MHの舞台となっている、或いは設定上存在している地方及び町村。
目次
概要 
- MHの世界は詳細が明らかになっているわけではないが、各種設定資料によると、
アルコリス、シュレイド、エルデ、ゴルドラといった「地方」に分けられている。
- 各地方には町や村があるものの、東西南北各地に渡って大自然が広がっており、
村や街から一歩外に出ればいつモンスターと遭遇してもおかしくない地域が大半である。
- ほんの一昔前まではシュレイド地方以外は全て「辺境」の一言で一蹴されていた。
現在ではハンター業が盛んで、それをサポートする技術者や研究者も多く、狩猟環境も整備されている。
世界中を飛び回って仕事をするハンターも、今では少なくない。
地域別詳細 
アルコリス地方 
- 大陸西部の地域を指す地方名。
- シュレイド地方の南に位置し、ココット村に近い。
地名は「温厚な心」という意味があり、温暖な気候と広大な草原が特徴である。
シルクォーレの森とシルトン丘陵は、各ギルドでは「森丘(森と丘)」の通称で知られる狩猟場である。
小型はアプトノスやランポス、大型はイャンクックやリオレウス等が数多く生息している。
シュレイド地方 
- アルコリスのさらに西方に位置する地域。
かつてシュレイド王国と呼ばれる大国が繁栄を築いていたが、何らかの原因により衰退・分裂し、
現在では西部を統治する西シュレイド王国と東部を統治する東シュレイド王国(or共和国)とに分けられる。
ハンターたちの拠点は西シュレイド王国に置かれている。
詳細はリンク先も参照のこと。
エルデ地方 
- 大陸南部にある地域を指す地方名。半島になっており、大部分が火山脈に占められている。
- 火山が多いために上質なレアメタルが多数採掘される地として有名である一方、
その環境とそこに生息する強大なモンスター達のため、一級の危険地帯でもある。
そのためハンター達への採掘や狩猟の依頼が後を絶たない。
- 後述するン・ガンカという村が存在するほか、北部を除く三面を海に囲まれた南エルデ地方では
小さな漁村が周辺の島々やジャンボ村と交易を行っているという。
ン・ガンカ 
- 北エルデ地方に存在する村。火山帯の入り口付近にある。
採掘や依頼のために火山帯に訪れたハンター達の休息の場となっている。
- 鍛冶が盛んな村としても知られており、各地で活躍する鍛冶職人の中にはこの村出身という者も多いという。
マンテ 
- 第二弾に登場。
村の近辺に突如シェンガオレンが出現し、数十人にも及ぶハンター達との攻防戦が描かれる。 - 第七弾でまさかの再登場。今度はゴグマジオスの進行ルート上に位置することからまたも迎撃の拠点となった。
かつてのシェンガオレンとの経験からさらなる防衛設備の強化をしていたマンテの施設だったが
迎撃のために配置されたベテランのハンターたちの想定を超える行動を巨戟龍が取った結果…。 - なお、ゲーム中でラオシャンロンやシェンガオレンと戦う砦の一つはこの近辺にあるらしい。
…となると、砦に赴くハンターたちは毎回この街に宿泊しているということなのだろうか?
ゴルドラ地方 
- 詳しい場所や環境等は現段階ではほとんど分かっていない。
ジャンボ村の北西に位置する村:グロムバオムの更に北西にある山脈を越えた所、
大陸のほぼ中央部が、その場所に当たるらしい。
アクラ地方 
- 大陸北方に位置する寒冷地帯。詳細はリンク先を参照。
シキ国 
フォンロン 
孤島地方 
その他の地名 
アヤ国 
- 大陸南東の海上にある島に、その名前が見られる。ゲーム内での登場は見られない。
- 独特の文化を持つ部族が存在しており、
それを絶対的な権力を持つ代々の王が纏め上げている……と、言われている。
少なくとも文明が存在する事は間違いないらしいのだが、
この地域の部族たちは他の民族や文明との交流を頑なに拒んでおり、詳しい事はほとんど分かっていない。
- 定期便や連絡船も一本も通っておらず、ハンター達もこの地から何らかの依頼を受けたという者はいない。
もちろん足を踏み入れる事も出来ない、未だ多くの謎に包まれている地である。
ジォ・ワンドレオ 
- 双剣発祥の地とされる街。詳細はリンク先を参照。
ドラコクルム渓谷 
- 大陸のどこかに存在するらしい地域。詳しい場所は不明。
- 良質な鉱物や貴重な宝石ドラコクルムアイの産出地として有名。
ドラコクルムアイはセクメーア砂漠でも採れる(ただし、トレジャーハンタークエスト限定)ため、
セクメーア砂漠の近くに位置している可能性がある。
フラヒヤ山脈 
- 大陸北部に広がる山脈地帯。
ハンターからは「雪山」の通称で知られている狩り場。
- 年間を通して気温が低く、日当たりの悪い場所なら一年中雪が解けない寒冷地域。
寒冷期には凄まじい吹雪が吹き荒れる事も多いため閉山される。
ポッケ村はこの山脈の近くの高地にある。
他にも村はあったが、山脈奥地より出現した崩竜の襲撃によって幾つかは壊滅してしまった。
メタペタット 
- アルコリス地方より南のメタペ湿密林に位置する、ハンター達が自らの手で興した村。
各地へ狩りに出向くハンターの中間地点となっており、ここに拠点を置くハンターも多い。
大昔にラオシャンロンが通って出来た道を利用して作られているが、
少なくとも現代、現時点ではこの村の付近でラオシャンロンが目撃されたという報告は無い。
- 村のすぐそばにはジォ・クルーク海が広がっており、
大陸の東側で得られた素材等は海路を利用して運ばれる事が多い。
メルチッタ 
- 大陸西部に存在する比較的新しい村。大円湖と呼ばれる巨大な湖の畔に作られている。
- 元々はミナガルデからやってきたハンターや大円湖を研究している者が利用するだけの小さな集落だったが、
年々往来が増加していき、現在では村落となった。
因みに大円湖は、その昔隕石の衝突によって出来たクレーターが長い月日を経て湖となったもの。
- ミナガルデやレクサーラからの連絡船が出ており、西竜洋の向こうにある地域とも交流がある。
レクサーラ 
- 村名。砂漠地帯のオアシスに作られた村である。
セクメーア砂漠やデデ砂漠の近くにあり、その辺りの狩り場に向かうハンターの経由点となっている。
この村より南は常に砂嵐が吹き荒れる未開の地となっており、
今後の開拓によっては更なる発展を遂げると期待されている。
新大陸 
- 上記の地方(大陸)とは全く異なる未開の大陸。
存在そのものは古くから伝えられていたが、大陸周辺の気象が安定せず、
航路、空路共に極めて不安定なことから開拓は全くと言っていいほど行われてこなかった。
- 数十年(後に10年)に一度、古龍がこの大陸を目指している事が明らかになり、
新大陸の調査を行うべく調査団が結成され、約40年の歳月をかけて生態調査が行われてきた。
一方で開拓は目的とされていないことや、物資の融通が利きづらい事からか、
人が住める地は彼らの生活拠点を中心として極狭い範囲に留まる。
余談 
- 最初に述べたとおりMHの世界は全容が明らかになっているわけではなく、
明らかになっているものでも名前だけでゲーム内に登場しない舞台も多い。
新作の発売等に伴い、これらの位置関係が明らかになったり、
あるいは新たな地域の開拓が行われたりすることも大いにありうるだろう。
- MH3で狩猟環境やフィールド、生息するモンスターが大きく様変わりしたことから、
ユーザーの間ではいつからかMH3ベースの狩猟環境(モンスターなど)が存在する地域を
「新大陸」、従来の地域を「旧大陸」と呼んで区別するようになった。
この区分はMH4(G)とMHX(X)で大きく揺らぎ、MHWorldにて前述した公式設定の新大陸
(上記の地域は含まれない)が登場したことで、現在では世界観考察上の区分としては用いられない。
- 派生作品の舞台は基本的にメインシリーズで用いられる上記の「地方」との関係性はぼかされており、
これはメインシリーズと派生作品では設定が共有されていない事に起因していると見られる。
RPGであるが故にプレイヤーの移動範囲が広大になっているストーリーズでも、
上記の地方を彷彿とさせる地は無くはないが、直接の繋がりは明示されない。
唯一、(過去の)メインシリーズ作品と狩猟フィールドの一部を共有するMHFに関しても、
少なくとも現在では「メゼポルタ(地域)」といった表現が用いられており、
これもあくまでギルドの管轄範囲だと思われ、特定の地域や大陸を指しているわけではない。
また、同作の独自フィールドも、メインシリーズにも登場した「樹海」を除き、
どの地方に属するのかは2017年現在に至っても一切不明である。
MHFも他の派生作品同様、黎明期はともかく現在ではメインシリーズと設定が共有されておらず、
その辺りの設定(例えば、どのモンスターがどの狩猟地に出現するか、など)
の擦り合わせなどはほぼ行われていない可能性が高い。
MHXXのベリオロスのように、結果的に後の年代で出現フィールドが一致したというケースはあるが、
MHFも含む派生作品の地域区分に関しては、原則としてはメインシリーズとは別に考えるべきであろう。- ちなみに派生作品の一つであるMHOの舞台もメゼポルタだが、
こちらの狩猟地はメインシリーズ・MHFとは全く異なり、メゼポルタ自体の雰囲気も大きく異なっている。
- ちなみに派生作品の一つであるMHOの舞台もメゼポルタだが、
関連項目 
モンハン用語/旧大陸 - かつて、MHP2G以前及びMHFの狩猟フィールドを指していた俗語。
モンハン用語/新大陸 - 同じく、MH3シリーズの狩猟フィールドを指していた俗語。