支配種の挙動

Last-modified: 2023-04-22 (土) 08:20:08

出現条件

DLCミッションがONの場合

ヴァーレンの救難信号ミッション「巣」でヴァイパーキングと対峙後、通常ミッションに出現し始める。
狩人の武器は序盤現れるスキャンから入手する。

DLCミッションがOFFの場合

日数経過のみを条件に、脈絡なく通常ミッションに出現し始める。
最速のヴァイパー・キングは、磁力兵器もままならない4月頭から容赦なく攻めてくる。

コマンダー以下レジェンド
ヴァイパー・キング4月1日4月15日
バーサーカー・クイーン5月24日6月29日
アーコン・キング6月25日8月13日

狩人の武器は特定の研究完了で入手する。

WotCでの変更点

開始時オプションのページも参照。

「DLCの統合」をON

「エイリアンの施設」限定で登場するようになり、原則*1バーサーカー/ヴァイパー/アーコン の順で出現する。
狩人の武器の入手方法は「研究→プロジェクトで個別生産→研究に応じてアップグレード解禁」に変更される。

  • ストーリーに直接関係のないX4設置ミッションにしか現れず、出現する場合は必ず警告が表示されるので、
    交戦タイミングはこちらで自由に決められる。向かってみたら留守という事も基本的にはない。
    重武装ヘビーとフロストボムが準備できるまで挑まない、という事も (計画ゲージさえ工面できれば) 十分可能で、
    通常ミッションで遭遇した際に問題となる制限時間も、X4設置ミッションなら存在しない。
  • 狩人の武器は所定の研究後、1つずつ個別に作らなければならなくなり調達コストが微増しているが、
    アップグレード条件は研究のみになるので、早期から磁力ボルトキャスター等を利用できる。

「DLCの統合」をOFF

無印同様、各DLCを個別に設定する。
選ばれし者と支配種が同時に通常ミッションに現れる事はないが、つまり高確率でどちらかは出てくるという事。

 

デフォルトで問題がなければ「統合ON」、より難易度を下げたければ「統合OFF/DLCミッションON」にすると楽。

遭遇/再遭遇のルール

  • 「同じ支配種」を3度 (レジェンドでは5回) 逃がしてしまうと、以降再登場しなくなる (仕留められなくなる)
  • 遭遇済みの支配種が撃破される/再登場しなくなるまで、別の支配種は登場しない。
  • 「同じ支配種」が撃退した直後のミッションに再出現する事はない。*2
    逃走後の再遭遇率1回後2回後3回後4回後
    コマンダー以下0%75%25%-
    レジェンド50%25%25%
  • シャドー・チャンバー建設済みなら、ミッション難易度と敵出現数の差から支配種の出現をある程度予想できる。
    例:コマンダー以下通常ミッション/難易度ノーマルは本来8体出現だが、支配種が出ると非常に高確率で6~7体になっている

撤退条件

以下条件のいずれかを満たすと、転送ポータルを開いて撤退する。
なお、開いたポータルへの移動経路が完全にふさがれた場合、新しいポータルを開く。

  1. 最大HPの3分の1以上のダメージを受ける
  2. XCOM隊員を2名 (3回目以降の遭遇時は3名) 戦闘不能にする
  3. 規定回数行動する (難易度により異なる)
    1. ルーキーの場合で8回 (3回目以降10回) で、以降難易度が上がる毎に2回増える

ルーラー・リアクション

視界内のXCOM隊員が行動値消費アクションを行う度、即座に反撃(ルーラー・リアクション)を行う。
そのため何も考えずに行動すると、怒涛の割り込み行動で壊滅的な被害を受けてしまう。

 

ルーラー・リアクションを誘発しない行動の例

  • 行動値を消費しないアクション (ライトニングハンド、アックス投てき等)
  • 支配種の視界外からの行動 (潜伏状態でも可)
    • 遭遇状態になってからも同様で、アクション実行者が支配種の視界に入っていなければ誘発しない。
      視界外から爆発物を打ち込める場合、自ターンに一方的に攻撃できる。また、敵ターンに部隊監視などで射撃した場合も誘発しない。
      • 狙撃兵が自ターンに狙撃した場合は、爆発物と異なり、ルーラーの視界外であってもルーラー・リアクションを誘発する。
  • 監視は待ち伏せ射撃に繋げられるなら有効だが、支配種の視界内で監視をしてもその時点でルーラーリアクションが
    発動してしまうため、視界内からは (監視ペナルティの乗らない) 通常射撃をした方が良い。

WotC

  • リロードがルーラー・リアクションを誘発しなくなった。
  • リーパーの遠隔起爆/スティングなど、潜伏(シャドー)を解除しない攻撃も誘発しない。

行動の特徴・優先順位

  • 凍結・スタンしていれば敵ターン時には行動せず、カウントダウンも進まない。
  • 凍結・スタン中であれば、行動せずそのカウントが1減少する。
    • 行動した扱いになり、継続ダメージ(毒や炎上)が発生する。
    • 同様に、支配種に隣接したブレイドストーム・報復持ちの隊員がいればスキルが発動する。
      • バーサーカー・クイーン、アーコン・キングは凍結期間が短く、スタン確率が低くなる補正を持つ。
  • 撤退条件を満たしている場合、最優先でポータルを開き、その次の行動で撤退する。
  • 継続性のあるアクション (締め付け、イカロス・ドロップ) を実行中であれば、それを継続する。
  • どの支配種も通常攻撃 (射撃/格闘) よりは、特殊能力の使用を優先する。
  • 通常攻撃の際は、無傷のXCOM隊員を最優先で狙う。
    • 模倣ビーコンや市民は優先度が最も低いため、支配種には効かないものと考えていい。
  • 炎上・混乱状態でも容赦なくスキルを使ってくる。

共通する攻略法

ファーストルック・ファーストキルが原則である。

編成時

下記の要員を用意する

  • 索敵役
    潜伏持ち遊撃兵でもよいが、WotCならリーパーが望ましい(潜伏状態のまま攻撃できる)。
  • 視界外戦闘役
    有視界戦闘に入る前に可能な限り叩くため、射程の長いロケットを装備できる兵士を編入するとよい。
    SPARKは加入当初からロケットを装備でき、視界外から「ボンバード」、接近されたら「ノヴァ」もできるので適任。
    グレネード兵も適している。投擲距離が長いため遠距離から、または曲射によって視界外から攻撃することが出来る。
    • 狙撃兵による射撃は何故かルーラー・リアクションを引き起こすため、視界外戦闘役としてはやや不向き。逆に言えば任意のタイミングで引き起こせるので、一人いるとよい。後述の通り、攻撃役にも向いている。
  • フロストボム役
    これもグレネード兵が適任である。投擲距離が長く、「重武装」で増やすことができ、「一斉射撃」で同ターンに2回投げることもできる。
    戦力によほど自信があるのでなければ、重武装ヘビーは是非準備して投入したい。
  • アーマー削り役
    装甲をどう削るかは必ず考えておくこと。 手数で勝負する関係上、装甲1もバカにならない。視界外戦闘役がしばしば兼ねる。
  • 有視界戦闘役
    攻撃力が高い兵士の他、「ライトニングハンド」など行動値を消費しない攻撃スキルを有する兵も出来るだけ編入すること。
    • フロストボムにより解除されてしまうが、特殊弾により継続ダメージを与える兵士を用意することも有効。特殊弾付きのライトニングハンドで安全に乗せることができる。継続ターンは変わらないが、リアクションごとに継続ダメージが発生するため、総ダメージはかなり高くなる。なお装甲で軽減され、凍結/ステイシスすると全部解除されてしまうので、撃つなら破砕・凍結後がベスト。
    • 処刑 (連射機構による即死) が効いてしまうので、攻撃機会の多い隊員に付けておくと思わぬ発動を拝めるかもしれない。
  • その他
    上記の通り模倣ビーコンは支配種には有効ではないが、取り巻き対策になるため持っていくのも良い。

戦闘中、有視界戦闘に持ち込むまで

  • 索敵役により先手を打って発見し、支配種がアクティベートされる前に攻撃準備を整えることが望ましい。
    • 遠距離から、それが無理なら物陰から攻撃できるように態勢を整えること。
    • 同時遭遇を起こしそうな敵分隊がいれば、先に叩いておくこと。
    • 密集気味に布陣すると、不意の範囲攻撃 (凍結/スタン/壊滅) が脅威になるので、散開気味が無難。
  • 態勢が整ったら、視界外から攻撃できる手段(ロケットやクレイモア)を全て叩き込む。
    • 視線が通る恐れがあるため、遮蔽物の不要な破壊は避ける。特にシュレッダーガンは要注意。

有視界戦闘

  • 視界外から攻撃できる手段が尽きたら、狙撃兵による部隊監視射撃で敵ターンに引き寄せつつ、残り全員で監視射撃を叩き込むことが望ましい。(都合よく来ない場合は自ターンに狙撃する)
    • 「巣」でのヴァイパー・キングとの交戦以外は、潜伏兵で視認してから遠くのスナイパーで起こす事で、
      敵の行動を1~2回ほど前進だけで潰させることができる。徹甲弾があるなら、待ち伏せ射撃に加わるのもよい。
  • 視界内に入ったら、フロストボムにより凍結させる
    • 凍結後に何回安全に攻撃できるか目安を書くと、例えばフロストボムを当てて「凍結:2」と出た場合、
       [凍結:2] → 攻撃 → [凍結:1] → 攻撃 → [解凍] → 攻撃 → ルーラーリアクション
      といった具合で、この場合3回までイニシアティブを取れる。
    • 凍結状態でターンを終えれば、カウントはそのまま味方の行動値が回復することも重要。
       [凍結:2] → 攻撃 → [凍結:1] → ターン終了 → 攻撃 → [解凍] → [次の妨害スキル] → …
      のように繋けば、敵の行動を数ターンかけて抑えられるので、火力の高い隊員で繰り返し攻撃する事ができる。
  • 攻撃する
    • 射撃する場合、ラピッドファイア・チェーンショット(複数回攻撃)がとても有効。
    • 凍結中にブレイドストームを習得しているユニットを隣接させると、凍結のカウントダウンが進むたびにブレイドストームが発動する。ヴァイパーキングとの戦闘ではブラッドフォードがいるので、彼の体力に余裕があるなら特攻させるのも手。注意点として、かなり危険(当然ではあるが)であること、二人以上隣接させても一人しか発動しないことがあることなどが挙げられる。また、アークブレード(アックス)やテンプラーを使うと稀にスタンが入ることも嬉しい。ただし、遊撃兵のブレイドストームは必中ではないのでテンプラーを使ったほうが確実にダメージを与えられる。

不意の接敵時

そのまま有視界戦闘になだれ込んでもよいが、発見されている隊員が少数なら物陰に逃げるのも一手である。取り巻きは当然追ってくるが支配種は待ちを決めることが多いから、自然と取り巻きを先に始末できることになる。あとは上記同様に対処すれば敵を全滅、無事生還できるというわけである。

手っ取り早く楽に倒したい場合

  • 連射機構による即死が通用するため、確定で出現するミッションにこれらのアップグレードを装着した武器を持ち込むとだいぶ楽になる可能性がある。複数回攻撃できるスキルと併用することで即死の発動確率を高めることができる。
  • WotCで新規実装されたリーパーが少佐で覚えるスキル退治は残り弾倉の数だけ攻撃でき、高確率で即死を発動させることができる。即死が発動せずともシュレッダーがあればアーマーは剥がせる上に体力を大きく削れるので、逃走させやすくはなる。

その他

  • 事前準備のハードルは上がるが、ステイシスが使えるサイキック兵が居るとより安定する。
    ステイシスしたターンは完全に無力化できるので、陣形を整えるなり、他のエイリアンを処理するなり自由に動ける。
  • 支配種はダメージ地形を避けて移動しようとするため、狭い進路上などに特殊グレネードを投擲してやると、
    移動を妨害できることがある。肝心のダメージ地形の散らばり方がランダムで、隙間を素通りされたりもするが。
  • 削り切れず、足止めも完全に尽きた状態でターンを渡すと、まず敵ターンに殴られ、その対処に反撃が差し込まれるため危険。
    特にアーコンキングの「壊滅」などは甚大な被害をもたらす為、絶対に無理をしてはいけない。

*1 長期間遭遇しなかった支配種は再登場しなくなり、次の種に切り替わる模様。バーサーカー飛ばしてヴァイパー、ヴァイパー飛ばしてアーコン等
*2 出現条件を満たした「別の支配種」が直後のミッションから現れる事はある