強襲兵

Last-modified: 2020-05-21 (木) 15:25:49

公式MOD:Long War 2及びLong War Perk Packを導入した場合に追加される新ユニット。

強襲兵

ショットガンによる近接戦闘に特化し、アーク放電器によるスタン攻撃も可能な兵士。
ラン&ガンとクリティカル関連のアビリティから繰り出す高い一撃火力がウリのロマン溢れるユニット。
一等兵からラン&ガンを持っており、前作・Enemy Unknownのアサルトを彷彿とさせる。
無論メイン武器はショットガンだ。
その真価はボスクラスの敵、特に支配種やアヴァターに対して有効である。ザコにはオーバーキルだが
クリティカルが発生しないとポテンシャルを発揮できないのでアビリティやレーザーサイト等での底上げも重要。
また強力なラピッドファイアを一等軍曹と比較的早く習得可能なのもポイント。

アーク放電器は生命体にしか効果が無いが、命中すれば敵をスタン状態にできる。
アサルトライフルに近い命中補正を持っており、射線が通っていれば比較的当てやすいので
ショットガンが届かない距離のフォローで使ったり、
1ターンで倒しきれそうにないようなHPの高い敵を一時的に無力化するために運用することも出来る。
「電気ショック」を習得するとミスしても混乱状態を与えて命中&機動力の低下やアビリティを封印させられるので
命中率が1%でもあればカバー越しのダメ元で撃っても確実な妨害が期待でき、
混乱で足が止まっている間に接近したり側面を取りやすくなる。
ラン&ガンと合わせて上手く使いこなそう。

アビリティ

階級アビリティ名効果備考
一等兵スタンアーク放電器を発射して、ターゲットを行動不能にする。
ラン&ガンこのアビリティを発動すると、移動で行動値を使い切った状態でも行動できる。
クールダウン3ターン。
上等兵スラグショット敵のアーマーを2無視し、射撃にペナルティがつかない。弾薬2消費。
クールダウン3ターン。
ショットガン専用。
電気ショックスタンが外れても敵は混乱状態になる。
ライトニングリフレックスこのユニットに対する反応射撃の命中率が大幅に低下する。
このボーナスは同一ターン内に反応射撃を複数回受けると減少していく。
1射目は命中率-100。2射目以降は-80、-60と減少していく。
伍長トレンチガン近距離の扇状の範囲をショットガンで攻撃する特殊射撃。完全な遮蔽物には遮られる。
クールダウン3ターン。
ショットガン専用。
アークパルス敵を無力化する。
機械の敵に対してはダメージを与える。
クロース&パーソナル隣接した敵に対して最大+30のクリティカルボーナス。
敵との距離に応じてボーナスは減少する。
軍曹闘争本能ラン&ガンを発動させると、ターン終了までクリティカルヒットダメージ+50%となる。
スタンガンナーアーク放電器の命中率にボーナスを得る。
要塞化発動すると次のターンまで防御力+20。
クールダウン5ターン。
行動値を消費しない。
二等軍曹エクストラコンディショニングラン&ガンのクールダウンが-1ターンされる。
アグレッション部隊が視認している敵1体につきクリティカルヒット率+5。
最大で+30。
フォーミダブルアーマーに+1のボーナス。
爆発物からのダメージが66%減少。
一等軍曹一撃離脱各ターンに1回、側面からメイン武器で射撃を行った場合、その後に移動できる。ラン&ガンと併用できない。
ラピッドファイアターゲット1体に対し、命中率-15のペナルティを受けて2回射撃する特殊射撃。1射目でターゲットを撃破すると2射目は実行されない。
クールダウンなし。
クロースエンカウンター各ターンに1回、4タイル以内の敵にメイン武器で通常射撃を行うと、ボーナス行動値1を得る。ラン&ガンと併用できない。
効果範囲が赤い円で表示される。
曹長かかってこい部隊が視認している敵1体につきクリティカルヒットダメージ+1。
最大で+8。
近接戦闘スペシャリスト敵のターン中、このユニットから4タイル以内で敵が移動もしくは射撃すると、自動的にメイン武器で反応射撃を行う。潜伏状態では発動しない。同一ターン内に複数の敵に対して発動可能。
手出し不能自分のターン中に敵を撃破すると、敵のターン中に行われるこのユニットに対する次の攻撃が無効となる。範囲攻撃も無効化する。
上級曹長ストリートスイーパー扇状に発射される必中のショットガン攻撃。
アーマーを持たない対象にはダメージボーナス。
重装甲は貫通しない。
チェーン・ライトニング視界内のスタンが有効な敵全てにアーク放電器を発射する。
リーサルメイン武器のダメージ+2。

戦術とビルド

一等兵

スタン

アーク放電器を発射し、命中すると敵をスタン状態にする。
使用回数制限は無いが、クールダウン1ターン。機械系の敵へは使用不能。

初期のアーク放電器でも命中すれば行動値2ポイント分=1ターン無力化させることができる。
またアーク放電器はアサルトライフルに近い命中補正を持っており、離れた敵にも命中率ペナルティを受けにくい。
ショットガンでは届かない距離を補う形で使うこともできる。

アーク放電器の改良に伴い、スタン効果が強化される。
マーク2では行動値3ポイント分のスタン(1ターン無力化+2ターン目に敵は起き上がるが行動値が1の状態)
マーク3では行動値4ポイント分のスタン(2ターン無力化)

ラン&ガン

前作:Enemy Unknownで猛威を振るい、強すぎてXcom2では上位階級向けのスキルとなったランガンが
LW2になって再び一等兵スキルとして帰ってきた。
敵の隣へ全力で走り込み、こんにちはして一撃を叩き込む快感はもちろん健在。
ただしクールダウンは5ターンと非常に長いため、敵の数が多いときはここぞという時に使おう。

攻撃に使うのも十分強いが、LW2でアーク放電器が追加されたことで
走ってもショットガンが届かない距離ではラン&ガンで走ってからアーク放電器を使う、という選択肢も生まれている。

上等兵

スラグショット

弾薬を2消費して、アーマーを2ポイント貫通する攻撃を行う特殊射撃。
またスラグショットは専用補正により、離れた敵へのショットガン攻撃による命中率ペナルティを全て打ち消してくれる。
兵士の基本命中率が高ければ、ライフル代わりにも運用できるようになる。

また、あくまで遠距離射撃時の命中率ペナルティが消えるだけであり
接近射撃での命中率ボーナスはそのまま適用される。
そのためいざという時にはアーマー貫通力の付いた攻撃として接近して使う手もある。

電気ショック

アーク放電器をミスした場合にもおまけで混乱状態を与えるようになる。
強襲兵は接近しての一撃を叩き込むタイミングを伺うために手が空くことが比較的多く、
敵がガッチリ遮蔽物に隠れていても射線が通っていて命中率が1%でもあれば混乱が保証されるこのスキルは非常に信頼性が高い。
混乱させた敵はアビリティが封印されるため、グレネード兵やロケット兵・ミュートンなど
爆発物を投げてくる敵の爆発物を封じることができる点も活用しよう。
ただし、バーサーカーなど一部の敵は混乱に完全耐性を持っているので注意。

ライトニングリフレックス

敵が監視している状況でも強引に突っ込むことができるようになる。
毎ターンごとに1回目の敵の監視射撃の命中率が-100%、2射目でも-80%なので
よほど大量に敵が監視していなければほとんどの監視射撃を回避できるだろう。

伍長

トレンチガン

アークパルス

アーク放電器を機械系の敵に対しても使えるようになり、機械系の敵には混乱の代わりに一定ダメージを与える。

アーマー無視ダメージなので使い勝手は悪くない。
またMECやセクトポッドは遮蔽を利用できないので命中させやすく、確実なダメージ源として期待できる。
生命体の敵と機械系の敵、どちらを狙うか状況次第で選べるようになるスキルといったところ。

クロース&パーソナル

攻撃対象と距離が近い場合に最大+30%のクリティカル率ボーナスが加算される。
ラン&ガンで敵に密着してからの側面射撃による一撃必殺を身上とする強襲兵にとってクリティカルボーナスは非常に重要。
よほどの理由がなければ「闘争本能」と併せて必須スキルだろう。

軍曹

闘争本能

ラン&ガンを使用したターンのみ、クリティカルダメージが50%増加する。
元々クリティカル率が高くなりやすい強襲兵に輪をかけて強化してくれるスキル。
シャードガンクラスになればクリティカル一撃20ダメージも夢ではないほどの爆発的火力を生み出す。
そんなダメージをラピッドファイアで2連射した日にはもう・・・

スタンガンナー

アーク放電器の命中率にボーナスが付く。
ボーナス量はアーク放電器のグレードアップでも増加し、+20/+25/+30となる。
元々命中率の素質が高い兵士なら、低い遮へい物越しなら比較的難なく当てられる命中率になる。

要塞化

フリーアクション(行動値消費無し)で実行でき、防御力を+20するバフスキル。
その性質上、強襲兵は敵と距離が近い位置でターンを終える場面が多く、
結果として敵からの被命中率が高まるため狙われやすい傾向にある。
防御力強化により敵の命中率が下がると、攻撃が当たりにくくなるだけでなく
そもそもターゲット対象としての優先順位も下がるので安全性がかなり向上する。

二等軍曹

エクストラコンディショニング

ラン&ガンのクールダウンが1ターン短縮される。
元々のクールダウンが5ターンなので、4ターンに短縮される。
しかしこれでも敵1小隊と戦闘が始まったら4ターン経過する頃にはほぼ決着がついているため、
「1小隊につきラン&ガン1回」という制限はあまり変わらない。

アグレッション

フォーミダブル

摩耗アーマーが2ポイント追加され、爆発物によるダメージを半減する。
最前線で戦う強襲兵はどれだけ銃弾を回避しても爆発物で狙われたらダメージは免れないため、
爆発ダメージを軽減しながら追加の摩耗アーマーで受け止めてHPまでダメージを受けないようにするこのスキルは
強襲兵の負担軽減に大きく貢献してくれる。

一等軍曹

一撃離脱

側面攻撃ボーナスの発生する攻撃を実行した場合、攻撃後にボーナス行動値を得られる。
攻撃を外しても発動するが、「ラン&ガン」を発動したターンには「一撃離脱」は発動しない。

ラン&ガンと併用できないのはネックではあるものの、
側面さえ取れば確定発動するのでアビリティの名前通りヒット&アウェイを大きく手助けしてくれる。
「スラグショット」があれば遠距離からでも命中が期待できるので利便性が上がる。

ラピッドファイア

命中率-15された攻撃を2連射する特殊射撃。
チェーンショットと異なり、1発目を外しても2発目は発射される。

敵に密着すればほとんどの状況で命中率が100%を超えるショットガンを持つ強襲兵にとって
命中-15というペナルティは些細なもの。
そしてクールダウンが無いため、弾さえ残っていれば毎ターン使用可能。
行動値を消費せずにリロードできるようにするオートローダーとの相性が良い。

闘争本能を習得した強襲兵がラン&ガンで密着してラピッドファイアを行えば、他クラスの追随を許さない超火力を生み出す。

クロースエンカウンター

曹長

かかってこい

近接戦闘スペシャリスト

手出し不能

上級曹長

ストリートスイーパー

チェーン・ライトニング

射線が通っている敵ユニット全てにアーク放電器を一斉に放つ。
敵がカバーにしっかり隠れていると命中率が悪いが、
「電気ショック」を習得していれば混乱が確実に保証されるため利便性が飛躍的に向上する。

リーサル