モンスター/ドスバギィ

Last-modified: 2019-10-01 (火) 01:27:21
種族
鳥竜種(竜盤目 鳥脚亜目 走竜下目 狗竜上科 バギィ科)
別名
眠狗竜(みんくりゅう)
英語表記
Great Baggi
危険度
MH3・MHP3・MH3G:★3
登場作品
MH3, MHP3, MH3G, MHST, MHXR
狩猟地
凍土, モガの森(MH3G)

目次

生態・特徴 Edit

バギィの群れを束ねるボス。バギィたちはこの個体の指揮の下に活動している。
通常のバギィとは比較にならないほどの体格にまで巨大化しており(詳しくは後述)、
トサカもまるで角のように前方に突き出すような形で大きく発達しているため、判別は容易である。
口から吐く睡眠液で獲物を狩る様子から、ハンターズギルドでは「眠狗竜」とも呼ぶ。
バギィを知るハンターがドスバギィと初めて邂逅した場合、何よりまず驚かされるのがその体格だろう。
通常のバギィが小型モンスターの中でもかなり小柄な体躯であるのに対し、
ドスバギィは鳥竜種としては稀に見るほどの巨躯を誇る。
基本的に通常のバギィの倍以上はあり、個体によっては飛竜種や獣竜種などの大型モンスターと比べても
決して見劣りしないほどの体格にまで成長している場合もある。
それに応じて生命力もより強くなっており、ちょっとやそっとの攻撃では怯みもしない。
また、体重も著しく増加しており(比較的小柄な個体でも落とし穴が有効であるほど)、
武装したハンターを体当たり一発で容易に跳ね飛ばせるほどのパワーを誇る。
その反面俊敏性ではバギィに劣るが、近年ではその弱点すら克服し、
パワーとスピードを兼ね備えたとりわけ強力な個体も確認されている。
このような個体を相手にした場合、充分な経験を積んだハンターであっても、
甘い考えを抱いたまま狩猟に挑めば返り討ちに遭うのが関の山だろう。
単体でもかなりの難敵となり得るが、その特性上配下のバギィを多数従えており、
ほとんどの場合がそのバギィの群れと共に襲い掛かってくる。
通常のバギィより狡猾で高い頭脳と絶対的な統率力を持ち、
複数のバギィを利用して獲物を自分の方へと誘導したり、
群れで取り囲んで一斉に催眠性の体液を吐き掛けたりなど、様々な作戦を展開して獲物を追い込む。
バギィが一掃されてしまうとすぐさま辺りに咆哮を響かせ、
どこからともなく聞きつけたバギィを召集する。
さらには高い知能に加えて標的の状態を的確に把握する鋭い洞察力も持ち合わせており、
睡眠液を浴びて昏倒した相手は勿論、砥石や回復薬などで足を止めたハンターに対しても
隙を見逃すまいと自身の大技であるショルダータックルを目敏く叩き込んでくる。
日常では滅多に対峙し得ないであろう、人間の諸動作の中から隙を的確に把握してくることからも、
本種の持つ高い知能と洞察力が伺える。
なお、ドスバギィは普段は獲物を眠らせて捕えようとする動きを群れに指示しているらしいが、
ドスバギィが興奮すると、それに釣られるようにバギィ達も興奮し、
群れ全体が普段より攻撃的になる。

概要 Edit

  • MH3系列に登場するバギィの大型個体。
    大きなトサカが特徴で、凍土に生息する。
    MHP3以降は眠狗竜と呼ばれるようになった。
  • バギィ同様に口から催眠効果のある液体を吐く。
    バギィを呼び寄せて獲物を取り囲み、一斉に睡眠液を吐きかけるという連携を見せる事もある。
    これまでに登場したモンスターの中でも、特に群れの中での意思疎通が分かりやすい頭脳派モンスター。
    催眠液を浴びて動きの鈍ったハンターに対しては、必殺のタックルを高確率でしかけてくる。
    また回転尻尾攻撃を一回転と半回転を使い分けてこちらを惑わしたりと、とにかく狡猾な戦法を得意とする。
  • 戦う際には睡眠対策は必須。ドスバギィに加えて周囲のバギィが頻繁に睡眠液を吐きかけてくるので
    睡眠対策なしではまともに戦うことすらままならない。
    特にランスのように機動力が低く雑魚の掃除が苦手な武器では地獄を見させられる。
    たかが中型の鳥竜種と侮ることのないようにしよう。
  • 意外にもかなり大きい。特に成長した個体はイャンガルルガよりも大きく、
    何気に初登場から約5年間に渡り、鳥竜種最大級の生物の座についていた
    (その後、ファルノックの登場でその地位に揺らぎが見え、フォロクルルの登場により現在では完全に失脚してしまった)。
    とはいえ翼を持たない鳥竜種の中では、そしてメインシリーズに限れば依然最大である。
    金冠サイズともなれば、最小金冠の飛竜獣竜くらいの大きさになる。
    • ちなみに、生物には同系統ならば寒冷地帯に生息する種ほど大型化する傾向がある。
      これをベルクマンの法則と言う。
      これは、体から生み出される熱は大きさの3乗に比例し、
      身体から放出される熱は大きさの2乗に比例するため、
      身体が大きいほど体温を保つのに有利だからである。
      …もっとも、モンハンの世界では砂漠地帯に飛竜種最大級のディアブロスが生息していたり、
      火山に海竜種の中でも大型なアグナコトルがいたりする
      (しかも凍土に棲む亜種は火山に棲む通常種より小さい)ので、
      また別の法則が存在するのかもしれない。
  • 睡眠ブレスと氷ブレスという違いはあれど、寒冷地に生息する小・中型鳥竜種という点で言えば
    ギアノスドスギアノスのほぼ完全な継承者となっている。
    ドスギアノスが長らくMHP2(G)にしか登場していなかったこともあり、
    MH3以降で精密化された多くの仕様を持つドスバギィは、
    種としてドスギアノスを完全に上回っていると言っても過言ではなかった。
    ただし、その後MHXXにて復活したドスギアノスはMH4以降のドスランポス系モーションを獲得したので、
    今では互角程度だろうか。
    しかし部下のバギィ共々やたらと体力が多く、
    なおかつ下記の通りG級個体は凄まじい行動速度を誇るので、
    ドスバギィの狩猟の方が苦戦したと記憶するハンターも少なくない。
    なお、小・中型鳥竜種にしての体力の多さに関しては、
    ギアノスらよりもイーオスとドスイーオスの特徴に近い。
  • こいつも「ヘーイ!」(タックル)をやってくるが、
    ドスジャギィに比べて明らかに日本語っぽく聞こえる。
    しかも野太い。また、部下への指令も「ゴォー!」と重厚な感じ。
  • MHP3の上位クエストでは何かとウルクススばかり残念がられるが、
    実はドスバギィにも単体狩猟クエストが存在しない
    しかし誰も気にとめない。不思議である。
    しかもこちらはイベントクエストにも存在しないので、
    素材はウルクススと同時に狩猟する「青と白の挽歌」で集めなさいということなのだろう。
    しかし、ドスバギィはこのクエストでは銀冠しか登場しないため、
    金冠を手に入れるためには嫌でも他のクエストに行かなければならない。
    ハンター泣かせである。
  • MH3GのG級では、通常の行動速度が上位怒り並にまで引き上げられており
    怒り時になるとまるで早回しのビデオを見ているかのような光景が繰り広げられる
    さらに、あのリオレウスのようにバックジャンプしながら睡眠液を吐きかけるという新技まで習得。
    上記の狡猾さ、体躯の大きさと相まって、G級ドス鳥竜の中でも非常に鬱陶しいともっぱらの評判である。
    • ただ、逆にG級のスピードに慣れてしまうと、下位や上位の個体の動きが非常に遅く感じられ、
      場合によっては、G級の時と同じ感覚で回避しようとしたら攻撃に当たってしまった、ということも…。
      まぁ、これはドスバギィに限らず、他の狗竜系にも言えることであるが。
    幸い、G級で遭遇するのは、素材ツアー乱入などを除けば大連続狩猟クエストなどの
    複数のモンスターをターゲットとしたクエストのみであり、
    その関係上、体力そのものはどのクエストでも低めに設定されている。
    とはいっても、他の狗竜系たちより遥かに高いことに変わりはないが…。
    一応、ドスバギィは罠や閃光玉の効果時間が比較的長いので、
    出会い頭にこれらを駆使してダメージを稼ぐと、そのあとの戦闘がかなり楽になる。
    • G級におけるその強さは、過去作品におけるショウグンギザミと同様、
      大半の攻撃がスーパーアーマーで対処できてしまうという特性によるものも大きい。
      睡眠液やタックルに隠れがちだが、噛みつきや尻尾回転の威力も意外と侮れない。
      SAで無視している間にかなりのダメージが蓄積されているということも結構あり、
      体力が減っていることに気が付かずタックルを食らって力尽きる、ということが意外とある。
      SAが強い武器を使用している場合は体力ゲージに気を配りたい。

MHST Edit

  • MHSTには久しぶりとなる参戦を決め、終盤のセリオン山でバギィと共に初めて姿を見せる。
  • ストーリー終盤の登場だけあって地味に厄介な敵となっている。
    まずドスジャギィ同様のルーチンであるため耐久の低いライダーが集中狙いされやすい。
    基本はスピードメインだがパワー・テクニック攻撃の頻度も高いため行動が読みにくく、
    更にバギィ種おなじみの睡眠液でこちらを眠らせてくるほか、「バギィコンボ」というスキルも使用する。
    これには3すくみ全てのパターンが存在し、
    しかもどれをどのタイミングで使うかは完全にランダム
    さらに種類の違うコンボを連続で出すと確率で睡眠が付与されるという厄介な攻撃である。
    通常・コンボとも読みにくいため真っ向勝負に勝ちにくいうえ、
    勝てなかった場合ダメージを受けつつ睡眠状態にされる恐れもあるので、
    睡眠対策をとるか特技封じ状態にする等、工夫して戦わないと痛い目を見やすい。
    • バグか仕様かは不明だが、バギィコンボはなぜか外した場合にも睡眠が付与される
      単に目潰しや回避率上昇技を行なっただけでは対策としては不十分なため注意すること。
  • 本作ではMHP3とはまた違った事情で、上位素材を集めるのが大変なことでも有名。
    なぜなら、ドスバギィが出現する地域では例外なくイビルジョーが乱入する可能性があるからである。
    本作での乱入はMHP3の乱入クエストなどと違って事前に戦っていた相手は逃げ出してしまうため、
    いくらダメージを与えていても討伐できなかった場合は素材は一切手に入らなくなってしまうのだ。
    幸い下位個体は通常フィールドでも登場するためまだ遭遇しやすいのだが、
    上位個体は生息地自体も大きく限られているため、素材集めに非常に苦労することになる。
    運よく遭遇できたらなるべく速攻で討伐してしまいたい。

オトモン Edit

  • オトモンにした場合、終盤に登場するとはいえドス鳥竜なのでステータスは低い。
    なにせ素早さは高いものの、それ以外の最大HP、攻撃力、防御力は最低クラスである。
    ライドアクションは「巣穴探知」であるなど、ドスジャギィと酷似した性能だが、
    あろうことかドスジャギィよりも防御力が低い。睡眠攻撃を得た故の代償ということか…
  • 絆技は「ドスララバイト」。
    ドス+ララバイ(lullaby、子守唄)+バイト(bite、噛み付く)というネーミングだろう。
    配下のバギィ達を呼び出して跳躍し、一斉に噛み付きにかかるという内容になっており、
    ドスジャギィの絆技「ドストライク」によく似ているが、なぜか呼び出す配下はこちらの方が2体多い。
    統率力の違いを見せつけているのだろうか…
    相手を確定で睡眠状態にするので、そこをうまく利用していきたい。

余談 Edit

  • MH3Gでもドスジャギィ, ラングロトラ, ウルクススと共に、
    G級では単体クエストが存在しないという扱いを受けている。
    このため、素材はクエスト「青と白の挽歌」や「地獄の大雪合戦」で集めなければならない。
    • 前作の反省を受けてか、前者はドスバギィとウルクススが2頭ずつ出てくる仕様に変更されており、
      ウルクスス、ドスバギィどちらの素材集めも格段に楽になっている。
  • 後者はドスバギィ2頭の後にブラキディオス1頭を狩猟するという内容で、
    ブラキディオスのレア素材「砕竜の天殻」が出やすいため、
    連戦する人が多い人気(?)クエストである。
    ただし、ぶっちゃけ前座のドスバギィの方が強い。
    詳細はリンク先を参照。
  • MH4では同期のドスジャギィが復活していたにも拘らずまさかの不参戦
    更にMH4では毒属性持ちや麻痺属性持ちの中型鳥竜種もいた事もあって
    モンハン史上初の三大状態異常属性持ちの中型鳥竜種トリオは実現しなかった。
    • ただ、もしも参戦していたならば当然彼も狂竜ウイルスに晒されるわけで
      もしもG級のターボっぷりに狂竜症が加わったなら、それはもう恐ろしいことになっていただろう…
    • MHXXでは同じく寒冷地帯の鳥竜種であるドスギアノスがドスバギィを差し置いて復活したものの、前述の通り毒持ち麻痺持ちも存在するMHSTで登場を果たし、「MH外伝RPGで」という形で遂に三大トリオが実現したのだった。
  • そのトサカの形と顔つきから、よく初代スネ○と言われたりする。確かに目付きは彼に見えなくもない。
    ちなみに、2代目ス○夫はこいつ
  • スマートフォンゲーム「パズル&ドラゴンズ」とのコラボレーション で、ガチャに銀卵枠、
    いわゆるハズレ枠のキャラとして登場していた…のだが、色々な要素が重なった結果、
    ほぼ常時受けるダメージを軽減するというスキルを持つキャラになり、
    ハズレどころかコラボの一番の目玉となってしまっている。
    しかも、現在のところ同系統スキルを持つ他のキャラと比べても、
    ドスバギィを超える効率を持つキャラは居ない*1
    公式が調整をミスってしまった結果のまさかまさかの大躍進である。
    • ゲーム中で例えるなら、狩技の鉄鋼身を少し弱めた代わりに
      いついかなる時でも発動状態にしておけるようなもの。もちろんダッシュは自由、ノーリスク。
      こう書けばどれだけ理不尽な効果を持っているかわかるだろう。
    • なお、同期のドスジャギィも同じ銀卵枠なのだが、
      こちらは攻撃力の強化とそこそこ有能なキャラになっている。
      一時期はドスジャギィの方が大当たり扱いされていた。

素材 Edit

睡眠袋
強力な催眠性の体液を生み出す内臓器官。
バギィは元々この体液を用いて獲物を狩る習性を持つが、
大型化した影響によりドスバギィのそれはより強力な催眠性を持つ。
上位以上の個体からは一層強力な効能を発揮する「昏睡袋」が入手できる。
眠狗竜の皮
ドスバギィの皮。強力な個体ほど厚くて頑丈で、傷をつけるのが困難だという。
上質なものは「上皮」、最強の眠狗竜から剥ぎ取れるものは「厚皮」と呼ばれる。
眠狗竜の爪
ドスバギィの爪。バギィに比べると野太く発達しており、獲物を一撃の下に仕留める。
上質なものは「尖爪」と呼ばれる。
かつては「鳥竜種の尖爪」と呼ばれ、ドスジャギィのものと一括して扱われていた。
なお、MHFにも「鳥竜種の尖爪」という素材が登場するが、名前が同じだけのまったく別の素材である。
王者のトサカ
ドスバギィの頭部にある大きく発達したトサカ。群れのボスたる象徴である。
通常のバギィにもトサカはあるが、比べ物にならない程大きくなっている。
ドスバギィの頭部はドスジャギィよりも耐久値が高く、破壊には若干だが時間が掛かる。
しかもドスバギィはドスジャギィより体躯も大きいので頭を狙いにくい。
適当に武器を振り回していても部位破壊を達成出来るドスジャギィとは大違いである。
それ故、このトサカの入手は、狩りにだいぶ慣れてきた証拠とされる。
凶暴なバギィの群れを束ねる強力な個体のトサカは「偉大なトサカ」と呼ばれる。
眠狗竜の頭
MHSTで初登場したドスバギィの上位素材。
ドスバギィの頭をそのまま切り出したもの。被ると少し偉くなった気分を味わえるらしい。
眠狗竜の骨
ドスバギィの骨。
MHXRで追加された固有素材。

関連項目 Edit

モンスター/バギィ
モンスター/ドスジャギィ - 「狗竜」の異名を持つ近縁種。
モンスター/ドスフロギィ - 「毒狗竜」の異名を持つ近縁種。
BGM/中型モンスター戦闘BGM

ドスバギィ素材の装備 Edit

武器/アズールクレスト - ランス
武器/レムオルニスナイフ - 片手剣
武器/骨縛刀【カゲヌイ】 - チャナガブル武器だがドスバギィ素材も混ぜ込む。チャナガブルがいないMHP3ではドスバギィ素材がメインのバギィ武器。
防具/バギィシリーズ


*1 6ターンの間ダメージを軽減し、再使用まで7ターンなので無防備になるタイミングが1ターンしかない。さらに現在はスキルが溜まる時間を早めるスキルが多数登場しているため、常時軽減状態を保つのも容易。