にじさんじ語録集/ゲーム・楽曲名関連/さ行

Last-modified: 2024-04-08 (月) 12:25:06

実況パワフルプロ野球(じっきょう - やきゅう)

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コナミ→コナミデジタルエンタテイメント発売のプロ野球体感ゲームシリーズ。通称「パワプロ」。1作目はSFCで発売されており、30年近くも続いているシリーズタイトル。
デフォルメ調のコミカルなキャラデザインながら、臨場感溢れる演出などリアルに作り込まれたゲームシステムが特徴。試合対戦そのもののほか、高校や大学の野球部に入りプロを目指す「サクセス」、プロ選手としての人生を体験する「マイライフ」、高校野球チームの監督となり甲子園優勝を目指す「栄冠ナイン」など、オリジナル選手を育成するモードが存在する。
配信ではメインシリーズ最新作のプレイが多いが、シリーズとしての思い入れが深い小野町春香は「パワプロ9」などの過去作品や外伝的存在の「パワポケ」シリーズもプレイしている。

実況パワフルプロ野球2018

2018年4月に発売されたパワプロシリーズタイトル。
本作の栄冠ナインでチームを作成しての対戦コラボ企画「実況パワフルクズ野球」を椎名唯華とBANsの天開司が行った。その際、選手の外見をキャラメイクできることを活用して「所属グループのメンバーをゲーム内に登場させる」という流れを作り上げ、「トモコレ」などの別のゲームでも同様の流れが見られるようになった。2019年8月には、その規模を拡大した「Vtuber甲子園」が「REALITY FESTIVAL 3」のイベントの一つとして開催。上記2名に加えて、舞元啓介歌衣メイカ(upd8・当時)、大空スバル(ホロライブ)が参加し、実質VTuberグループ同士の大決戦ともいえるものとなった(天開司は配信の進行役及び実況を担当)。各ライバーの再現度もさることながら、選手たちのゲームでの活躍は一見の価値あり。
それ以外にも笹木咲や舞元啓介、小野町春香が配信でプレイしている。舞元によるマイライフ配信は許可を得たにじさんじライバー達をキャラとして作成しゲーム内に登場させているのも大きな特徴で、これによりプレイヤーである舞元自身の活躍だけでなく「各チームに入団したライバーたちの活躍を見守る」という楽しみも生み出した。

eBASEBALLパワフルプロ野球2020

2020年7月に発売されたパワプロシリーズタイトル。本作を用いて、Vtuber甲子園の後継企画「にじさんじ甲子園」が8月に開催された(監督は樋口楓剣持刀也椎名唯華社築舞元啓介リゼ・ヘルエスタの6名)。この盛り上がりや実際のプロ野球とのコラボ企画なども相まって、多くのライバーが配信でプレイしている。配信では特に栄冠ナインが人気を博した。同年11月にはにじさんじ甲子園の優勝賞品がゲーム内に実装。さらに実況・ウグイス嬢音声として「にじさんじ」が収録され、本作は「にじさんじの名が刻まれたパワプロ」ともなっている。
翌年の2021年8月には「にじさんじ甲子園2021」が開催。今回は監督が8名(樋口楓椎名唯華笹木咲葛葉鷹宮リオン小野町春香アンジュ・カトリーナ加賀美ハヤト)に増え、さらに選手となるライバーも海外勢が新規参戦、と規模が拡大。また、本大会と同じ育成レギュレーション(いわゆる「3年縛り」)による栄冠ナイン配信も見られるようになった。

eBASEBALLパワフルプロ野球2022

2022年4月に発売されたパワプロシリーズ最新作。キャラクター(パワター)クリエイトがより多彩になるなど、前作から各所がさらにパワーアップ。また、OB選手としてイチローが実装されることが発売前から大きく宣伝されていた。同年6月にはにじさんじ甲子園2021の優勝賞品も実装されている。
発売直後からライバーによる配信も多く、今作でパワプロを始めたライバーも。栄冠ナイン配信では、前述した今作の目玉OB選手であるイチローを求めるライバーの姿も見られた。
同年8月には夏の一大イベントとなったにじさんじ甲子園2022が開催(監督は椎名唯華笹木咲葛葉リゼ・ヘルエスタニュイ・ソシエール加賀美ハヤトイブラヒムレオス・ヴィンセント)。昨年にも増して、海外ライバーも巻き込んで大きな盛り上がりを見せた。

パワプロガチ勢として知られる小野町春香は2023年2月より、事前許諾を得たライバーをサクセスで制作し、最終的にプロ野球12球団のスタメンをできる限りライバーに置き換えてペナントレースをすることを目指す「全球団にじさんじ化計画」を開始。配信に訪れた各ライバーのリスナーから語られる様々なエピソードにちなんだ能力を持つ、個性豊かなライバーモチーフの選手たちに注目が集まる。
そして同年7月からはにじさんじ甲子園2023が歴代最多となる10チーム(監督は樋口楓剣持刀也椎名唯華社築リゼ・ヘルエスタニュイ・ソシエールイブラヒムレオス・ヴィンセント渡会雲雀五十嵐梨花)へと規模がさらに拡大して開催。今回からはにじさんじ公式グッズが販売されるなど、こちらも大きな注目を集めた。
2024年2月には天開司主催による「Vtuber甲子園」が約5年ぶりに復活。今回は天開司と椎名唯華に加え、ホロライブの博衣こより、そしてNeo-Porteの経営陣でもある渋谷ハルが監督として参加。

実況パワフルプロ野球(アプリ版)

通称「パワプロアプリ」。2014年12月にリリースされた、サクセスを主体とするスマホ向けパワプロ。
2020年2月にはパワプロアプリ公認企画「にじさんじパワプロ王決定戦」が行われ、笹木咲、椎名唯華、魔界ノりりむ、舞元啓介の4名がトーナメント形式で対戦した。
2021年の1月から2月にかけてはコラボ企画として「にじさんじ×実況パワフルプロ野球 イベキャラコンペ」が行われ、イベキャラとしての実装を賭けてニュイ・ソシエール、夜見れな、でびでび・でびる、魔界ノりりむ、小野町春香、奈羅花、舞元啓介の7名がサクセスによるキャラ作成とプレゼン力を競った。本企画でイベキャラとしての実装がすでに決まっていた笹木咲と椎名唯華は、企画進行とプレゼンでの審査を担当。同年6月末には笹木咲と椎名唯華およびイベキャラコンペで優勝した夜見れながイベキャラとして実装された。ほかの参加者についても、コラボイベント期間中に登場する「レインボール高校」の選手として実装されている。

シャイニングスター

フリー音楽素材サイト「魔王魂」で公開されている楽曲(原曲)。YouTubeのランキング動画でやたらと耳にするあの曲。
稀少でかつ非常に質の高い歌モノフリーBGMということもあってか、にじさんじ内でも使用者は多い。にじさんじSEEDs24hオープニングだったりアルス・アルマルのMinecraft配信時の待機所だったり負け確BGMだったり、人によっていろんな思い入れのある曲。

シュガーソングとビターステップ

UNISON SQUARE GARDENの10枚目のシングル楽曲(原曲)。TVアニメ『血界戦線』(第1期)のエンディングテーマ曲。
月ノ美兎が生配信の際、ドラムやベース、ギターなどの楽器の音を自分で歌う、いわゆる「全部俺」をこの曲で敢行した。配信終了後に本人の手によって『シュガーソングとビターステップ OFF(全部美兎)』がYouTubeニコニコ動画に投稿された。これを受けて、にじさんじメンバーを初め、様々なVTuberがこの音源でカラオケを敢行している。しかしながら、絶妙なタイミングでズレているリズムやキーなどの影響もあって、歌唱難易度は非常に高い。生配信において月ノ美兎がタイトルを「シュガーソングとバターステップ」と言い間違えたことを踏襲して、こちらの名で呼ばれることもある。
その後、SMC組葉加瀬冬雪夜見れな加賀美ハヤト)がデビュー半年記念として歌ってみたをあげている。

人生ゲーム / The Game of Life(じんせい - )

人生ゲームシリーズまとめ
その名の通り「人生」をテーマにしたアメリカMilton Bradley(現Hasbro)製作のボードゲーム。日本ではタカラ→タカラトミーから発売されており、コラボ版など数多のバージョンが存在する。
ビデオゲーム版も長年に渡って多数の作品がリリースされているが、Wii版*1がかなり不名誉な方向で有名になってしまっていたりする。そんな中で2023年10月にSwitch版『人生ゲーム for Nintendo Switch』がリリース。Wii版の散々な評価もあってか警戒する向きもあったが、蓋を開けてみれば中々の良作に仕上がっており、配信でも主にコラボで遊ぶゲームとして一定の地位を獲得*2している。
Switch版では最終盤に「一発逆転島」へのルートを選ぶことができるのだが、このルートでのイベントに「テーブルに置かれた食事をすべて自分一人で勝手に食べてしまい、食事代(数億円)を払った上でメインルートへ強制送還される」「有料のルームサービスを無料だと思い込んで利用してしまい、(以下略)」というものがあり、配信でこのイベントを踏んでしまうライバーが続出。「食事代で数億円払わされる」というイベントの絶妙なシュールさに「一発逆転を狙ったのに逆に借金を抱えて帰されてしまう」というプレイヤーが背負う悲壮さが相まって「老後ドカ食い破産部」というワードも生まれた。ちなみに、同じルートに「大食いイベントに参加して優勝し賞金を獲得する」というイベントもあり、こちらを踏んで獲得した賞金を持ち帰ることを「光のドカ食い」と呼んだりもする。

人狼(じんろう)

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村を守る村人陣営と村を襲う人狼陣営に分かれ*3、自分が所属する陣営の勝利を目指すパーティーゲーム。ロシアの心理学者ディマ・ダビドフ氏が1986年に考案したゲーム『マフィア』がアメリカに渡ってファンタジー風にアレンジされ、そこから生まれた『汝は人狼なりや?』や『タブラの狼』といったタイトルが世界に広まっていった。
1日は昼と夜の2つのフェイズに分かれている。昼には誰が人狼かを探るための話し合いが行われ、その後プレイヤーの投票により人狼と疑わしいプレイヤーをひとり決定し処刑する。夜には人狼が襲撃するプレイヤーをひとり決め、占い師や狩人など一部役職の行動内容も決定する。処刑されたり人狼に襲撃されたプレイヤーは死亡となり、現在のゲームセッションが終了するまでは参加できなくなる。これを、いずれかの陣営の勝利条件を満たすまで繰り返していく。
指定したプレイヤーが村人か人狼かを知ることができる占い師、自分を除くプレイヤー一人を人狼の襲撃から守ることが出来る狩人(騎士)、処刑されたプレイヤーが村人か人狼かをあとで知ることができる霊能者、村人でありながら人狼に協力する狂人などの特別な役職があるのが特徴で、誰がこれらの役職に就いているのか(あるいは役職を騙っているか)を的確に推理することが自陣営の勝利につながる。
ゲームの性質上、プレイヤーの性格や人格、口の上手さや駆け引きの上手さといったものが出やすく、時には参加したプレイヤーの意外な側面も見られる。
一見テーブルトークRPGに似ているが、ゲームマスターやシナリオが存在せずプレイヤー間の会話のみで進行するゲーム構造は、古典的なビデオゲームジャンル区分*4に当てはめる事は出来ず、「ソーシャルディダクション」という新ジャンルが形成されるに至った。
「人狼」そのものに多彩なバリエーションが存在し、「人狼」に他のゲームの要素を加えた多彩な派生ゲームが無数にあるのも特徴で、『Among Us』や『Project Winter』もその派生ゲームの一つである。
にじさんじでも「人狼」や派生ゲームがコラボで遊ばれており、時にはライバー自身が「人狼」ベースのオリジナルゲームを企画して披露することもある。

スイカゲーム

公式サイト (2023/10/06開設 ガイドライン2023/10/16改訂)
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プロジェクターのメーカーであるAladdin X(アラジンエックス)が制作した落ちものパズルゲーム。
ランダムに出現する果物を箱の中に落とし同種の果物をくっつけて「シンカ」させていく。落とした果物は物理演算によって動くため、しばしばプレイヤーの予想しない挙動を見せて思わぬ結果を生んだりもする。

Nintendo Switch版のリリースは2021年12月9日だが、当初は数多のカジュアルゲーム群に埋もれたタイトルであった。しかし、リリースから1年半以上経過した2023年9月ごろ突如として(にじさんじを含む)配信者界隈で爆発的に流行し、その中毒性の高さと240円という手頃さも相まってニンテンドーeショップのダウンロードランキングで1位を獲得*5、同月の月間ダウンロードランキングでも『ピクミン4』などの超メジャータイトルを抑えての1位を獲得*6し100万ダウンロードを達成*7、と異例の大ヒットを記録した。
そんな本作、元々は同社のプロジェクター・Aladdin Xシリーズの内蔵ゲームとして作られたもの*8で、キャラクターがかわいいと好評だったため中の人が調子に乗ってNintendo Switchに移植*9された、という経緯がある。
2023年10月には期間限定でハロウィンバージョンも登場。こちらではハロウィンらしくスイカがカボチャに置き換わっている。同年12月には同じく期間限定でクリスマスバージョンも登場した。

作中に登場する果物*10は、小さい順に「さくらんぼ < いちご < ぶどう < デコポン < かき < りんご < なし < パイナップル < もも < メロン < スイカ」であるが、かきだけ「みかん」だの「オレンジ」だの「トマト」だの……と正式名称で呼ばれないことが多い点が中の人の悩みであるらしい。

配信では、最も大きいサイズであるスイカを作ることや、一定のスコア(3000や3500)を目指すものが多い。さらなる難関にスイカを2つ作って消滅させる「ダブルスイカ」と呼ばれる目標もあり、多くの配信者が目指している。にじさんじ・NIJISANJI ENではこれまでに2人がダブルスイカを達成した。

スーパーマリオ 3Dコレクション

2020年9月に発売された3Dタイプのスーパーマリオ初期作であるNINTENDO64「スーパーマリオ64」、ゲームキューブ「スーパーマリオサンシャイン」、Wii「スーパーマリオギャラクシー」をNintendo Switch向けにリマスターしたもの。
Switchに合わせて操作体系が変わったほか、画質も格段に向上している。特に「サンシャイン」はこれまで一切のリメイク・リマスターの発売がなされておらず、出荷本数の少なさも相まってプレミアの付くこともあったソフトだけにプレイ環境を整える難易度が大幅に低下した。
にじさんじ内でもこれを機に名作を初プレイするライバーや「子供の頃プレイした」という思い出を振り返りながら配信するライバーも多くいる。

スーパーマリオブラザーズ35

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2020年10月から2021年3月末までの期間限定でNintendo Switch Onlineの加入者に無料配信されていた、Nintendo Switch用タイトル。開発元はアリカ。
「3Dコレクション」と共にスーパーマリオ35周年記念作品であり、初代「スーパーマリオブラザーズ」を最大35人で対戦するバトルロイヤルとなっている。
1本のレーンで競い合う「マリオメーカー2」の対戦モードとは異なり、独立したレーンで競い合い倒した敵を他のプレイヤーに送りつけられる仕組みなので、画面レイアウトも相まって開発会社が同じである「テトリス99」のマリオ版といった感じのゲームになっている。

スーパーマリオメーカー2

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任天堂制作のゲームエディタ+アクションゲーム。通称「マリメ2」。
2D版のスーパーマリオシリーズのコースを自作でき、インターネットを介して投稿、他のユーザーの作成したコースに挑戦できる、「作って、遊ぶ」マリオの第2弾。
作成面での前作からの大きな追加点として、スキン(どのシリーズ作品の仕様にするか)に「3Dワールド」が追加、そちらのパワーアップ形態である「ネコマリオ」の登場と、そのためのパワーアップアイテム「スーパーベル」をクッパも含めてマリオ以外の敵にも使用できるようになった。そしてプレイ面では4人同時プレイが可能になり、2Dアクションゲームのマリオとしては異例の4人同時対戦、そのレート戦も導入されている。
後のアップデートで「ゼルダの伝説」スキンも追加されており、主人公のリンクに変身することも可能になっている。
前作同様動画投稿サイトでは人気が高く、にじさんじ内でもブームとなっている。コースの作成や挑戦(特に高難易度系)はもちろん、今作導入のレート戦も盛り上がっている。ライバー達がハメられて発狂したり情けなく物乞いしたり闇に飲まれた発言を繰り返したり指示厨をも黙らせる様は必見

ストリートファイターシリーズ

ストリートファイターシリーズまとめ
もはや説明不要と言っていい、カプコンが誇る2D対戦格闘ゲームの金字塔とも言えるシリーズ。
シリーズ第2作『ストリートファイターII』の大ヒットにより「対戦格闘ゲーム」というゲームジャンルが確立されていった。2023年時点の最新タイトルは『ストリートファイター6』。

ストリートファイターV

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2016年にリリースされた『ストリートファイター』のシリーズタイトル。
リュウやケン、春麗といったシリーズおなじみのキャラ達に本作から新登場となるキャラを加え、全45体の多彩なキャラがプレイアブルで登場する。
にじさんじ内において格闘ゲームの配信は(派生ジャンル的タイトルの『スマブラ』を除けば)それほど多くはなかったが、2021年5月に安土桃を部長とする「にじストV部」が立ち上がり、格ゲー好きリスナーを中心に注目を集めた。

ストリートファイター6

2023年6月にリリースされた『ストリートファイター』の最新シリーズタイトル。
自分のアバターとなるキャラを作ってストリートファイターの世界を旅する一人用モード「ワールドツアー」や、簡単操作で多彩な技を繰り出せる「モダン操作」の導入*11などが大きな特徴。
リリース直後より、格ゲー経験者だけでなく格ゲー初心者のライバーも多くがワールドツアーを中心に配信で本作を楽しんだ。
同月下旬には格ゲーとしては初となるCRカップが本作を用いて開催(にじさんじからは葛葉イブラヒムが参加)されており、決勝戦で「ウメハラ」こと梅原大吾選手がふ~ど選手との対戦で見せた逆転劇は「令和版 背水の逆転劇*12」として大きな話題を呼んだ。
2023年11月26日には葛葉主催によるカジュアル大会「KZHCUP in STREET FIGHTER 6」が開催されている。

スプラトゥーン

スプラトゥーンシリーズまとめ
任天堂自社開発の、プレイヤーがイカ(もしくはタコ)というイカしたアクションシューティングゲームのシリーズタイトル。通称「スプラ」「イカ」。
銃火器ではなくインクを撃ち出す水鉄砲などを武器として使っているため「敵を倒す」以外に「床や壁に色を塗る」という別の意味を持たせ、「床に色を多く塗った方が勝ち」「特定のエリアに自陣の色を保持し続けた方が勝ち」といったルールで敵を倒す以上に重要な意味を持たせ、ボタン一つで床や壁に隠れながら武器燃料を回復できるため、「エイムができないとゲームにならない」「隠れる場所が限られている」というアクションシューティング系ゲームの常識を崩した攻めたゲームシステムが特徴。

VTuber界隈では配信が公式に許可されている関係で個人、企業共に配信者が多く、にじさんじでは笹木咲春崎エアルエクス・アルビオ不破湊長尾景先斗寧などの得意ゲームとして知られるほか、コラボでも良く用いられる。特に笹木はウデマエX(高レート)で初のゲーム動画をこちらに選び、Twitterでもこちらのプロゲーマーであるミリンケーキをフォローし、コラボも実現させるなど、このゲームにかなりの思い入れがある。
2022年上半期まではシリーズ2作目『スプラトゥーン2』の配信が主流。この時点で同年9月リリース予定である3作目『スプラトゥーン3』への期待感も高く、8月28日に行われた体験版を兼ねた先行フェス「前夜祭」を配信で楽しむライバーも多かった。『スプラトゥーン3』の発売日である9月9日には0時から数多くの配信が行われており、今作からスプラトゥーンに触れるライバーもちらほら出てきている。3では特にPvEモードである「サーモンラン」によるコラボも増加しているのが特徴。
また、にじさんじ内ではこれまでにスプラトゥーン2で「にじさんじスプラ杯」「にじさんじスプラトゥーン大会」「第3回にじスプラ大会」の計3回の大会が、スプラトゥーン3では「にじさんじスプラ祭り」が開催されている。

世界のアソビ大全51(せかい - たいぜん - )

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エヌディーキューブ開発、任天堂発売のNintendo Switch用ゲームアンソロジー。通称「アソビ大全」。
その名の通り、古今東西のテーブルゲーム51種収録した。主なプレイ人数は1人・2人・4人。
にじさんじ(ANYCOLOR)が任天堂とゲーム実況配信収益化に関する契約の締結を発表した直後の2020年6月5日に発売されたゲームソフトという事で注目を浴びた。最近の任天堂作品として珍しい非キャラクター物なのもあり、にじさんじ内でも多数のライバーが何かしらの形でプレイしている。オンラインマルチ対応かつとっつきやすい内容から、コミュニケーションツールとしてコラボ配信されることも多い。
コラボで主に遊ばれているゲームは麻雀やリバーシ、ブラックジャックというポピュラーなもの、ズバリ野球盤*13の「トイベースボール」や「トイボクシング」「エアホッケー」など玩具・アーケードゲーム系、6面ダイス5個によるポーカーライクな「ヨット」、インド伝来の友情破壊すごろく「ルドー」など。周央サンゴは「チャイニーズチェッカー*14」を得意とし、笹木咲の70万人記念凸待ちに本作を持ち込んでこのゲームで勝負を挑んだ。また、レイン・パターソンによる、順位がそのまま上下関係になる「下剋上大富豪」は定番企画になっている。

ゼルダの伝説シリーズ( - でんせつ - )

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任天堂を代表するシリーズタイトルのひとつである、自社開発のアクションアドベンチャー。1986年2月、同時に発売されたファミコンディスクシステムの目玉ゲームとして第1作がリリースされて以来、37年余に渡って親しまれている作品シリーズである。
「主人公の青年(少年)リンクがゼルダ姫を助けるため、ガノン(ガノンドロフ)を打ち倒す冒険の旅に出る」という大まかなあらすじが多くのタイトルに共通する一方で、それぞれの作品は時系列的にそれぞれ別の時代や時間軸上の物語である、という特徴も持つ。

にじさんじにおいては、もとはゲームボーイで発売された名作『夢をみる島』のSwitchリメイク版や、いわゆる「3Dゼルダ」の始祖にしてすでに3Dアクションとしての高い完成度を誇った『時のオカリナ』、その続編である『ムジュラの仮面』、3Dゼルダにオープンワールド要素という新たな息吹を取り入れた快作『ブレス オブ ザ ワイルド』やその続編『ティアーズ オブ キングダム』などが配信でプレイされている。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

2017年3月にWiiU最後の任天堂タイトルかつSwitchのローンチタイトルのひとつとしてリリースされたシリーズタイトル。通称「BotW」「ブレワイ」。
シリーズ初のオープンワールドとなった本作は極めて自由度の高い冒険を楽しめ、その圧倒的な完成度によって数々の賞を総ナメにした。フォロワータイトルも多数生まれており、『原神』なども本作に影響を受けたということがスタッフインタビューなどで語られている。
にじさんじでも多くのライバーが配信しているが、特に続編『ティアーズ オブ ザ キングダム』の発売を半年後に控えた2022年末ごろから再び配信が増加した。

ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム

2023年5月にリリースされた『ブレス オブ ザ ワイルド』の続編。通称「TotK」「ティアキン」。
舞台は前作と同じハイラル王国ながら、地上だけでなく空にも、さらには地底にも広がりさらに広大になったフィールドでの冒険を楽しめる。また本作でリンクが新たに手にした能力のひとつである、物同士をくっつけて様々なものを作り出せる「ウルトラハンド」も話題に。ライバーも配信で様々なものを作り出して楽しんでいる。
また、前作から登場した収集要素であるコログに本作で「友達が待っている場所にコログを連れて行く」というタイプのものが追加されているのだが、連れて行くコログに話しかけた時の「もう疲れちゃって 全然動けなくてェ…」という締めのセリフがSNSを中心にバズっており、花畑チャイカなどもこのセリフをよく擦っていた。
さらに、本作は「主人公はリンクなのになぜタイトルが『ゼルダの伝説』なのか」というよく言われる疑問に対し、ストーリーを通してひとつの回答を提示している。自分でプレイする際やライバーの配信を見る際にはこの点を意識しておくと、より本作を楽しめるかもしれない。


*1 『人生ゲームWiiEX』とその廉価版『人生ゲーム(Wiiware)』、後継作の『人生ゲーム ハッピーステップ』とそのフルプライズ版『人生ゲーム ハッピーファミリー』並びに『人生ゲーム ハッピーファミリー ご当地ネタ増量仕上げ 』の5作がある。いずれも「これを買うくらいならボドゲ版を買え」と酷評されるほど不評であった。
*2 これには、同時期に発売された『桃鉄ワールド』が(案件を除いて)配信でのプレイを自粛する流れになったことも大きい。
*3 ルールによっては第3陣営が追加される場合もある。
*4 アクション、アドベンチャー、RPG、シューティング、シミュレーション、スポーツ、カジュアル。ビデオゲームの歴史の中で自然に形成されたおおまかな区分で、21世紀に入りこれらが細分化されていったのは言うまでもない。
*5 それまで1位だったのが、人気の再燃でSwitch版のリリースから1ヶ月ほど1位の座を不動のものにしていたという『Vampire Survivors』である……と書くとその流行っぷりが分かりやすいかもしれない。
*6 ただし、このランキングの対象は「CEROレーティングの審査を受けたタイトルのみ」であるため、『Vampire Survivors』などCEROレーティングのないタイトルは対象外である点には注意。
*7 この後、2023年内に500万ダウンロードを達成している。
*8 さらに元々は「合成大西瓜」という中国のブラウザゲームで、スイカゲームはそのアレンジ作品である。
*9 Switchへの移植はエスカドラが担当。
*10 よく「実は果物ではなく野菜である」と言われるいちごメロンスイカは、農林水産省においては果実的野菜、総務省においては生鮮果実、厚生労働省においては果実類として分類されている(参考)。
*11 オフライン対戦限定だが、さらに簡単に遊べる「ダイナミック操作」もある。
*12 「背水の逆転劇」とは元々、2004年8月1日にアメリカ・ロサンゼルス近郊ポモナで行われた国際格闘ゲーム大会「2004 Evolution Championship Series(EVO 2004)」の『ストリートファイターIII 3rd STRIKE』部門準決勝にて、ウメハラ選手が地元アメリカののジャスティン・ウォン選手を相手に、体力ゲージ残り1ドットの窮地から大逆転勝利を収め決勝進出を果たした一戦を指す。海外では"Evo Moment #37"または"Daigo Parry"と呼ばれる。
*13 エポック社の登録商標。
*14 日本では「ダイヤモンドゲーム」の名で知られる。ドイツ発祥で、中国要素は微塵もない。