概要
- モンスターの攻撃が届かない場所から、ボウガンや弓で一方的に攻撃すること。
モンスターや高台によっては、ブレスや咆哮、投擲物は当たるので注意。
MHP2Gではこれまで高台ハメが出来た場所が大幅に減っている
(昼の火山のエリア7や密林のエリア9などで高台がなくなった)。
更にMH3シリーズになると一定のダメージを受けると高台が壊れるようになる等、
高台を利用した攻撃がさらに難しい仕様になってしまった。
- 事実上、射程の長いガンナー限定の戦法なので「高台ガンナー」と呼ばれることも。
安全地帯から射ちまくるだけの戦法に頼っていてはまともなプレイヤースキルも育たない訳で、その意味では蔑称に近いものでもある。
- シリーズを重ねる度に、モンスターも高台へ届く攻撃を習得してきている。
角度をつけたブレスや滑空しての突撃、尻尾を振り上げながら回転するなどである。
攻撃を食らわない事を前提にしたこの戦法は、これらの攻撃を仕掛けられると逃げられない。
しかも総じてダメージが大きい傾向があるため、即死さえもあり得る。- MH4ではついに、モンスターが少しの段差くらいなら乗り越えるようになった。
- MHP2、MHP2Gではアカムトルム戦で本来乗れないマップ周囲の高台に乗ることが可能だった。
当然想定の範囲外の行為であるために高台対策としての高台に届く攻撃は習得しておらず、
攻撃を食らう可能性があるのはもともと攻撃範囲の広いソニックブラストだけとなっている。
- 従来フィールドをそのまま使用しているMHFでは新モンスター達は概ね高台に対する攻撃手段を獲得しており、
専ら従来モンスターへの対抗手段として使われる。
ただし高台で大幅に難易度が下がってしまうクエストに関しては予め高台に障害物が設置されていたり、
特異個体やG級*1で高台ハメに対する対抗手段を身に付けたモンスターも少なくない。
- 「高台乗せハメ」というものもあり、砂漠と旧砂漠のディアブロスやモノブロスを逆に高台に乗せ、
あとはひたすらボウガンor弓で一方的に攻撃する事が出来る*2。- 他にも旧密林のキリンを高台に乗せることも可能である。
どちらにおいてもしばらくは攻撃のモーションを繰り返し、エリア移動の時間がきたら移動の為に
ひたすら歩き続けることしかできないようになる。
沼地のショウグンギザミも可能だが、こちらは時間が来ると潜って移動するため再度乗せる必要がある。
- 他にも旧密林のキリンを高台に乗せることも可能である。
- 狩りを楽しめない手段であると言う意見もある一方で、
これこそが本来の狩りの形だという意見もある。
太古の人類は氷河期時代から様々なトラップを駆使し、
巨大な獲物を半ばハメ状態にして行動を封じ、そして狩る手法も常套手段だったのである。
……が、やはりゲーム的には大変よろしくない。- とはいえ、初期のコンセプトPVの時点で地形を用いた狩りが行われており、
開発陣が地形を用いたプレイングを想定していたと見られるのは事実である。
しかし初期作ではこれをゲームとしての面白さとして結実させることができず、
地形を用いたハメのような形になってしまっていたといえる。 - MH4の空中攻撃やMHWでの各種マップギミックも、
ハメではない形で地形を用いた狩りをゲーム的に落とし込むという点では
初期のコンセプトを改めて練り直したと捉えることもできる。
- とはいえ、初期のコンセプトPVの時点で地形を用いた狩りが行われており、
- MHXでは「原生林のアルセルタスクエで秘境探索術を発動させ、
秘境からアームキャノンXでビーム(烈光弾)を撃ちまくる戦法がある」と一時期騒がれていた。
しかし、実際にはモンスターがハンターを発覚している状態でハンターのいる場所に行けないと判断すると、
強制的にエリア移動するというルーチンが組み込まれていた模様。結局使うことは出来なかった。
また、地底火山のエリア8等の高台にはディノバルドやウラガンキン等のルーチンが対応しておらず、
ここにいるハンターを追って高台を登ってくることは無いが、
ハンターがそこに居座り続けると諦めてエリア移動してしまう。
- MHXXでは、遺群嶺でショウグンギザミとの戦闘時のみ
エリア3の高台にハンターが立つとギザミの行動が威嚇と移動のみになると言う現象が多数報告されている。
ハンターが武器を出した瞬間にオトモは高台から飛び降りて攻撃を開始するが、
ギザミはオトモと戦闘するでも無しに威嚇と移動を繰り返し続ける。
流石にオトモの攻撃だけでG級ギザミを仕留めるのは非常に時間が掛かるので、
ハンターも台上から援護射撃をする事になるが
その際に背中のヤドや頭殻を破壊してしまうと、別エリアに退散してしまう。
ただ、この現象が本項の「高台ハメ」としては認識されていない理由も色々とあり
高台が脆弱でハンターが昇る前に破壊されてしまったり、
ギザミがエリア移動するルーチンの正確な仕組みが解明されておらず、理由不明のエリア移動を開始したり、
オトモの攻撃によってヤドや頭殻が早々に破壊されてしまったり、
実戦的に活用しようとなると安定性に欠けるため、いっそ普通に戦った方が速いからである。
機会があれば、多くは望まずネタやノリで狙ってみるのも良いだろう
ルーチンが上手くハマれば何もさせないまま討伐、もしくは討伐寸前まで追い込む事が出来る。
ただし、重ねて追記するが確実性は無いため本腰での狩猟が目的なら普通に戦うことを推奨する。
- MHRiseではハンターが翔蟲によって容易に高所に登れるようになり、
高台ハメがこれまでになく盛り上がる…ことはなかった。
ブレスを持つモンスターはもちろん、アオアシラ等のインファイターまでもが投石などで高所を攻撃するようになり、
ハンターが高台に居座ることが非常に難しくなった。
飛び道具を持たなかったり、あったとしても当てるのが難しい位置だったりした場合は、
ハンターが居座る高台のすぐ下の地形に攻撃をし、衝撃で強引に下に落としてくることもある。
更には高台からボウガン等で攻撃を加えると、モンスターが即座にエリア移動してしまうようになった。
このルーティンは徹底されており、4人パーティの1~3人が地上でモンスターと戦っていたとしても、
1人でも高台から攻撃しているとすぐさまエリア移動してしまうようになっており、
MHRiseでは高台ハメは不可能と言っていい。- ちなみに、「高台にいるハンターを衝撃で落とす」と言う行動は状況こそ違えど、
MH4Gのオープニングムービーでディアブロスがやってのけていたものだったりする。
あちらは故意ではなくドスガレオスの横槍で突進の進路がずれたことによる事故ではあったが、
かつてはプリレンダムービーでしか描かれなかったものがここにきて実際に行われたと考えると、
感慨深いものを感じるかもしれない。
- ちなみに、「高台にいるハンターを衝撃で落とす」と言う行動は状況こそ違えど、