にじさんじ語録集/英数字・記号

Last-modified: 2024-03-26 (火) 10:45:50

A型(エーがた)

(1) 血清学上における抗原の形質から赤血球を分類したときの型のひとつ。詳細は本項で語ることでもないため各自検索されたし。
(2) 血液型占いなどでお馴染み「A型=几帳面」というイメージから発展し逆に几帳面であることをA型と呼ぶ風潮。

  • (2)から発展し几帳面なライバーを本人やリスナーが”血清学上の血液型とは関係なく”「俺A型だから」「◯◯ちゃんA型だから」などと表現することがある。

A型殺し(エーがたごろ - )/ A型スレイヤー(エーがた - )

几帳面とされる血液型A型の人が見たら死亡しかねない程に大雑把・雑な様子。また、そんな状態を生んだ人のこと。
後者の呼び方はARKにてその腕前を遺憾無く発揮する加賀美ハヤトに対し、ゲーム中で彼の属するグループ「アルファスレイヤーズ」をもじって付けられた。
なお、科学的には血液型と性格の関連性は明らかになっていない*1。また、加賀美ハヤト自身もA型である。
参考:A型殺し(Minecraftにじさんじサーバーまとめ/用語集より)

A級◯◯ (エーきゅう◯◯)

にじさんじのB級バラエティ(仮)において、同じく公式番組でありながら当番組よりもクオリティが格上レベルのヤシロ&ササキのレバガチャダイパンを指すワード。
例として、レバガチャそのものはにじバラリスナーから「A級番組」と頻繁に呼ばれており、レバガチャレギュラーの笹木咲社築、ナレーターのシェリン・バーガンディがにじバラに出演した際も「A級」のワードが頻出した。

ABEMA(アベマ)

ライブストリーミング形式のインターネットテレビ、およびその配信サイト*2。サイバーエージェントとテレビ朝日の共同出資で設立された株式会社AbemaTVが運営する。
PC・スマートフォンを介して、バラエティ・ドラマ・アニメなど、様々なジャンルの番組を視聴することができる。
2018年10月から2019年1月の期間に、同サイトのゲームチャンネルにてにじさんじ初の看板番組『にじさんじのくじじゅうじ』が放送された。

Abema7(アベマセブン) / にじくじ7( - セブン)

にじさんじのくじじゅうじ』のレギュラー出演者だったにじさんじライバー7名の総称。
メンバーは月ノ美兎樋口楓静凛える物述有栖家長むぎ剣持刀也。同番組への出演に伴い各々に3Dモデルが配布され、以降、他番組でも同モデルで出演している。
当初は「Abema7」の名義で始動したが、剣持から名前が安直だと難癖をつけられ、後の放送にて「にじくじ7」に改められた。

ANYCOLOR株式会社(エニーカラーかぶしきがいしゃ)

にじさんじ関係者/ANYCOLOR株式会社」も参照

にじさんじの運営元、にじさんじアプリの開発元。2017年5月2日創業のエンタメ系スタートアップ企業。代表取締役(CEO)は田角陸。読みは「エニーカラー」。エリーコニファーではない。
後にななしいんくの母体となる有閑喫茶あにまーれHoneystrapの配信技術にも携わっている*3
代表者含め、社員の多くが20代で構成された新興企業であり、そのためなのかライバー(および外部のVTuber関係者)たちとの距離も比較的近く、Twitter上でやりとりする姿もチラホラ見受けられる。
今でこそスタッフも増えたが、にじさんじアプリスタート時点の社員数はわずか3人であり、当時のベンチャー企業ならではのエピソードがライバー側から語られることも。妙に幼女たちからの風当たりが強い。
???「そういうとこやぞいちからァ!」

2021年5月にいちから株式会社から現在の社名に変更している。
旧社名の由来は田角陸が1人社長時代に最初に構想していたサービスの名称「i (個の)chikara (力)」から。実は「いちから頑張っていこう」といった意味ではない

なお、前社名の「いちから」という名前を汲んで「えにから」(平仮名)という愛称で呼ばれることが多い。

Apexボクシング部(エーペックス - ぶ)

FPSゲームであるApexにおいて、格闘でのキルを信条とするライバー達並びに彼らのコラボ名。元々はえる長尾景愛園愛美の三人が2434キルリレーにてキル数稼ぎの時間効率を上げるため、あえてチャンピオン狙いの定石を捨て、初動を集中させ武器も拾わず数人殴殺しつつ全滅→再マッチを狙う作戦をとったのが始まり。その後の同枠にて愛園が用事で離脱した後雪城眞尋がヘルプに入ったのがきっかけで、翌日の枠にもその三人が集合。長時間上記の戦法でキルを稼ぎ続けるうちに意気投合したらしく、その後も月曜朝に定期的に集まっては蛮族ムーブ一風変わったApexを楽しんでいる。
現在確認されているメンバーはえる(部長)・長尾景(工場長)・雪城眞尋の結成メンバー他、西園チグサ健屋花那(加入順)。他、東堂コハク北小路ヒスイなどもコラボを機に勧誘されている。

ASMR(エーエスエムアール)

「Autonomous Sensory Meridian Response」(自律感覚絶頂反応)の略。
人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い、脳がゾワゾワするといった反応・感覚のこと。ASMR=音フェチとされることが多い。主に配信で行われるのは、耳かき、マッサージ、咀嚼音、囁きなどが多い。また、ASMRと一緒に使われることが多いバイノーラル録音とは、人間の頭部を模したマイクを使い360度の立体音響を収録し、あたかもその場に居合わせたかのような臨場感を再現できる、という方式のことである。りんごを握りつぶすASMRもある。
2022年6月上旬にASMR動画をメインとするにじさんじ外の複数のYouTubeチャンネルが収益化停止やBANなどの処分を受け、同月6日前後にはTwitterで「YouTubeでASMR動画を投稿するとアカウントが停止される」という噂が拡散された。これをきっかけとして、YouTubeの「子どもの安全に関するポリシー」(2020年改定)で投稿が禁止されている動画に未成年者が出演するASMR動画が該当することが知られるようになり、VTuber界隈でもチャンネル閉鎖・他プラットフォーム移転やASMR動画・配信アーカイブの非公開化が相次いだ。にじさんじにも影響は及び、多くのライバーが過去の配信アーカイブを非公開化した。小野町春香ラトナ・プティはASMR配信をツイキャスへ移転しサブチャンネルをASMR専用にして配信を継続、鈴木勝はASMR配信をニコニコ動画へ移転しYouTubeでの配信は対策を講じてメインチャンネルで継続…など、ライバーによっては独自の方針が取られている。
よく配信している(いた)ライバー:物述有栖ドーラ鈴木勝シスター・クレア飛鳥ひな竜胆尊童田明治小野町春香雪城眞尋相羽ういはラトナ・プティ奈羅花来栖夏芽甲斐田晴ミリー・パフェヴォックス・アクマ

A/S/M/R

樋口楓の持ちネタ。ざっくり言うとネタ系ASMR
きっかけは勇気ちひろとのコラボ配信にて、ASMR配信をたびたびリクエストされASMR用のマイクまでプレゼントされたが自信のない樋口に勇気が「ASMRっぽいこと」をやるように後押し、低音ボイスASMRに挑戦したところネタ方向にベクトルが傾いてしまったもののウケが良かったことからそのまま持ちネタ化。
現在は年1~2回程度不定期にA/S/M/R配信をとっている。アニメ版ポケモンのトサキントか『クレヨンしんちゃん』のボーちゃんにどこか似たオネエ風ボイスで囁くのが特徴。基本的には視聴者からのリクエストで成り立っているが、中にはASMRとは名ばかりに鼓膜を破壊する勢いのネタが飛んでくることもあるため、人によっては替えの鼓膜が必要になるかもしれない。
そのインパクトの強さからかとうとうにじさんじ公式によるまとめ切り抜き動画もできてしまった。

Backseat(バックシート)

主にNIJISANJI ID出身ライバーおよびNIJISANJI ENライバーの配信で見かける、「指示厨」を意味する英語のスラング。
正確には「Backseat driver」で、自分は運転しないくせに後部座席から指示や文句を言ってくる人を指すことから転じて、見ているだけなのにチャットからあれこれ指示や文句を言ってくるリスナー=いわゆる指示厨という意味のスラングとして海外のストリーマー界隈で使用されている。
Spoiler(スポイラー)=ネタバレとセットで「No spoiler and backseat(ネタバレ&指示禁止)」のような注意文として使用されるのが一般的。配信の概要欄に記載されていたり、チャットにメッセージ固定されたりするほか、ライバーが口頭で直接そのような注意をしたり、リスナーがチャット内で発言することもある。
事前にネタバレや指示出しがOKと明示されている場合を除き、基本的にネタバレや指示を良しとするライバーはほぼいないので、先述のような注意を見かける前にそもそも出過ぎた指示やネタバレは行わないようにすべきだろう。

BAN(バン)

禁止、禁止令、追放などを意味する英語。
YouTubeなどの配信サイトにおいては、サイトの利用規約に著しく違反したユーザーに対し一定の期間の利用停止(配信や動画投稿の禁止)が科せられる。ライバーとしては最も避けたい事態である。一方で、2022年5月にはYouTubeの監視・通報システムを悪用して特定のチャンネルをBANさせる攻撃が起きている。

にじさんじにおけるBAN・誤BANの例
  • 2018年4月、鈴鹿詩子がBLゲームの実況配信を行い、3ヶ月の配信停止処分を科せられた。ただし対象ゲームは以前にも他チャンネルで実況実績があるため異議を申し立て、程なく解除された。
  • 2019年5月、物述有栖が3ヶ月の配信禁止処分を科せられた。理由は不明。
  • 2020年、新型コロナウイルスの影響によりYouTube運営がAIによるBANの判断の割合を増加。その結果、内容に関わらず多くのライバーが誤BANを受けた。一部ではYouTubeにセンシティブだと思われるとBANされるというウワサも
  • 2020年4月30日、ラトナ・プティがメインチャンネルをBANされた。理由は不明で、5月12日に復旧した。
  • 2020年9月18日にニュイ・ソシエール、10月6日にアンジュ・カトリーナが相次いで理由不明のチャンネルBANを受けた。いずれも後日復旧している。
  • 2022年5月中旬、インドネシアと日本で、複数のVTuberチャンネルが、YouTubeの監視・通報システムを悪用*4した誤BAN攻撃を受けた。にじさんじでは5月10日にMika Melatikaが、同月16日に健屋花那がそれぞれ被害に遭った。
  • 2022年6月8日、ましろがチャンネルをBANされた。これも理由は不明だが、2022年9月30日現在復旧はしておらず、ましろはチャンネルの作り直しを余儀なくされた(7月8日に新チャンネルで配信・投稿再開)。

bilibili(ビリビリ、中国語: 哔哩哔哩)

上海寛娯数碼科技有限公司(Shanghai Kuanyu Digital Technology Co., Ltd.)と上海幻電信息科技有限公司(Shanghai Hode Information Technology Co., Ltd.)*5が運営する中国で人気の動画共有サイト。

ニコニコ動画と同様にコメントが横から横へとリアルタイムで流れていく仕様になっているのが特徴で、現地では「bilibili弹幕网(ビリビリ弾幕網)」と呼ばれる。公式のキャラとして「bilibili娘」という姉妹(22娘と33娘)と「小电视」がいるのだが、後者のほうはどこかで見たような…?初音ミクのファンサイトである『Mikufans』を前身とし、現在は『とある科学の超電磁砲』の主人公御坂美琴の愛称であるbilibiliに改名された。

ACG(アニメ・漫画・ゲーム)関連の動画が多く、それ以外にも様々な動画投稿、生放送が行われている。有志の手でアーカイブや切り抜きに中国語訳がつけられたものがアップロードされることが多く、ある意味では海外市場での主戦場ともいえるサイトである。
にじさんじライバーも順を追ってbilibiliに活動範囲を広げており、bilibili限定配信(通称「B限」)を行っているライバーもいる。bilibiliに進出が決定したライバーは運営から告知があるのでそちらをチェック。*6
ANYCOLORの中国進出事業であるVirtuaRealのメイン活動場所でもある。
にじさんじ(VirtuaReal含む)ライバーのbilibiliチャンネルの一覧はこちら

Bi*ch

英語の放送禁止用語、別名Bワード。主にNIJISANJI ENのメンバーの配信で耳にする。
直訳すると「雌犬」。転じて主に「クソ野郎」といったニュアンスで使われる*7
そこからさらに派生し、嫌なこと、不愉快なことなどに総じて使われる表現となった。また、複数形「Bi*ches」とすると女性間で「みんな」として使われる*8。その他Sh*tと同じような感嘆詞としても用いられる。
一番耳にするであろう「F*cking Bi*ch」は「クソ野郎」をさらに強くしたものと思えばいい。
当然だが放送禁止用語となっている言葉なうえに女性を下に見た侮辱的な色も含む表現である。ENライバーなどは日常的に使っているものの、これはあくまで口語で、親しい仲間内だからこそ使えている点に注意。Bワード入りのコメントをすることや、親しい仲ではない人に使うことはNGであることは留意すべき。

bot(ボット)

ロボット(robot)を語源とする自動プログラムの総称。
Twitterでは機能の一つとして、設定により自動ツイートしたりキーワードに反応したりと様々な動作をさせることができる。転じて、機械的に同じ反応しかしない人物の通称としても使用される。
花畑チャイカは「草bot」「(リーダーと)呼ぶなbot」…等と呼ばれている。
参考:bot(Minecraftにじさんじサーバーまとめ/用語集より)

Cパート(シー - )

アニメ用語では本編終了後の短いエピローグの事。転じて、終了と見せかけて終わってない配信箇所のこと、および単なる配信切り忘れのことを呼ぶ。

COVID-19(コヴィッドナインティーン)

新型コロナウイルス

Damn(ダム)

英語のスラング。主にNIJISANJI ENのメンバーの配信で耳にする。
「Damn...」や「Damn it」のように使われる。nは発音しないので「dam (ダム)」と同じ発音になる。日本語では「くそ...」「まじかよ」と訳されるが、F*ckやSh*tに比べると弱いニュアンスになる。遠回し表現として「darn (ダーン)」がある。
本来は宗教用語で「地獄に落とす、断罪する」という意味があり、テレビや演説など公の場での宗教用語の濫用は控えるべきとされている。アメリカの映画では禁止用語になっていた時代があり、現在も自由に使えるわけではない。これは似た意味で使われる「Jesus Christ (イエス・キリスト)」や「hell (地獄)」(遠回し表現はそれぞれ「jeez」「heck」)も同様。

Discord(ディスコード)

米Discord Inc.が開発・運営するチャットアプリ。通称「ディスコ」。
主にゲーマー向けとして開発された。そのため、通話時のラグが他のチャットアプリより少ないという特徴を持つ。VTuber同士で連絡をとるときだけでなくコラボ通話をするときによく使われているため、配信上にDiscordの通知音が入り込むこともしばしば。

サーバー(グループ)への招待をリンク1つで行えるハードルの低さからクローズドなコミュニティの形成にも使われており、にじさんじ関連のサーバーも多数設立されている。

EN(イーエヌ)

(1) にじさんじの海外進出事業のひとつ。主に英語を用いて活動するVTuberプロジェクト「NIJISANJI EN」の略称、およびNIJISANJI ENに所属しているライバーを指す。
割と間違えられがちだが、EN=海外勢の総称ではない

(2) にじさんじの海外進出事業のひとつ。主にインド・英語圏内で活動していたVTuberプロジェクト「NIJISANJI IN」の略称、およびNIJISANJI INに所属しているライバーを指す。
グループ名を「NIJISANJI EN」としていた時期があるため、こう呼ばれる。現在は後発の(1)の方を指すことが多く、こちらを指すことは少ない。

(3) 英語がネイティブレベルで堪能な、NIJISANJI EN所属外のライバーのことを、賞賛の意を込めて揶揄する呼び方。
転じてEN所属の日本出身ライバーや、日本語が日本人レベルで堪能な海外ライバーのことを「JP」と呼ぶことも。
基本的にはこれらの呼び方をネタとして受け止めるライバーが殆どだが、前提として実際の母国や所属と異なる呼び方は本来失礼にあたることは留意すべき
中にはこのような揶揄は冗談だとしてもやめてほしいと明言しているライバーもいるため注意しよう。

elub(えるぶ)

外国人を意味するスラング。主にNIJISANJI IDで使われる。
由来はインドネシア語で外国人を意味する「bule」の反転。
日本語に意訳するなら「母国語出てますよ」といった感じ。

Feesh(フィーシュ)

フィナーナ・竜宮のことを示す呼び名。自ら使っているのもよく見かける。

FCL(フルチ○リスナー)

出典はアンジュ・カトリーナ。にじさんじの中でもホラーゲームのメジャーとなっている「OUTLAST」にて、このゲームにおけるBAN要素の一つとなっている下半身が丸出しの敵に対する呼称。

F*ck

英語の放送禁止用語、別名Fワード。主にNIJISANJI ENのメンバーの配信で耳にする。
「F*ck you」や「F*cking __」のように使われることが多い。前者は、日本人が仲間内で「しね!」を使うのと同じような感覚で使用される。後者の進行形の形では「クソ○○」「マジ○○」という意味になる。その他、「なんだこれ?」といったニュアンスで「What the f*ck?」と使われることも。
しかしもともとの意味は非常に悪い単語。放送禁止用語になっていることからもわかると思うが、ENライバーなどは日常的に使っているものの、これはあくまで口語で、親しい仲間内だからこそ使えている点に注意。Fワード入りのコメントをすることや、親しい仲ではない人に使うことはNGであることは留意すべき。
ちなみに、アメリカで公開される映画は台詞に1回でもFワードを含んでいるとPG-13(13歳未満の子どもに不適切な表現を含む)指定を受ける。Fワードの数が1~2回を超えるとR(17歳未満は保護者の同伴必須)指定を受ける場合もある。

Gaslight(ガスライト)

嘘をでっち上げたり偽の行動を取ったりしてアリバイを作りつつ、相手を怒らせて判断を鈍らせ、認識を覆すこと。単純に「だます」という意味で使われることも。
由来は同名の演劇で、作中で夫の周到な細工で物忘れや盗癖をでっち上げられてしまったある女性が自分のせいだと思い込んでしまい心を病んでしまうという場面があり、これが元になっている。この手法が心理学へ輸入され、心理的な虐待の一種を表す用語となった。英語圏では日本で既に浸透している心理学用語「サイコパス」と同様、色んなケースに気軽に使われることで本来の意味合いは薄れている。

AがBをだます状況で「A is gaslighting B」とコメントされる。これに対抗してBがAをだまそうとすると「A and B are gaslighting each other (互いにだまし合ってる)」となる。Among Usやマイクラコラボでの悪戯でよく見られる光景。ただ、まだ浸透し始めて日が浅いためにアルバーン・ノックスやロゼミ・ラブロックなど、NIJISANJI ENメンバーでも意味を知らなかった者がいる。
派生語に「gazulight」があり、LazuLightメンバーに対して同じ意味で使われる。

GG(ジージー) / GGWP(ジージーウェルプレイ)

それぞれ「Good Game(グッドゲーム)」「Good Game, Well Play(グッドゲーム、ウェルプレイ)」の略。直訳すると「良い試合だった」「良いプレーだった」となる。つまり、勝負の終わりに健闘を讃えるスラング。VTuberのゲーム配信においても、称賛や労い、慰めの言葉として広く使用されており、メンバー限定スタンプに用意されていることも少なくない。
相羽ういはは「ぐーぐー」と読み間違えている。
類義語には「対戦ありがとうございました」を意味する「対あり」、対義語には勝負開始前に幸運を祈るスラングである「GLHF(=Good Luck Have Fun)」がある。

IKZ(いくぞ)

「行くぞ(IKuZo)」の頭文字をとったもの。海外のVTuber界隈、にじさんじ内ではとりわけNIJISANJI IDNIJISANJI ENにおいて文字通り"Let's go"の意味で待機画面等で使用される。決して某演歌歌手のことではない
ライバー名に掛けて「PKZ」(ぽむ・れいんぱふ)、「FKZ」(フィナーナ竜宮)、「ELIKZ」(エリーラ・ペンドラ)、「SELIKZ」(セレン龍月)などの変化も見られる。

INTRO 2.0

主にNIJISANJI EN内で使用される配信タイトル。「DEBUT 2.0」という表記も使われている。2.0モデルのことではない。
デビュー配信では各ライバーとも自己紹介スライドを用意しているが、持ち時間の制約上全ての内容に触れることが難しい。
そのため、多くのライバーがデビュー配信後にINTRO 2.0として改めて自己紹介のための枠を取っている。
INTRO 2.0では、デビュー配信で使用したスライドを一枚一枚改めて見せ、デビュー配信で割愛した内容をより深く掘り下げるのが定番のスタイルとなっている。ENライバーの人となりを詳しく知りたい場合は、デビュー配信だけでなくこの配信もセットで視聴するといいだろう。
EN創設メンバーのエリーラ・ペンドラが初めてこの配信タイトルを使用しており、以後デビューした多くのライバーもこの配信タイトル・スタイルを踏襲している。

Jar(ジャー)

(1)英語の名詞及び動詞。[名]瓶*9。[動]~を不快にさせる。
(2)英語圏のミーム。フィギュアを指して「I want to put her in the jar. (彼女を瓶に詰めたい。)」のように言うが、これはオブラートにざっくり言えば「好きすぎて瓶に詰めて自分色に染めたい」ということ。
海外の掲示板「4chan」のMLP(マイリトルポニー)板に投稿された画像が元ネタだが、性的表現を含むショッキングで狂った内容なので、検索はお勧めしない*10
NIJISANJI ENではミスタ・リアスエナー・アルーエットにこのミームを吹き込んだ*11ほか、セレン龍月が配信*12でスパチャコメントを受けてロゼミ・ラブロックを瓶に入れた*13ことを皮切りに、アイク・イーヴランドサニー・ブリスコーヴォックス・アクマが彼女の被害に遭っている。

JK組(じぇーけーぐみ) / JK三人組(じぇーけーさんにんぐみ)

一期生のうち女子高校生(JK)である月ノ美兎樋口楓静凛の三人を纏めて表した言葉。JK組の項を参照。

JKじゃい!(じぇーけー - )

物述有栖が「幼女はお前じゃい」とツッコまれた際に生まれた名言。
参考:2018/03/14
ついには同じママから生まれた年齢が逆にしか見えない後輩がデビュー。

Lスター(エル - )

正式名称はL-STAR EMG。Apex Legendsや、その母体であるTitanfallシリーズに登場する架空の銃器。「大きくて当てやすいが速度が遅いプラズマ弾」と「オーバーヒートゲージによる特殊なリロードシステム」の二つの特殊仕様を持つが、両方とも上級者になるにつれてメリットよりデメリットの方が無視できなくなってくるのがネック。敵が見えなくなるほどのマズルフラッシュ(=発射時に銃口から出る光)も相俟って「光るおもちゃ」扱いされてしまう程。なお現在ではほどほどに修正されている模様。
にじさんじでは樋口楓が初めてキルリーダーをとった武器として愛用している……のだが、その愛はもはや狂気的な域に達している。バグ検証しながら狂った笑い声をあげる様が盛大にバズったり、Disった後輩脅しをかけ布教したり等。

MAD(マッド)

直訳すると「狂気の」「バカげた」などを意味するが、ネットにおいては既存の音声・動画を編集、改変して別の意味を持たせたもののことを指す。「音声MAD」「MAD動画」とも。通常の企業は著作権の関係なども有り、題材にされた本人がMADに言及することは極めて異例だったが、ファンとの距離が近いVTuberは比較的一般的となっている。
主にニコニコ動画・YouTubeに投稿されており、にじさんじ発足時期にブームだった「VTuberマンシリーズ」や「VTuberダンスロボットダンスリンク」は同じライバーを対象に複数人が作っているケースもある。ライバー本人が言及した作成者に関しては、森中花咲関連の「やなぎ」氏が有名。
ただし、中にはこうしたMADを快く思わないライバーも少なからず存在しており、静凛は明確に自身のMADおよびコラ画像の作成について拒絶する発言をしている。今後、MADやコラージュの作成を考えているファンは、まずは対象となる各ライバーのMADについての認識を確認することが肝要である。

Malding(モールディング)

mad(怒り狂う)+balding(頭がハゲかかった)の造語。通例、些細なことにとても怒っている様子をからかう言葉。怒ってばかりいるとストレスではげるぞ。
既に辞書にありそうな単語だが、意外にも配信文化で浸透した新語である。NIJISANJI ENとのAmong Usコラボにて、配信経験が浅いクランチーロール・ヒメ(Crunchyroll-Hime。他企業系V)がリスナーに意味を尋ねている場面がある(彼女のチャンネルより)。

MikuMikuDance(ミクミクダンス)

樋口優氏が制作したアニメーション制作ソフト。通称「MMD(エムエムディー)」。
プリセット(数値などを設定)された3Dモデルを操作してアニメ動画を制作する。
同ソフトウェア向けに制作された3Dモデルや、これで制作された映像作品を指すこともある。

無償公開であることに加えてサンプルも内蔵されており、誰でも手軽にアニメーション制作ができる。配布されているキャラクターモデルを読み込み、ダンスや寸劇といった動画を作ることが流行している。
にじさんじ公式ライバーも、有志によって制作されたMMDモデルが配布されていることがあり、ダンスを中心とした映像作品が投稿されている。

Mirrativ(ミラティブ)

株式会社ミラティブが開発・運営する*14、スマホ単体で生放送配信ができるアプリ・配信プラットフォーム。アーカイブは14日間のみ残る。
自撮り画像をアバター化するにじさんじアプリとの組合せでバーチャルライブを実現した。
その一方回線は非常に弱く、月ノ美兎の初配信時も頻繁に落ちていたが、2期生デビュー時からさらに顕著になり(にじさんじアプリとの相性もある模様)、公式が謝罪する事態となった。
Mirrativを中心に活動していたライバーは、2018年12月の3グループ統合までに順次YouTubeに移行したため、現在はほぼ使用されていない。にじさんじライバーのMirrativチャンネルの一覧はこちら

2018年5月1日にはにじさんじとの正式コラボを兼ねて「ギフトアイテム機能」が追加。アイテム(要課金)を使用すると抽選で「好きなメッセージ喋ってもらえる権利」が貰えた。アイテムを使った際に流れるアニメーションは画面が映え、ファン必見であった(にじさんじ×Mirrativ 新機能リリース!)。
当初は配信で行える自由度が低いMirrativよりYouTubeを目指そうという流れが主流だったが、新機能を目当てに凱旋するライバーや前述のライブとアプリとの適合も相まってライバー自身も気に入っていた。立ち上げ期のにじさんじにおいて重要な役割を果たしたプラットフォームである。「Mirrativ様は素晴らしいです」

moimoi power(もいもいパワー)

モイラ様から溢れ出る、癒しの波動のような何か。
モイラ様の配信に乗り遅れた海外のこいぬが「なんてこった!moimoi powerが摂取出来なかった!」と発言したのが初出。

NETDUETTO(ネットデュエット)

ヤマハが運営していたWindows/Mac向けのアプリケーションソフト。文字通り、遠く離れた人とネット上でセッションやデュエット出来るもので、驚異的なラグの少なさを誇る。このソフトを活用してVTuber同士の生セッション・ライブ配信などが行われるようになった。2020年11月30日をもってサービスを終了し、現在は後継サービスのオンライン遠隔合奏サービス「SYNCROOM」が運営されている。

niconico(ニコニコ)

ドワンゴ運営の「ニコニコ動画」「ニコニコ生放送」を含むサービスの総称。優れた検索機能を持つタグシステムや、動画上を横方向にスライドしていくコメント機能が有名かつ最大の特徴。
にじさんじライバーの中には、YouTubeだけでなくニコニコ動画にも同じ動画を投稿している者も少なくない。また、にじさんじ公式チャンネルにて月2回にじさんじのハッピーアワー!!が放送されている。
毎年オフラインイベントとして4月末の土日にはあらゆる業界が出展する「ニコニコ超会議」、夏から秋にかけては全国の都市を巡回する「ニコニコ町会議」、11月には歌やダンス、演奏に重点を置いた「ニコニコ超パーティー」が開催されており、多くのライバーが出演している。
また、各種ライブイベントの公式配信もニコニコ生放送で行われており、事前番組やアフタートークなども含めて恒例となっている。
いわゆる切り抜きの文化はニコニコ動画でも根付いており、「ジャンル:エンターテイメント」のページにタグ「にじさんじ」が表示されている。切り抜きがバズった影響か2021年8月からタグ「周央サンゴ」も表示されるようになった。
椎名唯華は2018年10月から2019年6月まで、ニコ生で配信される『ニコラジパーク』の水曜日レギュラーとして出演していた。同番組はTOKYO FM系ローカル局でも放送されており、にじさんじライバー初の地上波放送でのレギュラー出演となった。
にじさんじライバーのニコニコ動画チャンネルの一覧はこちら

NEEJEESAHNJEE(にぃじぃさぁーんじ)

セレン龍月が発祥のミーム。彼女の「にじさんじ」の発音の仕方がアクセントの非常にはっきりしている癖の強いものだったことに由来し、LazuLight x OBSYDIA: MELTDOWN! にてこの綴りが与えられた。

NINISANI(ににさに)

NIJISANJI ENの配信にたまに登場する謎の団体。
日本語的にも「2232」と音が近くあまり違和感がないことからNIJISANJIのパチモンだの姉妹グループだのいろいろな扱いをされているがもちろん実在はしない。正体はペトラ・グリンが日本語縛り配信にて言及しているように「ぽむ・れいんぱふのツイートでのスペルミスが発祥のミーム」である。実際NとJとIはキーボード上で斜め一列に並んでおりミスが起きてもおかしくない。もしかしたら最初から狙っていたのかもしれないが。なおNINISANIのメンバーはペトラぽむの二人だとか、違うとか...。
ID3人、KR2人、EN3人を交えたGartic Phoneコラボでは生みの親ぽむ自身が「NINISANI VS NIJISANJI」なるお題を投稿。最初にそのお題を受けたエリーラ・ペンドラの図らいで「ロゴはぽむをベースにする」という流れになったものの、皆で見合った際にID組やKR組が「NINISANIって何?」と困惑する様子が見られた。

NIJI ◯◯(にじ - )

海外ライバー(特にNIJISANJI EN)の中でも特定地域に住むライバーたちの総称。◯◯には国・地域を指すccTLD(国別コードトップレベルドメイン)が入る。Niji◯◯, NIJI◯◯などの表記ゆれも存在する。

関連用語:にじさんじJP○○出身

OBS(オービーエス)

Open Broadcaster Softwareの略。OBS Projectが開発・保守を行っているフリーの配信管理用ソフト。ライバーがパソコンから配信を行う時はこれを使うことが多い。
ゲーム画面と背景、コメント、スーパーチャット表示、立ち絵の表示、各種切り替えなどは全てこのツール上で行っている。そのため自由度が高く、雨森小夜花畑チャイカ黛灰などの配信ではOBS搭載の機能をフル活用した「OBS」芸を繰り広げる事がある*16
また、配信の開始・終了もこのソフトで行っているため、こちらの不具合・不調はダイレクトに配信状況に繋がる他、ライバーが画面外でトラブルを起こした場合配信が終わらなくなってしまうこともある。
「Stream Labs」というチャット時に動くステッカーが使える配信ソフトがあり、この機能を内包したOBSは「SL OBS」と呼称される。(ライバーでは社築アルス・アルマル等がこれを使用していると思われる。)

ONE PIECE(ワンピース)

『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載されている、尾田栄一郎による日本の漫画作品。
海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィを主人公とする、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る海洋冒険ロマン。ユーモラスな独特の世界観と一癖も二癖もあるコミカルなキャラクターたちが織り成すギャグシーンや熱いドラマ、白熱のバトルをメインとする少年漫画の王道を行く物語が好評を博し、国内外に多くのファンを持つ人気作品でもある。1997年から現在に至るまで未だ連載が続いており、ライバー・リスナー内でも有識者が多く、雑談の話題やシチュエーションの比喩として引用されることも多い。

OPENREC.tv(オープンレック)

サイバーエージェントグループの株式会社CyberZが運営する、スマホまたはPCから視聴可能な生配信プラットフォーム。通称「プンレク」。
とにかくゲームにフォーカスした配信サイトであり、PUBGPARKや任天堂のゲームの生配信(任天堂のゲームをYouTubeで配信するとなると、かなり制限がかかることが多い)、そして日本最大のeスポーツ大会である「RAGE」の生配信などが行われている。
にじさんじでは監禁1ヶ月間プンレクのスタジオから配信を行ったり、ゲーマーズの学力テストが行われたり、PUBG PARKにメンバーが参加したりしている。
大手系のコンシューマーゲームの収益化等の制限緩和や、いわゆるインディーゲームの台頭などもあり、にじさんじでは2020年より徐々にOPENREC.tvは使われなくなり、2021年以降はTwitchが初期~中期のOPENREC.tvに近い役割を担っている。
にじさんじライバーのOPENREC.tvチャンネルの一覧はこちら

PEX(ペックス)

バトロワFPS『Apex Legends』を指す俗語。また(他人と、特に異性と)APEXで遊ぶこと。
にじさんじ用語としては、2020年11月に黛灰三枝明那弦月藤士郎とのAPEXコラボにて、明那が離席中、弦月に明那との関係を問われた黛が「明那は所詮やっぱりAPEXの関係だから……PEXするだけの仲だから。ペフレだから」と発言したのが始まりだと思われる。

それから2年以上が経ち黛も活動終了した後、偶然にも近い用法でネタとして流行らせた元凶がインターネットの女・石神のぞみ。デビューから間もない2023/01/26の雑談配信にて「エゴサしていたら『(APEXなどの)FPSはあまりやらないでほしい』って見かけて……なんで? それ」という話をした際の「男と絡んでほしくないんじゃない?」というあるリスナーのコメントに大ウケし「コラボ解禁したら絶対、ちゃんと許可を取った上で、男性の先輩とめっちゃAPEXするわ!」と発言したのち、PEXね、PEX。ww」「男性と…ww 2人で…ww PEX…wwと冷やかしたのが始まり。
後に02/13の配信にて、リスナーにバレないよう雑談しながら裏でAPEXをするドッキリを断行、リスナー(と一般通過鏑木ろこ)を阿鼻叫喚させた。
先述の発言がリスナーどころか同期やそのリスナーたちにも大ウケした結果、以来APEXやFPS関係の話題になるとほぼ必ず「PEX」というワードがリスナーもしくは同期から飛び出すようになってしまい、ドッキリ配信以降「裏PEX」なるフレーズまで誕生した。
獅子堂あかりワンチャンのんちゃん(石神)も(VALORANT)やってくんないかなぁ。PEXPEX言ってたからさ」「めるち・のんちゃん・ろってぃの三人でミリしらPEXやったら謎すぎて面白そうだな」ソフィア・ヴァレンタイン「男性と二人でPEX…」「PEXって言い方www」
五十嵐梨花ついさっきまで獅子堂あかりと、あれをしてたんですけど。APEX。石神のぞみでいうPEXをしてたんですけども
鏑木ろこ鏑木はFPSミリしらだから、やって(TPSの)スプラなんだけど、FPSミリしらのIdiosの他の同期たちと集まって、エアプのPEXをやってみたくて…ww

POG(ポグ)

興奮した時や驚いた時に発する言葉。かつてTwitchにあった驚いた表情のエモート(スタンプ)「PogChamp」が発祥のネットスラング。
にじさんじではNIJISANJI IDライバーが2020年10月のメンバーシップ開設ラッシュでPogChampと同じ表情の顔絵文字を相次いで実装し、NIJISANJI ENでもメンバー限定絵文字の定番となっている。
言葉としてのPOGは、2021年12月デビューのルカ・カネシロが口癖のように使い、面白がった葛葉も何かと多用したことで広まった。
一般的に由来など知らずに使う人が大多数であり、Play Of the Game (そのゲーム最高峰のプレイ)の略称として広く知られているが、この意味で説明すると憤るTwitchキッズがいる。
POGの由来となった「PogChamp」自体も古いネットミームが由来である。2011年にあるプロゲーマーがPogs(後述)を遊んだ約3分のネタ動画「Pogs Championship」(めんこ大会)を投稿。これが反響を受けて同じ人の別の動画から切り抜かれた顔(三脚に足をぶつけたカメラマンに驚いた表情)と一緒にネットで拡散され、Twitchのエモートになった。しかし2021年、この人物がアメリカ連邦議会議事堂襲撃事件に際して、議会襲撃者の擁護と受け取られかねない発言をしたため、TwitchはPogChampを削除した。
「Pogs」は英語圏の遊びで、1920年代に日本からハワイにめんこが伝わったのが起源とされる。牛乳キャップを使うのが特徴だが、ハワイで1970年代に発売された「POG」という飲み物(パッションフルーツ、オレンジ、グアバの頭文字)が、牛乳キャップを使っていないもののキャップにPOGのロゴがあるということでめんこ遊びの名前になり、1990年代にはアメリカ本土でも流行した。

REALITY(リアリティ)

GREEグループのREALITY株式会社が提供するスマートフォン向けの配信アプリ。
配信側としては、なかなか収益化に漕ぎ着けないと言われているVTuberの世界で、初日から誰でも収益化が可能であるという点が大きな特長である。また、ギフトによる投げ銭システムやスマホでも可能なアバター作成などのサービスも提供される予定であり、早期段階であれば収益化に関する手数料やアバター作成費が無料になるとのこと。
独自の番組、企画をスタジオから送ることも有り大規模イベントである「REALITY FESTIVAL」も開催されている。視聴者は配信中にギフトを送ることで登場VTuberに色んな衣装を着せたり、スタジオ内にギフトを降らせることも可能。YouTubeと同時配信される場合も有れば、アーカイブのみ配信される場合もある。
初期からこのサービスに参加するメンバーの中には月ノ美兎も含まれており、他にも多くのVTuberが参加、もしくは参加予定であることが発表されている。なおスタジオが3D空間と言うことも有り、「出演には3D化が前提」かと思われがちだが(周囲から浮きはするが)2Dでも出演は可能。
2020年3月5日現在、月ノ美兎静凛樋口楓える家長むぎ物述有栖剣持刀也が3Dで、黒井しば椎名唯華舞元啓介ジョー・力一が2Dで参加済み。

Reddit(レディット)

米Reddit Inc.が運営する掲示板型SNS。
簡単に言えばTwitterと5ちゃんねるを組み合わせたようなシステムで、"subreddit"と呼ばれる特定のジャンルに関するコミュニティ(5ちゃんねるの「板」に相当)が存在している。アカウント登録したユーザーはこの"subreddit"たちに各々が取り扱う内容について話したい事柄を自由に書き込み、その投稿に"upvote/downvote"評価(いわゆる「高評価」「低評価」)を付けたりコメントすることが出来る。
多くの場合"flair"と呼ばれる投稿内容(最新情報、談議など)をカテゴライズするためのタグが存在し、にじさんじ公式コミュニティなどsubredditによっては投稿する際に必須となっていることもある。
また、Twitterのようにsubredditやユーザーをフォローすることができる。フォローしたsubredditやユーザーの投稿がトップページに出やすくなるため、subredditにアクセスしなくても自分が興味のある最新の投稿を見つけやすくなる。
VTuber界隈でもファン同士の雑談の場や、VTuber本人がファンとの交流や新規リスナーを獲得する為のツールとして使われている。にじさんじでは小野町春香朝日南アカネが海外リスナーへの情報発信に積極的に用いているほか、NIJISANJI ENも一部のライバーがRedditのアカウントを所持している。
にじさんじ関係では専用subreddit(2020年2月に有志により運用開始、同年12月からANYCOLORによる公式運営スタート)とVTuber全般を取り扱うsubreddit(2017年運用開始)の2種類が存在する。配信や切り抜きをシェアしたい場合は前者の方が圧倒的に注目されやすい傾向にあるほか、にじさんじライバー本人や運営からの投稿もこちらで行われる。一方で、最新情報やファンアート、ミームをシェアしたい場合やリスナー間で談議を行う際はどちらのsubredditでも良い。
にじさんじライバーのRedditアカウントの一覧はこちら

Seison't(せいそんと)

「清楚」+「~n't(否定形)」。表面上は清楚だが実際はそうではなかったり、清楚キャラのはずがいつの間にか変な方向に行ってしまった者のことを指す海外スラング。
例:月ノ美兎概念上の元凶)、鈴鹿詩子御伽原江良ハナ・マキアソ・ナギナ・セラフィナーナ竜宮海外勢における代表例)、エナー・アールウェットなど。

Sh*t

英語の放送禁止用語。主にNIJISANJI ENのメンバーの配信で耳にする。
名詞として直訳すると「うんち」だが、主に使われるのは間接詞としてで、その意味は「クソッ!」「ちくしょう!」など。その他、怒りや失望などあらゆる意味を含む。
「Oh sh*t!」「Holy sh*t!」などと使われる。意味はどちらも上記と同様。遠回しな表現としては「shoot」がある。「the sh*t」は「最高!」というポジティブな意味になる。
ENライバーなどは日常的に使っているものの、これはあくまで口語で、親しい仲間内だからこそ使えている点に注意。Sワード入りのコメントをすることや、親しい仲ではない人に使うことはNGであることは留意すべき。

SHOWROOM(ショールーム)

SHOWROOM株式会社が配信している、生配信やその視聴を可能とするサービス*17。古参VTuberである東雲めぐ*18の故郷でもある。
VTuber界における活動場所の一つでもあり、SHOWROOMを活動場所として活躍するVTuberも増えている。かく言うにじさんじメンバー達もそう。
視聴者が配信者に対してギフトアイテムと呼ばれるものを投げることで配信を盛り上げることが出来たり、リスナーランキングを上げることで配信者側から認知されやすくなる、というリスナーと配信者の距離を近くするための独特の仕様が特徴。

SKI(エス・ケー・アイ)

出典は剣持刀也
「サブカルクソ委員長(Subculture Kuso Iincho)」の略、つまりは月ノ美兎のことを指す。

Skype(スカイプ)

ファイル共有ソフトの古典「Kazaa」の共同開発者であるニコラス・センストロム氏とヤヌス・フリス氏が開発し、現在は米マイクロソフトが継続開発・運営している、おそらく最も世界で使われている音声通話チャットアプリ。
VTuber界隈でのコラボでたまに用いられることがある。現在ではDiscordが主流となっているため、Skypeの特徴的な呼出音がインターネット老人会ネタとして使われることもある。ちなみにギルザレンIII世にはSkypeで連絡を取る模様。

Staff-san(スタッフさん)

海外のNIJISANJI各運営で働くスタッフに対する愛称。ID、KR、ENで共通してこの呼び方が見られる*19。ライバーとリスナー両方によって用いられ、特にNIJISANJI IDではかなり浸透している。切り抜きやイラストではロゴが頭になった人間のような姿で表されることがある。

Slack(スラック)

Slack Technologiesが開発・運営するチャットアプリのひとつ。「Searchable Log of All Conversation and Knowledge(すべての会話及び知識の検索可能記録)」の略。
ゲーム制作会社として設立されたSlack社が会議・打ち合わせや制作進行状況などの情報の共有のために内製したソフトを公開・商用化したものであり、開発経緯から社内コミュニケーションツールとして一般には認識されている。
主に運営とライバー間の連絡手段として使われている。スッコココ/しゅぽぽぽという音はこのアプリが出している。

swagapino (スワガピノ)

swag(イケてる、イカした)とfilipino(フィリピン人)を合わせたスラングで、NIJISANJI ENの配信やコメントで見かける。
Wave 3から言語や食といった文化的に推測されるものから実際にハーフである場合まで様々な形でフィリピンと関連のあるライバーが増えているもあって度々ネタにされ、「チャット欄に密かに紛れていてフィリピン関連の話題で召喚される」とか「我に返って謝罪しだす"sorripino(apologino)"との2面性である」などとよく評価される。実際にタガログ語を配信でも活用しているミリー・パフェがオチになることも。

Tazumification(タズミフィケーション)

NIJISANJI ENで2021年11月22日(日本時間)に開催されたイベント"Ready, Set, CLASH!"の罰ゲームにより生まれた地獄。日本では#田角withMeのハッシュタグが付けられている*20
イベント自体はENメンバー全員がマリオカート8デラックスで対戦するというごく平和的なものだったが、優勝したフィナーナ竜宮に与えられたのは「他のENメンバーのTwitterアイコンを48時間強制的に変更する権利」。
その結果、ENメンバーのアイコンが田角陸のセンシティブなコラ画像で並ぶ事態になってしまった。
この流れに、JPから舞元啓介オリバー・エバンス、KRからガオンイ・シウセフィナらが便乗。彼等も一時アイコンを同じ画像に変更した。
元ネタの画像は韓国芸能プロデューサーのパク・ジニョン氏(JYP)が自ら投稿したネタ画像のコラージュ原案はガオン制作はソ・ナギ罰ゲームでの使用を提案したのは実はフィナーナではなくペトラ・グリンであった。

TikTok(ティックトック)

中国のByteDance(字节跳动❲字節跳動❳有限公司)が運営する、短い動画が投稿できるSNS。中国から全世界に瞬く間に拡がり、特に10代を中心に人気と言われる。YouTubeのウザイ広告で話題になった(これをYouTuberやVTuberがパロディした動画も投稿された)。パリピ向け。陰の者には不要である(…ん?)。
2018年9月下旬頃、一部のにじさんじメンバーのアカウントが出現し、動画が投稿された。
2022年に何者かによる何人かのライバーのアカウント乗っ取りが発生した。
にじさんじライバーのTikTokアカウントの一覧はこちら

Toonation(トゥーネーション)

韓国ToothLifeが運営するドネーションサイト。通常の投げ銭に加え、その文章をTTSというボイスで読み上げる機能や、ライブの画面にお絵描きができる機能などが実装されている。
NIJISANJI KR出身のライバーがよく使用しており、リスナーによるお絵描き芸やTTSでの読み上げによる芸が始まることも。

Touch grass(タッチグラス)

英語を使用するNIJISANJI ID出身およびNIJISANJI ENライバーの配信やSNSの投稿で時々使われる、2021年ごろから見られるようになった海外ネットスラング。
直訳すると「草に触れる」だが、スラングとしては「インターネットのことは一旦忘れて現実に戻る」という意味であるほか、「外出して羽を伸ばす」といったニュアンスでも使用される。

TSUBAKI(ツバキ)

資生堂が販売している女性用ヘアケア商品シリーズ。特にシャンプー。飲み物ではありません(ただしグルシャンの人は除く)。

TTS(ティーティーエス)

Text to Speechの略で、いわゆる「ゆっくり」に代表されるような機械音声のこと。
にじさんじ内ではイブラヒムがYouTubeのスーパーチャットと連動してその文面をTTSが読み上げる機能を導入していることで知られている。
また、NIJISANJI ID出身ライバーが利用するStreamlabsや、NIJISANJI KR出身ライバーが利用するToonationなど一部の外部ドネーションサイトでは標準機能として備わっている。前者は一定の金額を投げ銭すると利用できるオプションという扱いで、後者はボイスサンプルの提出によって誰でもこのボイスを作ることができるのが最大の特徴。
KR出身のメンバーの中の数名はこのTTSボイスを持っている。また、ボイスは許可されていれば本人以外の配信でも使うことができるため、別ライバーの読み上げボイスでドネーションが行われることも。
ちなみに日本語で読ませることも可能である。
TTSボイス所持者:ガオン明楽レイリュ・ハリセフィナナ・セラハ・ユン

Twerk(トゥワーク)

足を曲げた状態で尻を激しく前後に振る「尻振りダンス」のこと。
にじさんじ内ではNIJISANJI ENエリーラ・ペンドラが泥酔状態でぽむ・れいんぱふロゼミ・ラブロックなどに投げかけた問い「Diamond City LightsってTwerkできる曲?」からミーム化。こちらの詳しい解説はエリーラのページにて。
その後Diamond City Lightsの話題がEN勢の配信で出るとコメント欄が「Twerk」で埋まるなど、ENの中で最も大きなミームの一つとなっている。
この事件以降、 いい曲であること=Twerkできる(Twerkable) とみなされるようになり、ENリスナーには実際にTwerkした動画を上げる人も現れている。

Twitch(ツイッチ)

米Justin.tv(2007年3月サービス開始、2014年8月サービス終了)のゲーム部門として2011年6月に運用を開始し、現在はAmazon.comが提供するライブストリーミング配信プラットフォーム。
コンシューマーゲームやPCゲームといったゲームの生放送が主な配信内容であり、様々なゲームに関する配信が行われている。また、それ以外にも雑談や音楽やダンスなどの配信もある。

日本での知名度はYouTubeなどと比較するとやや低めだが、欧米や韓国では配信者(VTuber含む)間ではYouTubeより遥かに主流なプラットフォームである。しかし2020年頃より、日本でもYouTubeの通信障害などで配信が取りにくい状況になった場合の代替手段や、配信が高頻度になりがちな特定のゲーム(主にApex Legends、VALORANT、League of Legends、Minecraftなどがよく見られる)をYouTubeと棲み分けするためのプラットフォームとして注目されるようになった。
また、2020年9月からAmazon プライムビデオのサブスクリプションと連携して映画やテレビ番組を配信者と視聴者が共有できる「ウォッチパーティ」が実装され、いわゆる「同時視聴」配信にこの機能が活用されている。

上記の欧米や韓国での現状に合わせKR勢EN勢の多くがTwitchアカウントを所持しており、特にKR勢はイ・ロハのYouTubeチャンネル概要欄にあるようにYouTubeでは日本語がメイン言語、Twitchでは韓国語がメイン言語の配信になることが多い。JP勢でも勇気ちひろ神田笑一などをはじめ一部のライバーがTwitchアカウントを所持しているほか、2022年4月末にタカ・ラジマンがチャンネルを開設したことを皮切りにID勢にも広まり始めている。
アーカイブは一定期間を過ぎると自動的に削除される仕様となっているため、多くの配信者は自分のYouTubeチャンネルにアーカイブをそのまま転載、または切り抜き化してアップロードしている。ガオンナ・セラなど一部のKR勢のYouTubeチャンネルにTwitchのアーカイブが見られたり、セレン・龍月がTwitchアーカイブ専用のYouTubeサブチャンネルを開設している*21のはこのため。
にじさんじライバーのTwitchチャンネルの一覧はこちら

Twitter(ツイッター)

米Twitter, Inc.が運営するSNSサービス(公式によれば「インタレスト・ネットワーキング・サービス」)の1つ。2006年7月運用開始。
にじさんじメンバーとファンの交流の場でもあり、配信予定の告知の場でもあり、マシュマロ芸人や外交官としての活動場所でもある。というかVTuber全体のもう一つの主戦場。

2022年10月、アメリカの起業家イーロン・マスク氏*22がTwitter社を買収。それに伴い運営者がX Corp.に変更され、2023年7月にはサービス名を"Twitter"から"X"へと改名。ロゴマークも青い鳥のアイコンから大文字のエックスをモチーフにした白いロゴに変更されている。そのため、「X(旧Twitter)」と表記されることが多い。周央サンゴはこの出来事をネタにした配信を行ったことがある。

Uber Eats(ウーバーイーツ)

米Uber Technologiesの子会社Uber Eatsが運営する宅配サービス。
提携した飲食店の商品をオンライン注文することで、自転車や徒歩で自宅に配達してくれる都市圏限定サービス。いわゆる出前。
外出や調理の手間を省ける便利さは相当なものらしく、ライバーの話題に上る頻度も高い。何なら配信中に宅配が到着することもある。配達員が個人事業主であることが特徴の一つで、祓魔師よりも稼げるともっぱらのウワサ。
地方在住のライバーには無縁の話。何気ない利用報告をしたりオススメしてくるライバーやリスナーに対し、キレる羨ましがる場面もしばし見受けられる。
日本では配車サービス*23としてのUberの知名度が低いためUber Eats=Uberと省略されるが、海外でUberといえば本来の配車サービスの認識が強く、海外ライバーが言うUberは必ずしもUber Eatsを指すとは限らない。

uwu / UwU (ユー・ダブル・ユー、うーうぅー)

英語圏のミームの一つで、顔文字の一種でもある。2000年代から海外のアニオタ界隈でアニメ調のかわいい顔文字として使われていた。親戚に目がぱっちりした"OwO"やジト目に相当する"7w7"というのもある。
見た目は日本で使われる「( ˘ω˘)スヤァ」に近いが、眠りというよりは満足や幸せに浸っている様子を表現している。
絵文字が顔文字に取って代わった2010年代、あるSNSで「"uwu"は"oowoo (うーうぅー)"と言っているようで、もう顔に見えない。」「え!?顔のつもりだったのか!?」というやり取りがバズって、一部の界隈で知られるようになった。そのうち色んな単語を「wa/wi/wu/we/wo」で発音する綴りに変える遊びがはやり、機械翻訳サイトまで作られた。LやRの発音がWに変化するのは舌っ足らずな赤ん坊言葉の特徴でもある。
このミームに則り、親しみを込めてエリーラ・ペンドラが「Ewiwa」(えうぃわ)、ロゼミ・ラブロックが「Wosemi-sama」(ヲゼミ様)と呼ばれている。

Vの者(ブイ - もの)

所謂、バーチャルの世界で活動する人物を総称した呼称。
キズナアイをキッカケに「バーチャルYouTuber / VTuber」の呼称が普及する一方で、にじさんじはYouTubeに限らず様々な媒体での配信を行うとの主旨から「バーチャルライバー」と表しており、更にはVTuber呼称が誕生する以前からバーチャルなキャラクターとして活動している人物も数多く存在する。にじさんじ以外も、niconicoやOPENREC.tv、SHOWROOMなどYouTube以外で活動することも多かったり、更にはREALITYやIRIAM、ColonといったVTuberに特化したプラットフォームも続々出現しており、「YouTuber」に当てはまらないVTuberも増加している。こうしたバーチャル界の多種多様な人物らを総じて指す際に「Vの者」という単語がよく使用される。
ヴィジュアル系バンドに関係する人々の事を指す場合もあるので、混同に注意。

VOIZ(ボイズ)

2018年6月8日に活動を開始した、にじさんじ初の男性のみのグループ。
メンバーは春崎エアル神成ポアロ黒羽黒兎成瀬鳴の4名。全体的に男性アイドル感が強いが、彼らもやっぱり"にじさんじ"であり、虚空に話しかけたりモノマネを披露したりと一風変わったキャラクターが多かった。
2018/6/30、公式より2名の脱退を発表。
2018/8/8の唐突な成瀬鳴の自分探し宣言や、公式による4コマなどを伏線として、2018/8/9に春崎エアルのにじさんじSEEDs2期生としての移籍が発表された後、VOIZは解散となった。
その後、修行を経て2018/9/25に成瀬鳴のSEEDs2期生への移籍が決定。にじさんじMUSHOKUから晴れて再就職を果たした。

VOX YASHIRO(ヴォックス・ヤシロ)

にじさんじ甲子園2022での社築のパワター(アバター)。
ドラフト会議にて笹木咲ヴォックス・アクマを1位指名したところ、対抗するように椎名唯華もヴォックスを指名。抽選の結果案の定椎名がヴォックスを獲得したものの、どうしてもヴォックスを引き入れたい笹木は外れ1位で「VOX YASHIRO」として社を指名(YASHIRO本人の反応)、さっそくクソコラが作られる。そしてキャラメイク時に本当にクソコラをベースとしたヴォックス風のロン毛にされた。本戦ではエリーラ・ペンドラの枠で同時視聴をしていたENメンバーからも大好評、さらには本戦Aリーグが開催された2022/08/12のTwitterのトレンドに「VOX YASHIRO」が入る事態に。ついにはヴォックスのママ・LAM氏がVOX YASHIROのファンアートを寄稿した
Elira PendoraVox Yashiro love
また、本戦での戦績の結果、順位決定戦にて笹木率いるパンパカパンダ高校は椎名率いるにじさんじ高校とマッチングすることになり、さくゆいによる本物のVOXとVOX YASHIROの直接対決が実現することになった。
にじ甲の約1ヶ月後、葛葉主催で開催された「KZHCUP in PUBG」のDay2にて、奇しくも笹木監督は本物のVOXと、VOX YASHIROをここまで愛されるネタにした当事者の一人であるエリーラとチームを組むこととなった。笹木が本物のVOXに謝ったのは言うまでもない。

VTwitterer(ブイツイッタラー)

主にNIJISANJI ID出身ライバー界隈でのネタ。一部のID出身ライバーにはTwitterフォロワー数がYouTubeチャンネル登録者数を上回る逆転現象が起きており、もはやTwitterが主戦場であるかのような状態になっていることをいじっている。
元ネタは2021年12月にアズラ・セシリアのTwitterフォロワー数がYouTubeチャンネル登録者数を上回りそうになった際のツイート
Azura Cecillia「みんな、私はバーチャルTwittererじゃなくてバーチャルYouTuberよ、お願いだからYouTubeのチャンネル登録して!」
その後この現象はヒョナ・エラティオラレザ・アファンルナボンニフィエール・プラナジャエトナ・クリムゾンにも広まり、2022年4月にはナラ・ハラマウン主催のクイズ企画が開かれる事態になった。

wangy wangy(ワンギワンギ)

インドネシアのネットミームで、日本語訳するなら「クンカクンカ」。
にじさんじ内では2020年2月、リクサ・ディレンドラのマシュマロにまだ違法輸出されて間もない*24ルイズコピペのインドネシア語訳版が送られ、2020年3月にタカ・ラジマンマッチャのフィルターで抽出したお茶をwangyしているとみられるショート動画を投稿。2020年8月にはデビューしたばかりのエトナ・クリムゾンボンニフィエール・プラナジャシスカ・レオンティンのマシュマロに相次いでルイズコピペのインドネシア語版が投稿された。
その後も流行は衰えず、国際交流の場でもNIJISANJI ID出身ライバーとハグする時の定番のコミュニケーションになっている。
語源はインドネシア語のwangi(いい匂いがする)からと考えられるが、ハナ・マキアがライバー専用Discordへわざとタイプミスして投稿した所からwangyとして広まったと話している。*25

we are にじさんじ!!(ウィーアー -!!)

2018年12月末のにじさんじ3グループ統合時のスローガン。初出は統合を発表した2018年12月13日付のプレスリリース(「W」は大文字)。
間違っても「我にじさんじぞ?」の英訳ではない。
花畑チャイカのTwitter名「花畑チャイカ🌵we are にじさんじ!!」や公式番組「長尾とペトラのたいして変わらん」の英語題 "Nagao & Petra's We are NIJISANJI" 等で擦られ続けている。

You smell(ユースメル)

アイク・イーヴランドに関連するミーム。
Luxiemデビュー曲「Hope in the dark」でIkeが歌う「You’re tempted by my smell(君はもう僕の虜さ)」のパートの映像を改変し、「You smell(お前くっさ)」にしたもの。元はリスナーがTwitterに投稿した単なるネタ画像だったのだが、同期の闇ノシュウ再現動画を作ったり等され続け、周りからはすっかり持ちネタ扱いされている。
本人の反応はというと、ここまで有名なmemeになったことにこそ困惑しているが、リクエストを受けて結構ノリノリでやってることも。

Zepp(ゼップ)

ソニー・ミュージックエンタテインメントの子会社Zeppホールネットワークが運営する、全国の主要都市に点在しているライブハウス(コンサートホール)。にじさんじでは全国ツアーShout in the Rainbow!の公演が各地のZeppホールで開催された(東京公演のみ感染症の影響で中止→リベンジ公演をにじFes2021会場の東京ビッグサイトで開催)。
そのためかにじさんじリスナー間でも「ライブの会場=Zepp」というイメージが強く、配信上でライブのような光景があると「Zepp○○」のコメントが流れる*26

3Dお披露目配信(スリーディー - ひろめはいしん)

3Dお披露目配信まとめ
文字通り、ライバーが3Dの身体をリスナーにお披露目する配信のこと。にじさんじライバーにとっては最大の晴れ舞台のひとつであり、配信が決定した際には公式からの告知も行われる。
概ねYouTubeチャンネル登録者10万人到達順に3Dモデル制作・お披露目となるが、ライブ・案件等のイベント参加や本人都合により順番が前後する場合もある。
多くのライバーにとってはこの配信によって初めて3Dの身体をリスナーたちに披露することになるが、場合によっては公式イベント等へ先行して3Dで出演するケースもある。それでも、3Dお披露目配信は自身が主役となり企画した内容を「お披露目」する場として、ライバーとリスナー双方から大切にされている。

3Dお披露目配信は1時間程度になることが多く、スパチャに合わせて何かが降って来る演出・スクショタイム・ゲーム・歌などが基本的な内容だが、ほぼ全編を音ゲーに費やした社築や外国人タレントを雇った黛灰、三点倒立を披露した相羽ういは、本編と並行して同時視聴配信を実施したグウェル・オス・ガール、全編ミュージカルの周央サンゴなど独自性の高いお披露目も度々行われている。また指先トラッキングや多人数同時リアルタイムモーションキャプチャーなど、ライバーだけでなくにじさんじ技術班の腕の見せ所にもなっている。

6D(ろくディー/ろくダメかも)

ポケモン用語。「個体値が全て0である個体」つまり「完全にダメな子」を指す。
ポケモンには「個体値」と通称される隠しパラメータがあり、HP・こうげき・ぼうぎょ等6つの要素がそれぞれ0~31の数字で示される。この最高値31は「V」、最低値0は「逆V」と称される。ポケモン厳選時には全要素が最高である「6V」、または不要な要素を除いた5つが最高である「5V」、もしくはそれに近い高数値を目指すのが基本となる(一部のポケモンや特殊な戦法を用いる場合は逆V狙いもあり得る)。
しかしにじさんじが誇るポン実験大好きJK・葉加瀬冬雪が「ダメな子ほどかわいい」という理論に基づき逆6Vのワンパチを生み出す実験配信を実施、バトルでは役に立たないが愛玩用(またはネタ要員)としての価値を見出すことに成功。ゲーム内では個体値0が「ダメかも」と表記されていることから「6ダメかも→6D」と呼称されるようになった。後にホゲータでも同様の実験を成功させた。

10万人(じゅうまんにん)

YouTubeチャンネル登録者数10万人。一般的にはYouTube運営からシルバークリエイターアワード(通称「銀の盾」)が贈呈されるマイルストンとして広く知られている。
にじさんじではより重要な意味を持っており、公式には言明されていないもののライバー達の証言によれば3Dモデルの制作開始基準となっている。
実際、3Dお披露目配信の順番は例外もあるがだいたい10万人の突破順となっている。(→3Dお披露目配信も参照)
なおこの話が最初にライバーから語られたのはにじさんじ活動開始から数ヶ月時点での話であり、当時とは環境がかなり変化しているものの今でも基準は変わっていないらしい。

10分間で分かる◯◯(じっぷんかん - わ - )

にじさんじのまとめ動画のことであり、○○にはそのキャラの名前又はそのキャラを指す言葉が入る。かつて自己紹介動画のフォーマットとしてVTuber全体で流行していた。
元ネタは委員長の「10分間で分かる!月ノ美兎」。
実は委員長謹製のまとめはタイトルこそ「10分で分かる」であるが、再生リスト名は「10分で分からせる」となっていて、再生した時には「10分ちょっとで分かる月ノ美兎」というタイトルコールが流れている。
また、元ネタが10分間と言いながら13分30秒あることから大体の動画は10分では分からない。
過去には19分59秒までは一分台切り捨てで10分とされていたが、30分近い動画も早い段階で確認されている。どうしてこうなった……。と思ったら、3分で今日からにぃにねぇね(5:15)という動画も投稿された。いや何故5分じゃないんだ……。
挙句の果ては100分超の動画もしばしば見られるようになってしまった。10分の定義とは……。

11歳の5歳(じゅういっさい - ごさい)

童田明治のこと。初配信で「11歳の5年生」と言おうとしたところ、緊張の余りとんでもない言い間違いをしてしまった。今では「そのおっぱいで11歳は無理があるでしょ」などの意味合いでこう呼ばれているとかいないとか。同じママから生まれたJSにしか見えないJKの先輩とは対照的である。

1◯◯

ライバー名を冠する単位。
主に時間の単位として、同じような長さの(超長時間)配信をいくつもいくつもこなす一部ライバーの名を冠して使われる。
現在確認されているのは1夜見(=5時間)、1葛葉(=12時間)、1ましろ(=30)。
2020年4月に香川県でいわゆる「ゲーム・ネット条例」が施行されてからしばらくは、1香川(=1時間)という単位が使われることもしばしばあった。
なおこれはにじさんじのみの文化ではなく、ホロライブ等ほかの大手VTuber事務所でもよく使われている。

時間以外では、学力テストでの1雪汝(=正解数1問*27)、ARKでの1夜見(=500ダメージ*28)および1シェリン(=セメント500/1000個*29)、にじさんじ甲子園での1舞元(=☆65*30)や1レオス(=☆61.5*31)などが確認されている。

200 BIG DAMAGE(トゥーハンドレットビッグダメージ)

加賀美ハヤトロゼミ・ラブロック遊戯王マスターデュエルで対戦した際に発した言葉
遊戯王において200ダメージは言うまでもなくクソ雑魚ダメージであるが、ロゼミの「あぁー、強いねぇ……」という一言に乗せられてヒートアップした結果、この語録が誕生した。
Rosemi Lovelock「強い!うおぉー!」加賀美ハヤト「最強!」
その汎用性の高さからNIJISANJI EN界隈でミームと化しており、遊戯王配信を中心に数字部分を入れ替えるなどして反語的によく使われている。

🚪(どあ)

もしかして:ドーラ

~◯( - マル)、~×( - バツ)

KONAMIの『パワフルプロ野球』シリーズにおいて、選手の得意・不得意分野をあらわす特殊能力名に◯や×といった記号がついていることがしばしばあるのに倣って、ライバーの得意・不得意分野について同じような表記をすること。
例えば、配信で撮れ高を生むのが得意だったり、配信ですごい撮れ高が生まれたら「配信◯」、逆に配信してる時に限って撮れ高が生まれなかったり、配信外で遊んでる時に撮れ高が生まれてしまったら「配信×」などと表現したりする。

逆に、パワプロの特殊能力名(の雰囲気)をそのままライバーに当てはめることもある。例えば、キレやすいライバーには「キレ◯」*32を当てるなど。ただし、本家パワプロの特殊能力名には◯や×といった記号が付いていないものも多い(うえにタイトルによって名称が変わることもある)のがややこしい。こちらのケースだと、お酒好きなライバーを「ハイボールヒッター」持ちの選手にする*33などがある。
にじさんじ甲子園2022においては、下振れに下振れを重ねながらも明るく配信ができるよう努めたレオス監督は「ムード◯」がファンからたくさん送られた。

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もしかして:えま★おうがすと
元々は企画配信から続く一連の新衣装予告の演出の一環として、伏字にしていたTwitterのユーザー名。
新衣装公開後も下僕達の間でネタとして使われていたが、当人の色々とアウトな容姿・装束といろんな意味でマッチした為か、某イラストレーターをはじめとしたロリコン絵師たちによって次第に実質的なR18イラスト(春画)用のキーワードと化してしまった。伏字なのに検索精度が異常に高く、えま本人も頭を抱えている。Twitterでの検索には注意。


*1 血液型は遺伝の1要素(9番染色体)に過ぎず、多数の遺伝子が絡み合って形成される性格にどれだけの影響を及ぼしているかを知ることは困難であるため。それに血液型を気にするのは世界でも日本人だけである。
*2 2020年4月11日に「AbemaTV」から改称。
*3 両グループ及びななしいんくを運営する(していた)774株式会社の親会社である株式会社アドウェイズはANYCOLORの株主であった(参考)
*4 手口は「捨てアカウントのアイコンに性的にセンシティブな画像を使用し、生配信中のチャット欄に表示させる事で、YouTubeの監視AIを誤作動させた」と言われている。この事件によって、VTuber界隈では「チャンネル登録から一定期間を経過したアカウントのみチャットを利用出来る」「チャット欄にアカウントアイコンを表示しない」などの対策が取られるようになった。
*5 2022年8月現在、bilibiliの運営はShanghai Kuanyuが担当し、Shanghai Hodeはモバイル向けゲームアプリ開発をメインとしている。
*6 2020年以降はbilibiliのにじさんじ公式アカウントでのみ告知されている。
*7 男性に対しても用いられる。日本でも「女々しい」を悪い意味で使うようなもの。
*8 この使い方をするのは女性のみ。男性では侮辱的な意味が強すぎるためNG。
*9 ただし日本では、電気炊飯器や電気ポットにこの名が使われる場合がある。
*10 「jarにある液体を入れてマイリトルポニーのフィギュアを浸していたけど、それが暖炉の近くにあるのを忘れていて、部屋を暖めているうちに液体を加熱・変色させてしまった」という内容。お察しください。
*11 2022/01/09配信【COLLAB】NIJIPETS (It Takes Two)【NIJISANJI EN | Mysta Rias】
*12 2022/01/23配信 【RAINBOW SIX EXTRACTION】I'm putting together a team【NIJISANJI EN | Selen Tatsuki】
*13 これを知ったロゼミも自枠でセレンを瓶に入れているが、元ネタを理解しているかどうかは不明。
*14 2015年にDeNAがサービス開始、2018年3月に独立。
*15 ファンの間ではオフコラボに参加した狐坂ニナも含まれることも多い。
*16 ただし黛は配信ソフトにOBSではなくXsplitを使用していたため、厳密に言えばXsplit芸である。
*17 2013年にDeNAがサービス開始、2015年8月に分社。Mirrativとは母体を同じくする。
*18 ただしめぐはSHOWROOM社やDeNAの所属ではなく、めぐが2021年まで所属していた株式会社Gugenkaも両社との関係はない。
*19 VirtuaRealは不明
*20 元は舞元啓介がにじFes2021で田角陸と共演した際に作ったハッシュタグ
*21 これは海外ではTwitchを活動拠点としているVTuberの間では一般的に見られる様式である。
*22 宇宙輸送会社SpaceXやインターネット決済会社PayPalの創業者、電気自動車メーカーTeslaのCEOとして知られる。
*23 より正確には、自家用車を用いた「ライドシェア」と呼ばれる相乗りサービス。現行日本法ではいわゆる「白ナンバータクシー」として道路運送法違反になるが、バスやタクシーなどの乗合自動車制度が整備されていない国・地域では重宝されている、
*24 非公式インドネシア版Know Your Memeによれば、2019年12月末にある人気絵師がインドネシア語版のコピペに言及したことである程度認知されたと書かれている。
*25 実際、NIJISANJI IDで最初にリクサが開いたコピペマシュマロではまだ本来のスペル(wangi)になっている。
*26 余談だが、このような流れが確立する以前に椎名唯華が「Zepp大福」とネタにしたことがある。
*27 癒月ちょこ(ホロライブ)主催の「学力テスト」企画では健屋花那をはじめとした様々なにじさんじライバーが参加しており、これに雪汝も参加していたが、この時正解数が1問だけというあまりにも悲惨な結果になってしまった。(同じ正解数を持つ人は他に湊あくあ(ホロライブ)しかいなかった。)その際、上記になぞらえて1あくあ(=1問正解)と単位が付けられていたが、これのにじさんじバージョンで1雪汝と言われていたとかいなかったとか。
*28 夜見れなは素手の攻撃で500ダメージを出せるという噂から。ただし、当時の夜見はそこまで近接攻撃力のパラメータを上げていたわけではなく、アバターが筋骨隆々の大男であることから発生した根拠のない噂である可能性が高い。
*29 シェリン・バーガンディの誘拐が行われた時の身代金から。当初の要求は500個だったが、最終的に1000個で手打ちとなったため、個数にブレがある。
*30 2020年度のにじさんじ甲子園にて、舞元啓介率いるにじさんじ農業高校の1年目新入生ステータス(☆数)の平均値が由来。他校と比較してかなり悪い引きであったことから、舞元のフリーチャットで☆65=1舞元とする「舞元算」なる指標が浸透していた。2021年度も変わらず、新入生ガチャの良さ/悪さを評価する指標として使われた。
*31 にじさんじ甲子園2022において、レオス・ヴィンセント率いる楽園村立まめねこ高校の2年目新入生の星評価平均値。1舞元すら下回るこの値にはにじ甲リスナーたちの間に衝撃が走った。
*32 キレ◯の本来の効果は「変化球の曲がるタイミングが遅くなる(キレが良くなる)」。キレやすいという意味でなら「短気」という特殊能力があるが、字面のインパクト的に前者のほうが使われがち。
*33 「イベキャラコンペ」におけるでびでび・でびるや、「にじさんじ甲子園2021」における来栖夏芽などが該当。