国/西アルディア

アルディアがある大陸の西側地域。東アルディアとは山々や高台で隔てられ、こちら側には人が住む町や村が一つもない。
存在するのはダンジョンや敵の基地だけで、地域自体がアルディア編のラストステージと言える。
西側は海岸に面しているほか、北や南にも歩いていけそうではあり、完全に閉ざされた地域というわけではない。
フィールドBGMはミスロの街と同じものが流れる。ヤゴス島、フォーレスと共に、通常と違うBGMが流れる数少ない地域。

• 山脈に隔てられた西部で砂漠地帯、そして秘密施設がある事から、モチーフはアメリカ合衆国のネバダ州と思われる。
  （ロッキー山脈のすぐ西側にあり、砂漠が広がり、かのエリア51が存在する）

飛行船着陸地点

文字通りにヒエンやシルバーノアを離着陸させる場所。
西アルディア初訪問時にヒエンから降りる場面で ｢サルバ砂漠｣ と表示されるので、ここはもうサルバ砂漠の一部のようだ。　
確かに初訪問時の周囲は一面の砂だが、ワールドマップ上では飛行船は草地の上にあるように見える。
　

サルバ砂漠

西アルディアの主要地域と言える中規模の砂漠。
砂漠それ自体よりもモンスターが厄介だと言われる。さほど過酷な環境ではないようだ。
４マップで構成される簡易ダンジョンであり、攻略後はFBAとして利用できる。
ロック、マントラップ、強盗が出現するほか、シナリオではロリコン先生の一団とのイベント戦がある。　
二つめのマップの、下方に抜ける道は見落としがち。先には時期的に優秀なバイパーファングがある。
フロアアイテムはウィンドナイフ。こちらも優秀だが、有効活用できるかはパーティ状況によるか。
　

帰らずの森

一度足を踏み入れたら、二度と外へは出られないという森。
サルバ砂漠のすぐ隣にあるが、砂地は一切なくなり、足元や辺り一面が葉っぱや草木で覆われるほど木々が茂っている。
ワールドマップ上ではそうは見えないが、サルバ砂漠よりもかなり広大なダンジョン。
似たようなマップが続く上に無限ループもあり迷いやすいが、上側に抜ける道を選んでいけばいい。
　
入口にはなぜか休憩小屋と無人ショップ (宝箱) があり、内部には森の番人もいる。
　
この森の先に、エルクの因縁の地である ｢白い家｣ が建てられている。
攻略後はFBAとして利用可能で、白い家が大爆発しても余裕で健在。出現モンスターは廃棄物（ほね）と廃棄物（しょく物）。
入口から上に行ったマップにあるクラッシュブーツは取っておこう。
どうでもいいが、このダンジョンの宝箱はなぜか黒い。
フロアアイテムはパラライスピア。槍使いの人口次第だが、手に入れば役立つだろう。
　

白い家

ロマリア四将軍・ガルアーノが統括する研究施設。
帰らずの森を抜けた先にあり、ムービー中では建物の高さも木々より下に抑えられているが、突き出たシンボルの部分が隠れきれていない。
それでも森を抜けるまでは一切見えないようだが。
　
モンスターの量産や力の研究のほか、近頃は人間とモンスターの融合を主目的にしており、
そのために異能を持つ人間を集め、子供をさらったりもしている。
子供のための公園まで作ってしまう辺り、かなり腰を据えた本気の計画であることがわかる。
エルクの幼馴染であるミリルがこの非道な実験の犠牲となるのを防ぐために侵入することになる。
　
ダンジョンとしては前半は下水道、後半は研究所の二段構え。
かなりの長丁場になるが、要所に休憩ポイントがある。息切れしたら無理せず体勢を整えよう。
下水道にはジャイアントバット、フリージー、ヴァンパイアバット、スケルトンが出現し、出口ではウィザードとのイベント戦がある。
研究所ではキラードッグ、ポイズンスモッグ、ウイッチクラフトが出現し、
ヒョウエンキ＆グールやソードマン＆レイスとのイベント戦があるほか、深部では巨大ボス・ガルムヘッドが待ち構える。
キラードッグはパンディットの元お友達だったりするかもしれないが、心を鬼にすべし。
　
フロアアイテムは下水道が闇のローブ、研究所が水の守りの薬、実験室 (ヒョウエンキ＆グール戦) が闇の弱りの薬、公園が火の守りの薬。
闇のローブは次の店売り防具である皮の服並の強さがあり、手に入ればそこそこ役立つ。
クリア後は自爆装置によって木っ端微塵に吹き飛ぶため、探索忘れに注意。
下水道の能力アップアイテムや、研究所のスタッドクラブは押さえておきたい。
ここをクリアすることで物語は急展開を迎え、新章に突入することとなる。