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目次
概要
- MH4全盛期に有名になったネットスラング。
文面通り、マルチプレイにおいて他のプレイヤーにハチミツの提供を要求するもので、
「ふんたー」や「ゆうた」の蔑称で呼ばれるプレイヤー群の象徴的な言動のひとつとされる。
- モンハンにおけるハチミツは、使用頻度の高い
回復薬グレート、栄養剤グレート、増強剤などの調合に消費されやすく、
なんだかんだで在庫が無くなりがちである。
特に初心者ほど回復薬の消耗は激しく、アイテム調達手段もなかなか整わないため、
野良のオンライン集会所でアイテムを渡す機能に目をつけ
初対面の人にハチミツをねだる地雷行為を目撃した
…という話が、転載も含めネットのあちこちで囁かれた。
実際の頻度や真偽のほどはともかく、このやり取りの中でふんたーたちが放つ台詞が、
「ハチミツください」や「はちみつちょうだい」である。- MH4は3DSで発売かつオンラインサービスが無料だったこともあり、
シリーズ中でもオンライン上のマナーや礼儀などを知らない若年層のプレイヤーが増えた作品とされる。
こうした環境から「ハチミツください」に代表される低年齢型地雷プレイヤーの話題は、
実感を伴ったありそうな体験談ということで広まりやすく、
ネット上では「ふんたー(ゆうた)が言いそうな台詞」として定番のネタと化していった。 - こうした地雷ハンターは定番の装備としてゴアシリーズ一式を着ているというイメージから、
ゴア一式の装備者 = ハチミツ乞食というレッテル貼りまで発生。
MHR:Sにてゴア・マガラとゴア装備一式が久々に復活した際、
ネット上ではMH4時代のハチミツ乞食ふんたーを思い出した者が多かったとか…。
とんだ風評被害である
- MH4は3DSで発売かつオンラインサービスが無料だったこともあり、
- ハチミツを他人から貰おうとするふんたーが多かった要因として、
農場や交易でハチミツを増やす設備を拡充していない可能性が挙げられる。
オンラインに潜り続けて集会所クエストばかり進めていては、拠点の設備は貧弱なままである。
あるいはただ面倒なだけなのかもしれない
- ハチミツと他のアイテムとの物々交換であれば快く取引できるが、
当然ながらふんたー側は何も差し出してくれないので、お強請りされた側には損しかない。
のらりくらりとかわす人や無視を決め込む人も多いが、
執拗にハチミツを要求するふんたーに対し「渡す」のアクションを取ったと見せて
もえないゴミや虫の死骸、モンスターのフンなどを渡して追っ払う
といった対処法も密かに流行っていた。- これは、相手が何のアイテムを渡そうとしているのか受け取るまで判別不可能だったことから
編み出された姑息な技である。
因みにMHWorld以降の作品では、受取前の段階でアイテム名がダイアログに表示される*1ので、
ふんたーがゴミを受け取ることはほぼ不可能に近い。
- これは、相手が何のアイテムを渡そうとしているのか受け取るまで判別不可能だったことから
- MH4では「ギルクエください」「改造クエ貼って」といったギルドクエスト乞食の方が問題視されていて、
プレイヤーの実感としてはMH3最初期の頃の方がハチミツを要求するふんたーは多かったという人もいる。- 同じようなスラングはMH3時代にも出回っており、その当時の言い回しは「ハチミツちょうだい」である。
ふんたーの地元は養蜂が盛んのはずなのだが…
- 同じようなスラングはMH3時代にも出回っており、その当時の言い回しは「ハチミツちょうだい」である。
- ハチミツをねだると言う行為そのものは初代MHやMHG、MH2の頃からオンラインで見られた光景ではある。
手持ちがどうしても足りない状況に陥ってしまった際には
やむを得ず落ち込むアクションを(頭を下げる代わりに)取りながら
「ハチミツください」とチャットでフレンドなどに頼み込むと言うのが一般的だった。- 当時はハチミツの入手性に難があり、助け合いの一種と言う印象も強かったため、
あまりネタにされるようなことは無かった。
とは言え、中には見ず知らずの他人にしつこくねだると言う問題行為もあったようではある。
この種のスラングの発祥時期や体験したタイミングは、
個人のモンハンプレイ歴による所も大きいだろう。
- 当時はハチミツの入手性に難があり、助け合いの一種と言う印象も強かったため、
- ネットリテラシーがある程度浸透した現在は、アイテム等を強引に欲するプレイヤーは大幅に減っている。
ハチミツを増やす機能もゲームを始めた時点で利用できることが多くなったため、
ハチミツ不足になることは無いであろう。
ハチミツくださいキャンペーン
- MHX発売前の公式Twitter(現:X)にて、ツイート数に応じた特典がダウンロードコンテンツで配信される
「ハチミツハンターキャンペーン」が開催された。
この時に応募対象となるツイートのハッシュタグが、「#MHXハチミツください」である。
なんと公式がこのノリに乗っかってしまった。
告知のバナー画像にはアオアシラが登場している。- 応募ツイートが400件に達するごとに1個、最大210(ニャンター)個ものハチミツが
アイテムパックとして配信されるという企画で、
結果的に37,585件の応募ツイートが募り、計93個のハチミツが配信された。
特にハチミツを増やす設備が整っていない序盤のハンター達は、
大量のハチミツを無償で貰えたことで大いに喜んだことだろう。
ちなみに「210」をニャンターではなく「ふんたー」と読み違えるネタもあった。
- 応募ツイートが400件に達するごとに1個、最大210(ニャンター)個ものハチミツが
- 味を占めたのか、次回作のMHXXの発売前にも同様の企画が立ち上げられた。
その名も「318個ハチミツくださいキャンペーン」。
対象ツイートのタグは「#MHXX318個ハチミツください」。
タイトルもハチミツくださいにしているあたり、明らかに便乗している感じがするものの、
こちらはなんと116,000件以上のツイートが募り、結果的に240個のハチミツが配布されたほか、
何故か安全養蜂着上下セットが1名にプレゼントされた。- こちらはゲーム内装備では無い、現実の
ハニーハンター人間が普通に着用できる装備であり
あろう事か見た目をまねたコスプレでは無く実際に本業の方が使用しているプロの仕事道具である。
- こちらはゲーム内装備では無い、現実の
- MHW(:I)では開催されなかったが、MHRiseではアオアシラが復活したこともあり
ハチミツくださいキャンペーンが復活。
「#モンハンライズハチミツください」を付けたツイートを集計し、
64,000件以上の応募ツイートが募り、ハチミツ50個が配布された。- 2023年1月には、同作のPS/Win/Xbox版発売を間近に控えたこともあり、
ハチミツ100個を贈呈するハチミツあげますキャンペーンが開催。
新年のお年玉という解釈なのか、キャンペーン名が完全に渡す側になっている。
告知ツイートには「HONEY NEW YEAR!」の一文が添えられており、
公式のハチミツに対する執念が感じ取られる。
なお、Switch版とSteam版は対象外である。ふざきんな!!111
- 2023年1月には、同作のPS/Win/Xbox版発売を間近に控えたこともあり、
余談
- 今となってはふんたーを象徴するワードとして知られているが、
このような言い回しが有名になったのは
ハチミツ好きな某D社の黄色いクマがハチミツを欲しがるイメージがあることから、
それに照らし合わせ愛嬌があるセリフとして使われるようになったと推測される。- ちなみに、この黄色いクマはオモチャの名称で
「はちみつちょうだい」というワードが使われたことはあるが、
作中で「ハチミツください」というセリフは一言も発していない。
最も意味が近いセリフでも、ハチミツを持っているキャラに対しての
「ほんの一口でいいから分けてくれない?」であろうか。
いわゆる「はちみつ食べたいなぁ」は二次創作のセリフである。
- ちなみに、この黄色いクマはオモチャの名称で
- ニンテンドー3DSで配信されていた任天堂のゲーム「バッジとれ~るセンター」にて
MHXとのコラボバッジが配信された際に、バイト*2がバッジの紹介中に
唐突にリアルウサギ化しつつ「ハチミツください」と発言するというネタが挟まれた。
任天堂にもネタにされるとは…。
関連項目
アイテム/ハチミツ
システム/渡す
モンハン用語/ふんたー - ハチミツください
モンスター/アオアシラ - ハチミツください
モンスター/紅兜アオアシラ - ハチミツください
モンスター/ヌシ・アオアシラ - ハチミツあげるね
アイテム/虫の死骸 - ふざきんな!!111
アイテム/もえないゴミ - ふざきんな!!111