公式MOD:Long War 2及びLong War Perk Packを導入した場合に追加される新ユニット。
シノビ
ニンジャ...ではなくシノビである。
その名の通り近接攻撃と潜伏能力に特化した隠密兵で、一等兵からファントムを持っているので先行偵察要員としてお世話になる。
唯一ブレードを装備できる点やスキルツリーの構成からバニラ版の遊撃兵に似ているが、
射撃に関するアビリティはほとんど習得しないので戦闘に参加させる場合は近接攻撃が主体となる。
メイン武器は機動力が上昇し敵の探知範囲が狭くなるボーナスがあるサブマシンガンを装備させることが多くなるが、
初期のサブマシンガンは火力にかなり難があるため、時には潜伏状態を捨ててブレードで斬りかかる勇気も必要。
セクトイドには近接ダメージ2倍なのでチャンスがあれば積極的に斬ろう。
1つしか生産できないがアックスを与えれば間接攻撃の補助になる。
ゲリラ訓練施設で習得できる各種オフィサースキルは潜伏を解除しないため、シノビはオフィサーに適しているといえる。
火力のある味方にコマンドで2回行動させて自身は潜伏を維持すると良い。
シノビ自身も育ってくればある程度火力を出せるようになる。
特にシャドウストライクがかなり強化されているので潜伏状態から重い一撃を浴びせられる。
アビリティ
階級 | アビリティ名 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|
一等兵 | ファントム | 部隊の潜伏状態が解除されても、このユニットは潜伏状態を維持する。 また、通常は潜伏状態で開始しないミッションも、このユニットは潜伏状態で開始する。 | |
フレイシュ | 移動範囲内のターゲットを剣で攻撃する。 ターゲットとの距離3タイルごとにダメージ+1。 | ||
スラッシュ | 隣接するターゲットを剣で攻撃する。行動値1消費。 | 行動終了とならない。 | |
上等兵 | ゴーストウォーカー | 発動すると次のターンまで敵の探知範囲が40%減少する。 クールダウン5ターン | |
ロープロファイル | 部分的な遮蔽物が完全な遮蔽物として扱われる。 | ||
カットスロート | 生物系の敵に対する近接攻撃がアーマーを無視し、クリティカルヒット率+15%、クリティカルダメージ+2になる。 | ||
伍長 | 忍び足 | この兵士は監視や反応射撃を発動させない。 | |
ローンウルフ | 最も近くの味方ユニットから7タイル以上離れている場合、命中率+10、防御力+10。 | ||
インファイター | 4タイル以内からの攻撃に対し回避+25。 | ||
軍曹 | コヴァート | 敵の探知範囲が20%減少する。 | |
狩人の本能 | 側面からの射撃ダメージ+3。剣による攻撃のクリティカルヒット率+15。 | ||
ブレイドマスター | 剣による攻撃のダメージが+1、命中率+10 | ||
二等軍曹 | シャドウストライク | 潜伏時、命中率+50、クリティカルヒット率+50。 | |
イヴェイシヴ | 回避に+100のボーナスを受けた状態でミッションを開始する。 このボーナスはなんらかのダメージを受けると消失する。 | ||
ブレイドストーム | 敵ターン中、隣接タイルに侵入してきた敵および隣接タイルから攻撃してきた敵に対し、自動的に剣による攻撃を行う。 | ||
一等軍曹 | 潜伏 | 即座に潜伏状態になる。 1ミッションに1回のみ使用可能。 | |
ハードターゲット | このユニットが直接視認している敵1体につき回避+5。 最大で+50。 | ||
とどめの一撃 | 混乱状態、スタン状態、意識不明の状態の敵を即死させる。 | ||
曹長 | トレードクラフト | ミッションの潜入時間が大幅に短くなる。 | |
戦術的センス | 視界内の敵1体につき防御力+5。 最大で+20。 | ||
懐柔不能 | 自分のターン中に敵を撃破すると、追加で移動できる。 | ||
上級曹長 | シリアルキラー | メイン武器で敵を撃破した場合、消費した行動値が回復する。 回復するたび、クリティカルヒット率にペナルティが累積する。 クールダウン4ターン。 | |
ラピッドファイア | ターゲット1体に対し、命中率-15のペナルティを受けて2回射撃する特殊射撃。 | ||
リーパー | このアビリティを発動させると、最初の近接攻撃が必中となり、近接攻撃で敵を撃破すると行動値が1回復する。 回復するたび、近接攻撃のダメージにペナルティが累積する。 クールダウン4ターン。 |
戦術とビルド
一等兵
ファントム
フレイシュ
スラッシュ
上等兵
ゴーストウォーカー
ロープロファイル
カットスロート
近接攻撃が生物系の敵のアーマーを完全無視し、クリティカル率+15・クリティカルダメージ+2のボーナスを受ける。
アーマー全貫通を生かせるのは上位ミュートン系やシールドベアラーだが、
ミュートン系は近接カウンターを持ってるので危険なため、狙い目はシールドベアラーだろう。
と言っても無理に生かそうとせず、アーマー貫通はオマケ程度に考えておくと良い。
伍長
忍び足
敵の監視および反応射撃範囲内で行動しても、敵の射撃が発動しなくなる。
特にLW2で追加されたアドヴェント・セントリー系の敵は監視を多用するため、
監視の目をすり抜けて切り込むことで味方の突破口を作ることも可能になる。
一方で敵の監視状態そのものを中断する効果は無いため、
突っ込むのも危険な状況では射撃を引き付けるオトリになることができず裏目に出ることも。
ローンウルフ
最も近い味方との距離が7タイル以上離れていると、命中・防御+10のボーナスが付く。
シノビは基本的にファントムによる潜伏状態維持を生かした偵察役として味方から離れる事が多いため、発動機会そのものは多い。
ただ味方と離れた距離で交戦してしまうと危険なのでボーナスを生かせるかどうかは別の話。
インファイター
軍曹
コヴァート
狩人の本能
ブレイドマスター
近接攻撃の命中率+10・ダメージ+1されるパッシブアビリティ。
近接攻撃の基本命中率は高いものの100%ではないうえ、
射撃武器のように接近射撃や側面攻撃といった命中率ボーナスが適用されないので
命中率を高める効果は希少。後々「リーパー」などで近接攻撃を多用したいなら是非欲しいところ。
二等軍曹
シャドウストライク
潜伏状態から攻撃を実行すると、命中+50・クリティカル率+50のボーナスを受ける。
攻撃実行=潜伏解除なのでチャンスは一度きり。
といってもシノビが斬りかかるのは大抵その後潜伏を維持しなくても大丈夫な状況なので
初撃で強力なボーナスがかかるのは悪くない効果。
近接攻撃ならほぼ確実に命中率100%になるだろう。
また「シャドーキーパー」を装備して「シャドーフォール」を使えば
再度潜伏できるので2回目のチャンスがある。
イヴェイシヴ
ミッション開始時に回避+100のボーナスを受ける。この効果は一度ダメージを受けると解除される。
つまり初回のダメージはほぼ確実に「かすり傷」で抑えられるということ。
ちゃんと摩耗アーマーを装備しておけば、高確率でHPへのダメージを防げるようになる。
ただし爆発物などはそもそも「かすり傷」判定自体が無いので無効なうえ、イヴェイシヴも解除されるので
MEC系やミュートン系、LW2で追加されているロケット兵・グレネード兵には要注意。
ブレイドストーム
近接攻撃の射程内に入った敵、または射程内で攻撃を行う敵に無条件で剣による攻撃を行う。
スタンランサー・フェイスレスへのカウンター用として使えるだけでなく、
『近接攻撃を2回当てれば倒せる』という敵に対して「フレイシュ」で切り込んで隣接し、
敵ターンで動こうとした敵を「ブレイドストーム」で狩る、という使い方もできる。
ただしカウンターを発動すると同時に敵の攻撃を無かったことにできる「闘争心」と異なり、
「ブレイドストーム」による攻撃で倒しきれなかった場合は敵の行動がそのまま実行されてしまうので過信は禁物。