湾岸ターミナルとは、アーケード版湾岸ミッドナイトシリーズのうち、第3世代筐体のひとつである。
基本データ
| 横幅 | 750mm |
| 奥行き | 595mm |
| 高さ | 2150mm |
| 重量 | 135kg |
| 消費電力 | 250W |
※ソース http://www.am-j.co.jp/newmachine/201109/003.html
参考
※ソース アーケードゲームを自宅に置くのはお得?GACKTの例(イニシャルD)で考えてみた | ポート24 [PORT24] 愛知県のゲームセンター http://www.port24.co.jp/blog/blog-1292
解説
第1世代(初代湾岸ミッドナイト・湾岸ミッドナイトR)および第2世代(マキシ1~3DX+)はスタンドアロン型のオフラインゲームだった。
第3世代(マキシ4以降)はオンラインゲームとなるが、その際に「ドライブ筐体」と「湾岸ターミナル」の2種類の筐体が登場した。
タワー状の筐体で、中央にタッチパネルが備わっているのが湾岸ターミナルである。
オフラインゲーム時代の筐体はリンクケーブルを筐体に繋ぎ、設定を行うだけで筐体間の通信が行われた。
ところがオンラインゲーム時代となり、筐体をどのようにインターネットに接続するのか?という問題が発生した。
そこで、バンナムでは家庭用ゲーム機やパソコンなどのように端末をハブ・ルーターに接続するのではなく、ハブとゲーム筐体の間に中継用コンピュータ(サーバーボックス)を挟むようにした。
同じようにセガの頭文字Dシリーズ(4以降)でもサーバーボックスによる中継方式を取っている。
その一方で、現行アーケードレースゲームのマリオカートDXではどうやらサーバーボックス自体が不要な模様。
参照:【ゴージャスあそび】ゲームセンターのマリオカート借りてきた!【プレゼント付き】あにきゅう - YouTube https://www.youtube.com/watch?v=S3jlSDOpcgM
その中継用コンピュータとなる湾岸ターミナルには当時の技術的な制約もあり、以下の機能を搭載する事とした。
- サーバーボックス
このサーバーボックス機能には、ハブ機能も含まれる。
1台の湾岸ターミナルにつき最大4台のドライブ筐体を接続する事が可能。 - プレイヤーデータカスタム機
- カード自販機
- 3DX+→4へデータを引き継ぐ為の磁気カードリーダー
このように機能を盛り沢山に設計した。
3DX+→4へデータを引き継がせる為、何らかの措置が必要となり致し方なく別の筐体を設計したと思われる。
湾岸ターミナル廃止か?
マキシシリーズの後継であるスピードイグニッションの筐体ビジュアルが2025年2月に公開されたが、公開された資料およびロケテストでは湾岸ターミナルに相当する筐体が無い。
現状断言は出来ないが、以下の理由から湾岸ターミナルが廃止される可能性はあると言える。