モンスター/ゲネポス

Last-modified: 2024-11-28 (木) 14:37:00
種族
鳥竜種(竜盤目 鳥脚亜目 走竜下目 ゲネポス科)
別名
なし
英語表記
Genprey
危険度
MH4・MH4G・MHX・MHXX:★2
登場作品
MH, MHG, MHP, MH2, MHP2, MHP2G, MH4, MH4G, MHX, MHXX, MHF, MHOnline, MHST, MHST2
狩猟地
砂漠, 旧砂漠, 沼地, 旧沼地, 樹海, 峡谷, 地底洞窟, 原生林

目次

生態・特徴

砂漠地帯を中心に生息する、ランポスの亜種とされる小型肉食竜。
緑とオレンジ色の縞模様に口外にまで伸びている二本の牙、そして一対のトサカが特徴。
その鱗は砂漠の保護色になっている。
高い跳躍力や群れを作って生活する点はランポスと同様。
最大の違いであると同時に最大の脅威となるのは、鋭い牙や爪から分泌される強力な麻痺性の毒である。
攻撃と同時に毒を打ち込み、瞬く間に獲物の身体の自由を奪う。
その毒は自分達の10倍近い体重の生物でさえもほんの数秒で拘束してしまうという。
獰猛な草食竜として有名なアプケロスであっても、群れで襲われれば命の保証は無い。
因みにこの毒、あくまで奪うのは運動能力のみで、視覚、触覚、痛覚等の感覚器官の働きまでは奪わない。
そのため、この毒の餌食となった者は自らの肉体が食べられるのを自らの目や感覚で実体験するという
想像を絶する生き地獄に叩き込まれる。
積み荷や人間達、牽引するアプトノス等を狙って群れで現れる事があるため、
砂漠地帯を移動する行商人にとっては飛竜以上に大きな脅威とされている。
一方で、その身体から得られる素材は狩猟用の武具や道具類の素材としての需要が高く、
そういった意味で言えば行商人からの人気は高い。
特にその牙に含まれる強力な麻痺毒は、ボウガンの弾頭や罠の仕込みとして利用される事が多く、
一時的とは言え屈強な大型モンスターをも拘束する貴重な手段として重宝され、
一部の行商人を介して流通している。
ただし、一歩間違えれば使用者にも大きな危険が及ぶため、取り扱いには細心の注意が必要。

概要

  • 砂漠や沼地によく出没する小型の鳥竜種。
    強力な麻痺毒を持ち、ハンターの天敵と呼ばれるモンスターの一体。
    群れを率いるリーダーはドスゲネポス
    見た目はランポスと似ているが顔つきはかなり性格が悪そうであり、この種の性質を表しているかのようである。
  • 大型モンスターとの戦闘中、いきなり画面外から飛んできて麻痺させられたりするため危険。
    また、この攻撃によって大型モンスターも麻痺する事もあるが殆ど見ることはできない。
    リーダーであるドスゲネポスもガノトトスなどのオトモとして登場するとかなりうっとうしい存在。
    ただ、シビレ罠の調合素材として使える牙の需要が非常に高く、嫌われながらも重宝される存在である。
  • ベンチマーク【絆】では、アプトノスを襲うゲネポス達の映像を
    下からドアップで頭を出して映像切り替えするという堂々とした登場だったが、
    背後より現れたアクラ・ヴァシムにものの一瞬で叩き潰されて出演終了となった。
    小さくて聴き取りづらいが、叩き潰されたゲネポスの悲鳴もちゃんと入っている。
    なお、叩き潰した後、ヴァシムはゲネポスの死体を食べることなく完全に放置して地面に潜っている。
  • MHFフォワード.5のPVでは、敵や獲物であるはずのアクラ・ヴァシムやアプケロスの周りを、
    何事も無いかのようにうろついていたが、突如として現れたオディバトラスから一目散に逃走。
    その途中遭遇したハンターたちまで無視して、アプケロスと一緒に逃げていた。
    オディバトラスに限らず、大型モンスターが現れたときはアプケロス共々毎回逃げてくれると助かるのであるが。

MH4(G)

  • 2013年1月10日発売のファミ通および同日更新の公式HP上にて、
    ドスゲネポスと共にMH4に参戦することが発表された。
    • しかし、それより以前にMH4の公式HPのチャージアックスの紹介写真にて、
      ハンターが剣モードで吹っ飛ばしているモンスターの中に、
      うっかりこのゲネポスが写し出されてしまっていた。
    今作ではイーオスと同じエリアにいる場合、イーオスと戦う様子を確認できる。
    おそらく縄張り争いだろう。
  • 勿論MH4Gにも登場。
    旧砂漠が復活したことで出番が大幅に増えた。
    同時にムービーでの出演も増えたものの、突然現れたモノブロスに親玉もろとも奇襲されたり、
    セルレギオスに鷲掴みにされた挙げ句、そのまま投げ捨てられたりと散々な目に遭っている。
    「うるせぇゲネポスぶつけんぞ」とでも言うべきか

MHX(X)

  • MHXにもリーダーと共に続投。
    ギアノスが復活したことで、ランポス系モンスターが久々に揃い踏みすることになった。
    ドスギアノス?知らない子ですね。
    なお、今作ではシビレ罠の調合素材としてゲネポスの麻痺牙が使えなくなっている。
  • MHXXにもやはり続投。
    今作では例のドスギアノスも復活し、ドス含めてランポス組が結集した形となる。

MHST

  • MHSTでもドスゲネポスと一緒に参戦を飾った。
    モンソーネ平原やクバ砂漠の街道沿いをリーダーと一緒にうろついているため、発見には困らないだろう。
    ランポスと同じでスピード系の攻撃しか行わないが、たまにマヒファングでこちらを麻痺させてくる。
    マヒファングもスピード系であり、相性の良いテクニック攻撃で真っ向勝負をすれば麻痺にはならないため、
    討伐には苦労しないはずだ。
    ちなみにオトモンにはできない。
    • 理由は不明だが、フィールド上で確かにゲネポスに触れたはずなのに、
      戦闘に入るとドスゲネポスもしれっと登場している場合がある。
      HPが少ないときは一応注意。

MHST2

  • ボスであるドスゲネポスと共に今作にも参戦。
    乾燥地帯であるラムル地方のモンスターの巣などに棲息している。
    前作と同じくスピード攻撃を中心にマヒ攻撃を織り交ぜてくるが、
    たとえドスゲネポスと共に出てきてもそこまで脅威にはならないだろう。
  • ストーリー終盤のある場所ではゲネポスの群れが
    ナビルーに襲いかかる様子がムービー付きで見られる。
    ゲネポスの呼びかけで出てきたドスゲネポスと戦闘になるのだが、
    このボス戦に隠された秘密はそれだけではなく……?

素材

ゲネポスの麻痺牙
ゲネポスの口から露出する牙。「まひが」ではなく「まひきば」と読む。
強力な神経性の麻痺毒が仕込まれており、迂闊に触れると動けなくなってしまう。
その猛毒は大型モンスターにも充分に有効で、これを利用した弾丸や罠も存在する。
ハンターからの需要は高く、彼ら向けの商品として取り扱う行商人もいる。
質によって特に名称や価値が変わることはなく、一括して扱われている。
ゲネポスの鱗
ゲネポスから剥ぎ取った鱗。
オレンジと緑が合わさった色合いが特徴で、砂漠地帯では保護色となっている。
生半可な動物の牙を跳ね返すほどの強度を持つ上質なものは「ゲネポスの上鱗」、
鋭利な牙すらも通さぬほどの強度を持つ、重厚で堅固なものは「ゲネポスの厚鱗」と呼ばれる。
ゲネポスの皮
ゲネポスの鱗の下にある皮。なめし革としての需要は高い。
鱗と同じくオレンジと緑の配色となっており、好みによって使い分けられる。
上質なものは「ゲネポスの上皮」と呼ばれる。ゲネポスの上皮には神経性の毒を中和する能力がある。
なお、上皮はMHSTではドスゲネポスの上位素材として扱われている。

関連項目

モンスター/ドスゲネポス
防具/ゲネポスシリーズ
武器/げねぽおるデラックス
武器/ショットボウガン
武器/デスパライズ
武器/ゲネポスバルーン