MHP2(G)、MHP3に登場する防具。
概要
- 魔の力が宿ると言われるなんとも物騒なピアス。
その耳飾りは得物の力を限界まで引き出すが、代わりにその寿命を奪うと伝わる。
- ちなみに、MHP3では上記の文章が地味な説明文に変更されてしまった(後述)。
性能
- その名の通り、武器の斬れ味の限界を突破する匠がなんとこれ1つで発動する。
ピアス故に防御力は10だが、剣士諸君からすれば垂涎モノの一品。
- しかしながら、重大な欠陥が二つある。
1つは、伝説にも謳われている通り、これを装備すると漏れなくなまくらがついてくること。
そしてもう1つは、教官の秘蔵品故に訓練所貸与専用装備であることだ。- 訓練所ではスキルはピアスに頼っていることが多く、これも例外ではない。
この装備が貸与される場合、業物のSPが付与される防具はことごとく外されている。
そのため、どうしてもなまくらがつきまとう。
しかしながら、3種類あるその訓練はすべて斬れ味消費の少ない大剣なので、
実はそこまで致命的ではなかったりする。
- 訓練所ではスキルはピアスに頼っていることが多く、これも例外ではない。
- この装備が世に出回っていれば、匠と他のスキルとの組み合わせが夢のように広がり、
豪勢なスキル構成が可能になっていただろう。
しかしながら、そんな世界では一部武器を除き由々しき事態になっていたであろうことは想像に難くない。- ただし、漏れなくなまくらが発動するというデメリットを付けることで、
流通してもある程度のバランスは保てていたかもしれない
(匠と他の攻撃スキルの両立が容易になるがなまくらが発動する、又は業物が付けられず斬れ味維持が難しいなど)。
- ただし、漏れなくなまくらが発動するというデメリットを付けることで、
- MHP3では殆どの防具に於いて、匠と業物のSPが魔刃のピアスのように相反するものとなった。
そのため、一部例外を除き匠業物装備が非常に組みにくくなった。
その一方でこの装備はなんと匠+15のみとなり、
匠を1部位でデメリット無しで発動させる狂気の装備と化した。
…やっぱり教官の秘蔵品なので流通はしていない。- なお、武器説明文は「訓練所専用装備」だけである。魔力はいずこへ?
とにも、今作ではなまくらが発動しないため、ベタ移植なら矛盾していたところだろう。
それでも、細かな世界観がうかがえた武器説明文が簡略化されるのはどこかもの悲しいかもしれない。
- なお、武器説明文は「訓練所専用装備」だけである。魔力はいずこへ?
余談
- MHG・MHPでは全く同じスキルポイントの防具が「達人のピアス」という名前で登場している。
言うまでもなく「達人」はMH2以降は全く別のスキル系統名となったので名前が変えられたのだろう。
「魔刃」という字面から、メリットとデメリットが共存する効果がわかりやすくなっている。
- MHP2(G)では、なんと下位の討伐訓練からこの魔の力を扱える。
一刻も早くその力に与りたいなら、集団演習のガノトトス討伐訓練へ大剣で出撃してみよう。
その他、個人演習のディアブロス討伐訓練や、
チャレンジクエストのモンハンフェスタ01の大剣部門にもエントリーされている。
- よく「魔刃のピアスはどこで入手出来ますか?」という質問を見かけるが、あくまで訓練所貸与装備である。
所持者は間違いなく改造者なので注意しよう。もし改造するなら自己責任で迷惑のかからない範囲で行うこと。無論オンラインでの使用など以ての外である。