームの操作方法や世界観などを説明するもののこと。
モンスターハンターはもちろん、どのゲームにもかかせないものである。

概要 Edit

  • ゲームを開始するには操作方法やセーブデータの作り方など、基本的な操作方法を知っておく必要がある。
    それを説明するのが説明書である。
    昔のゲームはゲームソフト自体の容量の問題から、今のようにゲーム内で説明を行う事が難しく、
    またハードスペックの表現力の限界から世界観などを詳しく描写できず、
    操作方法や世界観・ストーリーの事前知識を印刷した、紙の説明書に記載することで補うのが普通であった。
  • 何故紙なのかというと、昔は今ほどネット環境が発達しておらず、
    ゲーム機自身もゲーム以外の機能に貧しいということもあり、
    必然的に説明書として扱える媒体は紙以外に適任がおらず、
    またそれしかこういった説明を行い、伝える手段が無かったというのもある。
  • 一方昨今、特に2010年辺りから紙としての説明書は減っていき、
    軽い操作説明が書いた紙が同梱していて説明書はネットで閲覧、
    あるいは電子説明書でソフト内に収録、という形が多く見られるようになった。
    ゲーム機の性能が進化して行ったことでゲーム以外の処理も最低限ながら可能になったことや、
    ゲームソフト記録媒体の容量が多いものを低コストで生産できるようになり、
    ゲーム本体を入れても容量が余ることが多くなった為に可能になったと言えるだろう。
  • 何故こうなって行ったのかというと詳しい理由は不明だが、
    根拠に挙げられなくもないメリットが、間違いなく紙説明書より多いことであると見られる。
    事実、電子説明書はソフトを無くさなければ無くすことはないという消費者側のメリット、
    開発側も改丁があった場合も、(可能であればだが)データを入れ替えるだけで済む、
    また紙と印刷代を削減できると、例え僅かながらでも見逃せないコストカットが可能である魅力がある。
  • また、更に付け加えるとインターネット環境が広く整備されていった事で、
    ダウンロード販売も現実的になったというのもある。
    これらは用意した記録媒体に保存し、所謂ディスクとかの実体がないため紙の説明書は提供できない。*1
    そもそもネット環境がある前提のシステムであるため、
    公式サイト上で見せたり電子説明書として収録すれば良いだけである。
  • 更に上記でも述べたゲーム機、記録媒体の進化によって、
    実際に操作しながら・動く画面を見ながら、音を聴きながら説明を受ける事ができるゲーム内で
    各種操作説明などを行う事が可能になったのも、紙説明書が減った一因に挙げられなくもない。
    モンスターハンターに限って言っても、特にMH4以降はゲーム内説明が充実しており、
    3DSで出ているメインシリーズは全て電子説明書形式が取られている。
  • 年代的に言うと、2000年台半ばまでのハード(据え置き機で言えばWii・PS2・Xboxまでの世代、
    携帯機ではニンテンドーDSやPSPまでの世代)ではしっかりした説明書が付くことが多かった。*2
    PS3やXbox 360でもある程度の時期まではしっかりした物が多かったが、
    2010年台になってからは基本的な操作方法のみを書いた物となっていたり、
    説明書と言えるものが同封されていないケース*3もある。
  • 特にスーパーファミコンの時代に多かったのだが、実機ではありえないスクリーンショットが説明書内にあることもちらほら。
    どうやらゲームよりも紙媒体のマスターアップの方が早いらしく、
    説明書の決定稿の時点から削除された、または実装が間に合わなかった仕様が残っている模様。
    こういった取り回しの悪さも紙媒体の説明書の減少に一役買ってしまったようだ。
  • 電子説明書はゲームを中断しないと読めないと言う不便な点があるが、
    大まかな部分ならゲーム内チュートリアルで済ませる事が可能であるため、
    その点の批判はあまり聞かれないというか説明書読まない人が大半だろう
    一方紙説明書はゲームを起動しながら読める他、
    特に読み物としても面白いという側面もあった事を評価に挙げる人が多く*4
    その機会(紙説明書が)減っていくことに対して嘆きの声を挙げる人は少なからず存在するようだ。

モンハンの説明書 Edit

  • モンハンの説明書には主にクエスト前、クエスト中の操作方法、
    ゲームシステムなどの説明が書かれている。新米ハンターにはかかせないものだが、
    モンハンはシリーズごとに操作方法等が若干変わったり、新たなアクションが追加されたりするので、
    長時間プレイしてきた古参ハンターにもありがたいものである。
  • しかし、モンハンの場合、操作が割と複雑な上、
    操作方法ページにバラバラ書いてあってわかりにくいし(しかも結構中途半端)、
    いきなりゲーム用語の「属性解放突き」やら「鬼人化」やら書いてあるせいでさらに理解しにくく、
    システムにいたっても細かく書かれすぎていて、初見では難しい内容なのでこれも理解しにくい。
    …といった具合に、説明書だけで全てを理解するのは難しいのである(特に新米ハンター)。
    やはり古参ハンターに聞くか慣れるのが一番であろう。
    シリーズにもよるがMHのチュートリアルは豊富な方であり、
    説明書が無くてもどうにでもなってしまったりもする。
  • PSPで出た作品のダウンロード版や、MH3G以降の作品には電子説明書が存在する。
    PS系のものは紙の説明書の取り込みで、拡大しないと少々読み辛い。
    一方3DSやWiiUでは、東日本大震災による紙資源の不足などの教訓から、資源使用量削減として、
    多くのソフトで説明書が電子化されており、統一されたフォーマットになっている。
    基本的な内容は同じで、出先であってもいつでも読め、失くす心配もないなど便利だが、
    ゲームを中断しないと読めない、そもそも存在を忘れやすいというデメリットもある。
    また、MH4からは、3DSの下画面に「ヘルプ」のボタンが表示され、そこで解説を見ることができる。
    MHXでは「ハンターノート」の項目がメニューに追加され、そこで各武器の操作方法やコンボルートの確認ができる。
  • MHFは、基本的にゲームプログラム自体は公式HPより無料でダウンロード可能であり、
    2016年現在、紙媒体の取扱説明書は存在しない
    その代わりオンラインマニュアルが整備されている。
    ただ、これまで幾度となくアップデートを繰り返し、
    実装されているコンテンツも多い分、オンラインマニュアルの文量も膨大なものとなっている。
    正直、読むだけでも骨が折れるので、初心者は、まずは基本となる部分だけ読み、
    新しいコンテンツを利用する度に、該当部分を読み足すといいであろう。
    • かつてはアップデートなどの節目に「パッケージ特典」が販売されており、
      それを購入すると紙媒体の取扱説明書を入手することができた。
      2016年以降はパッケージ特典に該当するものは「プレミアムグッズ」と名前が変わり、
      説明書(と、インストールディスク)が付属しなくなっている。
      ちなみにPS4版のビギナーズパッケージには「全13武器種操作表」が付属される。

余談 Edit

  • 基本的にモンハンの説明書は敬体(です、ます)で書かれているが、
    MH3ではなぜか常体(だ、である)で書かれている。
    MH3の説明書のみ、さもモンハン世界で実際に発行されている書物であるかのように書かれている
    (所々に挿入されているゲーム中要素の広告など)が、それと関係しているのだろうか。
    また、「基本編」「応用編」と二冊も説明書があり、
    基本編にはWiiリモコンの操作方法や村の施設などの説明、その他アイテム、スキルなどの説明が、
    応用編にはクラッシックコントローラーの操作方法、闘技場の説明、
    の施設などの説明、オンラインのマナー、利用規約などが書かれている。
  • 説明書の武器紹介欄では具体的な武器ごとの特徴や操作方法に加え、
    武器の特徴を表したキャッチコピーのようなものが付け加えられている。
    程度の差はあるものの、どれもこれもが中二病的雰囲気を醸し出しているので、ネタに使われる事も多い。
    特にMHP2Gの説明書にあるガンランスのキャッチコピーは、未だにガンスの象徴として使われるほどである。

    打ち砕き、突き崩し、弾き返す。
    計算されつくしたその布陣に死角は無い

  • 結局、結論を書いてしまうが、説明書なんて読まないという人の方が圧倒的に多いだろう。
    上記の通り、実際に操作して慣れてしまったほうが早いという人の方が多数だろう。
    でも、そんな人でもたまには説明書を読んで欲しい。読み物として何かを得られるかもしれない。
    • モンハンネタをパロディとして持ってきた某勇者を倒すゲームのとある人物は、
      この多い現状を知ってか『どうせカイセツショなんて読んでいないのでしょう?』
      とプレイヤーにツッコミを入れている。
    • MHシリーズの共通項として、とりあえず動かすことは説明書なしでもできるが、
      スキルシステムなど、ゲーム内でまともに解説すらされない要素がいくつも存在する。
      一方で根本のゲームデザインは10年以上変わらないため、
      特にオンラインではそれらの「説明書にしか書かれていないようなこと」
      熟知している事が大前提とされる事が殆どである。
      その為、本当にゼロから本シリーズを始める場合は、
      説明書を一読しておかないと後々とんでもないことにもなりかねない。
  • かつて説明書といえばプロローグが付き物だった。
    MH3G以降は無くなってしまったことを残念がる声が多い。
  • 当記事冒頭のやり取りは、ネット上でカルト的人気を博すアクション映画「コマンドー」より。





*1 PCゲームは物としてパッケージが販売されている事もあるが、殆どの場合同じゲームをダウンロードのみでもプレイでき、パッケージの意味は殆どの場合特典である
*2 ただしスーパーファミコンでの一部タイトルなど、本のような体裁ではなく1枚の紙を折りたたんだ物であるケースもあった。
*3 関連作品などの宣伝や、特典のダウンロードコードが記載されたチラシが入っていることはある。
*4 ストーリー等の記述や、一部ソフトの説明書で見られた開発側の遊び心等