- 種族
- 飛竜種(竜盤目 竜脚亜目 拡翼竜上科 レイギエナ科)
- 別名
- 風漂竜(ふうひょうりゅう)
- 英語表記
- Legiana
- 登場作品
- MHWorld, MHW:I, MHST2, MHNow
目次
生態・特徴
- 新大陸の高地に広がる陸珊瑚の台地に生息する大型の飛竜種。
同地の生態系の頂点に座す”主”であり、高台から縄張りであるフィールド全体を見据え、
獲物や侵入者を発見するや積極的に襲い掛かる。
強風の中でもまるで漂うかのように優雅に飛行する姿から《風漂竜》との別名でも呼ばれる。
- 陸珊瑚の台地は激しい高低差や「湧昇風」と呼ばれる特殊な上昇気流が特徴的な地であり、
レイギエナはそのような環境に適応するため、飛行能力に特化する進化を選んだ飛竜である。
しかし、リオレウスをはじめとする他の飛行能力特化型の飛竜とは、
「翼」よりも「翼膜」を重点的に進化させたという点で大きく異なる。
レイギエナの翼は一般的な「長く伸びた骨の間に皮膜を張っている」構造ではなく、
「非常に大きな飛膜の中心に骨が通っている」と言った方が正しく見える形態であり、
更には翼のみならず、頭部や尻尾にまで翼膜を発達させている。
陸上で行動する際にはこれ等の翼膜は畳まれている(頭部や尻尾の翼膜は格納も可能)が、
いざ飛翔する際には一斉に広げられる。
その巨大な翼膜を駆使して周囲の気流を的確に捉え、
他の生物には真似できないほどの急制動や長時間のホバリング、空中での宙返り、
極めつけは錐揉み回転しながらの突撃といった非常にアクロバティックな飛行をも可能としている。
体格は飛竜種の中でも比較的細身であるが、全ての翼膜を限界まで広げたレイギエナは非常に大きく見え、
その身体や翼膜の色合いもあって白く美しい花弁を想起させる。
特徴的な翼膜によって鋭く飛ぶ様子はリオレウスなどとはまた違った進化であり、
生物学者からは感嘆の声も聞かれ、「華麗なるハンター」と称されることもある。
- 主にラフィノスを主食とする肉食性で、後述する冷気や鋭い後脚の爪などを用いてラフィノスを襲撃する。
ちなみに捕食の頻度はおよそ一日に一回、時間帯的にはほとんどが朝方に限られる
(激しい戦闘などにより体力を消耗した場合はその限りではない)。
これは一日の大半を縄張りの見張りや巡回などに充てるためと、
食事による自重の変動を可能な限り減らし、より素早い飛行を可能とするためと考えられている。
地面や陸珊瑚などに脚の爪痕を残しながら縄張りを巡回する習性を持つが、
これは外敵に対して自身の縄張りをアピールすると同時に武器である爪の手入れも兼ねている。
- 体内の「氷結袋」から大気や物質に含まれる水分と反応して凍り付く液状の物質を生成する。
しかし、その物質や冷気のエネルギーをブレス攻撃などに利用して使用したりはしない。
その代わりにレイギエナの全身には青く輝く「分泌腺」と呼ばれる器官が発達しており、
この分泌腺から氷結物質を直接体外へ放出して冷気を発生させ、
それを翼や尾を振るう勢いやそれによって生じる風圧に乗せて対象へ叩きつけるという独自の戦法を用いる。
その冷気は大気や地面が一瞬で凍り付くほど強力なものであり、
獲物の確保や外敵との戦闘においては強力な武器となる。
冷気に弱い防具などを着込んでいれば、屈強なハンターでも瞬く間に体力を奪われかねない。
また、時に地面を叩き割るほどの威力を発揮する強靭な尻尾や、
短いながらも自分とほぼ同等クラスの体格を誇る飛竜をも捕らえ、投げ飛ばせる後脚も脅威となる。
その戦闘力は陸珊瑚の台地の主として君臨するに相応しいものと言えよう。
- しかし、レイギエナは進化の過程であまりにも空中戦に特化しすぎており、
その弊害として地上戦は不得手という弱点も持っている。
また、卓越した飛行能力は翼膜と強風によって支えられているため、
外敵からの攻撃などによって翼膜に大きなダメージを負うと、空中での制動に支障を来し始める。
飛行能力を補佐するために視力が発達しており、それ故に強い閃光などによる目晦ましにも弱い。
一度飛翔されれば非常に厄介な相手であるため、以上のような弱点を突き、
可能な限りレイギエナの長所を潰していく事が狩猟においてのセオリーとなる。
なお、生態研究により毒などにより体調が急変した場合にも挙動に支障を来す事が確認されており、
ハンターズギルドや新大陸古龍調査団では毒投げナイフなどの活用も推奨している。
- レイギエナは本来陸珊瑚の台地の環境に特化したモンスターであり、
三期団による長年の調査の中では渡りを行う習性などは確認されてこなかった。
しかし、五期団によって古龍渡りの謎が解明された後、新大陸の生態系に変化が発生。
古代樹の森に大群で現れ、大群を成して海の向こうへと大移動する異常な行動が確認された。
レイギエナたちを追跡した結果、彼らの向かった先に新天地「渡りの凍て地」が発見された。
冷風吹き荒れる凍て地の環境でも活動が確認されている他、寒冷地に適応した個体も発見されている。
このような個体は「凍て刺すレイギエナ」として呼び分けられている。
- 薄らと蒼色の差した鱗や外皮などを利用した装備は風の流れを制する者の証と称され、
風漂竜の恩恵を感じさせると共に凛とした気品や静かな威厳を併せ持つ。
しかし、その美しさの中には背筋も凍り付くような殺意が隠されており、
研ぎ澄まされた武器による一撃は鋭い冷気と共に仇なす者を即座に斬り伏せるという。
概要
- MHWにて初登場した大型モンスター。飛竜種に属する。
「陸珊瑚の台地」における生態系の頂点に位置し、陸珊瑚の台地の"主"と呼ばれている。
特殊個体などについては下記を参照されたし。- モンスター/凍て刺すレイギエナ(MHW:Iで登場)
- 「陸にある海」をイメージした陸珊瑚の台地に合わせるかように、
体の背面が青く、腹側が白い、海洋生物のような配色。
嘴と角のある顔つきは、どことなく海鳥やイワトビペンギンのようでもある。
地上にいる時はかなり細身に見えるが、空中を飛ぶ際には翼や頭、尻尾などの翼膜を展開し、
風を捉えることに特化した身体構造をしていることが窺い知れる。
これは陸珊瑚の台地に吹く"湧昇風"という強い上昇気流を活用するための進化であり、
空を悠々と飛ぶ姿は、台地の主として君臨するに足る姿と言えよう。- 当然飛行は得意中の得意であり、PVでは上空から急降下してラフィノスに襲いかかる、
猛スピードでハンターに向かった後に目の前で翼を広げて急停止する等、かなりの機動性を誇る。 - 白い腹側が強調されるムービーからか、ぱっと見シャガルマガラのようだと言われることもあるが、
翼の構造はまるで違う。シャガルマガラの場合は翼脚の下から垂れる様に翼膜がついているのに対し、
こちらは腕の先からさらに骨が分かれており、その骨と骨の間に翼膜が張っている蝙蝠に近い構造。
その構造は従来の飛竜種のイメージからはやや外れており、
紙面にて情報が公開されるまでは「新たな種族ではないか?」といった予想も挙げられていたほどだった。
- 当然飛行は得意中の得意であり、PVでは上空から急降下してラフィノスに襲いかかる、
- 他のモンスターよりも印象に残る要素として、独特で特徴的な鳴き声も挙げられる。
非常に甲高く鋭い声質で、喩えるのは難しいが鳥類に近い声と言えるか。アマツマガツチに似ているという意見も。
- 陸珊瑚の台地の主だけあって、縄張り争いでもその高い空中制動力を駆使する。
パオウルムーとの戦闘では、先制攻撃で放ってきた空気弾を回避しつつ一気に下側に回り込み、
旋回しながら急上昇してパオウルムーを巻き込んでいる。
そして、パオウルムーはその後レイギエナに向かって空気弾を放つが、
高い空中制動力を持つレイギエナには通用せず、
空気弾を無視した挙句脚でパオウルムーを掴んで散々振り回した挙句放り投げる。
- また、レイギエナは全身で冷気を操ることが可能。
PVでは尻尾を地面に叩きつけると同時に冷気を発生させてハンターを攻撃していた。
体や腕、尻尾には線が並んでいる模様のようなものがあるが、ここから氷袋で生成した冷気を放出させている。
この冷気は空気中の水分を凍結させることで体に氷をまとったり、羽や尻尾を振りぬく勢いにのせて
冷気を広範囲に飛ばしている。- コンシューマーシリーズでは、氷属性の飛竜種はベリオロスが初だが、あちらはレックス型であり、
「氷属性を持つワイバーン型飛竜種」では、レイエギナが初となる。
- コンシューマーシリーズでは、氷属性の飛竜種はベリオロスが初だが、あちらはレックス型であり、
- 「縄張り争い」はMHW時点で二種類存在しており、一つは先述したパオウルムーとの交戦。
この縄張り争いはレイギエナの縄張り内*1でのみ発生し、レイギエナ側が圧勝する。
また、アップデートで実装されたイビルジョーとの縄張り争いも発生するようになったが、
他の主級モンスターと同じく実力面ではイビルジョーに敵わず、敗北して地面に落とされてしまう。
- レイギエナの縄張りである「陸珊瑚の台地」の下には「瘴気の谷」というフィールドがあるが、
その瘴気の谷になんとレイギエナの死骸が降ってくることがある。
これはフィールド内での探索時などにリアルタイムで発生する事象であり、
レイギエナの黒ずんだ骸が降ってくる瞬間を実際に見ることができるようだ。- この死骸はなんと討伐時と同じように剥ぎ取りが行えるが、見るも無残な
状態になっているこの死骸からは竜骨【大】などの汎用素材しか手に入れられない。 - また、瘴気の谷に棲息する惨爪竜オドガロンは巣に死骸を持ち帰る生態を有するが、
レイギエナの死骸についても咥えて引き摺っていく姿が見られることもある。
更に、オドガロンは巣に運んだレイギエナの死骸を捕食することがある。
その場合は死骸が「捕食跡」として痕跡へと変化し、さらに無残な姿へと変貌する。
殆ど食べつくされてしまうが、残された翼膜などからしっかりレイギエナの死骸と判る。
これはオドガロン限定の要素であり、イビルジョーが死骸を捕食すると何も残らない。
- この死骸はなんと討伐時と同じように剥ぎ取りが行えるが、見るも無残な
- ストーリー中では大峡谷を抜け陸珊瑚の台地に到着した主人公一行をいきなり襲撃してくる*2。
飛翔の風圧により二人が立つ足場の珊瑚が崩れ瘴気の谷まで落下、気絶したためこの時は戦闘にならない。
フィールドマスターによって3期団の研究基地に運び込まれ、
そこで3期団の学者達から遭遇したモンスターが風漂竜「レイギエナ」という名前であること、
過去にここに訪れた3期団の気球船を撃墜した張本人である事が語られる。
その後、ゾラ・マグダラオスの痕跡を探すため陸珊瑚の台地、瘴気の谷の調査を進めていくと再び登場。
痕跡を求め瘴気の谷の更に下層へ向かおうとする研究基地だが、その上空はレイギエナの狩場であった。
レイギエナがいる限り下層へ降下する事はできないと判断した3期団期団長はその場から退却、
レイギエナの狩猟を主人公に依頼する。- なお、この経緯から3期団一行から目の敵にされているかと思いきや、
竜人だらけである3期団メンバーからは「自然の営みの一部」としてあまり気にされてはいない。 - フィールド上で遭遇する際もかなり好戦的で、此方を発見してから攻撃態勢に移るまでの猶予時間は短め。
- なお、この経緯から3期団一行から目の敵にされているかと思いきや、
MHWorld
- 卓越した飛行能力と冷気を操ってハンターを翻弄する。
クエスト報酬で氷結袋が入手できるが、冷気をブレスとして吐いてくる事は無い。
腹部や翼下にある青い宝石のような部位が冷気の放射器官らしく、
氷技を使うとここに霜がつく様子が観察できる。
- 飛行能力はかなり高く、空中で前転なんてお手の物。それどころかドリルのように回転して突進も行える。
回り込みを多用し、そこから冷気を放ったり突進を行うので
レイギエナの動きを見逃さないようにしたい。
イメージとしてはナルガクルガの空中版、といったところか。
空中から爪による攻撃を行うが、これには弱い攻撃と強い攻撃があり、強い方は攻撃後着地して隙を晒す。
- 冷気を使用した攻撃は多くのパターンが存在する。
なお、冷気を放った後は地上が氷結するが、これを氷耐性が低い状態で踏むと氷属性やられを発症してしまう。- 翼から正面をなぎ払うように放つ。
正面に立っていなければ当たらず、距離も短いので危険度は低い。 - 翼から前方一直線に放つ。
かなり遠距離まで届くので離れていても注意が必要。
吹っ飛ばした後に起き攻めで行ってくる事もある。 - 空中で尻尾に冷気を纏い、その場で回転する。
- 地上から跳び、冷気を纏った尻尾を叩きつけて着地する。
威力と気絶値が高い要注意攻撃。
正面以外と足元なら当たらないのでなるべくレイギエナの正面に立たないようにしたい。
踏み込みが必要なのか滞空状態から直接繰り出さす事はしない。 - 地上で全身に冷気を纏い、回転して尻尾で薙ぎ払う。
怒り時のみ使用する攻撃。正面への判定がかなり強いが側面に対してはそこまででもない。
- 翼から正面をなぎ払うように放つ。
- 地上ではわりと大人しく、空中に居る時程暴れまわらない。
ノーモーション突進も行わないのでかなり御しやすくなるだろう。
噛み付きはコンボの始動になりやすく、尻尾叩き付け等の隙を晒す攻撃に繋げる可能性が高いので
噛み付きを見たら隙を突く準備をしておこう。
- 動きはかなり俊敏で忙しなく天と地を行き来しながら攻め立てるが、
攻撃はきちんと予備動作を見ていれば判別可能であり、一部の攻撃後には短いものの必ず隙を晒す。
初見は翻弄されてしまうかもしれないが、慣れればかなり戦いやすい相手と言えるだろう。
もし辛いようであれば、スリンガー閃光弾も持っていくとよい。
- 破壊可能部位は頭、左翼、右翼、背中、尻尾。
頭を破壊すると右角が欠ける。両翼を破壊すると翼の被膜の面積が少なくなる。
尻尾を破壊すると先端付近の甲殻が欠ける。切断は不可能。
背中以外は攻撃しやすく肉質も柔らかいので破壊に苦労する事は無いだろう。- 特徴的なギミックとして複数の部位破壊を行うと行動に影響が出る。
レイギエナは回り込み動作を行うが、その際に体勢を立て直す仕草が追加されるのである。
左翼+頭部の二箇所を部位破壊すると「左回りかつ滞空状態で終わる回り込み」が、
左翼+尻尾の二箇所を部位破壊すると「左回りかつ地上状態で終わる回り込み」に弱体化する。
右翼については上記の左回り部分を右回りと読み替えれば対応するモーションが判明する。
なお、この回り込み動作全般は毒状態時に全て弱体化するため、上手く活用したい。
- 特徴的なギミックとして複数の部位破壊を行うと行動に影響が出る。
- ちなみに冷気を扱うから火属性が弱点かと思いきや、実は一番有効なのは雷属性。
部位によっても通りにかなり差があり、属性の比重が大きい弓などでは翼に対して顔に3倍ほどのダメージとなる。
他にも毒の通りが良く、下位では毒投げナイフが支給されている。
毒の効果時間は短いもののダメージは高く、行動が弱体化するため特に有効である。- 上位ではリオハート装備に「毒ダメージ強化」というシリーズスキルがある。
これは毒の効果時間を延長するものであり、レイギエナ戦に相性がいい。
- 上位ではリオハート装備に「毒ダメージ強化」というシリーズスキルがある。
MHW:I
- MHW:Iでのマスターランクではバゼルギウス、イビルジョー、ヴァルハザク、
ネルギガンテの通常個体は登場せず、特殊個体*3に置き換わっており、
本種の特殊個体である凍て刺すレイギエナも登場しているものの
レイギエナのみ通常個体もオトモとして登場している。
- ストーリー上でも重要な面を与えられており、彼らが群れをなして新大陸から飛び去る所から物語が始まる。
通常陸珊瑚の台地にのみ棲息しているはずのレイギエナが渡りを行った事で調査団は追跡を行い、
結果として新たな土地である渡りの凍て地が発見される、という流れになっている。- この為、マスターランクでは陸珊瑚の台地と渡りの凍て地の両方で姿が見られる。
渡りの凍て地ではフィールド上の背景として多数のレイギエナがいるのが確認できる他、
特殊個体である凍て刺すレイギエナに付随し、連携して攻撃を行なってくることもある。
この特殊個体と通常個体はお互いにダメージを与えようとする事はなく、
まるでリオ夫婦やテスカト夫婦のようなコンビ関係となっており、
上述の通り同時にこちらを狙ってくる仕様となっている他、
特殊個体の呼び掛けで通常個体が召喚される事もあるという始末。そのせいでオトモギエナとか呼ばれたり
- この為、マスターランクでは陸珊瑚の台地と渡りの凍て地の両方で姿が見られる。
- 新たな縄張り争いも追加されており、オドガロン(亜種)、ベリオロス、怒り喰らうイビルジョー、
(激昂した)ラージャンとの縄張り争いが新しく確認できるようになった。
また、特殊個体である凍て刺すレイギエナとは縄張り争いの内容は一致している。- 何かとライバル扱いされやすいオドガロン種との縄張り争いでは、
レイギエナがオドガロンに飛びかかって爪で地面に押し付けるが、
抜け出したオドガロンがレイギエナの背中に飛びかかって噛みつきダメージを与え、
たまらず墜落するも華麗な動きで振り落とす……という互角の戦いとなっている。- オドガロン側の通常種と亜種ではダメージを食らうタイミングが異なり、
通常種は地面に押し付けられた瞬間、亜種は振り落とされた瞬間となっている。
- オドガロン側の通常種と亜種ではダメージを食らうタイミングが異なり、
- 氷属性飛竜の先輩であるベリオロスとの縄張り争いは
飛竜骨格モンスターとレックス骨格モンスターの縄張り争いと同じ内容で、
レイギエナが掴みかかって地面に投げつけるが、今度はベリオロスが組み伏せて首に噛みつき、
お互いにダメージを与え合って引き分けとなる……というもの。 - 怒り喰らうイビルジョーとの戦いは通常個体と同じ内容で完敗を喫してしまう。
- イビルジョーと同じく古龍級生物であるラージャン種との縄張り争いは、
他の飛竜骨格モンスターと同じく尻尾を掴まれた上無造作に投げられてしまって完敗。
- 何かとライバル扱いされやすいオドガロン種との縄張り争いでは、
- 他に通常種と特殊個体がマスターランクで共存しているモンスターは
イャンガルルガ、ラージャン、ブラキディオス、ベリオロスがいるが、
ガルルガは導きの地のレベルを上げると出現するモンスターで、他はアップデートでの登場である。
対してこちらは同時に登場な上、ストーリー上で狩る必要は全く無いので
下手をすると一頭も狩ることなくクリアしてしまうという事も普通にあり得るレベルである。- ただし前述の通り特殊個体のオトモとして頻繁に登場する為、
一回も姿を見ないという場合は殆どないだろう。
- ただし前述の通り特殊個体のオトモとして頻繁に登場する為、
派生作品
MHST2
- World出身のモンスターが数多く登場する中で、本種も堂々参戦。
当然オトモンにもできるほか、共闘パートナーのオトモンやストーリー上のボスとしても登場する好待遇を貰っている。
- 最初に登場するのは野生の個体ではなく、竜人族が暮らすルトゥ村の青年ライダーであるアルマのオトモン「シハク」。
彼らと共闘するアルカラ大陸までは、スピード攻撃持ちのオトモンがほとんどいないため、
貴重なスピード持ちオトモンとして活躍してくれるだろう。
また、単体技の「リベンジアイスドリル」や全体技の「フリーズバースト」、
火事場力【大】のそれぞれが二回強化された絆遺伝子を持っているため、
HP半分以下の時に放たれるリベンジアイスドリルは非常に良いダメージを与えてくれる。
- 敵としてはロロスカ地方最後の大ボスとして初登場。
傾向としては通常時はスピード、怒ると意外にもパワー、
全体すくみ無し+確率でスキル封じの「アイステイルスイープ」を撃つと空へ飛び上がりテクニックとなる。
翼を破壊すると墜落してダウンするのでさっさと破壊してしまおう。
- ボス個体撃破後は、通常個体がロロスカ地方の大穴付近に出現するようになる。
そのまま行くとラムル地方に移動してしまうので、欲しい人はロロスカ地方に一度戻ろう。
共闘探索はもう少し早く、レイギエナ凶光化イベント前の解放だったりするのはナイショの話。
なお、行動傾向はボス個体と変わらない。- 滞空状態の時に閃光玉を投げると墜落してダウンするが、
このダウン時に雷属性攻撃を当てると、帰巣率がアップする。
弱点を突いて大ダメージを与えられるほか、有用な遺伝子を多く持つため
ペイントボールも併用して積極的に帰巣を狙いたい。
- 滞空状態の時に閃光玉を投げると墜落してダウンするが、
オトモン
- 前述の個体を帰巣させるか、レアな巣を漁ればタマゴを手に入れることが出来る。
貴重な氷属性スピードタイプなのだが、同時期に同じ氷スピードのベリオロスも手に入るようになる。
ベリオロスとの比較では攻撃力が高いものの防御力で劣り、
HP・素早さ・会心率でやや優るが回復力が少ないという印象。
どちらを採用するかは個々人にお任せだろう。
- アクティブスキルは冷気遺伝子【小】の「コールドブラスト」、
冷気遺伝子【大】の「フリーズバースト」、そして背水遺伝子【大】の「リベンジアイスドリル」を持つ。- コールドブラストはスピードタイプの単体氷属性小ダメージ攻撃。
- フリーズバーストはパワータイプの全体氷属性中ダメージ攻撃で、低確率でスキル封じ状態にする。
- そしてリベンジアイスドリルはスピードタイプの単体氷属性中ダメージ攻撃で、
HPが低いほど攻撃力が上昇するという特徴を持つほか、スキル封じの追加効果もある。
氷属性のスピード単体攻撃として中々優秀な技であり、絆ゲージ消費も12と比較的軽い。
- 会心率に長ける上、会心遺伝子や会心絆遺伝子も持っていることが多いので、
クリティカル狙いで遺伝子構成を組むと良いだろう。
また、素でスピードおよびパワー技を持つため、ザボアザギルからテクニック技を
伝承するだけで3すくみ全てが揃えられるのも高ポイント。
ちなみにメインシリーズでは毒に弱いレイギエナだが、耐毒遺伝子を持っていることがある。
- クリア後に登場するクシャルダオラ・イヴェルカーナ共に氷テクニックなので
氷スピード枠としては引き続き出番があるもののステータスが及ばないのがネック。
また、無料タイトルアップデートでキリン亜種の登場が確定している為、
この時期での活躍はなかなか難しいところだろう。
- 絆技は「アイシクルリージョン」。
標的の周囲を凄まじい速さで旋回する様に飛翔し、
その軌跡に内側に無数の刃が突き出た氷壁を相手を取り囲むように構築。
更に超高速で上空へと飛翔し、氷壁に囲まれた相手の逃げ場を塞ぐかのように
無数の氷刃を降り注がせる……という非常に華麗な技。
ただし多くの場合は自分のオトモンではなくアルマのシハクによる絆技を先に見る事になるだろう。- アルマとシハクのアイシクルリージョンは、
他の共闘パートナーやオトモンと同様に追加演出を含んだ特殊仕様。
無数の氷刃を降らせた後に自らも冷気を纏い、巨大な氷の矢となって急降下、
敵の頭上から特攻を仕掛ける。
- アルマとシハクのアイシクルリージョンは、
- 本種のタマゴの柄はバゼルギウスのものとよく似ている気がする。
レイギエナの方が若干色合いが明るいため、
よく目を凝らせば判別は可能であるが、慣れないと判別が難しいかもしれない。
今作のバゼルギウスは寒冷地に適応しているのか、タマゴが入手できるエリアも被ってしまっている。
ただし、タマゴの重さが異なる*4ので入手したときはナビルーのコメントを見逃さないようにしよう。
MHNow
- 渡りの凍て地に渡りを行っていたレイギエナだが、今度は現実世界にまで渡ってきてしまったのか、
位置情報ゲームであるMHNowにレイギエナも颯爽と参戦。
本作のリリース時はMHWorld登場モンスターのみが実装されており、
レイギエナもそうした一体としてピックアップされたようだ。
- 登場フィールドはメインシリーズでの生息地から大きくかけ離れた沼地エリア。
陸珊瑚の台地を再現したエリアや寒冷地エリアも無いため仕方ないが、
幻想的なフィールドからなんともよどんだ場所に配置されてしまったものである。
台地の主から沼地の主にジョブチェンジか
ちなみにラフィノス、シャムオス、パオウルムー、ツィツィヤックなど、
陸珊瑚の台地からのモンスターは総じて沼地エリアに充てられる傾向にある。- 今作にはMHWorldに登場した生態系の“主”が3種とも参戦しており、
古代樹の森の主であった火竜リオレウスは森林エリアのみに登場し、
大蟻塚の荒地の主であった角竜ディアブロスは砂漠エリアのみに登場している。
また、レイギエナ含め全員が★5から登場する強豪モンスターになっているなど、
それぞれが生態系エリアの主の名に恥じぬ強敵として君臨しているようだ。
- また、後に瘴気の谷の同ポジションにしてレイギエナのライバル的存在である惨爪竜オドガロンも
大型アップデートで追加されており、「新大陸の白き風」の面子が現実世界にも揃い踏みする事となった。
なお残念ながらこのメンバーが含まれる大連続狩猟のパターンは確認されていない模様。
新生態系マップの「雪原エリア」が追加されることになり、ようやくレイギエナ待望の寒冷地へ進出する事ができた。
以前よりも出会える確率も大きく上がっているため、素材集めがより捗るようになったと言えるだろう。 - 今作にはMHWorldに登場した生態系の“主”が3種とも参戦しており、
- 初登場するのは、プレシーズンストーリーのリオレイアを制した後のチャプター10「凍てつく風」。
タイトルからしてレイギエナの登場が丸わかりな名前になっているため、気を引き締めよう。- 同チャプターでは10-2で★5のパオウルムーの緊急クエストがあり、
10-3ではアンジャナフ2頭の討伐が、10-4では採集ポイントから鱗のようなものを10個集めるなどのクエストが挟まる。
鱗そのものじゃなくて鱗のようなものなのは何故なのだろうか…
本命のレイギエナは10-5の緊急クエスト「風雅な捕食者レイギエナ」で、
前述の通り最初から★5という下位最高ランクで堂々と登場する。
クエスト説明文で「ヒエヒエのブレスを吐く」と言われているが、
本種の冷気放射は全身の分泌腺から放たれる物なのでブレスとは別物なのは内緒
- 緊急クエストでは毎回登場ムービーが流れるが、
レイギエナのそれは沼地を舞台に華麗な宙返りを披露してハンターの前に降り立つというもの。
MHWorldにおいて研究基地の目の前でラフィノスを捕食していたムービーを彷彿とさせる見事なモーションである。
- 同チャプターでは10-2で★5のパオウルムーの緊急クエストがあり、
戦闘能力
- 最低ランクが★5のモンスターという事もあり、その戦闘能力は極めて高い。
まず基礎攻撃力が非常に高く、並みの防御力ではほとんどのモーションで瀕死、ないしワンパン圏内に入るという有様。
狩猟前に求められる防御力(318)以下は勿論、この防御力に達していてなお2発くらえば乙は免れない威力である。
乙で時間を取られない為にも狩猟前には体力を満タンにし、回復薬は多めに用意して挑みたい。- そして体力もかなりの高水準で、たとえ規定の攻撃力に達していたとしても弱点属性でないならまず討伐に間に合わない。
無論レイギエナの行動に慣れていなかったり、攻撃を避けるのに必死で回避に専念していた場合もジリ貧だろう。
また、レイギエナはよく飛び回るのだが、これによって距離を離されてしまうと
レイギエナを追いかけ回すだけで時間が尽きてしまう事もある。 - 本作のレイギエナの弱点属性は火属性となっている。
なお、本家では第一弱点属性であった雷属性については一切効果がないので注意。
- そして体力もかなりの高水準で、たとえ規定の攻撃力に達していたとしても弱点属性でないならまず討伐に間に合わない。
- レイギエナ自身のモーションも多彩かつ脅威。
まず殆どのモーションが出が早く非常に素早いため、赤いオーラを纏う予備動作を見逃すと被弾は免れない。
地上攻撃は事前動作が少なく範囲の広い突進以外はそこまで警戒するべきモーションもないが、
やはり卓越した飛行能力を駆使した空中戦で本領を発揮する。、
たとえ地上にいても瞬時に舞い上がり滞空攻撃を仕掛けてくるため、レイギエナが何を繰り出してくるか用心深く観察しよう。- 空中でも噛み付きや爪引っ掻きなどの軽い攻撃を繰り出してくるが、
ロックオンをしていると少々避けづらい。
錐揉み回転突進はレイギエナのモーションの中でも特に素早いが、範囲が狭いため回避さえ出来れば当たる事はない。
ただし、レイギエナ自身がハンターから離れて遠くに行ってしまうため、追いかけるのに一苦労する。
- 空中でも噛み付きや爪引っ掻きなどの軽い攻撃を繰り出してくるが、
- 最も脅威的なのが氷結物質を振り撒く冷気放射。
地上にいる場合と空中にいる場合でそれぞれ複数パターンがあり、
モーションも素早いものばかりな為、どこに放とうとしているのか覚えるのが肝心である。
なお、攻撃の瞬間には当たり判定があるが、地面に霜のように残るエフェクトには判定がない。
この為、回避の方向さえ間違えなければ被弾の心配もないだろう。- 地上状態から繰り出してくる冷気放射では、瞬時に身を翻して尾を叩きつける逆サマーソルトと、
翼を拡げてから回転して扇状に冷気を放つ2種類が存在する。
逆サマーソルトの方は出がメインシリーズより遅くなっているが、叩きつける瞬間はかなり早く、
狙いも結構正確であるため予備動作を見たらすぐに横回避しよう。
冷気は縦方向に出るが、範囲はかなり狭めなのでそこまで気にしなくても大丈夫。
回転攻撃も事前モーションは長めだが回転が早いため、早めの回避を心がけたい。
冷気の範囲はかなり広い為、避けれるか不安なようなら離れるか、後ろ側に回り込みたい。- 2023/10/04のアップデートで攻撃範囲が若干縮小された。
これによって冷気放射はかなり避けやすくなった為、レイギエナが苦手な場合でも対処しやすくなったと言えるだろう。
- 2023/10/04のアップデートで攻撃範囲が若干縮小された。
- 空中では冷気を前方直線上に放つものと、自身の前方扇状に放つ2種類が存在するため、見極めが肝心。
直線上に放つものは横回避で大丈夫だが、扇状に放つものは横回避だと被弾する確率が高く、前方或いは後方への回避が最も安全になるため、
レイギエナが冷気放射を繰り出してきた時は、予備動作を見て左右に避けるか、前後に避けるかの2択を迫られる事となる。
空中では事前動作と攻撃モーションを合わせてかなり長めに時間を取られてしまう上、
その間もずっと滞空しているためこちらから攻撃しづらい。
時間が厳しい今作でモンスターだけが動ける状況はよろしくないため、
慣れてきたらギリギリまで攻撃したり、あるいはSP技で無理やり攻め込むのも良いだろう。
- 飛行や冷気放射などの行動は、本編同様毒にすることで抑制が可能。
どうしても避けられずダメージを貰ってしまう…という場合は毒武器で狩るといいだろう。
- 地上状態から繰り出してくる冷気放射では、瞬時に身を翻して尾を叩きつける逆サマーソルトと、
- 近距離武器では突進や空中噛みつきも脅威になりがち。
- Nowの飛竜種の突進は総じて出が早く、また横への当たり判定も広め。
距離を取って戦える遠距離武器ならばまだしも、近距離での戦いを余儀なくされる武器にとっては
正面から相対している時に突進を繰り出されるとほぼ被弾が確定する。
特にロックオンで頭を狙う機会の多く、隙の多い武器(ハンマーなど)が犠牲になる事が多い。
正面から戦わざるを得ない時は、ジャスト回避を視野に入れた運用は勿論だが、
SP技を用いて安全に戦う事も忘れないようにしよう。
- 多くの飛竜種は攻撃モーションに入る前にハンターへ軸合わせを行うが、
レイギエナの空中噛みつきは圧倒的に出が早い上に軸合わせと攻撃を同時に行う。
このため、背中側から戦っているハンターが意表を突かれて被弾しやすい。
この攻撃が存在することにより、レイギエナの周囲360°は全て危険地帯となっている。
- Nowの飛竜種の突進は総じて出が早く、また横への当たり判定も広め。
- 総じて下位最高峰レベルである★5モンスターとしてハンターの前に立ちはだかる壁となっており、
ここまで進めて来れたというプレイヤーも多くがここで躓く事となった。- 解決策としては、やはり弱点属性の武器で挑む事。
今作がどれほど属性偏重かというと、(相手にも依るが)ただ単に攻撃力の高い武器よりも、
そこから攻撃力が100程度低い弱点属性武器の方がダメージが入るというレベルである。
レイギエナならば火属性武器を担いでいけばその違いが1発で分かるだろう。
火力は火属性に譲るが先述のとおり行動を抑制できる毒属性もなかなか。
- 解決策としては、やはり弱点属性の武器で挑む事。
余談
- 公式から明言はされていないが、独自の飛行や空を強調する説明文など数多くの要素から
「実はリオレウスやセルレギオス、ライゼクスに匹敵する飛行能力なのでは?」と考えるハンターもいるようだ。- 更に「一部の生態行動が一致」「(風に頼っているとはいえ)陸珊瑚の台地の空を支配している」
「獲物を捕らえるのに特化した脚爪」「嘴と顎の棘を持つ」などは同じく主クラスのモンスターであるリオレウスを彷彿させる。
そして、「火のリオレウスに対する氷属性」「毒に弱いとされているが、火竜はその毒を使う」
「渡りの凍て地の凍て刺すレイギエナと通常のレイギエナが繰り出すリオス夫婦のような強力な連携」
「通常種は互いに属性の通りが普通だが、強化個体であるリオレウス亜種は氷弱点で同じく強化個体である凍て刺すレイギエナは火が弱点」など、
リオレウスを意識したかのような要素があり、一部では「リオレウスの隠れたライバルでは?」「氷版リオレウスとして対照的にしたのでは?」という憶測もある。
- ただし、ライバル関係が明言されている他モンスターと違い、公式からの明言は今のところ見当たらず、
実際のところは現在も不明なままである。あくまでも憶測程度の話なのはご注意。
- 更に「一部の生態行動が一致」「(風に頼っているとはいえ)陸珊瑚の台地の空を支配している」
- 陸珊瑚の台地には様々なモンスターが生息しているが、白寄りの体色のモンスターが多い。
パオウルムー、ラフィノスの二種はもちろん、レイギエナも腹側は一面乳白色でありどれもこれも色が似通っている。
おまけに飛竜体型で空を飛んでて餌場/溜まり場までかぶっているため、
これらが集まる状況が発生するとどれがどのモンスターだか判らなくなるなんて場合がある。
- 発売前のコラボなどでは出番が多く、パズドラとのコラボで抜擢されただけでなく、
競馬「有馬記念」とのコラボでは出走馬(?)としても抜擢されている。
翼膜を広げると出走するモンスター群の中でも一番画面占有率が高く、目立っている。
- イーカプコンにてパオウルムー、プケプケといったモンスターと共にグッズ化されたが、
その際レイギエナもデフォルメされたデザインを与えられたが、これがやたらと嘴が強調されたものだった為
公開当初のユーザーからの評価は賛否両論であった。
- 名前の由来は英語で「エイ」を意味する「レイ」とアラビア語で「羽」を意味する「ギエナ」からである。
容姿については青と黒の鮮やかな体色、ほかの飛竜とは違う独特な形をしたフォルムなどからして
モチーフはおそらくアオミノウミウシか。
アオミノウミウシは別名ブルードラゴンとも呼ばれる浮遊性のウミウシであり、
風漂竜レイギエナと同じように海面を漂いながらクラゲなどを捕食し、生活している。
特徴的なのはその幻想的な見た目であろう。
ウミウシといえば水中にいるナメクジのような生き物を思い浮かべるだろうが、
アオミノウミウシはまるでトカゲのような一般的なウミウシとはかけ離れた見た目をしている。
ミノの名の由来でもある特徴的なヒレはまるで人間の手を広げたような形をしている。
レイギエナの特徴的な翼も、被膜が骨1本につき1枚ずつ分かれているため同じように手のように見えるだろう。
しかし、レイギエナが陸珊瑚の台地の主であるためかなりの実力者であるのとは違い、
アオミノウミウシはたった数センチしかないためとても小さな生き物である。
だが、クラゲを主食としている為その毒を体に持っており、決して触ってはいけない。
この点も毒に弱いレイギエナとは真逆である。
- 青く輝く「分泌腺」であるが、腺とは「分泌活動を行う細胞の集まりの総称」なので、
大半の生物にも備わっている器官である。
涙なら涙腺、唾なら唾液腺、毒なら毒腺となるため、こちらの場合は差し詰め「氷結腺」と言った所だろうか。- 因みにボルボロス亜種やガムート、ザボアザギルも雪や氷に纏わる分泌物を出している。
- 渡りの凍て地では無数のレイギエナが飛び交って群生しているのが確認できる。
大型モンスターがここまで群生しているのを視認できるのは貴重。
ただし群生している場所はエリア範囲外のため、大群が襲ってくるようなことはなく、
背景の一部となっている。
公式ツイートをみるに、まだ未調査区域ということらしい。- MH4の時点で天空山の背景にリオレウスのような飛竜が多数飛んでいる様子が見られたが、
実際の正体が不明だったあちらとは異なり、こちらはレイギエナだと明言されている。
- MH4の時点で天空山の背景にリオレウスのような飛竜が多数飛んでいる様子が見られたが、
素材
固有素材のアイコンはすべて青色。厚鱗、重尾膜、天鱗、瞬間凍結袋は凍て刺すレイギエナからも手に入る。
- 氷結袋/凍結袋/瞬間凍結袋
- おなじみの袋素材だがMHWorld唯一の氷属性ゆえ下位/上位ではレイギエナからしか手に入らない。
マスター級の瞬間凍結袋は凍て刺す方やブラントドス、ベリオロスからも手に入る。
- 風漂竜の鱗
- レイギエナの鱗。汎用性が高く、幅広い用途に使われる。
上位素材は「風漂竜の上鱗」マスター級素材は「風漂竜の厚鱗」として区別して取り扱われる。
MHNowでは良質な素材として「風漂竜の良質な鱗」が入手できる。
- 風漂竜の皮
- レイギエナの皮。部位によって黒、青、白と様々な色に分かれた素材。
硬い材質で、防具によく使われる。
上位素材は「風漂竜の上皮」マスター級素材は「風漂竜の厚皮」として区別して取り扱われる。
導きの地に生息する個体からは「滑らかな氷皮」、
その中でも歴戦の個体のものは「歴戦の氷皮」と呼ばれる。
- 風漂竜の爪
- レイギエナの爪。氷属性を付与する性質を持ち、触れるとひんやりとしている。
上位素材は「風漂竜の尖爪」、マスター級素材は「風漂竜の剛爪」として区別して取り扱われる。
- 風漂竜の翼膜
- レイギエナの翼膜。台地の湧昇風を捉え、本種の自在な空中機動を可能にしている。
柔軟な材質で防具によく使われる。
上位、マスター級では翼そのものが「風漂竜の翼」「風漂竜の剛翼」としてそのまま手に入る。
- 風漂竜の尾膜
- レイギエナの尾膜。翼膜とは別の素材として扱われる。
こちらも柔軟な材質で防具によく使われる。
他モンスター同様上位素材はなく、「風漂竜の重尾膜」というマスター級素材がある。
- 風漂竜の逆鱗
- レイギエナの逆鱗。なかなか手に入らないと言われる希少な逸品で、武具強化の鍵となる。
- 風漂竜の宝玉
- レイギエナの体内で生成されると言われる希少な玉石。武具性能を飛躍的に高める。
- 風漂竜の天鱗
- レイギエナの天鱗。武具に用いれば、地を統べ、天を掴むとされる。
関連項目
モンスター/凍て刺すレイギエナ
武器/ギエナ武器
防具/ギエナシリーズ
世界観/頂点捕食者 - 陸珊瑚の台地の主。
フィールド/瘴気の谷 - レイギエナの死骸が降ってくることがある。
フィールド/渡りの凍て地 - レイギエナの異常な行動が発端となって発見された新天地。
モンスター/ベリオロス - 氷属性飛竜種の先輩。縄張り争いでの実力は拮抗している。
モンスター/デュラガウア - 寒冷地以外に棲息する冷気を操る飛竜種の先輩。