モンスター/ババコンガ

Last-modified: 2025-11-27 (木) 18:03:25
種族
牙獣種(尖爪目 堅歯亜目 鈍牙上科 コンガ科)
別名
桃毛獣(ももげじゅう)
英語表記
Congalala
危険度
MH4・MH4G・MHXX:★4
メインシリーズでの登場作品
MH2, MHP2, MHP2G, MH4, MH4G, MHXX, MHWilds
派生シリーズでの登場作品
MHF, MHOnline, MHST, MHST2, アイルー村, アイルー村G, アイルー村DX, MHSP
狩猟地
密林, 沼地, 地底洞窟, 原生林, 天空山, 未知の樹海, 古代林, 遺群嶺, 緋の森, 竜都の跡形, 花畑

目次

生態・特徴

密林などに生息する大型の牙獣種。
鮮やかな桃色の体毛が特徴で、ハンターズギルドからは《桃毛獣》と呼ばれる事もある。
コンガの群れの中でもとりわけ体格が良く、
群れを統率する事ができるほどの力を持った個体をこの名前で呼ぶ。
因みに、その体格は平均的なコンガの約二倍。
コンガと異なる特徴の一つとして、自分好みの植物の汁などを使って
頭部の毛をトサカのように逆立てているという点が挙げられる。
このトサカはボスの証であり、群れのボスを狙うババコンガは自分のトサカを作って
現在の群れのボスに戦いを挑む事がある。
激しい戦闘の際にはトサカの形が崩れてしまう事もあるが、
少なくとも戦闘中にそれを気にするような素振りは見せず、群れの統率力を失う事も無い。
尤も、コンガは群れこそ作ってはいるが基本的に各個体がマイペースな性格であり、
仲間同士で積極的に連携を取り合う事は稀で、統率力なども元々有って無いようなものである。
好奇心が非常に強く、目に映った物には何にでも興味を示してちょっかいを出す。
しかし、有り余るパワーを誇る巨体と長く鋭い爪を持っているため、
ちょっとした動きでも興味の対象にとっては脅威となり得る。
怒ると顔面や尻など地肌が露出している箇所が著しく充血して真っ赤に染まり、
対象を排除しようとする明確な意思が感じられる荒々しい挙動が増える。
雑食性且つ非常に食欲旺盛で、腹を空かせると思わず耳を塞ぎたくなるほどの大音量で腹の虫を鳴らす。
食べられそうな物を発見すると状況を放り出してかぶりつく事も多い。
牙は鋭くなく、堅く発達した唇で物を食い千切る。
体内には多少の毒であれば難なく分解してしまう酵素を持っており、
ニトロダケ毒テングダケなどをそのまま食べても基本的に平然としている。
たいへん器用に尻尾を動かす事ができ、物を持ち運んだり投げ付けたりできる。
尻尾でキノコなどの食糧を掴み、そのまま手を使わずに噛り付く事もある。
ババコンガにとって、尻尾は第三の腕と言っても過言ではないだろう。
戦闘になると、重そうな見た目に反して軽快で不規則な動きを見せる。
腹部の皮は頑丈で、大きく息を吸い込んで膨らませるとほとんどの攻撃のダメージをカットしてしまう。
また、敵対する者が現れると、後ろ足で立ち上がりながら放屁して威嚇する習性がある。
その臭いは離れていても涙が滲むほどの激臭であり、戦闘中にも度々放屁を繰り返して敵の感覚を刺激する。
さらに至近距離で受けたハンターを転倒、地域や個体によっては吹き飛ばすほどの圧力で噴射されるため、
物理的な意味でも危険な行動である。
放屁のみならずフンもそれ以上の強烈な臭いの塊であり、これを投げ付けて攻撃してくる事もある。
これ等の臭いは一度染み付くと洗ってもなかなか落ちない。酷い時は買い替えを余儀無くされる。
その独特極まる戦法から「珍獣の中の珍獣」や「密林の無法者」などといった異名でも呼ばれる。
因みにこのフンを投げる行動は、縄張りを主張するマーキングの意味合いも込められていると考えられており、
一部ではそのフンを研究対象として取引している。
鮮やかな色合いの体毛は見た目の可愛らしさやふさふさの触り心地から大変人気があり、
服飾素材としての需要が非常に高いことで有名。
意外にも一部のホルモン部位などは食材としても利用可能で、
独特な歯ごたえや栄養価の高さからこちらにも一定の人気と需要があり、高額で取引されている。
また、ババコンガが尻尾で持ち歩いているキノコ類には人間が食用・薬用として利用できるものもあり、
その尻尾を集中的に攻撃することでキノコを奪い取ることも不可能ではない。
むしろこのような貴重な素材を狙って積極的にババコンガと交戦するハンターもゼロではないという。
しかし、キノコに関しては前述のようにババコンガが自分で食べてしまう事も多く、
必ずしもババコンガから奪う方法が入手においての最適解と言えるかは諸説ある。
また、キノコを食べた後のババコンガは体内酵素によって分解した毒の成分を吐息に含め、
これを勢いよく吐き出すブレス攻撃として利用してくることもあり、
さらには「手空き」となった尻尾で別のものを持ち始めるなど、危険度に関しては増大する傾向があると言える。

派生作品の種・個体

特異個体
全身の色味がより濃くなった変異個体。
頭頂部のトサカはババコンガ亜種のそれ以上に巨大化しており、さらなる風格を得ている。
非常にパワフルで、大地に身体を押し当て、長時間身動きできなくなるほどの振動を発生させるほか、
周囲にフンをばら撒いたり、複数種の属性の口臭ブレスを放ったり、
本来よりも広範囲かつ強力な放屁を頻繁に行うなど、独特な攻撃方法を多く有する。
その際、牙獣種では有り得ないはずの龍風圧が発生することから、
食物に何らかの原因があるのではないかとの説がある。

概要

  • 桃毛獣という別名の通り、ファンシーなピンク色の体毛に包まれたサル。
    顔はカバ、爪はナマケモノっぽい見た目をした珍獣であり、
    デザインはある意味、モンハンの癒し系である。見た目だけだが…
    言ってみれば「ドス系」だが、大型モンスターなだけに強さは他のドス系とは比較にならない。
    なので、たかがコンガのリーダー如きと嘗めてかかると痛い目をみる。
  • ババコンガというネーミングは関西弁の「ババ(=糞)」と「コング」をくっつけただけである。
    要するにクソゴリラ
    その名の通りフン投げ放屁ゲップのような口臭ブレス、腹の虫等、
    とにかく行う攻撃のほとんどが下品なモーションになっている。
    しかも汚物によってついた臭いは飲食を不可能にするなどなかなかの知能犯。
    人間の主観ではどうあがいても下品にしか見えないのが難だが、
    そうした行動を外敵が嫌がることを理解したうえで
    弱肉強食の世界を生き延びるためにむしろ積極的に利用する、と聞くと何ともたくましい奴だと思える……かも。
    • 下品な行動に目が行きがちだが、腕ブン回し、地面叩き、突進、フライングプレスなど
      不規則でアーティスティックな攻撃も得意とする。
      いずれもモーションに癖があり、慣れるまでは回避が難しい。
      特に、フライングプレスの攻撃範囲は侮れない上、
      強い個体になると大ジャンプからのボディプレスで震動を起こしてくる。
    • 各種攻撃の隙は単発の引っ掻きと突進を除けば大きい部類であり、
      闇雲に突っ込まない限りは安定して戦える方である。
      だが、一部行動に伴う震動でフォローしてくることに注意。
  • 他の大型モンスターと比べて食欲旺盛
    戦闘中であっても空腹になるとキノコを食べて腹ごしらえをしたり、
    罠肉を置けば即座に反応して食べに行くほどである。
    既に状態異常が狙えなくとも少し離れた場所に置くだけで匂い嗅ぎ→肉に移動→食事と多大な隙を晒してくれるが、
    一連の流れの途中で怯ませたり転倒させたりしていると匂い嗅ぎを省略するため、
    肉とババコンガの直線上へ立たないようにしておこう。
    • キノコを食べた後には体内の酵素で分解したキノコの成分をブレスとして吐き出すようになる
      更には食べたキノコによってブレスの効果やリーチが変化し、
      火炎ブレスはニトロダケ毒ブレス毒テングダケ麻痺ブレスはマヒダケで行ってくる。
      また、アオキノコを食べて回復を図ることもある他、
      ニトロダケの効能で爆破属性の屁もするようだ。
      これらの強化は一時的なもので、しばらくすると効果を失い通常の悪臭ブレスに戻る。
      体を起こしてゲップのような音を立て、口から普段通りの茶色のガスを漏らすのがその合図となる。
      • 睡眠ブレスに関しては、ババコンガは雑食性なので、
        キノコだけではなく他のものも食べているだろうから、
        ヒプノックと同じく眠魚ネムリ草に由来するものなのかもしれない。
    • 本編では有害なキノコも平気な顔で食べてしまうババコンガだが、
      アイルー村に登場するババコンガはマヒダケを食べるとそのまま痺れてしまう。
      地域によって体内の酵素にも違いがあるのだろうか?
  • 落とし穴にハマった時は何故か頭から突っ込む
    このおマヌケな姿がチャーミングというハンターもいる。
    なお、怒り中に落とし穴にはまると放屁し続けるため、
    見た目はとても面白いが、剣士は攻撃できないという個性を有する。
    しかも上半身が埋まってしまっているため、頭も腕も破壊できないから困ったものである。
    • ちなみに落とし穴にはめたまま討伐すると、案の定頭を突っ込んだままぐったり力尽きる
      なんだかすごく申し訳ないことをしたような気分になること請け合いである。
      • 二重床の上で怯ませるとツタやられで落とし穴に嵌まったのと同じ状態になるが、
        この状態で討伐すると下からその絶命した状態を拝む事が出来てしまう。
        運が絡むとはいえ、輪をかけてシュールな光景である。
    • 捕獲や睡眠の際にも、やはり頭を突っ込んだままグーグー眠り始める。
      頭を地面に突っ込んだまま眠って窒息しないのだろうか
      普通に眠らせたら眠らせたでゴロリと仰向けになり、オッサンの如くいびきをかきながら腹をポリポリ
      どちらも笑える絵面なので機会があれば是非見ていただきたい。
  • 怒った時やこちらを見かけたときの腰振りダンスがちょっとチャーミングだが、
    コンガとは異なり屁の判定が発生する。
    腹の下までもぐりこんでしまった場合、怒った時のカウンター咆哮ならぬカウンター放屁を貰う危険がある。
    • また、空腹時に出る腹の音は飛竜の咆哮に匹敵する大音量を鳴らす。
      飛竜の咆哮と猿の腹の音が同じとは、これいかに。
      ちなみにその音は、なんと威嚇時の鳴き声と同じ
      こちらを発見したり怒る度に腹を鳴らしているとでもいうのだろうか。

MH2~MHP2G

  • 初期作品では食欲旺盛という特徴はが強くフィーチャーされており、
    村上位以上の個体では、は引っ掻きや腕ブン回しの際に
    食糧関係のアイテムを盗む効果が付与される。
  • MHP2において「世間知らずの令嬢」という人物がコンガとババコンガによってひどい目に遭っている。
    P2Gではこの話に続きがあり、村上位クエスト「蟹の威を借るババコンガ!」において
    ショウグンギザミとつるんでいる(!?)ババコンガを見つけた令嬢が
    「他の人が私みたいな目に遭わないためにも懲らしめてくれ」と連続狩猟を依頼してくる。
    • ショウグンギザミがヤドから放つ水の正体は尿である。
      しかもこの2体は行動エリアが被る事もあり、
      最悪の場合ギザミのせいでオシッコまみれにされた挙げ句コンガのせいでウ○コまみれ
      …という不衛生極まりない状況になる可能性も少なからず存在する。
      しかし、本当にその2頭がグルになって暴れていたのかは不明というかこいつら意思の疎通できるのか?で、
      ギザミは令嬢のババコンガ憎しのあまりとばっちりで狩られたんじゃないかとも考えられる。
      なんだかギザミが可哀想である。
    • 猿と蟹という組み合わせから、「さるかに合戦」をモチーフにしているとも考えられる。
      さるかに合戦にウ○コは関係ないだろと思いきや、猿が投げた硬い柿で蟹が死んでしまった後、
      敵討ちをするために集まった面子に臼、蜂、栗に加えて何故か牛糞がいるバージョンがある。
  • 頭と爪、尻尾の持ち物を部位破壊できる。
    この内、頭を部位破壊すると普通のコンガと同じような頭になる。
    また、持ち物を落とすと糞を飛ばしてくる。
    一応落し物を落とすが、別に良いものはもらえないうえ、ババコンガが遠距離攻撃を繰り出すようになるので、
    ハンターにとっては最もうれしくない部位破壊だといえる。
    一応キノコを落とせば疲労時の隙作りにつながるが…。
  • MHP2Gでは何と鉱石や骨も食べるが、睡眠ガスはこれの生成物では無いかとも考えられている。
    実際、MH3で登場したウラガンキンは食べた鉱物を分解する過程で
    睡眠ガスを生成するため、あり得ない話ではない。
    それにしても、鉱物を分解できるバクテリアを体内に飼っているウラガンキンならまだしも、
    ババコンガに鉱石を消化する能力があるのだろうか…?
  • 村上位とG級の個体は何も食べずともブレスを吐くことがある。
    これは悪臭効果がついている上テスカト種の様に往復させなぎ払うので危険な技である。
    • MHP2以前は射程も射角もそれほど広くなく、前足付近ならあまり喰らうことも無かったが、
      P2G以降は射程距離と射角が広がり、後ろ足の近くに居ないと大体喰らう。
      そして当然のごとく横から喰らってもババコンガの正面側へ吹っ飛ぶ。
      次にフライングボディプレスが来ると回避不能。
  • エリチェン時は同期の牙獣種達と同様、凄まじい大ジャンプを見せる。
    彼らに比べて鈍重なイメージがあるだけに、ややシュールである。
    まさか、屁の力で飛行してるんじゃないだろうか。

MH4(G)

  • MH3系の作品では登場機会がなかったが、MH4にて復活した。
    下位クエストから登場する他、上位以降はババコンガ亜種も登場する。
    これにより、遂にハンターVSババコンガでウ○コ投げ対決を行うことが可能となったのだ。誰得
  • 危険度は★4と意外にも高い*1
    ババコンガは大型モンスターとしてはかなり弱い部類に入り、
    過去作において他のドス系モンスターと大差ない程度の存在と見なされることも多かったために、
    今作ではリオレイアや初登場のガララアジャラ他と同格扱いという事実に戸惑いを隠せなかったハンターもいた
  • スタミナの概念が導入されたことで、疲労状態になるババコンガの姿が拝めるが、
    そのタイミングはイビルジョーに並ぶほど早い。
    余りに早いので、「さっきキノコ食べたばっかりじゃん」と思えてくること請け合い。
    復活してもその食欲と腹ペコぶりは健在のようだ。
  • 高低差に対応した程度で基本的なモーションはMHP2Gまでとさほど変わらないが、
    怒り時の口臭ブレスのモーションが変更されている。
    少し後退して大きく息を吸い込んだ後、腹をポンと叩いてから前方にブレスを吐き出す。
    またMHP2Gと同じく、引っ掻きにより低確率ではあるが食糧系アイテムを盗む効果も続投。
  • 今作の新要素である乗り状態では、咆哮のかわりに地面叩きを行うが
    なんとこの地面叩きはスキルで防げない
  • もちろん狂竜ウイルスに感染した個体も登場。
    目は真っ赤に染まり、口から毒々しい吐息を吐くその姿は、
    今までのどこかユーモラスな姿とは真逆の印象を受け、非常に禍々しい。
    公式HPではティガレックスの狂竜化個体と共に紹介されるなど、存在感を放っている。
    • ティガレックスの投石によってハンターが狂竜ウイルスに感染していたため、
      ババコンガの場合も同様に、フン投げや放屁、口臭ブレスといった攻撃が
      狂竜ウイルスに満ちているのではないかと恐れられていたが、
      いざ発売されてみればそんなことはなかった
      ただし、狂竜化中に毒キノコを食べた場合、その後に放つブレスが毒から猛毒にパワーアップする
    • 村クエストを先に進めた場合、
      このババコンガが最初にプレイヤーが戦闘することになる狂竜化モンスターとして、
      新天地に辿り着いた我らの団のハンターと相まみえることになる。
      さらに、この発見が後に天廻龍シャガルマガラの存在が明るみに出る遠因となるなど、
      ストーリー終盤において大きな役割を果たすことになる。
  • MH4Gでは後輩に負けじと二重床にぶら下がって行動するようになった。
    ぶら下がり時は放屁攻撃をしながら移動し、こちらが上にいると尻を出して強烈な放屁を放ったり、
    逆に下にいると狙いを付けてボディプレスで攻撃してくる。
    移動速度が速く攻撃範囲も広く、当然ながら悪臭効果も付いているので非常に鬱陶しい。
    大した威力ではないのだが、2重床エリアでは延々これを繰り出し続けることもあるのでソロ狩猟では少々厄介。
    また、腕ぶん回し後の倒れこみからすぐに起き上がるようになったため、
    倒れこみ時に頭部を狙うのが難しくなっている。
    とはいえこれらを除けば特に上位までと劇的な変化はなく、慣れてしまえば地上戦であっさり狩猟可能。
    • キノコを持ち歩いたり、フンを投げ付けたり、とにかく器用に尻尾を扱うババコンガだが、
      本作ではあるクエストにて意外なもの(?)を掴んで登場した。

MHXX

  • MHXでは再び登場を逃したババコンガだったが、MHXXで追加モンスターとして復活する事が
    カプコンTVで明かされ、PV第2弾ではMHP2G以来の登場となる
    テロス密林にて、ニャンターたちと戦っている映像が公開された。
  • 今回のババコンガ復活により、MHXXでは
    過去にメインシリーズで登場した牙獣種モンスターが(亜種を除き)全員勢揃いすることとなった。
  • 復活したババコンガはなんと村☆7、すなわち村上位進出のための緊急クエストに抜擢されている
    シャガルマガラとの死闘を制したハンターに依頼される新たな緊急クエストとして発生するのが
    新フィールド・遺群嶺におけるババコンガの狩猟であり、
    村クエストだけを進めている場合はここで初めて遺群嶺に足を踏み入れ、
    そこであるモンスターと出会う事になる(詳細はリンク先にて)。
    • 従来のシリーズではイャンクックなどと同じく、
      難易度が低めの序盤クエストとしてババコンガの狩猟が存在する場合が多かったため、
      村下位から村上位への関門として配置されるのは異例。
    • 基礎的なモーションは過去シリーズとあまり変わっていないため、慣れていればそれほど苦戦はしないが
      やはり上位相当の体力と攻撃力を持つということで、油断すると一気に大ダメージを受ける事もある。
    • MH4での村クエストでは同じく標高の高い天空山で、初めて遭遇する狂竜化モンスターとして登場しており、
      何かと高所での新展開に縁がある。密林の無法者とは何だったのか…
  • 今作では突進を繰り出す前に、軽く溜めを作るモーションが追加されている。
    これによって突進がある程度回避しやすくなった。
  • 旧作同様にブレスの判定がかなり胡散臭い事になっており、
    エフェクトが届いていない脇腹付近でも被弾する強力なアタリハンテイ力学を持つ。
    移動を伴うような攻撃で突っ込まないよう注意。
  • 復活に伴って攻撃エフェクトも一新されたが、今までは着弾すると粉々に砕け散っていたフンが、
    今作では地面に着弾すると水気を含んでいるかのようにべっとりと広がるようになった。
    とにかく色んな意味でリアルである。
    何かと精神的にクるものがあり、過去作より強い嫌悪感を抱くハンターもいる。
  • G級個体になるとドドブランゴのように倒れ込みからのボディプレスや
    突進を途中でキャンセルしてバックジャンプで後退、着地後にブレスを放つパターンが追加される。
  • 今作では闘技大会にも登場し、ニャンター部門のトリを務める。
    舞台が立体闘技場なので、上手く誘導しないと二重床にぶら下がられてタイムが悲惨なことになってしまう。
    というか誘導しても結局はババコンガのご機嫌次第なので、
    ある種のタイムアタックである闘技大会のシステムと非常に相性が悪く、
    「実力ではどうしようもない運ゲーで遅延されるこいつをなぜ闘技大会に選出したのか」
    という批判も少なくない。
    二重床のない端に誘導しても怒り時のブレスの後退などでぶら下がりに行く姿には何としても遅延してやろうという強い意志を感じる
  • MHXには登場せず、MHXXで上位モンスターとして登場した関係上、ババコンガの素材を用いた下位装備がない。
    武器でババコンガの素材を要求されるものは上位相当品であり、
    ~Sという名称の場合が多い上位防具でもコンガシリーズは「コンガS」ではなく「コンガ」表記である。

獰猛化個体

  • 同骨格のドドブランゴやラージャンは腕に赤黒いオーラを纏っていたが、
    ババコンガは腕を使う攻撃が少ないからだろうか、活性化する部位は腹と頭部、尻尾になる。
  • 原則として獰猛化個体は疲労状態にならない。
    では口臭ブレスはどうなるのかというと…なんとハンターと遭遇すると1分も経たぬうちに尻尾のキノコを食べ、
    強化された口臭ブレスを普通に吐いてくる。
    通常個体同様一定時間でブレスの強化は切れるが、
    そのたびにフィールドのキノコを食べ、ブレスの強化を維持しようとする。
    • 遺群嶺エリア2などでアオキノコを食べた場合は体力を回復するが、
      ブレスの強化はされず、すぐにキノコを食べなおすことはない。
  • 頭部が活性化している時は口臭ブレスの動作が遅くなり、代わりに射程が大幅に伸びる。
    腹の場合はボディプレスと腹膨らませのダメージが増える。腹膨らましの破壊力は馬鹿にならないレベルになる。
    尻尾の場合は放屁の範囲が大幅増加する。流石にフンは巨大化しない。流石に。
  • 武器の強化に何かと需要の多い獰猛な重尖爪と重鋭牙が両方出る唯一のモンスター。
    自身の素材よりこちらを目当てで狩られることが多い。
    高速で集めたい場合は単体狩猟クエストの「桃毛獣による新人への洗礼」で
    サブタゲ達成をマラソンするのが最適解となる。

MHWilds

  • 事前情報はなかったが、2024年9月28日に行われた「TGS2024 カプコン ステージライブ」において、
    開発陣による実機プレイ中に唐突に本種の登場が判明
    メインシリーズではMHXX振りの復活を果たすことになったのである。無論コンガも一緒である。
    • 当イベントまで既存モンスターに関する情報がほとんど発表されておらず、
      特にMHXX以前の作品から再登場する大型モンスター*2としては、怪鳥イャンクックに続く僅か2体目となる。
      どちらもPV等での登場発覚ではなくイベントや実機プレイでの発表となっており、
      特に実機での公開はMHW:Iにおけるベリオロスを思い起こさせる。
      なお、イャンクックは映像のみで、リオレウスはアナウンストレーラーの最後のみで紹介されていたため、
      ゲーム内で動く姿を見せたのは、全ての既存大型モンスターの中でババコンガがトップバッターとなる。
    • 放送内の実機プレイで紹介する予定ではあったようだが、
      ウズ・トゥナの紹介の最中、先んじて環境サマリートピックに「ババコンガ出現」の旨が表示されてしまったため、
      辻本Pらから「見ないでくださいね!」「何も見てないです、驚いてください」などと言われる一幕があった。
      お漏らしとはなんともババコンガらしい……。
      • 実機プレイ中にババコンガが登場した際には会場、
        ネット上の両方で大きな盛り上がりを見せたが、その熱量は開発陣の予想以上だったようで、
        あれがババコンガの人生のピークなんじゃないか」という冗談まで飛び出した。
    • 参戦が確定したのは上述の通りだが、その前から復活するのではないかと話題になっていた。
      発端となったのは2024年の8月に公開されたMHWildsの双剣の武器紹介動画
      動画内でハンターが持っていた双剣自体はボーンハチェットの系譜であるが、
      防具の方がコンガシリーズに似ていると噂され、ババコンガが登場するのではないかと考察されていたのである。
  • ベースが刷新されたMHWorld以降での復活、
    それも次世代機の高ハードスペックで開発されたMHWildsでの登場という事で、
    グラフィックや行動面などが以前のものから大幅に進化した。
    • まず一目で分かるのが全身の桃色の体毛。非常に長くふっさふさになっており、
      本種が汚物の使い手でさえなければ思わず抱き着いて感触を堪能したくなるような柔らかさを感じる。
      一方、毛先などは野生動物らしくゴワゴワとした質感が見て取れるほか、
      下半身、特に尻付近の体毛はくすんで汚れているのが確認できる。
    • もちろん排泄もする。排泄音も排泄物もかなりリアルに仕上がっており、とにかく汚い。すごく汚い
      まさに食事中の方お断りの仕様になっている。
      また、この排泄物は縄張りのマーキングにもなっている。
    • 頭部のトサカはMHXXの様に角のような鋭いデザインではなく、
      長い毛が集まって出来たものなのが分かりやすくなっており、先端も尖っておらず柔らかい。
      また、腕の毛が非常に長くなっており、両腕を広げると振り袖さながらの様相と化す。
      野生動物で言えばオランウータンによく似ており、まるで長老のような風格を見出せるだろう。
      • 観察していると、頭髪の手入れをする生態行動が確認できる場合もある。
        まず尻尾で掴んだ草を噛み潰し、溢れた汁を尻尾を用いて頭頂部に塗り付け、
        続けて爪で手櫛のように器用に形を整える。これを2セットほど繰り返す。
        この間、僅か数秒。かなり手馴れているようだ。
        手入れが完了すると頭髪がハンターが砥石で研ぎ澄ました武器の如く一瞬キラーンと光る
        ちなみに頭部の部位破壊が完了した状態でもこの行動に出ることがあるが、別に部位が再生したりすることは無い。
        そして最後はやっぱり光るが、何もない空間から唐突に光が放たれたように見える
    • その他、前脚に生える爪は以前よりも鋭く細く長い形状になっており、
      この爪で引っ掻かれるなり突き刺されるなりすれば重傷は免れないと思わせるほど。
      また後脚の指が1本増え4本になっており、ブランゴ系やラージャンなど他の猿系牙獣に近いものとなっている。
      更にカバのような頭部やぬめりのある黒皮の質感、眼などもリアルになっている他、
      特に口元は唇が自然に広がったような相貌に変わっており、非常に生命感に溢れている。
    外見以外では、猿型牙獣種において特有のナックルウォークが、
    MHW:I以降のラージャンのようにしっかりと第二関節を地面に付けた、
    ちゃんとしたナックルウォークに変化している。
    また、怒り状態で赤くなる様子も血色良く表現されているが、
    赤黒いためか薄暗いエリアでは少々分かりづらいかもしれない。
  • MHWildsの舞台である禁足地では、水源の豊富な森林地帯である緋の森に部下と生息しており、
    鬱蒼とした木々の奥地に部下と共に暮らしているようだ。
    周囲には豊富なキノコやハチミツなどもあり、食料には困っていないようで、
    相変わらず自身のテリトリーでは腹を出して悠々と眠りについていたりする。
    • 群れで暮らしているとは言ったものの、群れ内の繋がりがすごくゆるゆるで、
      平時は部下と衣食住を共にするということが殆どない。
      部下たちも各々が勝手にキノコを食べたりと、マイペースに暮らしている。
    • だが、群れの仲間が襲われた時は話が別
      ババコンガが率先して敵に立ち向かい、囮になって部下を逃がすのである。
      大抵攻めてくるのは格上なので、ババコンガがやられることが殆どなのだが、
      それでも、ババコンガが立ち向かうことによって、群れは生き続けるのである。
    • と、普段は一頭のボスと複数の部下で構成されているババコンガの群れだが、
      イベントクエスト「桃毛達も歌う恋歌」では3頭のババコンガが同じ集団の中で行動している。
      一頭は歴戦の個体で最大金冠が確定している他、個体ごとに強さを示す◆の数が異なる。
      タイトルアップデート第3弾で追加された群れクエストのような内容となっているが、
      あくまで限定素材がメインということでかそちらと違い重鎧玉は出ず、獣玉も確定入手ではない。
  • 今作のストーリーでは現地の獣人族であるモリバー関連で姿を見せる事になる。
    モリバーに簡易キャンプを占領されてしまったハンター達は
    交換条件としてババコンガを追い払う事を提案され、狩猟に向かう事になるのだが、
    現地でふてぶてしく眠るババコンガを前にまた一波乱が起こってしまう。
    • モリバー達はババコンガの屁は苦手だが、桃色の毛は大好きなのである。
      ふわふわの感触が好きなのか色味が良いのかは不明だが、
      ともかくババコンガの前に現れた3人のモリバーは美しい毛に我を忘れて毛刈りを敢行
      爪で毛を刈りまくったり、顔の皮膚が伸びるくらいトサカの毛を引っ張ったりとやりたい放題だが、
      モリバーの武器の先端がババコンガの鼻をくすぐってしまい、くしゃみと共にババコンガが起床。
      昼寝を邪魔された彼は怒りのあまり、特大の屁を放ってモリバー達を吹き飛ばすのであった。
      何もしてないのに屁を喰らうハンターとアルマとオトモに涙が止まらない
    • この始まり方をする関係上、悪臭状態でクエストが開始されるという前代未聞の状況に置かれる。
      ただし、始まってすぐセクレトポーチに支給品の消臭玉を届けてくれるため、速攻で使ってしまえば問題ない。
    • 獣人族と諍いを起こすババコンガと言えばMH4の登場ムービーを思い起こさせる。
      あちらはババコンガがアイルーの巣に侵入してきたのが発端だが、
      こちらはモリバーのハチミツ採取場所で寝ている事を除けば
      寝ている間に毛を刈られるなど被害者気味の立場になっているのがまた面白い。
  • 上記の通りストーリー序盤から登場するため、下位環境の時点で狩猟が可能である。
    今作の復活モンスターは大半が上位環境になってからの参戦で、下位でも戦えるのは本種とネルスキュラのみとなっている。
    • ちなみに本作以前の危険度が明記されてるシリーズ(4系列やX系列など)では星4と中堅ポジションであったが
      本作では危険度2と序盤級大型モンスターのポジションになっているのも特徴的である。
    • 大食漢な上に、トリュフを掘り出して食べるなどグルメの印象もある本種だが、
      禁足地の生命エネルギーが増える上位環境の到来を待たずとも繁栄できている数少ない既存種であると考えると、
      秘められた生存能力の高さが感じられるかもしれない。
      本種のイメージからすると、生き汚なさとでも例えた方がそれっぽいかもしれないが。

戦闘能力

  • 基本的な戦闘方針こそ変わっていないものの、
    モーションの多くに改修が加えられており、動きが非常に違和感なくリアルになっている
    発見時の咆哮では、咆哮時に腰を揺らしながら立ち上がる際、
    一溜めあけてから放屁したりするようになっている。
    • 肉弾攻撃では、従来の連続で腕をぶん回しながら引っ掻き、自分で地面に倒れてしまう攻撃や、
      立ち上がってから微妙に静止してプレス攻撃を行うモーション、
      フライングプレスや腹の膨張攻撃など主体は変わっていないが、
      モーションの繋ぎや腕の振り回し方、倒れこむときの動きに至るまで、
      極めて躍動的かつ没入感のある、シームレスな動きになっている。
    • 新モーションとしては、連続で引っ掻きながら飛び込んでくる攻撃がある。
      こちらは出がそこそこ早いものの、避けにくいといった程ではないため、
      ババコンガの動きを見ていれば十分に回避・ジャスガ可能な範囲だろう。
    また後述するブレスの後、間髪入れずに連続引っ掻きやプレスに派生する事がある。
    当然ながらガスで視界が悪くなるため、油断していると喰らってしまう可能性もあるだろう。
    ハンターの動きが多彩になり、緩慢な1つ1つの攻撃が脅威的ではなくなった分、
    コンボ攻撃や手数で厄介さを増してくるといった方針なのだと思われる。
    • 毒ガスを目くらましにしてコンボ攻撃を繰り出してくる序盤モンスターということで、
      MHRiseに登場していたドスフロギィを思わせる。
  • ババコンガの代名詞たる口臭ブレス並びに放屁、そしてフン投げも健在である。
    口臭や屁は非常に写実的なガスのような気体表現がなされており、
    もわぁっとした質感や滞留・霧散する様子が緻密に描かれ、画面から臭さが感じられるのではといったレベル。
    また、屁をこいた後に尻を振る際、屁が尻の穴から放出されているのがちゃんと分かる
    更にフンは地面に着弾するとぐちゃっと潰れて広がるという嫌にリアルな表現がされており、
    これまでのシリーズに増して頭から浴びたくない挙動になってしまった。
    総じてPS5やXbox Series X/Sで描写される本気の屁と糞の描写は一見の価値ありである。
    美麗なグラフィックで下品な汚物を描写するCAPCOMの姿勢は合ってるのか間違っているのか…。
    何しろ7年溜め込んだ屁と糞だもんなぁ…
    • ちなみに放屁の後だが、集中モード導蟲が尻に集り赤く光ってくれるため、
      傷口と同じく尻が集中弱点攻撃が繰り出せる弱点として設定されている事が分かる。
      チャタカブラの舌や放電後のレ・ダウの頭部など、傷口以外にも弱点はあるのだが、
      それにしたってとんでもないところに弱点を作ってくれたものである。
      尻に集中弱点攻撃をぶち込むの…? マジで…?
  • 悪臭効果のある口臭ブレスを地味に非G級/MRでも行ってくるようになっている。
    こちらはいつものように直線状に口臭を吐いて左右になぎ払うモーションだが、
    前まで同じモーションであったキノコブレスの方にはテコ入れが入っている。
    今作ではなんとキノコの効果毎にブレスのモーションが変わっており
    食べたキノコの種類によって避け方や対処法が異なってくることになる。
    • 毒テングダケ摂取後のブレスは、ジャンプで距離を詰めてから素早く毒ガスを吐くものに変わっている。
      ブレスは横に範囲が広く、ガスもすぐ消えるがとにかく素早く出してくるのが侮れない。
      攻撃前に口から紫色のガスが少し漏れるので、それを見逃さないようにしたい。
      先述の通り、ブレスから間髪入れずに別の攻撃に派生することもあるので要注意。
    • マヒダケ摂取後のブレスは、前方一帯に吐きつけるかのように放つブレスに変化。
      後脚で立ち上がりながら斜め下にブレスを放つため、
      体感としてはMHW:Iにおけるテオ・テスカトルの直下ブレスなどに近いか。
      ブレスを吐いてくるまでのモーションが素早いので、
      マヒダケを食べた後はなるべく前方に近寄らないよう立ち回りたい。
    • ニトロダケ摂取後のブレスは、赤い火属性の煙というよりも爆破属性のブレスに変更されている。
      ブレスは黒煙と火花が走った後、一拍遅れて爆発が起こるという
      リアリティのある表現になっており、被弾するとしっかり爆破やられになる。
      悪臭状態も合わせて、消臭玉の重要度が高まっているとも言える。
      • 元々ニトロダケは爆薬の原料になるなど、火属性というよりも爆破属性に近い性質があったため、
        それに合わせてババコンガのブレスも属性が変更されているのだろう。
    更に、ババコンガが追い詰められるとなんとトリュフを掘り出して食べる。
    このトリュフを食べるとブレスが強化され、全種類のブレスを使えるようになってしまう
    …トリュフに出血毒と麻痺毒、爆発性まで含まれているというのか…?
    様々な状態異常を繰り出してくる非常に危険な状態となるが、
    一方で食事モーションを妨害すれば強化も防げる他、
    落し物として「掘り出されたトリュフ片」を回収、
    焚き火料理で使える食材「トリュフ・ド・コンガ」を入手できる
    ババコンガの食べかけだが…我らがハンターの胃袋は超人級なので問題ないか
    仕上げ食材の一つとして使えるようで、料理にパラッと振りかければお食事採取術が発動する。
    • モンスターが落とした食べかけ食材を拾い、ハンターが食すという点ではMHRiseで登場した牙獣種、
      ビシュテンゴと彼の好物デカデカ柿を彷彿とさせる。
      あちらは拾ったのを生で食べるが、流石にこちらは振りかけるだけとは言え調理して食べるようだ。
    • なお妨害されてからの食事モーションはハイパーアーマー付きらしく、
      どれだけ攻撃しようと歴戦傷を破壊しようと止めることができなくなる。*3
      なんとしてもトリュフを食べるという意志を感じる
  • ちなみに尻尾のキノコを食べるモーションも地味に変わっており、
    座り込まずに四つん這いのまま食べるようになっている。
    今までよりも隙が少ない上、後ろから見ると何をしているか分かりづらくなっているため要注意。
  • 落とし穴に嵌ればひっくり返るのは相変わらずだが
    なんと本作からは落とし穴に嵌めたまま眠らせたりあるいは捕獲すると
    ひっくり返って寝ながら時々小さなオナラを漏らすというモーションが見られる。
    コレを読んでいるハンター諸君も機会があれば是非見てみよう。
    「ブリュリュリュリュ、リュリュリュ、リューリュ…♪」という小気味良い放屁音が愛嬌を誘う

派生作品

MHF

変種

  • 変種は全体的に肉質が一回り硬化している。
    全身に龍属性が通るようになり(一番効いても胴体の15だが)、
    他の属性は水属性が前脚のみ、氷属性が頭のみといった具合にピンポイントな弱点となる。
    原種では最大の弱点だった火属性もおおむね通用するが、後ろ足には効果が無い。
    そのほか、腹ガード時の腹以外の物理肉質が大幅に軟化しているため、逃さずに攻めたいところ。

G級

  • ★2クエストで登場。HC化も可能となっている。
  • 体力はG級にふさわしく、11200と大幅に強化されている。
    また、変種と同様の全体防御率0.45、
    攻撃力に至っては標準で7.0、怒り時には11.2と激増する。
    ただし、特異個体化しても攻撃力は極端には伸びない。
  • 肉質は更に硬くなった……と思いきやそこまで極端ではない上に、属性弱点が原種同様になっている。
    火属性に至っては胴体に50も通るようになった。
    無属性武器を使用するよりも、火属性や氷属性武器を使った方がダメージが出やすいことから
    「G級は属性選びも大事」ということを実感させてくれるモンスターとなっている。
  • G級の特殊行動として、「前に倒れこむ」動作と同時に口からブレスを放射してくる
    通常の悪臭ブレス同様、被弾すると悪臭状態になってしまうのだが
    扇形に吐いてくるため正面に居ると被弾しやすく、威力も高い。
    また、特異個体にしない場合は「前に倒れこむ」動作が含まれるボディプレスとガード攻撃を多用する。
  • G級防具は新スキルの「調合師」が付く。
    また、剣士は匠が全部位にあり、胴と腰に至っては5ポイントもある。

特異個体

  • 見た目の変化
    • トサカがより大きくなっている
    • 全身が濃い桃色
    • 爪が伸びており、色が濃くなっている
    • 腹が赤黒い
    • 尻尾で掴んでいるキノコ・骨・鉱石が異様な程大きい
  • シーズン8.0にて秘伝書とともに実装されている。
    ババコンガ亜種の数倍の出力を誇る衝撃波のようなエフェクト付きの放屁を
    「その尻大丈夫なのか」と心配させるほど連発してくる。何食ったんだ
    実際に戦ってみると分かるが、ガード不可武器の場合、
    範囲内で繰り出されると放屁を避けきるのは極めて困難。
    ただ力んで放屁するだけでなく、3連続でバウンドしながら放屁したり、
    連続ラリアットで倒れて暴れまわった直後に放つなど多彩。
    おまけにHC補正の存在により、龍風圧の屁になっている。猿だろ
    また、フン投げも亜種と同じく3方向に投げるほか、
    腕と尻尾を器用に操りながら広範囲に4連続で投げてきたりする。
    一見、驚異に見えるかもしれないが接近すれば真上を通過して簡単にフンを回避できる。
    ただしこの4連フン投げは尻尾にもふっとび判定が発生し、非常に威力が高い。
    加えて、特異個体は何かにつけて屁やフンを連発して行動の隙を強引になくしてくる。
    特異個体の追加ステータス補正によって下位~変種まで全て攻撃力が1.5倍になっているのと相まって、
    この尻尾部分は剣士ですら即死しかねない威力である。
    ちなみにG級は素の攻撃力が高い影響で、攻撃力補正は最大でも1.1倍と控えめ。
  • 亜種のように平常時から無条件に火・毒・麻痺・睡眠の口臭ブレスを放ってくるため、
    動作を見たらすぐに回避したい。
    また、突進攻撃が通常個体とは違ってホーミング性能を有していたり、
    右爪振り⇒左爪振り⇒放屁といったトリッキーなコンボ技も用いてくる。
    さらにそのブレスの性質を変化させることができ、麻痺ブレスのすぐ後に毒ブレス睡眠ブレスを吐くなどザラである。
    亜種の場合は、ゲップのように腹にたまったガスを吐いているという事で説明がつきそうだが、
    特異個体の体内はどういう構造をしているのか気になる所である。
  • 初登場からフォワード.5で修正が入るまで、変種が異常なまでにタフだったことでも有名。
    というのも変種の全体防御率と特異個体補正に問題があり、当時は
    • 0.45(変種の全体防御率)×0.7(特異個体補正)=0.315倍
      怒り時にはさらに0.8倍されて0.252倍
      そこにHP5950×1.2倍(特異個体補正)=HP7140
    という有様だった。
    さらに基本的な肉質も原種より全体的に硬く、属性でも龍属性を弱点としているが、
    それでも5~15しか効かないのもそのタフさに拍車をかけていた。
    その後は修正の他ハンター側にも秘伝防具や覇種武器といった高火力環境が整ったため、
    当時ほど問題視されることは無くなっている。

MHST

  • 亜種や部下と共に参戦。オトモンにすることも出来る。
    野生の個体は稀の住処の道中に出現する。他にもハクム村に1頭配置されている。
    ハクム村周辺にはババコンガどころかコンガすらいないのにどうやって仲間にしたんだ。
  • 流石にフンは投げて来ないものの得意のオナラ攻撃(今作では「悪臭」の名前で登場する)は健在で、
    食らうと確率でアイテム使用不可状態にされてしまう。
    ババコンガは他にもランダムで状態異常を発生させるキノコブレスも使ってくるので、長期戦は避けたいところ。
    一方で様子を見て何もしてこないこともある。
  • 悪臭やキノコブレスと言った独特な攻撃を多用するためか、
    特技封じ状態になっている間に討伐すると帰巣しやすい。
    タマゴが欲しいなら積極的に狙ってみよう。

オトモン

  • オトモンとしては、ステータス面で突出した能力は見られない。
    覚えるスキルは悪臭やキノコブレスの他、パワータイプの強化攻撃である「ボディプレス」や
    自分のHPを回復させる「キノコ食べ」を習得できる。
    • この内、悪臭はババコンガの固有遺伝子となっているため、
      伝承させればあらゆるオトモンに放屁をさせることも出来る。
  • 基本的にはやはりババコンガらしく状態異常をメインにして立ち回りたいところ。
    悪臭やキノコブレスの他、他のオトモンから「火炎球」や「粘炎液」を覚えさせるのも面白い。
    ついでに「回避性能」や「癒しの歌」あたりも覚えさせれば、相手にとって相当厄介な存在になれる。
  • ライドアクションは「キノコ探知」と「ツタ登り」。
    後者はともかく前者はあまり活用する場面はないかもしれない…。
  • 絆技はイエロ-バースト
    使用するとライダーがばら撒いた様々な食べ物をババコンガが拾い食いしながら突進し、
    最後に強烈なオナラ攻撃をお見舞いさせるといういかにもババコンガらしい演出がみられる。
    敵全体に小ダメージを与え、確率でマヒ、やけど、睡眠の中からランダムで最大2つまで発生させることがある。
  • タマゴから誕生したオトモンは威嚇や咆哮のモーションをしながら生まれてくる。
    幼いながらも大人顔負けの迫力ある動きを見せてくれるのだが、
    これがババコンガ及びその亜種になると、何故か仰向けで寝っ転がった状態で生まれ、
    気だるげに起き上がるモーションをとる。
    何故ババコンガ一族だけこんなにやる気がなさそうな生まれ方をするのだろうか?
    腰を振りつつ放屁をしながら生まれてきたらそれはそれで嫌だが。

MHST2

  • 引き続き登場し、勿論オトモンにも加えられる。
    野生個体は寒冷地であるロロスカ地方のロロスカの樹林にいる。
    極寒の環境下にある同地域のモンスターの巣の中などにもいることがある。
    確かにババコンガは沼地等にも出てきたが、寒冷なエリアには行かないのでなんとも不自然。
    やっぱりロロスカ地方はなにかがおかしい。
  • 戦闘では基本はテクニック主体だが、怒り状態になると一転してパワー主体になるという特殊な行動パターンを持っている。
    引き続きフンは投げてこないものの、オナラ悪臭ガスやくさい息スティンキーブレスといった、嫌らしい搦め手は健在。
    とはいえ本作では悪臭ガスはパワーに、スティンキーブレスはテクニックに設定されているため、
    ダブルアクションで阻止できるようになった事から脅威度は下がったか。
    一方で、無駄行動の様子見はしてこなくなった。
  • ハンマーで頭部を破壊すると帰巣しやすくなる。

オトモン

  • 前作と同じテクニックタイプでライドアクションは「キノコ探知」と「ツタ上り」。
    ちなみに前作でキノコ探知を持っていたウルクススは突進に変更されたため、
    キノコ探知は本種および亜種だけが使えるライドアクションとなった。
  • アクティブスキルは悪臭遺伝子【小】の「悪臭ガス」、
    悪臭遺伝子【中】の「スティンキーブレス」、そして回復遺伝子【大】の「キノコパワー」を持つ。
    ボディプレスは自力で覚えれなくなり、悪臭ガスやスティンキーブレスにすくみが追加された。
    • 悪臭ガスはテクニックタイプの単体無属性攻撃で、
      通信対戦の場合は確率で悪臭状態にし、
      それ以外のバトルでは絆ゲージを通常より大きく上昇させる効果がある。
      前作の「悪臭」がテクニック技になったもの。
      • 悪臭ガスで引き起こせる悪臭状態だが、またもや今作もあらゆるオトモンが使用することが出来る。
        効果は前作とは異なり「絆ゲージが3ターンの間溜まらなくなる」と言う内容に変更されたが、
        絆ゲージが溜まらないとかなり戦術が制限されることになるため、引き続き通信対戦では非常に強力である。
      • 他のモンスターに伝承させた場合、放屁ではなく悪臭ブレスのモーションを取る。
        よって、どんなモンスターにも臭そうな茶色い息を吐かせることができる。
    • スティンキーブレスはテクニックタイプの単体無属性攻撃で、
      確率でやけどマヒのどれかにすることができる。
      ガスの色はその状態異常によって変化し、毒なら紫色の毒ブレスに、マヒなら黄色いブレスに、
      火傷なら無属性だが火炎性ブレスのモーションになる。
      こちらも前作の「キノコブレス」がテクニック技になったもの。
      直訳すれば臭い息。名前の意味的にはメインシリーズの「口臭ブレス」に近付いたと言える。
      • 1つの技かつ、消費16という安さで複数の状態異常を誘発するのは嬉しいが、
        毒と火傷はともかく、麻痺が混ざっていることが厄介。
        その後のダブルアクションを阻害されてしまう為、意外と使いづらい。
    • そしてキノコパワーだが、自身のHPを全回復する
      回復力に依存せずフル回復できるという強力な技だが、絆消費は40ととんでもなく重い
      前作の「キノコ食べ」を超強化+超高コスト化したもの。
  • 絆技は前作同様「イエローバースト」。
    内容は一切変更はない。

アイルー村シリーズ

  • コンガや亜種を差し置いて、『キノコ大好きババコンガ』と、G級探検クエストの大型モンスターラッシュにのみ登場。
    • 道中ではやたらとキノコが生えていることが特徴。
      他の多くの大型モンスター同様、ゴール前まで進むと現れるのだが、
      その周囲は果物の皮や食べかけなどで酷い荒れようとなっている。
  • 糞は投げてこないがオナラを受けると吹き飛ばされ、更に嫌悪状態に。
  • 通常時や腹を膨らませている間はダメージが通らず、放っておけば呑気にキノコを食べる。
    しかし、アオキノコでなくてマヒダケを食べてしまえばチャンス。
    こうなると攻撃が通じるようになり、ある程度殴ると剥ぎ取れるようになる。

MHSP

  • 02弾からの参戦。
    亜種もいる種族なのだが、2弾連続で通常種が参戦している。
  • アーケードに登場したにもかかわらず相変わらず(悪い意味で)自重しない
    ウ○コはぶん投げるわ屁はするわで下品技のオンパレードである。女の子も見てるんだぞ
    但し攻撃はこれでも無属性なのでやはり使いにくい。
    • ちなみに臭いやられの効果は「相手の特殊攻撃を封じる」事。
      タイミングが悪いと効果がいまいち発揮できず、味方で使う際も狙ったターンで出ないと無意味。
  • イラストも(別の意味で)ヤバい
    幼体や準成体はマシなのだが、成体はこっちに向かってケツを向けて屁を放射しているというもの。
    さすがにまずいと判断されたか、03弾では無難なイラストに差し替えられた。
  • なお、今回オトモアイルーを仲間に加える為のクエストの相手を務める。
    アイルーとババコンガの因縁は簡単には断てないようである。
    このこだわりは凄まじく、狩魂01弾では本人がトモにできないにもかかわらずアイルーの為だけに継続参戦
  • 特殊攻撃は「悪臭悶絶コンボ」臭そうな名前である。

MH:LotG

  • アニメ映画『モンスターハンター:レジェンド・オブ・ザ・ギルド』にも登場。
    配信開始に先駆け、予告編の短いワンシーンにてお披露目となった。
    …のだが、そのシーンがなんと飛び掛かるイビルジョーの側面からタックルしそのまま捻じ伏せるという衝撃的なもの。
    恐らく歴戦王ババコンガ不意打ちに近い一時的な優位であろうとは思われるが、
    それでもあのババコンガがイビルジョーを殴り倒すさまはハンターたちの度肝を抜いた。
  • 劇中では筆頭ハンター達との戦いとの後、乱入してきたイビルジョーとの戦いに発展。
    実際にかのイビルジョー相手に戦いを演じてみせ、再び視聴者達の度肝を抜く結果となった。
    その後にはイビルジョーに殺されてしまうが、一介のババコンガの活躍としては十分すぎるほどであったと言えよう。

生態ムービー

  • 森で大欠伸しながら一服しているババコンガの前にヤオザミが現れる。
    ババコンガは好奇心からヤオザミにちょっかいを出すが、匂いを嗅ごうと顔を近づけたところ、
    ヤオザミに顔を思いっきり挟まれてしまう。
    驚いたババコンガはヤオザミを顔から引き剥がし、ヤオザミに向かって怒りの放屁をお見舞いしたのだった。
    • このムービーのババコンガはヤオザミが現れるまで、
      地面に座り込んで大欠伸を口を閉じる間も無く連発しつつ、腹と背中をボリボリ掻いている。
      その姿はもうただのオッサンこれでいいのだ
      ムービー開始直後の目元アップ時の目つきだけはかなり格好良いのだが…。
      アップした顔がサルというよりカバに見えるのは気のせいだろう。多分…
    • 鳴き声や、かすかに映る姿を見る限り、
      放屁を喰らったヤオザミは気絶してしまったようである。
      ヤオザミを気絶させる程の悪臭だったのだろう。やはり下品

余談

  • 日本語圏ではコング=でかいゴリラを指す英語として認識され、実際そのように使われる事が多いものの
    本当は「コング」は映画『キングコング』で作られた造語であり、ゴリラという意味はない。
    任天堂の「ドンキーコング」というのもあるが、
    これが原因でキングコングの制作元であるユニバーサル映画と任天堂の間で訴訟が起きてしまった。
    • 日本語版ではコンガは"konga"、ババコンガは"Babakonga"とされるが、
      上述の通りでかいゴリラの意が伝わらない事から英語版でのコンガの綴は楽器と同じ"Conga"である。
      また、そこからババコンガがラテン系の音楽を連想させる
      "Congalala"というネーミングになったものと思われる。
      実際にコンガ・ババコンガ素材から作れる狩猟笛はコンガやボンゴなど打楽器をモチーフにしているため
      中々シャレの効いている英訳だと言えよう。
  • 『自らのフンを投げて攻撃する』というお下劣な攻撃が特徴のモンスターだが、
    現実のゴリラなどの大型霊長類も自分のフンや泥などを手を使って放り投げる事が有名である。
    興奮すると投げるだとか、ストレス解消のためだとか、縄張りに入り込んだオスへの威嚇だとか、
    まさかの求愛行動だとか、色々な説がある。
    なお、同じ霊長類であるヒトも例外ではなく、武器や罠として糞便を使用したという話や
    包囲戦において士気を削ぐために投石機で飛ばしたなんて話も残っている。
    武器が乏しい時の代用品にもなるし、(不衛生であるため)傷口へ命中すれば感染症にもなり得る立派な「兵器」である。
  • 現実世界ではスカンクが放屁で身を守る生物というイメージがあるが、こちらはババコンガとは異なり、
    肛門の両脇にある肛門傍洞腺(肛門嚢)から、強烈な悪臭のする分泌液を外敵に噴出する。
    また、昆虫からはミイデラゴミムシが挙げられるが、
    こちらは外敵からの攻撃を受けると、過酸化水素とヒドロキノンの反応によって生成した、
    水蒸気とベンゾキノンを主に構成された、100℃以上のガスを腹部から爆発的に噴射する。
    これが皮膚に触れると、痛みや炎症を伴い皮膚炎を引き起こすことがある。
  • 素材の項目にもあるように、ババコンガはセンマイと呼べる胃の構造を持っている。
    これが現実世界の哺乳類と同じ構造であった場合、ババコンガは複胃を持つ動物と考えることができる。
    複胃を持つ動物の多くは植物食で、複数の胃を使って植物を発酵させるのだが、
    ここに肉が入ると異常な発酵を起こし、とんでもない悪臭を発生させる。
    もしかしたらババコンガの放つ悪臭の原因はこれかもしれない*4
  • ババコンガの尻尾は物を掴める特殊な形状だが、
    これは現実世界のクモザルというサルによく見られる特徴である。
    クモザルは尻尾で木の枝を掴むことができ、ときには尻尾だけで木にぶら下がれるという代物。
    もしかしたらババコンガも、木々を尻尾で掴んで器用に移動することがあるかもしれない。
  • 妙に開発スタッフから愛されているようで、ネタ枠としての扱いが目立つ。
    • MH4では任天堂とのコラボのうち、マリオシリーズとのコラボクエストを担当している。
      凝ったギミックが取り入れられており、その様子は一見の価値ありといったところ。
      また、コラボのギルドカード背景絵の中に『ドンキーコング』を模したものがあるのだが、
      これも、ドンキーコングの代わりにババコンガが描かれている。同じサルだからだろう。
      マリオシリーズは何かとキノコが出てくるゲームであり、
      キノコ好きのサル型モンスターという設定はマリオシリーズと良くマッチしていたのかもしれない。
      ちなみに戦闘中に(実際にモンスター情報に記録される)サイズが変動するのは
      今のところこの個体のみ*5
    • MHFではMHF最後の宴の真打ちとして、当時プロデューサーであった
      杉浦氏がババコンガの着ぐるみをまとって登場するクエストが配信された。
      1時間ごとに徐々に巨大化するとともに、少しずつ強くなっていく設定であった。
      なお内部設定としては覇種の枠が借用されていたと言われている。
  • ノベル版では第二弾にて、採集クエストの妨害役として登場。
    キオ相手に最初は善戦するも、謎のじいさんの作戦の前には手も足も出なかった。
    第三弾では亜種も登場している。
  • モンスターハンター・ザ・リアル2014にも登場していた。
    ミニ・ババコンガと呼ばれているが、それってただのコンガ…あっはい、何でもございません。
    実物大模型ではなく、着ぐるみでの登場となったがかなり精巧に作られている… のだが
    着ぐるみと前述したとおり中にギウラス人が入って動く仕組みになっており、
    会場中を走り回って主に女、子どもやリア充カップルの男性の方を追い回すようだなんと放屁までする。
    もちろん色つき
    そのせいで、なにも知らない人が見るとほぼ間違いなく嫌悪感を覚える見た目になっている。
  • カプコン直営のキャラクターカフェ「カプコンカフェ」のMHXXグッズ展開のラインナップとして
    発表された3種類の香水のうち、1つは無難なアイルー、もう1つは石鹸を連想させるタマミツネ、
    そして最後の1つはなんとババコンガの香水であった。
    一体誰が発案し、誰が許可したのか。スタッフは気が触れてしまったのか。
    MH界でも一番臭そうなモンスターを香水にしてしまうぶっとびっぷりが話題になったが、
    哺乳類の糞臭を作るスカトールは実はフルーツ(特にトロピカルフルーツ)や花などの爽やかな香りを
    作る成分でもあり、微量であれば非常に良い香りがする。
    そのため、香料として添加されたり香水に使われる事もあり、そうした事情を踏まえたギャグであるとも言える。
    実際ババコンガ香水はリアルなババコンガのそれではなく、トロピカルフルーツ系の香りである。
    • ヘアスタイルが決まっているモンスターということで、ババコンガのヘアワックスも同時発売された。
      こちらも香りは同じくトロピカル系で、ババコンガのイメージとは真逆の爽やかな仕上がりになっている。
      自分の髪形を、立派なトサカに仕上げよう。
  • MHWildsではついにトリュフまで掘り出すようになった本種だが、
    なんと、現実世界でもゴリラがトリュフを掘り出して食べる行動が確認されている
    アフリカのコンゴ共和国で発見されたこの行動は研究論文にもなっており、
    トリュフ掘りは味を覚えた個体のみが行うのでは無く、"文化"として群れ全体で共有されている可能性も挙がっている。
    この研究論文が公開されたのは2024年9月20日であり、奇しくもババコンガの実機プレイとほぼ同時期であるため、
    ババコンガと現実のゴリラの生態行動が一致したのは恐らく偶然である。
    まさに事実は小説よりも奇なり。

未登場作品

  • シリーズ常連の愛されキャラであるババコンガだが、
    流石に皆勤とまではいかないようでちょくちょく休みをもらう事もある。
    が、登場していない作品でも何かしら話題になる事があり、ネタには事欠かない。
  • MH3では欠席*6した。
    しかし、削除されたモンスターの特徴の一部は新参モンスターに引き継がれている
    そうした中、ババコンガのフン投げを継承したのはまさかのハンター
    こんな展開、誰が予想できたことだろうか?
    • ちなみに、「トリッキーな動作を繰り出し、悪臭攻撃を仕掛けてくる牙獣種」というコンセプトは、
      後にラングロトラへと受け継がれている。
  • MH4(G)での復活を登場を経てのMHX。
    同じ猿型牙獣種であったドドブランゴが7年ぶりの復活、
    そしてケチャワチャ、ラージャンとその激昂個体が堂々の続投を果たし
    これまでの牙獣種が集結する…と思いきや我らがババコンガは、まさかの不参戦という結果に終わった。
    MHXには登場にお誂え向きの密林地帯が存在していた上、
    先述の通り猿型牙獣種の骨格も存在しただけ有り、不参戦が悔やまれてならない。
    • しかし、『スーパーマリオ』とのコラボレーションにより、
      MH4より使われているギルドカード背景が配布されたので、
      そこでのみババコンガの雄姿を拝むことができる。誰得
      もしかしたら、MHXから入ったプレイヤーにとっては「こんなゴリラいたっけ?」と思うかもしれない。
  • グラフィックを刷新したMHWorldでは再度参戦を逃している。
    本作では竜と龍以外の大型モンスターが登場しなかったのだが、
    戦闘中に食事を行い、食べたものに応じて攻撃の性質が変化するという
    特徴は新鳥竜種のプケプケが受け継いでいる。
    • その後、MHW:Iのアップデートにおいて同じ牙獣種である(激昂した)ラージャンが復活したのだが、
      流石にこれらに続くことはできず未参戦のまま終わった。
  • MHRiseでは牙獣種の復活、新登場が相次いだが、引き続き登場できなかった。
    そしてMHR:Sでは本拠地の密林が復活したにもかかわらず、コンガ共々登場することは無かった。
    • 同作では密林の戦闘BGMがアレンジされているが、曲名は「密林の大食漢 - Sunbreak ver.」であり、
      原曲にあった「ババコンガ」が併記されなくっている。
      新人ハンターは「大食漢って誰のことなんだ…?」と思ったことだろう

素材

桃毛獣の毛
桃毛獣という別名の所以となった体毛。
ふさふさの触り心地と可愛い色合いが人気で、武具より服飾の素材として広く取り扱われている。
この桃色は外敵への目くらましの効果もある。
丈夫に発達したものは「桃毛獣の剛毛」、より太く成長したものは「桃毛獣の豪剛毛」と呼ばれる。
MHFのG級個体からは長い年月をかけて成長した「桃毛獣の偉毛」や、
鮮やかで美しい「鮮麗な毛」が入手できる。
亜種の体毛は色や強度が異なり、別の素材として扱われている。
極彩色の毛
ババコンガの頭部に生える色とりどりの毛。見た目は美しく人気が高い。
ババコンガはこの毛を植物の汁などで固め、トサカのように逆立てている。
頭部を集中攻撃するとトサカが解け、その一部が入手できることがある。
通常の毛とは異なり、質によって用途や名称が変化することはなく、
通常種と亜種のどちらからでも入手ができるが、
MHSTでのみ上位個体から「極彩色の剛毛」と呼ばれる上位素材を入手できる。
屈強な亜種個体のトサカは非常に頑丈に固めてあるため、トサカの形を残したまま入手できる。
これは「極彩色のトサカ」と呼ばれ、ババコンガ亜種の固有の素材として扱われている。
桃毛獣の爪
黒光りするババコンガの爪。長く鋭く発達している。
好奇心から様々な物に手を伸ばし、触れる物を次々に傷つけていく危険な代物。
勿論本気で攻撃してくる際には凶悪な武器となる。
特に気性の荒い個体からはより鋭く発達した「桃毛獣の尖爪」と呼ばれる素材が入手できる。
また、更に攻撃的に発達したものは「桃毛獣の剛爪」と呼ばれる。
MHFの特異個体からは、岩をも一撃で砕くとされ、更に鋭さに磨きがかかった「桃毛獣の蛮爪」、
湾曲した鋭い爪で、抉るように物を切り裂くことに特化した「桃毛獣の抉爪」、
入手難度の高い、年月を掛けて鋭く尖った「桃毛獣の裂爪」と呼ばれる爪が稀に剥ぎ取れる
MHFのG級個体からは長い年月をかけて成長した「桃毛獣の偉爪」が入手できる他、
極稀に「桃毛獣の狂爪」という、無数の傷跡が残っていながらも衰えぬ切れ味を持つ爪が得られる。
桃毛獣の牙
とても丈夫なババコンガの牙。
鋭さは無いので食い千切る事には向いていないが、固い物でも易々と噛み砕くことができる。
岩石さえも噛み潰せるほど頑強に発達したものは「堅牢な牙獣牙」と呼ばれる。
ちなみに上位素材の「鋭牙」は亜種のみに存在し、G級で亜種の牙も堅牢な牙獣牙と一括りにされている。
MHFのG級特異個体からは「桃毛獣の磨牙」という、手入れが行き届いた純白に輝く牙を稀に剥ぎ取れる。
桃毛獣のセンマイ
トレジャーハンタークエストにて入手できるババコンガの胃。
食べると独特な歯ごたえがあることから人気の食材。
  • 本来「センマイ」とは牛の胃袋、その中の3番目の胃袋を指す。
    ちなみに牛は4つの胃袋を持つが、第一の胃袋はミノ、第二の胃袋はハチノス、
    そして第四の胃袋はギアラ(赤センマイ)と呼ぶ。
桃毛獣のテッポウ
食用になる内臓。ある意味ババコンガ最大の武器とも言える直腸である。
精力がつくと噂され、狩りに出向く前のハンターの間で人気だという。
  • 現実世界でも牛の直腸をテッポウと呼ぶ。
    濃厚な脂が乗っていてコクがあり、食べてみると普通に美味しい。
    しかし桃毛獣の戦いっぷりからして、食べるのには少々勇気が要りそうだ。
桃毛獣の秘玉
ババコンガの体内に稀に生成されるという絶世の玉。
トレジャーハンタークエストにて稀に入手できる。

関連項目

モンスター/ババコンガ亜種
モンスター/コンガ - 幼体
武器/コンガ武器
防具/コンガシリーズ
アクション/口臭ブレス
クエスト/マリオ・キノコ好きブラザーズ
BGM/密林戦闘BGM - ババコンガのテーマ「密林の無法者」および「密林の大食漢」の記述あり。
モンスター/ガランゴルム - よりゴリラっぽい、類人猿モンスターの大型新人。


*1 ちなみに発売前から危険度は公開されていた
*2 再登場ではなく過去作から継続して登場している大型モンスターとしてはリオレウスが該当。初期に公開されたアナウンストレーラーで登場が発覚した
*3 非歴戦個体は3回目、歴戦の個体は2回目から
*4 ただし、現実世界のそれは胃の持ち主に直接害を成し、命にも関わる危険なものである。当然武器として扱うことなどはできない。
*5 モンスター情報に記録されないが戦闘中にサイズ変化が発生するケースはMHFの2015年エイプリルフールのガノトトスが該当する
*6 というかMH2以降より登場したモンスターは一部を除いて全リストラにあっている。