武器/鬼滅武器

Last-modified: 2023-08-15 (火) 03:05:12

目次

概要

  • 2018年9月1日から9月9日までMHXRにて実施された、
    週刊少年ジャンプで連載された漫画『鬼滅の刃』とのコラボによって登場した武器群。
    また、コラボで実装された防具についても記述する。
  • 実装されたのは、
    竈門炭治郎の武器「炭治郎の日輪刀」と「禰豆子の箱」、
    嘴平伊之助の武器「伊之助の日輪刀」、
    我妻善逸の武器「善逸の日輪刀」、
    防具として「炭治郎禰豆子シリーズ」と「伊之助しのぶシリーズ」がある。
    剣士用は「鬼殺」、ガンナー用は「鬼狩」と各部位の名称の後ろに付く。

炭治郎の日輪刀

  • 竈門炭治郎の日輪刀。分類は太刀であり、火属性。
    炭治郎は「水の呼吸」を使用するが、後に「ヒノカミ神楽」を使用できるようになったのが火属性の理由だと思われる。
  • 武器スキルは「一気集中+40%」と「いなしの構え【小】」。
  • 武技は「頑張れ炭治郎頑張れ!!」。
    自身の与えるダメージが3.5倍になり牙獣種モンスターに対しては4.5倍になる。さらに練気ゲージが赤になる。
    覇玉太刀は気刃乱れ斬りを放つと練気ゲージがリセットされるという弱点があるが、
    この効果によって赤練気の維持が非常に楽になっている。
  • 秘技は「全集中の呼吸」。
    火属性の攻撃力が30上がり、体力が20%以上ある場合、力尽きる攻撃を受けても体力が1残る。

禰豆子の箱

  • 炭治郎の妹、竈門禰豆子が入っている木箱を模したヘビィボウガン。火属性。
    納刀時は背負っているが、構えると木箱の蓋が開き、禰豆子の人形が飛び出す。
    吹吹チャガンマンと同じギミックを持つ。
  • 武器スキルは「蘇生術【中】」と「覇玉重弩の節約術【中】」。
  • 武技は「血鬼術“爆血”」。
    自身の与えるダメージが4倍になり血鬼術の炎をモンスターと味方全員に出す。
    モンスターに出る炎は火属性ダメージを連続で与え続け、味方に出る炎は状態異常を回復させる。
  • 秘技は「ムムーッ」。
    全員の体力が400回復し、自身の体力はさらに300回復する。エリアを進むと発動回数がリセットされる。

伊之助の日輪刀

  • 嘴平伊之助の日輪刀。分類は双剣であり、土属性。
    鋸状の刃は、伊之助が石で刃の一部を折って形成した物。
  • 武器スキルは「真鬼人乱舞・改【中】」と「疾風双【中】」。
  • 武技は「猪突猛進!!」。
    自身の与えるダメージが4倍になり鬼人ゲージの消費速度がかなり減る。

善逸の日輪刀

  • 我妻善逸の日輪刀。分類は太刀であり、雷属性。
  • 武器スキルは「練気仕込み」と「疾風刀【中】」。
  • 武技は「雷の呼吸“霹靂一閃”」。
    自身の与えるダメージが3倍になり、1ヒットのみする特殊な気刃乱れ斬りを出せるようになる。
    さらに心眼ゲージが最大になり気刃乱れ斬りによって心眼ゲージと練気ゲージが消費されなくなるが、
    再発動までに時間がかかる。
  • 秘技は「一つの技しか使えないんだ」。
    ターゲットに高速で近づき、200000ダメージを与え獣竜種に対しては400000ダメージ与える。
    その間、自身がほとんどの攻撃にひるまなくなる。(他のダメージアップ効果の影響を一切受けない)

防具詳細

炭治郎・禰豆子シリーズ

  • 主人公、竈門炭治郎と、ヒロインにして妹である竈門禰豆子を模した防具。
    男性用が炭治郎シリーズとなり、女性用は禰豆子シリーズとなる。

伊之助・しのぶシリーズ

  • 嘴平伊之助と、柱の一人「蟲柱」である胡蝶しのぶを模した防具。
    男性用が伊之助シリーズとなり、女性用はしのぶシリーズとなる。
    特に伊之助シリーズの頭部装備である「伊之助の猪頭」は、ブルファンゴフェイクを彷彿とさせる。

原作における設定

  • 「日輪刀」とは、鬼殺隊が所持する刀であり、唯一鬼を殺す事が可能な武器である。
  • 柱(鬼殺隊でもトップクラスの実力者)が使用する日輪刀には、鬼殺隊の信念とされる「悪鬼滅殺」の四文字が刻まれている。
    また、二刀流型や自在に折り曲がる刀身などといった、独特の形状や特性を持つ日輪刀も存在しており、特に柱が使用する傾向が多い。
    中には、鎖鎌のように鎖付きの鉄球で繋がった片手持ちの斧、といった日本刀からかけ離れた形状の日輪刀も存在する。
    • 日輪刀は持ち主の呼吸や適性によって色が変化し、
      それぞれの色には特性を持つ事から「」とも呼ばれている。
      持ち主の適性が高い程、刃の色が濃く鮮やかになり、逆に適性が低いと、刃の色は薄くなる。
      後述以外の五種類及び黒以外の色に変化する事もあり、
      例として霞の呼吸を使用する者は、日輪刀が白に変化したようだ。
      ちなみに、一度色が変化した日輪刀は、その日輪刀の使用者以外の者が使用しても色は変化しない。
    • 炭治郎の日輪刀は黒に変化した希少な例で、
      持ち主の素性が不明であると同時に本数が少ない故に不明な点も多く、
      黒い刃の剣士は出世できない」というジンクスがある。
      これに関しては「過去に黒い刀で柱になった人物が存在しない」からとされている。
  • 一方、鬼殺隊が着用する隊服は、特殊な繊維で作られており、下級の鬼の攻撃なら受けても平気な頑丈さと、動きやすさを想定した伸縮性を併せ持つ。
    また、隊士によっては自分の好みに合わせて特注したり、自分で隊服をアレンジする事も珍しくなく、柱の隊服も自分でアレンジした物が多い。(「隠」の好みで作った物も稀にある。)
  • 「呼吸」は、心肺活動を著しく増幅させ大量の酸素を血中に取り込むことで、
    身体能力を飛躍的に高める技法の総称。
    全集中の呼吸」とも呼び、これを使用する事で、ようやく鬼と互角に戦うことができるとされている。
    技は「〇の呼吸 □の型 △△△」という文型で表され、〇には流派の呼吸、□には旧漢数字、△には技名が入る。
    ただし、呼吸によっては型の部分が別の漢字に変化する事がある。(獣の呼吸は「」、蟲の呼吸は「」など)
    呼吸の流派はの基本的な五種類が存在するが、
    (風の呼吸の派生)や(花の呼吸の派生)などといったように、基本的な五種類から派生した呼吸も存在する。
    (例外として、獣の呼吸(風の呼吸を基にしている)といったように我流で生み出された呼吸も存在する。)
    • ちなみに、基本的な五種類の呼吸の内、水の呼吸を使用する鬼殺隊員が最も多く、
      五種類の呼吸の中でも使用し易く、初心者でも習得し易い事からとされている。
    • 対して岩の呼吸は、力によるゴリ押しで攻防を両立させるスタイルである故、
      基本的な五種類の呼吸でありながら、使い手が少なく、しかも刀剣型の日輪刀で使用する描写が無いのか、派生が確認されていない。
    • 炎の呼吸は「火の呼吸」と呼んではいけない、という独自のルールが存在する。
      勿論理由は存在するが、これは原作の重大なネタバレに繋がる為ここでは伏せておく。
    なお、これらはあくまで気迫やオーラのようなものであり、
    いわゆる超能力者のように本物の炎や雷を発生させているわけではない。
    モンハンの武器のように日輪刀が属性エネルギーを持っているというわけでもない。
    もっともモンハンも含めゲームとコラボする際は各作品の仕様上の都合*1などもあってイメージに合致した属性を割り当てられることが多いが。

余談

  • 新規層やメインシリーズのみをプレイしていた層にとっては、
    モンハンが鬼滅の刃とコラボしていた事実を知らなかった…といった声が多い。
    • こんな大物とのコラボなのに?と思うかもしれないが、このコラボが開催されたのは2018年。
      鬼滅の刃がアニメ化する前であり、アニメ化後と比べると、
      まだ鬼滅の刃という作品自体の知名度があまり高いとは言えない時期であったのだ。以前にもこんなようなことがあったような
      コラボ実装から1年後、本作のアニメ化を皮切りにファンが急増し社会現象に発展。
      2020年10月公開のアニメ映画が興行収入日本一(403.2億円)になったことは記憶に新しいだろう。
      タイミングが悪いというかなんというか…
    しかし、コラボ先であるMHXRは映画公開1ヶ月後の2020年11月27日にサービスが終了してしまい、
    現在は鬼滅武器・防具を拝むことが出来ない。南無阿弥陀…
    メインシリーズでのコラボが期待されているが、果たして復活は叶うものなのだろうか…

関連項目

システム/特殊種 - 同コラボイベントで登場した特殊種「ラージャン閻鬼種」についての解説あり。
ゲーム用語/コラボレーション
モンスター/鬼狩蛛 - モンスターハンターオンラインに登場した甲殻種。ガンナー用と同じ「鬼狩」が付くが関係は無い
武器/黒刀 - 銘に【〇ノ型】と付くモンハン界の黒い刀。
武器/ステグマ【壱之型】 - こちらは銘に【〇之型】と付くハンマー。


*1 特に、いわゆるソシャゲにおいてはじゃんけんのような有利不利を成立させるために、キャラが必ず何らかの属性にカテゴライズされるというのものが多く、実際に炎を使う力がなくても火属性に分類される、という例などもままある。